呪われし血統と黒き竜   作:流星彗

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優羅編 キャラ設定

 

 

黒崎 優羅【くろさき ゆら】

種族 人間

武器 蒼桜の対弩 ジェイドストーム グレネードボウガン

 小烏 テッセン【烏】

防具 ガルルガシリーズ

 この外伝での主人公。

 昴と紅葉と共に村で普通の少女として暮らしていたが、8歳の時に狂リオレウスに村を襲撃されて滅ぼされる。その後アクシデントによって一人、川に流されて生き延びる事になるが、様々な事が彼女を襲う。

 それまで弱々しい雰囲気を持ち、人と接する事を苦手としていたために話をする事も苦手な少女だった。しかしある日の事、さる村で自分は「悪魔」、「死に魅入られている」と呼ばれ、狂リオレウスとの再会を経てシュヴァルツの血が目覚める事になる。

 それによって殺人鬼側へと心が傾き、心が壊れて豹変。現在の優羅の性格となる。

 時が流れて港町にて獅鬼と出会う。優羅の異常性を見抜いた獅鬼により、心身を鍛えられる事となる。獅鬼の規格外さにどこか心が惹かれ、彼のその規格外さの基礎を学び、自分なりに模写して己の技術とする事に成功した。

 またこの時点でお守りを持っており、罠師を1発で発動させるほどのポイントがあるお守りを所持していた。

 一人旅が始まり、9歳半ばに華国へと入国して一つの町へと辿り着く。そこで菜乃葉と出会うことになるが、優羅としては対して気にする要素ではなかった。

 華国国境で獅鬼と再会し彼に再び教えを受ける事になる。これによって更に実力を上げ、気と魔法も習得する事に成功する。

 彼と別れる際にオデッセイブレイドを無理やり渡し、借りを返してやる事になった。この剣は後にライムの手に渡る事になる。

 14歳までロックラック地方を回って修行し、このとき既に「孤高の銃姫」の通り名を持っていた。また新たなお守りとして、達人スキルがついた城塞の護石を入手している。これを身につけている際は見切り+2が発動している。

 ガルルガシリーズには貫通弾を増やすスキルと、耳栓スキルを増やす装飾品を常に付けている状態。

 つまりお守りによって罠師か見切り+2かで分かれている。

 ドンドルマのアリーナにて自分の弱さを知り、改めて目標を定めることで生きる意欲が出てくるようになる。それまで諦めと無力感によって閉ざされていた己の中の迷宮から、ようやく抜け出せたのだ。

 単純な戦闘力でいえば、昴と紅葉よりも上。それは獅鬼という規格外の師がいただけでなく、常日頃から自分を鍛え続けたから。最初はその血に刻まれている「生き残るため」だったが、後に二人と組んだ際に足を引っ張らないため、という明確な目標が出来た事で更に強くなっている。

 ハンターとしての実力だけでなく、格闘術と剣術においても常人からかけ離れた実力を持つ。ハンターランクとしては40近くで二人よりも上だが、内包する実力はそれよりも上だろう。

 

 再会してからしばらく素っ気無かったのは、優羅自身が独白しているように「殺意」を抑え込むため。感情を爆発させて喜んだり泣いたりしまったら、その隙を突いてその感情が表に出てきかねなかった。

 だからこそ時間が欲しいと昴に告げたのだ。

 

 

神倉 獅鬼【かみくら しき】

年齢 900歳以上

武器 ガンチャリオット カホウ【狼】

防具 シルバーソルシリーズ

 この外伝では優羅の師としての姿が描かれた。菜乃葉の予言と助言により、鍵となる人物を探す旅の途中に昴と紅葉を救出。その後二人の後見人となって二人をハンターとし、その基本を教えて二人から去る。

 その後あの港町で優羅と出会い、彼女の中にあるシュヴァルツの気配を感じ取る。このまま放置しておくわけにもいかず、彼女の師となって彼女に必要な技術などをしこんでやる。

 それを終えた後は雷河と共にドンドルマへと戻り、カーマイン事件などを調査していた。だがその時には既にゲイルは朝陽側へと付いた後だった。

 華国で発生した魔族狩りの情報を聞き、その異常性に気づいた事で雷河と風花を連れて華国へと密入国し、その裏に何があるのかを突き止めようとした。しかし裏に何かがあるという臭いはあっても、その正体に辿り着く事が出来ずに撤退する事になる。

 その際に優羅と再会し、彼女と共にロックラックへと移動。再び彼女を仕込む事になる。

 これによって現在の優羅の実力の基礎を完成させる事になった。

 その後は本編まで独自の調査を行っていたが、結局彼らの計画を止める事は出来ずに終わる。しかし必要な鍵は揃えてあり、それは同時に菜乃葉にとっての駒を揃えた事にもなる。

 後は本編でどのように彼らが動くかにかかっているだろう。

 

 

華国の鍛冶屋一家

 華国で出会った鍛冶屋の親父とその娘三人。そして有翼種の女性ハンター。

 突然発生した魔族狩りから逃れ、華国から脱出した彼らはポッケ村へと身を寄せる事になる。

 おわかりだろう。

 彼らは暁・フレアウイング一家である。

 しかしお互いに気づかなかったのはその出会いが短く、撫子に至っては会ってすらいない。優羅はガルルガキャップで顔を隠し、そして優羅からしても感心を示していなかったため記憶からほとんど消えてしまっていた。

 

 

クロム・ルシフェル 

年齢 当時15歳

 両親を失い、桔梗と共にポッケ村に身を隠していた。酒を購入するためフランへと向かっている途中に、優羅がドスギアノスの群れに囲まれているのを発見。救出するために参上した。

 その際に無意識に優羅が発していたシュヴァルツの殺気を感じ取ったが、それはないだろうと却下してしまう。そして彼は優羅に再会した時には例によって忘れられていた。

 

 

霧夜 海【きりや かい】

 華国脱出の際に出会った魔族の少年。まだまだ幼いが、霧夜一族頭領の跡継ぎ。

 夜の一族、とも呼ばれる魔族の一族であり、歴史の裏に忍び、その手を血に塗らせ続ける歴史を持っているらしい。

 そのため優羅の殺人現場を見てもあまり動じていなかった。

 空によればいつもはまだ冷静らしいが、今回は母親の病を治すため、マンドラゴラを求めて飛び出してきたらしい。

 優羅に助けてもらった事で彼女に尊敬に近い感情を持ったが、一族と自分の立場の事もあってそれを断ち切る事になる。

 

 

霧夜 空【きりや くう】

 華国脱出の際に出会った魔族の少女。海の傍に常に控え、護衛をする少女。海とは主従関係にある。海を支え、守り、時に諌める立場におり、ただの幼馴染という間柄ではない。

 霧夜の血を受け継いでいるだけあり、実力は幼いながらも高い。だがハンターとはまた違った一族のため、戦う相手がまた違うのが特徴。

 あまり表情に変化は見られず、どこかぼーっとしたような印象が見られるが、見ているものはちゃんと見ている。

 

 

霧夜 黒鋼【きりや くろがね】

 霧夜一族の頭領に使える爺。海からはじいと呼ばれている。海の教育係とも呼べる人物であり、海を次代の頭領として道を踏み外さないように見守っている。

 

 

霧夜 狭間【きりや はざま】

 霧夜一族の者。長身で鍛えられた体つきをしたいい男だが、オネエである。優羅の目に狂いがなければ、身を包んでいるローブの下には肩当てしかなく、上の服を着ていない。

 そして下には何か履いているはずだ、としか思えなかった。要するに見えなかった。

 足は靴としてグリーヴを装着している。

 見た目は確かにいい男なのにどうしてオネエになったのだろうか。残念なイケメン。

 獅鬼に対していい印象を持ったらしいが、獅鬼からするとそれはどうでもよかったらしい。逆にこの男に対して何か思うところがあったらしい。オネエ以外の何を見たのだろうか。

 

 

?? 菜乃葉【?? なのは】 

年齢 不明 もはや数える事も馬鹿らしい

種族 不明 ヒトではもうなくなっている

 世界の狭間に住まう謎の少女。

 元々は普通の人族だったらしいが、現在では“世界”の域に達しており、寿命からも解放されている。その為、彼女曰く古龍よりも長く生きているとの事。

 この世界が故郷であり、東方出身らしいが不明。別の名として七禍(ななか)が存在する。

 世界を自由に渡り歩き、退屈を紛らわしているようだが今回故郷であるこの世界に戻ってきた。そしてある目的を持ってこの物語へと干渉、傍観している。

 獅鬼を駒として動かし、駒を増やしていく。その中の三人が彼女にとっての一番の駒らしい。

 優羅に対して思いいれがあるようだが、理由については不明。彼女曰く浅はかならぬ縁があるとのこと。

 普段から幼い少女の姿を取っているが、華国では18歳ほどの姿となって現れている。その際はその時代にはなかったはずの神楽シリーズ(実際は神楽・覇シリーズ)を身につけていた。そしてその姿を優羅以外の誰にも気づかれていない。

 そしてかの少女とこの世界をゲーム盤としたゲームが始まる。

 菜乃葉の目的とは何なのだろうか。

 

 

謎の少女

年齢 不明 もはや数える事も馬鹿らしい

種族 不明 ヒトではもうなくなっている

 華国を領土としている謎の少女。

 正体不明。“世界”の域に達しているらしく、菜乃葉とはただの知り合いというわけではないらしい。そしてその言動と様子から菜乃葉と同じく寿命の概念もないだろう。外見に似合わぬ古風な言葉遣いをしている。

 また変化の達人らしく、風花の前にも普通の華国の少女として姿を現し、彼女に冷や汗をかかせた。つまりこの姿も偽りである可能性もある。

 菜乃葉に気づかれずに風花を駒とし、彼女に指示を与えている。風花は少女の正体に気づいているらしいが、それを他人に漏らす事を禁じた。

 そして華国を領土としており、そこで力を振るう際は普段よりも強くなっているらしい。それによって他の者達に自らの行動を知られないようにする事も可能。

 また本編開始前よりゲーム盤の役者に成り代わっているらしく、どうやら本編でもずっと前から出演している気配がある。

 菜乃葉がこの世界で持った目的を感じ取り、それに乗るかのように自分も一つの目的を持って参戦。色々と裏で手回しをした上で菜乃葉とゲームを始める事となった。

 そして菜乃葉と同じく誰かに対して思い入れがあるらしいが、本人としてはそれを否定している。

 菜乃葉によればまだ子供らしさが残っているらしい。彼女にとってそれは忘れ去ったモノであり、それを持つこの少女に対してただならぬ感情を持っている。

 

 

白皇【はくおう】

 それだけしかわからない謎の存在。

 “世界”に達した者達と、“自然”に達した一部の者のみその存在を知る事が出来るという。

 菜乃葉たちの呼称から、女性である事はわかる。

 普通はなんの干渉もしてこないが、ある条件を満たした場合世界に干渉を開始するという。そしてその条件を満たす者の敵となる存在らしい。

 だが菜乃葉や謎の少女、そして風花曰く出来る限り敵に回したくはない、と口にしているため、少なくとも彼女たちよりも上位に位置する存在と考えられる。

 

 

以下、用語

 

複製

 魔法の一種。粒子と術式によって対象物を複製するという魔法。読み取った情報により、複製した対象物の効果までそっくりそのまま複製される。これにより一時は魔法使いらの間で大いに沸いたのだが、効果時間が短いのがネック。

 偽物を多く作らせるわけにはいかない、という世界の無情さにより、役立たずとされた。

 が、ライトボウガンの速射機能の開発により、再び日の目をみる。装填された弾丸が射出される際に複製が発動し、複数の弾丸が先に射出されて後から本物が着弾する。

 弾丸の効果まで複製されるため、多くのダメージが望める。

 またガンランスの弾薬も複製が働く。薬莢を吐きだしても粒子となって消えるため、自然に悪影響を与えない。現在は主にこの二つの面でハンターの役に立っている。噂によれば別の技術にも応用しようとしている人々がいるらしいが、世界の無情さに握りつぶされると思われている。

 

チップ

 ガンナーの間で使われている小道具。空間魔法によってチップの穴から弾丸を出し入れできるようになっている。縁を叩くことで弾丸が射出される仕組み。

 空間魔法が掛けられているため高価ではあるが、ベルトに留めて体のどこかにセットしておくだけで多くの弾丸を持ち歩ける。上位以上のガンナーならば、今では多くの人々が持っている一品。もちろんチップごとに色が違うため、どのチップにどの弾を入れたのかはガンナーごとにわかれている。

 昔の優羅は貫通弾などを入れていたが、今では全弾別のチップに入れて持ち歩いている。

 

以下、オリジナルモンスター

 

ヤタガラス

 夜の密林に見かけられる夜行性の鳥竜種。通称誘夜鳥(ゆうやちょう)

 下位は幼生、上位から成長した個体と戦う事になるのが特徴。

 全身を主に漆黒の毛で覆われており、胸毛は蒼い毛が生え揃っている。頭部の毛は荒々しさを感じさせるたてがみのように広がっている。猛禽の部類に入り、紺色の嘴や爪は鋭く尖っている。

 しかし戦いは主に相手を観察し、どういう手段を持っているかなどの相手の実力を測ることから始める。それを記憶していき、今まで経験したものを組み合わせて戦うという、他の飛竜に見られない戦い方をする。

 頭が良く、ハンターの仕掛けた罠や道具も記憶し、慣れてくるとそれを回避する事が多くなる。その為成長した個体は手ごわい相手となる。

 そして相手を更に暗い場所へと誘うかのようにフィールドを移動し、夜の闇に紛れて襲撃する事も珍しくない。弱った相手ならば積極的に狩りにかかるといった狡猾な手段も使う。

 その性格、特性から相手を闇へと誘う、相手の心に闇を誘うという意味合いで、誘夜鳥と名づけられた。

 肉食であり、生きている相手を狩って糧とするだけでなく、腐敗した肉をも食べてしまう。その際腐敗臭を体内へと溜め込み、己が保有する闇属性の粒子と反応する事で黒いガスを作り出す。

 それを吐き出す事で自身の姿を隠したり、その腐敗臭で相手の戦意を奪ったりする。また翼を覆う羽は切れ味が鋭く、それそのものが刃となる。力を込めて振り下ろせば、敵を叩き切るかのようである。その為羽は剣の素材となる。

 本編にて毒状態になったが、これは人工性の毒が蓄積した結果。ババコンガと同じく自然の毒は分解できても、人工の毒は分解できない。

 

ラテルヒュドラ

 響蛇竜(きょうだりゅう)と呼ばれ、ヒュドラ族の一種。二つの頭を持ち、それぞれ別の意識がある。その為片方が怯もうとも、もう片方が行動する事も可能。

 しかし片方の頭が死ねば、そのままもう片方も死に、ラテルヒュドラ自体が死ぬ。

 その舌は蛇と同じような特徴をしているが、それを細かく振動させることで空気に影響を与え、音を出す事を可能としている。最大限の力を発揮すれば、空気を破裂させるほどの音を出し、近くにいれば鼓膜が破れるほどの破裂音を出す。

 また二つの頭でそれぞれ舌を震わせ、発生した波がお互い影響しあい、増幅された超音波や衝撃波を作る事も可能。

 そして舌だけでなく、尻尾も脱皮を繰り返す事で作られた脱皮殻が覆われており、振動させることで音を作り上げる事が出来る。これもまた威嚇だけでなく攻撃に使用する事も可能。

 ガラガラヘビの特徴とヒュドラの体が混ぜ合わさったといえる蛇竜である。

 ヒュドラと違い毒を持たないが、音を使うことで相手の戦意や戦力を奪い、自身の身体能力を駆使して戦うため、対策を立てないと厳しい相手といえる。

 また音は増幅して響きあい、粒子に影響を与える事も可能。自分を鼓舞するための音を作り、影響を受けた粒子が筋力増幅効果を放ち、攻撃力や防御力を高める事も出来る。

 今回はラテルヒュドラを撤退させる事を目的とした戦いのため、その力を存分に発揮させる前に、シュヴァルツの気配に飲み込まれて逃亡してしまう事になりました。

 あのまま戦っていれば、もしかすると優羅が負けていたかもしれないですね。

 名前の由来はラテール(rattle)=ガラガラ。赤ちゃんをあやすおもちゃのあのガラガラ。ガラガラヘビもこれが由来とされているとか。

 これにヒュドラをあわせ、ラテルヒュドラとしました。

 

 

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