爆炎と氷河の姉弟   作:Mr.エメト

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コラボストーリー後半!!

勝つのはどちらか!?


獄炎ノ鬼神VS仮面ライダーヘレナ 後編

獄炎ノ鬼神VS仮面ライダーヘレナ 後編

 

 

「ジャラ!!ゼヤッ!!グルアッ!!ドルアアアアアッ!!」

 

左手も青い炎を燃え上がらせて、振りかざす。

炎の剣―――伸縮自在なうえ制限もない武器だ。

避けつつも、斬り込みを入れてダメージを与えるが、ホムラは怯む様子はない。

そもそも、ホムラがこの姿になるのは、単に攻撃特化だけではなく、戦闘続行もついている。

 

―――例え首だけでも噛みついて焼き尽くすほどの執念深さも兼ね備えているのだ。

 

だが、それ以上に厄介なのが口を開けば怒号や雄たけび。

どんな攻撃を仕掛けてくるか解らない、やりずらい相手とも言える。

 

『急いでワシに変えるのじゃ』

 

「は、はい!!」

 

刀をフルスイングして、ホムラを吹き飛ばしてバックルからホムラ魂を取り出して、ハゴロモギツネ魂に取り変えてバックルに入れる。

 

《カイガン!ハゴロモギツネ!!魅惑の妖狐!統べるは漆黒!!》

 

漆黒のセーラー服に裾の部分は九つある白銀に煌めいた、狐の尻尾の姿となる。

ホムラは両手の青い炎を思いっきり振りかざすが、九つの狐の尻尾【ミスティックナインテール】が反応する。

ガンガンハンド・ロッドモードの二尾の鉄扇は一振りで突風を起こして、炎を消した。

その隙に、四尾の槍――十字槍を振りかざして、貫く。

腹部から血を流し、息が上がっている。

 

(……疲れが出ているの?)

 

あれほどの高威力を出し続けて、傷も負えばスタミナ切れを起こす。

一気に叩き潰そうと、ヘレナは動こうとするが、ホムラは瞑想状態に入る。

深く息を吸い込み、吐いての繰り返す……両腕をクロスして、

 

「グルゥゥゥ……ゴアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 

全体を大きく広げると、雄たけびを上げると全身の炎がより一層、燃え盛る。

腹部の傷が炎に包まれると再生した。

 

「グゥゥゥゥゥゥオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!」

 

大地を思いっきり蹴り、滑空するようにヘレナに近づく。

通った場所が焦げて炎が燃え盛っていた。

 

「ジャラ!!ゴルァ!!ゼヤッ!!ドラアッ!!ガルアアアアッ!!」

 

スライディングキック、ハンマーパンチ、サマーソルト、アッパー、連続蹴りと叩きこみ、ヘレナを宙に放り出す。

ヘレナが反撃に出ようとホムラを見ると―――右手刀を構えて振り下ろす。

 

「ジェストォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

"六道烈火(ろくどうれっか)"

 

直撃し、地面に叩き付けられて大ダメージを負う。

 

「うくっ……あ……!!」

 

なんとか起き上がるが、強烈な一撃にフラフラする。

だが、それでも家族のために動き彼女は最後の切り札を使う。

対してホムラもまた、最大技で叩きのめそうと力を解放する。

 

「グゥゼェェドルァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!」

 

炎が身を包みこんだその姿は――――燃え盛る紅煉の鬼だ。

両手に炎を生み出し、極大の火炎波動を放つ準備をする―――。

 

その名も――――"焦炎獄烈波(しょうねんごくれっぱ)"

 

焦熱地獄の炎を生み出し罪人を肉体はおろか魂すらも焼き尽くす技が一つ。

その熱気により、周りの地面が焦げていくほどの大熱量だ。

しかし、ヘレナは臆さず技を使う。

 

≪オメガドライブ!!≫

 

【ミスティックナインテール】から発する妖力で漆黒の世界を作り出す。

最初に【ミスティックナインテール】が生み出す連続攻撃を浴びせて、

鉄扇、太刀、槍、4つに生成させたガンガンセイバーによるブレイド・ガン・薙刀・二刀流と2つに生成させたガンガンハンド・ロッド・ガンから放つ強力な波動を食らわせる。

 

「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

この一撃に、ホムラに叩き込めて、技を阻止した。

反対の位置に立つヘレナ、ホムラはゆっくりと……ヘレナの方を見て、グラリッと倒れた。

同時にホムラは元の姿に戻り、身を起こそうとするがヘレナは止めを刺そうと歩むが――――。

 

「そこまでだよ。夏煉」

 

陽太郎が現れて、ヘレナを止めた。

大好きな兄が突然と現れて驚くが、変身を解除する。

 

「いやー、凄いね。噂に聞く仮面ライダーの力、しっかりと見たヨ」

 

ヨハンも現れて、ホムラを治療して完治させる。

次に夏煉の方へ向き、帽子を取り紳士風にアイサツする。

 

「僕はヨハン・ヴィーカー。六聖魔人が一人で研究者サ。

 今回は陽太郎くんとヴラドさんと協力して、君の力を計っていたんだよ。

 ……その、騙して悪かったヨ」

 

どういうことなのかと思い、夏煉は陽太郎と話す。

全てを知り、夏煉はヨハンと向き合う

 

「……いえ、大丈夫です。今回の件は私の事を思ってなんですね。

 いつかは独りで戦う判断力が必要なんだって。

 ただ、私の家族を使って戦うのはやめてくださいね」

 

「うん、そうするよ。後ろのこわーい、お兄さんもすんごい怒りのオーラ出しているし」

 

ヨハンはそう言ってお詫びにドーナツをプレゼントしてホムラと共に、自分たちの家へ帰る。

 

「さぁ、僕たちも帰ろうか」

 

「うん」

 

陽太郎と夏煉も自分たちの帰る場所へ……。

 

 

◆◆◆◆

 

 

「それで、煉獄の兄弟と接触して?」

 

「いやー、大変なデータが色々と採れてこちらも戦力増強に役立つヒントが得られるよ」

 

「そうですか。けど……周りの人たちの迷惑も考えてくださいね?」

 

「OKOKー。……所でMr.Eは新たな処刑人を見つけたって?」

 

ヨハンの問いにMr.Eはフフッと笑う

 

「ええ、幾多の英霊をそのみに降ろして姿へと変わる処刑人をね」

 

机に置いてある資料を見て、笑うMr.E。

新たな処刑人が生まれようとしている。




コラボ後半戦!!

勝負の差は……諦めず困難に立ち向かうこと。
ホムラの技の数々はこれだけではないので、楽しみにしててください。
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