虚
「…刀奈…お嬢様…」
千冬
「…コイツが【リリスモン】…今まで現れた【魔王】の中で一番人間に近い姿だな…」
楯無を依り代にして復活した【リリスモン】を見て千冬はその外見が余りにも人間に近い事に驚いていた
リリスモン
『あら~…私を貴方達下等生物と同じにして貰いたくないわね~?』
千冬
「…何?」
リリスモン
『貴方達人間は私達デジモンに支配される為に存在するのよ。そんな奴等と【魔王】たるこの私が似ているだなんて屈辱でしか無いわ。』
千冬
「き、貴様!?」
人間を見下した発言をする【リリスモン】に千冬は憤慨した
だが…
太一
「止せ千冬!!お前ではアイツに掠り傷一つ付けられないのは分かっているだろ!!」
千冬
「グッ!?」
太一が掴み掛ろうとした千冬を止めた
いくら千冬が『世界最強』と呼ばれていてもデジモンを相手に出来る筈など無いからだ
太一
「コイツの相手は俺達に任せておけ。お前は避難活動に回れ!」
千冬
「…分かった…布仏、行くぞ!!」
虚
「………ハイ…」
千冬は後を太一とアグモンに任せると虚を連れて体育館から出て行こうとした
その際…
虚
「八神さん…アグモンさん…どうかお嬢様を…」
太一
「分かっている。」
アグモン
「任せてよ!」
虚
「お願いします!!」
虚は2人に楯無を救って欲しいと懇願し千冬に着いて行った
だがこの時、千冬や先に避難活動に向かったマドカ達の誰もが見逃している事が一つあった事に誰も気付いていなかった
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千冬達も出て行き体育館には太一とアグモン、【リリスモン】だけとなると…
太一
「さて…行くかアグモン。」
アグモン
「うん!!!」
太一は【デジヴァイス】を取り出しアグモンに向けた
太一
「アグモン進化だ!!!」
[BGM:brave heart]
アグモン
「アグモン!!ワープ進化ぁぁぁっ!!ウォ――グレイモ――ンッ!!!」
アグモンをウォーグレイモンへ進化させた
そして太一も…
[BGM:Believer]
太一
「<デジタル・セレクト>!!【モード:ドゥフトモン】!!!」
新たな聖騎士を纏った
スラリとした細い体躯…獅子の顔をした兜…白い翼…レイピアの様な剣を携えていた
この聖騎士こそ我の強い【ロイヤルナイツ】達を統率する能力を持つ聖騎士でありながら策略家でもある聖騎士…【ドゥフトモン】であった
並び立つ【ドゥフトモン】とウォーグレイモンは舞台の上に立つ【リリスモン】を睨みつける
リリスモン
『
舞台から二人を見下ろす【リリスモン】は皮肉を言うが…
太一
「ああ、お前の様な『年増』に負けるか!!」
リリスモン
『…あ?』
太一の返しに【リリスモン】の額に血管が浮かんだ
リリスモン
『復活直後だから耳が遠くなったのかしら?今、何て言ったのかしら?』
太一
「オイオイ…自分の耳が遠いのを復活のせいにするのか?これだから『若作りした年増』は困るな~?」
ブチッ!!!
太一の更なる返しに何かが盛大に切れる音が響いた
リリスモン
『ガキが!!!誰にそんな口を聞いている!!!』
散々『年増』呼ばわりされた【リリスモン】がキレてしまった
今迄の余裕のある口調から荒々しい喋り方に変わってしまっていた
リリスモン
『私にそんな口を聞いた事を後悔して死ねえええええぇぇぇぇぇっ!!!』
そのまま【リリスモン】は怒りのまま太一とウォーグレイモンに襲い掛かった
太一
「行くぞ!!!」
ウォーグレイモン
「オウッ!!!」
そして太一とウォーグレイモンも【リリスモン】を迎え撃つ為飛び出した…
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!
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太一とウォーグレイモンが【リリスモン】と戦闘を始めた時と同じ頃…
?
「………」
学園中の生徒や来客が避難をする中、授業で使用する訓練用の【打鉄】と【ラファール】が置かれているIS学園の格納庫に1人の生徒が入り込んでいた
その生徒は【打鉄】を起動させると…
?
「…今度こそ…俺が倒してやる!!!」
<予告>
リリスモンとの戦いを始めた太一とウォーグレイモン
太一はドゥフトモンの持つ獣の力を使い挑む
果たしてその力はリリスモンに通用するのだろうか
次回!!
ISアドベンチャー 聖騎士伝説
X対決!!
今、冒険が進化する!