二十日大根は凄まじい勢いで成長し、ちょうど20たつと真っ赤な普通の大根サイズの二十日大根が収穫できた。
バリ
「・・・ドク、私に味覚をつけてほしいですぅ。これじゃあ美味しいかわからねーですぅ。」
「あ、すみません。・・・美味しい。これが取れ立ての・・・野菜。」
まだ20代前半とはいえ成人男性が涙を流しながら野菜を必死に食べるのはどうかと思う翠星石であった。
「大量に二十日大根収穫したから、これを町の工場に料理して持っていくですぅ!!対価としてスクラップをもらってこいですぅ!!」
翠星石は収穫した二十日大根をドクに持たせて町工場に行かせた。
イベント
《10:8 優秀な技術者と知り合う
100:88 88人の町工場の職員に大根を配れる》
「おぉ、ドクさんこんな貴重な物を頂いてよろしいのですか!?」
「はい。皆さんで食べてください。」
数週間前にやって来た怪しい医者は各地にある町工場にやって来ては使えそうのないスクラップを買い取っているという噂を聞いていた。
そんなことはないと同業者の奴に冗談半分で返していたら、実際に自分達の工場に来てスクラップを買っていった。
今日もその医者は来てスクラップを買い取るといったい。
金よりも良いものを渡すと言って・・・。
渡されたのは赤い大根で、他の場所から運ばれてくる合成食品や宇宙食のようなドロドロやパサパサしたものではなく、みずみずしい、新鮮な野菜だった。
俺は最初何か分からなかったが、工場長の爺が大根だと教えてくれた。
爺は大根を手に取ると涙を流して
「もう見ることもできないと思っていた。」
とボソボソと言うもんだから、そんなに貴重な物を良いのかと言うと
「あと10本は渡します。このメモにあるものをください。」
と追加してきた。
どれもスクラップの中に含まれる物質なので、電気融解してインゴットにして沢山渡してやると
「今度は違う野菜を持ってきますよ。」
と言って帰っていった。
サク
「うめぇ。」
ヴァン・ホーエンハイムは大根にかぶりついてそう呟いた。
イベント
《10:4》
翠星石の改良
「ドク、まだですぅ?」
「味覚を付けるは難しいので待ってください。」
味覚を感じる機械を作ってもらっていた。
翠星石の知識では人間工学も一部しかかじってないので、人の舌等の代用を作ることはできなかった。
(まぁ農業関連と政治学をガチ勉、ガンダム関連を趣味でやってたらそこまでやるのは無理ですぅ。)
さすがの翠星石もキャパオーバーのようだ。