ISアドベンチャー 聖騎士伝説   作:イナビカリ

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第073話:蘇る伝説!爆誕!エンシェントグレイモン!!

 太一と【ルーチェモン】の戦いはさらに激しさを増していった

 

太一

《ドラゴンズロア!!!》

 

 ドゴォォォンッ!!

 

ルーチェモンSM

『グガアアアァァァッ!!!』

 

 互いの攻撃がぶつかり合う度に凄まじい衝撃が生まれ大気を揺らしていた

 そんな戦いの中…

 

《パーガトリアルフレイム!!!》

 

 ドガアアアァァァンッ!!

 

 【ルーチェモン】が必殺技を撃つ度に聞こえる声…

 

太一

(確か…事前に調べた【ルーチェモン】のデータでは………)

 

 太一は戦いながらその声の事を考えていた

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………

 

 太一と【ルーチェモン】の激突…

 それによって起こる衝撃は遠く離れた【月花荘】のある陸地にまで届いており、強風や地震の様な揺れが起こっていた

 

「おっとっと…派手にやってるね~?」

 

千冬

「いくら何でもやり過ぎだ!!今迄の4体以上の衝撃が起きてるんだぞ!!」

 

スコール

「それだけ戦いが激しいって事でしょ?これを見たら被害を抑えて戦えなんて言えないわよ…」

 

 スコールはそう言って監視衛星からの映像に目を向けた

 

「だね!それにさちーちゃん?多分だけど本当なら私達もう死んでると思うよ?」

 

全員

「え!?」

 

 束の突然の言葉に全員が首を傾げた

 

「考えて見てよ?【ルーチェモン】が口から吹いてる炎…《パーガトリアルフレイム》って言うの…アレが地表に直撃すればどうなると思うの?」

 

全員

「!?」

 

「1発は地表に打ち込まれたけどあの時はアッくんが抑えたからあの位で済んだんだよ?直接命中したらどれだけの被害が出ると思ってるの?」

 

全員

「………」

 

 束の言葉に誰も何も言えなかった

 ウォーグレイモンが《ブレイブシールド》で防いだことで威力が半減したが、それでも海水は一瞬で蒸発し、海底部が剥き出しになり巨大なクレーターが出来ていた

 更にこの時の揺れは陸地にまで伝わっていた

 《パーガトリアルフレイム》が地表に直撃すればどれ程の被害が出るのか考えるだけで身の毛のよだつ話だった

 

千冬

「だ、だが束…それなら何故私達は無事なんだ!?」

 

 しかし、それならある疑問が生まれてくる

 それが自分達がまだ生きていると言うものだった

 

「それは簡単だよ。《パーガトリアルフレイム》が撃たれる時、たっくんが狙いを地上じゃなくて空中に向かって撃つように自分を的にしてるんだよ。」

 

全員

「!?」

 

 この疑問の答えがコレだった

 【ルーチェモン】が《パーガトリアルフレイム》を撃つ相手は勿論戦っている太一である

 その為、太一は可能な限り下ではなく上に攻撃する様に空中で戦っていたのだ

 

 ザワザワ…

 

 そんな中、指令室の外が騒がしくなってきた

 

千冬

「ん?」

 

真耶

「センパ―――――イ!!!」

 

千冬

「真耶!?」

 

 すると真耶が慌てて入って来た

 その後ろにオータムと他の教師と生徒達がいた

 

千冬

「何事だ!?」

 

オータム

「すまねえ!!説明したんだが抑えが効かなかった!!」

 

千冬

「何ぃっ!?」

 

教師

「織斑先生!!一体何が起こってるんですか!!この揺れは何なんですか!?」

 

 指令室に雪崩れ込んで来た先頭の教師が代表して事情を求めて来た

 

千冬

「ぬぅ~…」

 

 どう答えようか千冬が悩んでいると…

 

「五月蠅いなぁ!だったらこれ見なよ!!」

 

教師&生徒

「え?」

 

 すると束が衛星からの現在の映像を全員に見えるようにした

 それを見た瞬間教師や生徒達は…

 

教師&生徒

「ヒイイイィィィッ!!!」

 

 【ルーチェモンSM】の姿に悲鳴を上げた

 

教師

「あ、ああ、あれは…ま、まさか…」

 

千冬

「そうだ、アレが【傲慢の魔王…ルーチェモン】だ…」

 

教師&生徒

「!?」

 

 そして千冬から映像に映っているデジモンの正体を聞かされ言葉を失った

 オータムと真耶から説明を受けてはいたが、この臨海学校に来てまで【七大魔王】が現れたなど誰も信じてはいなかった

 と言うより信じたくなかった

 だが、こうして束が映像を見せたので信じるしかなかった

 

千冬

「今は八神とアグモンが奴と戦いを繰り広げている!この揺れはアイツ等の戦いによる衝撃だ!」

 

教師&生徒

「!?」

 

 今迄の揺れが映像に映っている戦いによるものだと聞かされ再び言葉を失った

 千冬の言う事はとても信じられない事だったがあの映像を見せられてはそれが真実なのだと認めるしかなかった

 

千冬

「分かったら全員落ち着け!!いいか!デジモンとの戦いに私達は役に立たない!!だが、それでも出来る事はある!!!」

 

教師&生徒

「…え?」

 

 千冬はそう言って全員を落ち着かせると…

 

千冬

「教師陣は旅館内のパニックを落ち着かせろ!それが終わったら近隣の人達に家から出ないように注意を呼びかけろ!!!」

 

教師達

「は、はい!!!」

 

千冬

「次に生徒達は可能なら教師の手伝いをしろ!出来ないのなら部屋に戻って大人しくしていろ!!少なくともこれ以上パニックを広げるような事をするな!!分かったか!!!」

 

生徒達

「は、はい!!!」

 

 教師と生徒達にそれぞれ指示を出していった

 千冬は以前、太一に言われた戦いにも色々あると言うものを実践していた

 それが自分に出来る事だったからだった

 

千冬

「分かったらすぐに動け!!もう一度言うが怖いのなら部屋で大人しくしていろ!!騒ぎを広めなければ誰も咎めはせん!!!」

 

教師&生徒

「は、はい!!!」

 

 千冬が指示を出すと指令室に乗り込んで来た人たちは部屋を出て行った

 

真耶

「先輩…ありがとうございます…」

 

オータム

「ああ、俺達がいくら説明しても大人しくならなくてな…」

 

 静かになった指令室では説明に出ていたオータムと真耶が一時的にとは言え騒ぎを沈めた千冬にお礼を言っていた

 

千冬

「私は自分に出来る事をやっただけだ…八神に教えて貰った戦いをしたに過ぎない…」

 

 千冬がそう言うと…

 

セシリア

「それではわたくしも先生方のお手伝いに行ってきます!!」

 

 セシリアも自分に出来る事をしようと動き出した

 そして、セシリアに続くように鈴達も頷いた

 

千冬

「頼む!」

 

代表候補生達

「はい!!!」

 

 4人は力強く返事をすると指令室を後にしていった

 

真耶

「では先輩!私ももう一度行ってきます!」

 

千冬

「ああ、状況に変化があればすぐに知らせる。」

 

オータム

「頼んだぜ!!」

 

 オータムと真耶も続いて出て行った

 

千冬

(…八神…アグモン…私達も出来る事をする…それが、私達の戦いだ!!)

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

太一

「オオオオオオオオォォォォォォォォォォッ!!!」

 

 ドカァンッ!バコォンッ!ズガァンッ!

 

 太一は【ルーチェモン】との戦いを繰り広げていた

 だが…

 

ルーチェモンSM

『グラアアアアアアァァァァァァァァッ!!!』

 

太一

「クッ!」

 

 太一がどれだけ攻撃しても【ルーチェモン】は即座に再生していた

 だが、太一は無駄に攻撃をしていた訳でも無かった

 

太一

(…やはり狙うのはあの『球体』か…)

 

 太一は戦いながらどうすれば【ルーチェモン】を倒せるのか冷静に分析していた

 その結果、事前に調べた情報と今迄の戦いから【ルーチェモン】が両手で抱えている巨大な暗黒球体…《地獄(ゲヘナ)》を狙うべきだと考えていた

 しかし、《地獄(ゲヘナ)》を破壊しようにも、《地獄(ゲヘナ)》を狙っても【ルーチェモン】が自分の体を盾にしたり、攻撃そのものが《地獄(ゲヘナ)》に吸収されたりしていた

 

太一

(クソッ…手が足りない…《ブレス・オブ・ワイバーン》を使っても奴が体を盾にしちまう…球体を破壊するにはもう一手…デカい一撃がいる…)

 

 その為太一一人では【ルーチェモン】を倒す為の決定打を撃てない状況だった

 

太一

(…アグモン…)

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

アグモン

「…太一…」

 

 太一が一人で戦っている中、アグモンは…

 

アグモン

「…僕が…もっと強ければ…」

 

 今の自分が太一の足手纏いになっている事に歯噛みしていた

 さっきは太一にああ言っていたがやはり内心では自分の力の無さを気にしていたのだ

 その時…

 

『アグモン…』

 

アグモン

「え!?」

 

 アグモンの耳に聞き覚えのある声が響いた

 そして次の瞬間…

 

 カッ!

 

アグモン

「な、何!?」

 

 アグモンの体が突然輝きだした

 そしてアグモンの体から溢れた光が集まると人の形へとなって行った

 

アグモン

「き、君は…」

 

 アグモンはそれを見て目を見開いた

 何故ならそこに現れたのは…

 

アグモン

「【Bウォーグレイモン】!?」

 

 アグモンの手で眠りについた友…【Bウォーグレイモン】だった

 

アグモン

「どうして君が!?」

 

Bウォーグレイモン

『…お前が俺の残留データを取り込んでくれたからだ…そのお陰で少しだけだがお前と話す事が出来る…尤もこの1回だけだがな…』

 

アグモン

「そ、そんな!?」

 

 【Bウォーグレイモン】と話せるのはこの1回だけ…

 その事にアグモンはショックを受けた

 

Bウォーグレイモン

『アグモン…たった1回でももう一度言葉を交わせたんだ…そう悲観にくれるな…運が良かったと思えばいいだろ?』

 

アグモン

「…うん…そうだね!」

 

 【Bウォーグレイモン】がそう言うとアグモンも頷いた

 

Bウォーグレイモン

『フッ…さてアグモン…お前の悩みは分かっている…』

 

 そして【Bウォーグレイモン】はココに現れた本題を切り出した

 

アグモン

「!?…【Bウォーグレイモン】…僕はどうしたらいいんだろ…太一を守る筈の僕が逆に守られてる…」

 

Bウォーグレイモン

『………』

 

 アグモンは太一に言った事と同じ事を【Bウォーグレイモン】に話した

 【Bウォーグレイモン】はアグモンの言葉を静かに聞いていた

 そして…

 

Bウォーグレイモン

『…ならばどうする?』

 

 ゆっくりと口を開いた

 

アグモン

「…どうって…」

 

Bウォーグレイモン

『自らの無力さを嘆きながら諦めるのか?』

 

アグモン

「!?…僕は…」

 

Bウォーグレイモン

『どうなんだ?』

 

 【Bウォーグレイモン】の問いにアグモンは…

 

アグモン

「僕は…諦めたくない!!!」

 

 諦めないとハッキリ答えた

 アグモンの答えを聞き…

 

Bウォーグレイモン

『フッ…それでこそ…俺の友だ…』

 

 【Bウォーグレイモン】は満足そうに頷いた

 

アグモン

「…でも…今の僕の力じゃ…」

 

Bウォーグレイモン

『諦めないと言っただろ?だから大丈夫だ!』

 

アグモン

「…え?…大丈夫?」

 

Bウォーグレイモン

『そうだ…アグモン…お前にはまだ更なる『可能性』が秘められている…』

 

アグモン

「…可能性…」

 

Bウォーグレイモン

『だがその可能性を引き出す為にはお前1人の力では無理だ。』

 

アグモン

「それって太一の力もいるんだよね?」

 

Bウォーグレイモン

『無論お前のパートナーの力も必要だ。だが、この力を引き出す為にはそれだけでも足りない…『光』と『闇』の力が必要だ!』

 

アグモン

「光と…闇?」

 

Bウォーグレイモン

『光はアグモン…お前の事だ…そして闇が俺だ!』

 

アグモン

「君は闇なんかじゃ…」

 

Bウォーグレイモン

『いや、俺は闇…そのお陰で俺はお前の力になれる…』

 

アグモン

「【Bウォーグレイモン】…」

 

Bウォーグレイモン

『そして俺達2人の力を一つに束ねる事が出来るのは…お前だけだ!』

 

 そう言うと【Bウォーグレイモン】は視線をアグモンの後ろに向けた

 釣られてアグモンも後ろを振り返ると…

 

アグモン

「太一!?」

 

 そこには【ルーチェモン】と戦っている筈の太一がいた

 

アグモン

「どうしてココに!?【ルーチェモン】は!?」

 

太一

「奴なら《ブレス・オブ・ワイバーン》で動きを止めた。少しなら抑えられる筈だ。」

 

 コレがココに太一がいる理由だった

 太一の後ろではエネルギー状の巨大な白い竜に抑え込まれた【ルーチェモン】がもがいていた

 そして太一は再びISを解除すると【Bウォーグレイモン】に視線を向けた

 

太一

「言葉を交わすのは初めてだな…」

 

Bウォーグレイモン

『ああ、名を聞いても?』

 

太一

「八神太一だ。俺を呼んだのはお前だろ?」

 

Bウォーグレイモン

「そうだ…来てくれて感謝する…」

 

 太一がココに居るのは【ルーチェモン】との戦いの最中自分を呼ぶ声が聞こえたからだった

 普通なら疑う所だが、太一はこの呼びかけに悪意を感じなかった為、すぐに駆け付けたのだった

 

太一

「フッ…相棒の友達に呼ばれたんだ…行くしかないだろ?」

 

Bウォーグレイモン

『相棒の友、か…俺をアグモンの友と認めてくれるのか…』

 

太一

「当り前だろ!!」

 

 太一は迷う事無く答えた

 

Bウォーグレイモン

『そうか…それを聞けただけで十分だ…』

 

太一

「こんな事で何を満足してるんだ?俺はお前をもっと話したいんだぞ!アグモンだって同じ気持ちだ!!」

 

アグモン

「そうだよ!!」

 

Bウォーグレイモン

『………』

 

 2人の言葉が【Bウォーグレイモン】は心の底から嬉しかった…

 【Bウォーグレイモン】も本心では2人ともっと話したかった…

 アグモンに言ったように一緒に冒険をしたかった…

 だが、それは出来ない…

 【Bウォーグレイモン】は既に死んでいる…

 ココに居るのはアグモンが取り込んだ僅かに残った残留データでしかなかった…

 そして、【Bウォーグレイモン】が今ココに現れているのはやるべき事があるからだった

 だからこそ…

 

Bウォーグレイモン

『2人の気持ち…本当に嬉しく思う…だが、俺に残された時間も後僅かしかない…』

 

太一&アグモン

「………」

 

 本題を切り出した

 その言葉に2人も口を閉ざした

 【Bウォーグレイモン】はアグモンの為にこの場にいる

 その時間は少ししかない

 そんな大切な時間を自分達の我儘で使っていい筈が無い事を2人も分かっていた

 それでも太一とアグモンは【Bウォーグレイモン】と語り合いたかったのだ

 その為…

 

太一

「それで俺達は何をすればいい?」

 

 【Bウォーグレイモン】の想いを汲む事しか2人には出来なかった

 

Bウォーグレイモン

『…お前は今まで通りアグモンを進化させればいい…』

 

太一

「分かった。」

 

Bウォーグレイモン

『アグモン…お前が進化する時、俺の闇の力をお前の光の力と一つにするんだ。そうすれば、お前の新しい力が発動する。』

 

アグモン

「…うん…」

 

 2人が頷くと【Bウォーグレイモン】も頷いた

 

Bウォーグレイモン

『では…頼むぞ!!』

 

太一

「ああ!!大事な『相棒』の頼みだ!!必ず成し遂げてみせる!!!」

 

Bウォーグレイモン

『!?』

 

 その時、太一の言葉に【Bウォーグレイモン】は目を見開いた

 太一は【Bウォーグレイモン】を自分の相棒…『パートナー』と言ったのだ

 

Bウォーグレイモン

『俺は…お前の…』

 

 【Bウォーグレイモン】の問いに太一は真っ直ぐに見つめながら答えた

 

太一

「お前はこの世界で出会った俺のもう一人の『パートナーデジモン』…そうだろアグモン?」

 

アグモン

「うん!!僕達は…僕達3人はこれからも一緒だよ!!!」

 

 それにアグモンも迷いなく同意した

 

Bウォーグレイモン

『…そうか…俺は…お前の…太一のパートナーに…なれたのか…』

 

 2人の言葉を受けた【Bウォーグレイモン】はその眼から感涙の涙を流していた

 そして涙を拭うと…

 

Bウォーグレイモン

『コレで思い残す事は何も無い!!!』

 

 【Bウォーグレイモン】がそう言うと太一とアグモンは頷いた

 そして…

 

太一

「行くぞ…アグモン!!Bウォーグレイモン!!」

 

アグモン&Bウォーグレイモン

「オウ!!!」

 

 太一はアグモンに【デジヴァイス】を向けた

 

太一

「2人共!!進化だ!!!」

 

 [BGM:brave heart]

 

 その瞬間、【デジヴァイス】が今迄にないほど輝いた

 光がアグモンを包み込むとBウォーグレイモンは闇の粒子へと変わり光の中に溶け込んでいった

 

アグモン

「アグモン!!超っ!!ワ―――プ進化ぁぁぁっ!!!

 

 【デジヴァイス】の光の中、アグモンはグレイモン、メタルグレイモン、そしてウォーグレイモンへと姿を変えると巨大な炎に包まれた

 炎は巨大な柱となり立ち上ると中から現れたのは…

 

???

「エンシェントォォォグレイモォォォォォン!!!!」

 

 巨大な4足歩行の真紅の竜…

 グレイモン特有の3本の角…

 鳥の様な炎の翼…

 首元には『火』を模った紋章…

 このデジモンこそ太古の昔…【古代デジタルワールド】と呼ばれる時代に存在していたと伝えられる【伝説の十闘士】の1体…

 『火』を司る究極のデジモン…『エンシェントグレイモン』の姿だった

 

エンシェントグレイモン

「オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォッ!!!」

 

 エンシェントグレイモンの復活の咆哮がIS世界に響き渡るのだった

 

 




 <予告>

 炎の十闘士…エンシェントグレイモンへと進化を果たしたアグモン

 太一もデュナスモンXとなり、2人はルーチェモンと最後の決着をつける為に飛び立った

 今ここに、傲慢の魔王との最期の戦いが始まる



 次回!!

 ISアドベンチャー 聖騎士伝説

 遂に決着!ルーチェモンの最期!!

 今、冒険が進化する!


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