ISアドベンチャー 聖騎士伝説   作:イナビカリ

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何時も「ISアドベンチャー 聖騎士伝説」を呼んで下さってありがとうございます。

行き成りで申し訳ありませんが話のストックが無くなりかけているので次回から更新の時期を1週間おきから2週間ごとに伸ばします。

更新の時期は伸びても完結までは必ず連載します。

ストックが溜まったら元に戻します。


第083話:一学期終了!

 期末テストが終わって数日、テストの結果が発表された

 結果は太一、マドカ、セシリア、鈴、ラウラ、シャルロットは全員問題無い結果だった為、補習を回避した

 

太一

「フ~…何とかなったか…流石にこの年で赤点を取るのは問題だからな…」

 

アグモン

「だよね~…」

 

 特に太一は実年齢の事を考えると赤点にならずに済んで安堵していた

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

一夏

「ぐっ…ぐぐっ…」

 

 その一方で、テストが終わると同時に懲罰房に戻された一夏の方は見事に赤点を取っていた

 それもIS関連のテストと合わせて複数であった

 しかし、この結果は当然と言えば当然だった

 そもそも一夏は懲罰房に入れられる前から碌な勉強をしておらず、一緒に勉強する相手も【傲慢の魔王】に選ばれたあの箒だけだった…と言うより箒が他の生徒を追い返していたので勉強相手は箒しかいなかったのでまともな勉強をしてこなかった

 尤もそれはそんな箒を止めず、自分から勉強を頼もうとしなかった一夏の自業自得の結果とも言えた

 一応、千冬も補習が増えるから勉強をするように釘を刺してから懲罰房に入れたのだが、今まで自分からまともな勉強をしていなかった一夏ではどこをどう勉強すればいいのかも分かっていなかったので千冬の忠告もほとんど意味をなさなかった

 更に言えば、一夏は懲罰房に入っているので誰かに勉強を教えて貰うという事も出来なかった

 と言う訳でこのような結果を出した一夏は夏休みの大半を補習で過ごす事が決定した

 

一夏

「クッ…クソオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォッ!!!」

 

 ちなみに箒の方も赤点を取ったので補習行きとなっている

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 それからさらに数日が経過し一学期も残り後僅かとなったある日…

 

太一

「お前達は休みの間はどうするんだ?」

 

 太一達は夏休みの予定を話し合っていた

 

セシリア

「わたくしは国に戻りますわ。【イグニッション・プラン】の準備もありますから。」

 

ラウラ

「私も同様だ。」

 

シャルロット

「僕はお父さんとゆっくり過ごすよ。【イグニッション・プラン】に関しては何も聞いてないけどもし参加するなら行くと思うよ。」

 

 欧州の3人は既に予定が決まっている様子だった

 

シャルロット

「鈴はどうするの?」

 

「私?…ん~…皆と同じで国には一度帰るけど…【イグニッション・プラン】みたいな計画がある訳じゃ無いからやる事なんて精々報告書出すくらいなのよね~…それに報告に帰るだけなら何時でもいいし…」

 

 鈴は欧州の3人と違い夏休みの予定が詰まっているという訳では無かった

 

「そう言えば太一、アグモン、マドカ、アンタ達はどうなの?」

 

マドカ

「私達か?」

 

「うん、特にマドカ、アンタどうするの?太一達と違って帰る家があるでしょ?」

 

マドカ

「まああると言えばあるんだが…一夏兄さんがあの有様だから帰ってもいるのはあの『馬鹿女』だけだからな…帰るつもりは今の所無いな…」

 

全員

「………」

 

 鈴の質問にそっけなく答えるマドカだが、その答えに全員が言葉を失った

 マドカが言う『馬鹿女』とは姉の千冬の事だからだ

 学園では1人の生徒として千冬に接している為、忘れがちだが未だに千冬の事をマドカは許していなかった

 その為、一夏がいるなら帰る事も考えたが、一夏は学園で補習漬けなので家に帰ってもいるのは千冬しかいないのでマドカは帰るつもりが始めからなかった

 

マドカ

「そう言う訳で私は休みの間は束の所で世話になるつもりだ。」

 

ラウラ

「篠ノ之博士の所で!?」

 

太一

「俺達もだな…と言うより俺達の場合は此処か束の所しか行くところが無いからな。」

 

アグモン

「うんうん!」

 

シャルロット

「あ、そっか!」

 

 束のアジトで夏休みの間を過ごすと言う3人に4人は納得した

 確かにマドカはともかく太一とアグモンにはそこしか行く場所が無かった

 

太一

「それに、これまでとこれからの事を考えて、束達と【七大魔王】について詳しく話し合おうと思っていたからな。」

 

マドカ&セシリア&鈴&ラウラ&シャルロット

「………」

 

 太一のその言葉に全員が黙り込んだ

 これまで現れた【七大魔王】…

 

 セシリアに憑りついていた【嫉妬の魔王リヴァイアモン】…

 

 鈴に憑りついていた【憤怒の魔王デーモン】…

 

 ラウラに憑りついていた【強欲の魔王バルバモン】…

 

 シャルロットに憑りついていた【怠惰の魔王ベルフェモン】…

 

 そして、箒に憑りついていた【傲慢の魔王ルーチェモン】…

 

 この5体の魔王に共通しているのはIS学園と何かしら関係のある人間という事だった

 ここまで来ると以前、太一が立てた仮説…『IS学園と【七大魔王】には何か関係がある』と言うのはほぼ確定と言っていい状態だった

 その為、残る2体…【色欲の魔王リリスモン】と【暴食の魔王ベルゼブモン】が憑りついている人間もIS学園の関係者と考えられ、それが一体誰なのか、また何故【七大魔王】はこのIS学園に集まるのか、そう言った事を束達と話し合おうと考えていた

 すると…

 

「…それならさ?()()()()()()()()()()?」

 

全員

「…え?」

 

 いきなり鈴が同行を求めて来た

 

「さっきも言ったけど私はセシリア達と違って夏休みの予定って決まって無いから暇なのよ。だからアンタ達が博士と情報交換して話し合うなら参加させて欲しいな~って思ってさ。」

 

マドカ

「言いたい事は分かるが…お前は中国の代表候補生だぞ?流石にそんな奴を束のアジトに連れて行ける訳無いだろ?」

 

 だが流石に世界中から指名手配されている束のアジトには連れて行く事は出来なかった

 

「まあそうよね~…駄目元で行ってみたけどやっぱり駄目か~…」

 

 断られた鈴も初めからこの話が通るとは思っていなかったようでアッサリ諦めた

 だが…

 

太一

「いや、条件付きでいいなら構わないんじゃないか?」

 

全員

「ええっ!?」

 

 太一が条件付きでOKを出した

 

「え?冗談半分で言ったんだけど…本当にいいの?」

 

太一

「ああ、まあ一度束に話を通す必要があるけどな…」

 

「じゃあ条件って何?」

 

太一

「そうだな…まず、目的地に着くまで目隠しでもして外の景色を見ない事…次にISを最初にこちらに一旦預ける事…後は今回の事を国に帰っても報告しない事…こんな所だな…」

 

「そのくらいなら私はいいわよ♪」

 

 太一の出した条件を鈴はアッサリと承諾してしまった

 

太一

「なら後で束に聞いておく。だがもう一度言っておくが束が断ったら諦めろよ?」

 

「分かってるわよ♪」

 

 その後、太一は束に連絡を入れると、夏休みに戻る時に鈴を同行させて欲しい事を伝えた

 当然、束は最初は渋ったが太一の挙げた条件を聞き、鈴の人柄も考え許可を出したのだった

 そして、次の日、束から許可が下りたと聞き…

 

「やったああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 大喜びしていた

 その一方で欧州の3人は悔しがっていたのだった

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 数日後、一学期最終日…

 HRも終わり、IS学園は夏休みに入った

 生徒達が休みの為続々と帰っていく中、夏休みの大半が補習となっている一夏は家に帰る事も出来ず学園に残る事になった

 

一夏

「ぐううっ…」

 

 だが、何度も言うがこうなったのはこの男の自業自得の結果である

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

太一&アグモン

「あ~…疲れた~…」

 

 そして太一とアグモンも夏休みに入った

 だが、このIS世界において2人に安息の時が訪れる事は無かった…

 

 




 <予告>

 夏休みに入り太一とアグモンは、マドカ達と束の隠れ家に向かおうとする

 だが、そこに千冬も現れ同行する事になった

 隠れ家に着いた太一達は早速束達と現状確認を始める

 その時、謎のデジモンが襲撃する



 次回!!

 ISアドベンチャー 聖騎士伝説

『パラレルワールド編』

 新たな敵!パラレルモン襲来!?

 今、冒険が進化する!

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