ギルドから帰りドロップアイテムをヴェルフ様の工房に収納しました。
先ず私のステータスを更新し、その上で私の魔法を検証する。
「うん、先ずは君たちの見てきたことを話してもらおうか。」とヘスティア。
「まず浅い階層でゴブリン相手に確認しました。」と皆を代表してリリが言った。
「搾取する範囲は約2M、射程は10M程度です。この時の効果は3回唱えると回復する程度でした。」
「この時?それじゃあ別の時は違ったのかい?」
「はい、19階層では深い傷でも1回で全快していました。」
「…状況を詳しく教えてくれないかい。」
リリ達は19階層での出来事をヘスティアに話した。
「で、それについて意見を聞きたいと。」
「そうです、魔法で効果がこんなに違うのはおかしいと思いまして。」
「……2回の状況の違いは階層、敵の数、春姫君の心境と言った所か。」とヘスティア。
「私は両方とも真剣でした。」と春姫。
「己の魔法に関して信じているか、あるいは切迫度合なんかだよ。」とヘスティア。
「それなら確かに。」と春姫。
「階層が関係するんですか?」と命。
「周囲から徴収とある。その中にダンジョン自体の力が影響するかもしれない。」
「それなら可能性は有りそうですね。」
「他にもあるかも知れないが、このあたりを調べてみれば良いんじゃないかな。
それより気になる事が有る、命君ステータスの更新をしよう。他の皆はしばらく出て行ってくれ。」
ステータス更新を終えて再びみんなが集まる。
「今日一日で経験値がかなり上がっているね、上位の経験値も溜まっている。
確かに大軍と戦った効果が表れているみたいだね。」
「するとなにか、レベルUPが早くなるのか?」とヴェルフ。
「一人で多数の敵を倒す。確かに偉業だからね。」
この言葉に一同は色めき起った。結局リリの悩みは皆の悩みでもあるからだ。
「確かに、これを解明できれば比較的早くレベルUPするかも知れないね。」
皆さんはそれぞれの思いに耽っているようです。私はこの魔法をどう生かすか、考えなければなりませんね。
「ヘスティア様、荷物運搬用のカーゴを借りられる所は御存じないでしょうか?暫くしてリリ。
「何に使うんだい?」
「実は異端児たちと取引する事になりまして…」と訳を話すリリ。
「…持っていそうな相手に心当たりが有る、それなら明日仕事の前に聞いて来るよ。借りれそうなら後で条件を詰めよう。」
皆さんは退出していく。
「あ、春姫君、ちょっと待ってくれないかい。」
リリ、ヴェルフ、命はそのまま出て行った。
「春姫君、英雄とは具体的に誰をイメージしてるんだい?」更新用紙を見ながら言った。
「それはもちろんベル様です。」
「そっか、やっぱりそうだよね。……」
「あのー、それが何か?」
「内緒にしておきたかったんだがそうもいかない様だね。春姫君、君にスキルが発動している。 」更新用紙をわたした。
<英雄一途>
加速する。
思う英雄により効果変動
想いと供に効果消滅。
「敏捷がやたらと伸びていたよ、この表現からすると思っている英雄の特性が効果に反映されるみたいだ。
だから力を使い時は力自慢の英雄をうかべる様にすれば良いんじゃないかな?耐久や器用、魔力なんかもね。
ただこの事はくれぐれも内緒にしてくれよ。ほかの神様たちに追い回されたくは無いだろう?」
「分かりました、これでベル様と一緒に居られる。」祈るように春姫が言った。
「うーん、そこまでの出鱈目な力は無いかなー。だけど上手に使えば君の力になってくれる筈さ。」
「それでも皆さんに比べればはるかにマシです。ありがとうございます。」
前にも書きましたが、ベルと春姫(アイズも?)はどこか似ていると感じるんです。
スキルがその人の内情を反映するなら、似た様なスキルでもいいかなと。
レアスキルと言う表現が有るが、原作でレアじゃないスキルが出ていない気が。
(ステータスUP系を総称しているのかな?)
後、同じダンまちの小説
https://novel.syosetu.org/115222/
もよろしく。