バジリスクD×D ~ハイスクール忍法帳~ 作:kuuhaku
『ともに風に吹かれしとき、ともに夢を刻みしとき。ふと、思うことがあるのでございます。弦之介様とわたくしとは遠い昔、一つの魂だったのではないのかと。二つに分かたれた魂が、あるべき姿に戻りたがっているのではないのかと。なればこそ私はこんなにも弦之介様を…』
『一つの魂ならば必ずあいよるじゃろう。たとえ幾瀬を隔たれようと、たとえ幾夜を生きようと、必ず。』
嘗て、前世で朧殿が言っていた言葉を思い出す事がある。
そして、今・・・。目の前の出来事に頭を悩ます・・・。
「おい、弦之介!お前は聞いているのか!?
なんで、こんなにも朧様が見つからないんだよ!?俺や蛍火に将監とかが見つかっているのに!!」
「ま、まぁまぁ、小四郎殿。落ち着いて下さいませ。」
「かかかかっ、そうじゃぞ、小僧。わし等が再開してから、まだ4年しかたってはおらぬではないか?弦之介様じゃって、内心は早くお会いしたい筈じゃ。文句を言っては仕方ないではないか?」
「そうだな、相棒が会いたい相手が見つからないのは、もしかしたら、他の種族に転生しているかも知れないぞ?どうやって、朧とやらを見つけるつもりだ?」
「そうじゃぞ、小四郎よ。弦之介様が早く会いたがって居られるのだ。我らはただ見守るだけじゃ。」
「そうだぞ、小四郎。いくら、前世で朧様を守れなかったとは言えど、そこで弦之介に当たるのは良くないぞ?」
「そんな事より、一誠。私と良い事をしましょう?」
「「「「「「お前は黙ってろ!!この万年発情淫乱猫が!!!!」」」」」」
「はぁっ・・・。」
これである。
状況としては、いつまで経っても朧殿が見つからない事に小四郎が腹を立てていて、それを今世で再開した蛍火殿と夜叉丸と将監と左衛門と左腕にいる龍ドライグ達が諫めていて、そこに空気を読まない元・妖怪の黒歌がたった今、ドライグを含む5人と1体に叱られていて、ワシの横では黒歌の妹の白音が黙々と食事をしている。
そう、食事中にこれが起きているのだ。しかも毎朝毎回毎日・・・・。いい加減、こちらは切れそうである。がしかし、それを察知したのか、弦之介こと一誠が切れそうになるのを止める。
「お前達、いい加減にしないか!毎朝毎回毎日、お前達の騒音が頭に響くわ!」
「そうじゃ、小四郎。このオババかて、心配しておるんじゃ・・・。輪廻転生したからと言って、わし等も人外じゃぁ。」
「「いい加減にしないと、わし等2人が相手になるぞい。」」
こんな感じで日々を贈っています。