今回は幼い朱乃、リアス、ソーナの救出とアオイの能力が公開!!
駒王町の駒王学園。
グレモリー家の所有物とされているが、実は悪魔たちが管理しているのだ。
この町を治めていた、女性悪魔―――クレーリア・ベリアルから聞いたのだ。
彼女は教会の者に恋をして、冥界の禁忌なる情報を知って殺されかけたが……ホムラとアオイは追手の悪魔たちを葬り、助けたのだ。
教会にいる戦士を助けるために、偽装死体を使って二人を死んだという事を偽の情報を使う
二人はとある場所に保護して守りも固めてあるので大丈夫だ。
「けど、同じ悪魔なのに殺すなんて、酷いものだね……」
「実際、原作の冥界の老人たちはそういう汚職が酷いじゃない。
本当だったら、冥界に直接行って、滅ぼしちゃおうと考えてたけどね」
アオイの言葉に嘘は無い。
彼女の力をもってすれば冥界を大洪水や永久氷河にさせる事も簡単だ。
勿論、ホムラの三千大千世界・全焦土を使えば消し炭にすることもできる。
しかし、それでは常識のある者たちまで始末してしまうので使わない。
然るべき罰を与えて、地位を剥奪させてからでも、遅くない。
「……んっ?ちょっと、気配を感じる。姉さんは情報を集めて」
「解ったけど、派手な事はしない様に」
アオイの言葉に頷いてからホムラは飛び出す。
アオイもまた、気になる気配を感知して、そちらの方へとテレポートする。
◆◆◆◆
=ホムラ・サイド=
とある神社……母と娘を囲っている術者たち。
母は堕天使と恋をして、その子供をもうけて、幸せに過ごしていたがそれも破られていた。
「恨むなら……親を恨むのだな」
「朱乃ッ!!」
母の姫島朱離が朱乃を護るように抱きしめる。
朱乃は恐怖で固く目を瞑る。
もっともっと、生きたかったと涙を流す。
すると、バガンッと派手に壊す音が響いた。
その場にいる皆が音がした方を見ると……ホムラが立っていた
(なるほど、ここに辿り着いたわけか)
奥にいる親子……幼い朱乃と母親の朱離か。
ということは、分岐点の場面に辿り着いてしまったわけだが……関係ない
「なんで、その二人を殺そうとした?」
「あの女は堕天使に恋をし、その子供がいるのだ。一族の汚点として始末せねばならない」
始末しようとする一人がそう言って、ホムラは完全に怒った。
「そうか……。本当だったら無関係なアンタらは放ってもいいが、そうもいかなくなったわ」
過去を変えてしまうような事だが、致し方あるまい。
両腕に黒い腕輪を出現させると炎を纏い、鬼と化する。
「ゴアアアアアアアアアッ!!」
雄たけびを上げると同時に火の粉と熱風が巻き起こる。
ビュンと消えて、一人を頭を狙い蹴る。
あまりにも力が強いのか水風船のようにパァンと弾けて、首から血が噴き出し、倒れた。
「こ、こいつ!!」
「貴様から、始末してやる!!」
一斉に構えて、刀を突きだす。
ホムラは避けようともせずに突き刺された。
朱乃と朱離は驚愕したが、異変があった……血が流れていない。
それどころか、刺さった部分から炎が溢れている。
「ハァァァァァ…………」
炎の輪が出現し、突き刺した術者たちを纏めて縛る。
「ドルゥゥゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
自身から巨大な炎を生み出し、術者たちを纏めて焼き殺したのだ。
天井を突き破ったため、炎の柱が舞い上がり、徐々に収まる。
灰も残さず焼き払った術者たち、親子を見て、背を向ける
「フゥゥゥゥ……ドッゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
炎を纏い空いた穴から飛び出し去った。
あっという間の出来事だったが、自分たちは助かったのだと安堵する。
朱乃はいつか、もう一度会えると信じており、その時は改めてお礼が言いたい気持ちが強かった。
◆◆◆◆
=アオイ・サイド=
冥界。
紅い髪の少女と黒い短髪の少女は逃げていた。
家族ぐるみでピクニックしてて、花畑にいたら、知らない女性が現れて殺しにかかってきた。
森の奥へ奥へと逃げて、たどり着いたのは湖だ。
何処かへ隠れる場所がないかと探すが―――。
「みぃーつけたー」
追手が来た。
刀身から紫色のオーラが纏っている狂喜の笑みをしている女性剣士だ。
「リアスとソーナ……あんたら二人になるのを待ってたかいがあったわ」
ペロリッと舌を出し、ゆっくりと歩く。
幼い少女たちは互いに抱き合い助けが来ることを待っていた。
「無駄よ。誰も助けに来やしない!!」
刃が振り下ろさせて、二人は目をつむる。
ビキビキビキッ!!ガギィンッ!!
氷の壁が現れて阻んだ。
リアスとソーナの前に現れたのは―――アオイだ。
同じ目線に合わせて二人の頭をゆっくりと撫でて、女性剣士を見る。
「彼女を殺そうとするなんて、何考えているのよ?」
「そいらを殺せば後々、そいつらの眷属を纏めて手籠めにするのよ。いい道具としてねぇ!!」
その言葉を聞いてアオイはカチンっと頭に来たようだ。
主人公だけではなくヒロインに手を下そうとするアンチもいたのだと。
つまり、この女性もまた踏み台転生者なのだと。
「だったら……。こころで殺しても文句は言えないわよ」
両腕の白い腕輪を付けるアオイ。
彼女が水の柱に飲まれ、凍り付くとはじけ飛ぶ。
サラサラとした長髪は刺々しくなり、顔に水色の文様が浮かんでいた。
「あんたも転生者かい!?けど……アタシの敵じゃないね!!」
猛攻に剣を振りかざす、樹が真っ二つに裂けていく。
「ふふふっ!!斬られたら最後、どんな回復でも治りはしないのよ!!」
アオイは"つまらない"という眼をしており、手刀で彼女の剣を真っ二つにした。
「なっ!?」
驚愕するが、その隙を逃さず左手に細かい氷が集まる。
「氷絶・針吹雪」
勢いよく放つ、文字通り針の如き吹雪が女性転生者を襲う。
「こんな……バカな……」
「さぁ……罰を受け入れなさい」
念動力で転生者を宙に浮かせる。
すると、彼女の体に異変が起き血が逆流して身体に異常をさせている。
アオイの能力は水を操るがその本質というのは液体……血を操ることもできるのだ。
膨張させたりという恐るべきことも。
「……がぶ……た、たすけて……」
命乞いをするがアオイはニコリッと笑みをし―――。
「死になさい」
グッと手を握ると女性転生者はグシャリと潰れて血の雨が降り注がれた。
「さぁ、家族の所へ送るわ」
リアスとソーナは無事に家族と再会、怖い思いをしたのか泣いていたのだ。
お礼を言おうとするリアスの兄サーゼクスとソーナの姉セラフォルーだが、アオイの姿は既にいなかった。
リアスとソーナはもう一度、会いたいがために立派に勉学に励み強くなろうと鍛えた。
もう二度と、泣かないために。
◆◆◆◆
「ふーん……リアスとソーナを助けにね」
「そっちも姫島親子を助けたのね」
二人はそれぞれの報告をしていた。
しかし、原作のヒロインにも魔の手が迫っていたとなると危惧することもある。
これからの事に目を配り、二人は刈り続ける。
ここで二人の力を公開。
ホムラは"サムライスピリッツ"の炎邪の力、アオイも同じく"サムライスピリッツ"の水邪の力を持ってますが作者のアレンジ+強化もしています。
次は……原作に介入の予定。