誤字報告も感謝です。
教室の中は、四十人分の座卓と座布団が黒板に向かって並び、壁には習字の時間で書いた漢字がずらりと掲示されている。この教室は外の世界で言う小学生に当たる年頃の子供達が基礎的な教育を学んでいる。
もう既に今日の時間割は終了したようで、殆どの生徒達は帰宅しており、入口から見て反対側の開け放たれた障子戸から見える校庭には、元気よく遊ぶ子供達の姿があった。
千絵は黒板手前の教卓近くで、目を輝かせている十人の少年少女達に囲まれていた。
「――と言う事があったのよ。妖怪がいかに危険か分かったでしょ?」
「は~い! 気を付けまーす!」
「うん、よろしい」
どうやらちょうど話が終わるタイミングだったようだ。慧音は千絵達の元に近づきながら声を掛ける。
「お前達、もう遅いからそろそろ帰りなさい」
「「「はーい! 先生!」」」
「博麗の巫女様! またお話聞かせてくださいねっ!」
「さよなら~」
「マリサお姉ちゃんもじゃあねー!」
「おう」
子供達は元気よく返事して、慧音と私の横を通り抜けて教室から走り去っていく。その後ろ姿を見ながら千絵は微笑みを浮かべていた。
「ふふ、子供はいつの時代も元気いっぱいね。私を見るなり博麗の巫女様だって集まってきたわ」
「霊夢も杏子も人気があるからな。今の時代では、博麗の巫女は人々に受け入れられているんだ」
「そうなの……! 私の時代とは大違いじゃない!」
目を見開いている千絵に、慧音は「これも千絵さんが積み上げてきた信頼だ。千絵さんが博麗の巫女として人々を守ったからこそ、懐疑的な目を向けていた人々も態度を改めて、博麗の巫女を支持するようになり、現在まで続いているんだ」と熱弁する。
今でこそ博麗の巫女は人々の味方として認識されているが、当時は外の世界から来た巫女という事であまり歓迎されておらず、年若い少女ともあって侮る人がいたのも事実だ。
「私が? そっか……!」
千絵は喜びを噛み締めるように頷いていた。
「上白沢慧音。貴女は良い師範になったのね。子供達は皆貴女を慕っていたし、妖怪達への危険性もしっかり学んでいたわ。……正直に言うと、私は貴女の事を信用していなかったわ。貴女が半妖だというだけで危険視して、内面をきちんと見れていなかったのよ。ごめんなさい」
「頭を上げてくれ千絵さん。私は全く気にしていないし、似たような事を未来の千絵さんから言われている」
「……そうなの?」
「ああ。『あんたの事をつきっきりで監視するわ!』って言われてな、しばらく一緒に行動した事があるんだ。その時に千絵さんに認めてもらえたおかげで、今も教師として働けているんだ」
「ふふ、私ならやりそうだわ」
どうやら史実と同じように慧音とも打ち解けられたようだ。
「千絵。もう1人お前に会わせたい人がいるんだが、次の場所に移動してもいいか?」
「いいわよ。寺子屋は充分見て回れたしね」
「魔理沙。私もついていってもいいか?」
「歓迎するぜ。慧音からも人里の案内を頼むぜ」
「任せてくれ」
そうして私達は寺子屋を出る。現在時刻は午後4時。かなり話し込んでしまったな。
「魔理沙。何処に向かうつもりなんだ?」
「稗田家だぜ」
「なるほどな。確かに彼女なら千絵さんの事を知っているな」
流石に察しが良いな。
それから私達は稗田家の屋敷に向かって歩き出すが、千絵と慧音を案内する前に、先に話を通しておいた方がいいだろう。
私は一旦午後2時45分の稗田家の前にタイムジャンプした後、呼び鈴を鳴らし、使用人に阿音への取次ぎをお願いする。使用人が本宅に戻っていくと、やがて阿音が出て来た。
「よう阿音」
「魔理沙……! まさかあんたが私を訪ねてくるなんて。何かあったの?」
「実は現代に博麗千絵を連れて来ていてな。午後4時40分頃にお前に会わせたいと思っているんだ」
「博麗千絵って初代博麗の巫女じゃない! まさか『余程の事』が起きたの!?」
阿音が私に詰め寄り、大袈裟なくらいに驚いているのは、9月30日に私が『余程の事がない限り時間移動するつもりはないぜ』と話した事が理由だろう。なのでまずはその誤解を解いていく事にする。
「いや、そうじゃないんだ。実はな――」
私はタイムホールとメビウスの輪発生の歴史の記憶を想起させた上で、少し前に慧音に話した過去の出来事と未来の展望――客観的な時間だと、ちょうど今になるが――を阿音に説明する。この理由も慧音と似たようなものだ。
稗田家の当主である10代目御阿礼の子稗田阿音は、代々幻想郷縁起を執筆・編纂しており、私に対する興味を強く抱いている。近いうちに私の元に取材に来る心積もりであるし、慧音と深い親交を持っている事も考えると、彼女にだけ隠しておくのはよろしくない。
これから先も幻想郷で生きていくことを考えると、人里でも有数の名家である稗田家とは友好関係を築いた方がいいだろう。彼女もまた実直な性格であり、この情報を知った所で悪用する事は無く、信用できる人物だからだ。
「――と、言う訳なんだ」
「なるほどねぇ……」
うんうんと頷きながら話を最後まで聞いた阿音は、続けて言った。
「あんたの歴史改変は、私の能力を以てしても認識できない強力な事象なのね。それなのにわざわざこんな話をするなんて、私に何を求めているのかしら?」
「私達が午後4時40分頃に千絵を連れて来た時、彼女にこの時代の幻想郷縁起を見せてやって欲しい。そうする事で、先程話した歴史改変に繋がる道が開く」
「この私に歴史改変の片棒を担がせるつもり?」
「あぁ、そうだ。市販されている幻想郷縁起ではなく、お前自身が千絵に渡して見せる事で、信ぴょう性を高める働きがある。どうか霊夢の為に協力して欲しい」
「霊夢の為……ね。果たして彼女はそれを望んでいるのかしら? 歴史改変をした所で博麗椿がこの時代に復活する訳でない。言い方は悪いけど、既に終わった事じゃない」
「それを決めるのは霊夢だ。私は彼女が歩んできた人生に新たな選択肢を増やしたいだけだぜ」
私の母のように選択の余地が無い事例もあるからな。この時代の継続が危ぶまれるような大きな歴史改変に抵触しない範囲内だからこそ、提示出来る選択肢だ。
「……いいわ、協力してあげます。その代わりに、この歴史改変が起きた時――いえ、今後あんたが起こす全ての歴史改変を私が認識できるようにしなさい」
「それは構わないが、改変前の歴史を覚えていたとしても、その痕跡は残らないぞ?」
「分かってるわ。これは私の個人的な興味と、あんたの監視も兼ねているのよ」
「そうかい。くれぐれも他言無用で頼むぜ」
「約束は守るわ」
何はともあれ約束を取り付ける事が出来たので、阿音にも慧音と同じ措置を施した後に別れ、元の時間の1秒後に帰還する。瞬く間に時間移動したので、隣を歩く慧音と千絵は全く気付いていないようだ。
「ここが桜のある公園だ」
「あら、広くなったのね」
慧音は時々立ち止まりながら西暦1885年と比較して、現在の人里がどんな変化をしたのか丁寧な解説をしていて、千絵は頷きながら聞いていた。私は知識として持ってはいるが、言うなればそれだけなので、実際に同じ時代を過ごしてきた慧音の方が言葉の重みが大きいのは間違いない。これなら慧音に人里の案内を一任するか。
たまに声を掛けてくる人々から霊夢と間違えられつつ、さながら観光客のように時間を掛けてぐるりと人里を一周した後、目的地である稗田家に到着する。一切無駄のない観光ルートだったな。
「最後は稗田家だ」
「相変わらず大きな家ねえ」
稗田家は人里でも有数の名家であり、白玉楼にも負けず劣らずの立派な日本家屋と日本庭園が鎮座している。邸宅を見上げる千絵の横で私が呼び鈴を鳴らそうとしたが、その前に門扉が開いて阿音が現れる。
「やあ阿音。ちょうどいいタイミングだな」
「こんにちは慧音、魔理沙」
「ちゃんと連れて来たぜ」
「確かに時間通りね」
「ん? お前達約束していたのか?」
「ええ。今から2時間程前に魔理沙が家に来たのよ」
「稗田阿弥!? どうしてあんたがここにいるのよ!?」
不思議がる慧音に、阿音を指差しながら驚愕する千絵。阿音は愉快そうに笑みを浮かべながら言った。
「あら、懐かしい。その名前で呼ばれたのはいつ以来かしら。ふふ、こうしてみると本当に霊夢に似てるわね。魔理沙から事情は聞いているわ。さあ、中に入りなさい」
私達は阿音の案内で稗田邸の中に上がり込み、襖を開いて客間に入る。それなりに広い和室の中心には座卓と人数分の座布団が置かれ、床の間には鶴の掛け軸が飾られている。
私達は座卓の前に座り、使用人がお茶菓子を配膳して退室した所で、阿音は千絵を見据えながら口を開いた。
「さて、まずは自己紹介からしましょうか。今世では初めまして、博麗千絵。私は十代目御阿礼の子の稗田阿音よ。貴女の知る阿弥は、今の私の二代前の転生体になるわ」
「転生ねぇ……? 俄かには信じられないけど、阿弥そっくりだし、どうやら事実みたいね」
「理解が早くて助かるわ。私も貴女の事については幾らかの記憶が残っているわ。人々を導き、多くの妖怪を退治して、今の幻想郷の礎を築いた博麗の巫女とね」
「慧音からも聞いたけれど、具体的に私は何をやったのよ?」
「残念ながらそれは教えられません。幻想郷の歴史を記録して編纂する立場の私が、歴史改変に繋がるような行動は取れないわ」
「すまないな、千絵さん。私達は決して意地悪をしたい訳じゃないんだ。文句なら魔理沙に言ってくれ」
「ふ~ん?」
千絵は私に意味ありげな視線を送るが、答えられないものは答えられないので駄目だ。
「本題に入るぜ。今日ここに来たのはな、千絵に幻想郷縁起を見てもらいたいからだ」
幻想郷縁起とは、稗田一族が編纂している幻想郷の妖怪について記した書物だ。
妖怪の名前や図解、能力や人間への危険度は勿論の事、居住地や活動範囲まで幅広く記されており、幻想郷で人々が暮らすうえで大いに役に立つ。
阿弥の時代では、妖怪調査が命懸けということもあり情報が乏しかったが、阿求の代で弾幕ごっこが導入された事で妖怪達の協力を得られるようになり、非常に充実した内容となっている。
「幻想郷縁起って、阿弥が書いていた妖怪について記した書物よね? 私が見た時はまだ執筆の途中だったけど、もう完成していたのね」
「今は阿音が編纂しているからな。当時よりも情報量が多くなっているぞ」
「あら、そうなの? それなら読んでみようかしら」
「はい、どうぞ」
阿音は予め座卓の上に置かれていた幻想郷縁起を差し出す。受け取った千絵は、お茶菓子を味わいながら興味深そうに読み進めていく。約30分程経った頃、千絵は顔を上げた。
「読了したわ。こんなに事細かに妖怪の情報が書かれているなんて凄いわね。見る人が見れば、対策を立てるのも容易じゃない」
「私の前の代の阿求が妖怪達に取材をしたのよ。それを元に情報を更新しているわ」
「随分と平和な時代になったものねぇ……私の頃とは大違いだわ」
「これも霊夢――5代目博麗の巫女が弾幕ごっこを広めた影響ね」
「霊夢ねぇ……。八雲紫から聞いたんだけど、博麗霊夢が私の末裔なのは本当なのかしら?」
「ええ。ちゃんと記録にも残っていますし、慧音が生き証人よ」
「私はこれまでの博麗の巫女と面識があるからな。千絵さんと霊夢の血縁関係は保証するぞ」
「やっぱり本当なのね。じゃあ次の質問。あんた達から見て、博麗霊夢とはどんな人物なのかしら? ここには肯定的な事しか書かれていないみたいだけれど」
慧音と阿音に質問する千絵。
「貴女は彼女についてどこまで知っているの?」
「そこの霧雨魔理沙から大体の経緯は聞いたわ。2003年に弾幕ごっこを制定した博麗の巫女で、彼女との約束の為に、巫女を辞めて妖怪になったらしいじゃない」
「ここにその当事者がいるんだから、直接聞けばよくないか?」
慧音は私を見ながら疑問を口にしたが、千絵は首を振り「公平な判断を下す為にも、人間側から見た客観的な事実が知りたいのよ」と答えると、阿音は納得したように頷いた。
「理屈は通ってるわね。う~ん、そうですね。一言で言うならば、彼女は女傑です」
「へえ? 大きく出たわね」
「貴女も知っての通り、昔の幻想郷は人間と妖怪の対立が激しいものだったわ。しかし弾幕ごっこの制定によって、妖怪が直接人間を襲う必要性が減り、互いの種族間の距離が縮まったわ。“異変”と呼ばれる、古参・新参の妖怪達によって計画された事件を弾幕ごっこを用いて解決していき、以降歴代の博麗の巫女たちも、多少の差異はあれど基本的には同じ流れで事件を解決している。この功績は、幻想郷の歴史上でも類を見ない快挙なのよ」
阿音は更に言葉を続ける。
「霊夢の実力は歴代の博麗の巫女の中でもずば抜けていたし、大妖怪にも全く引けを取らなかった。それに霊夢は顔が広く、幻想郷のほぼ全ての妖怪と面識があってね、妖怪達が各々所属する勢力内でも、彼女の言動は無視できない水準なのよ。勿論私も、前世から彼女とは懇意にさせてもらっているわ」
「ふむふむ」
「霊夢が巫女を辞めて妖怪になった後も、後進の巫女達の育成と妖怪退治を欠かすことは無く、これまでに起きた全ての異変の解決に尽力してきたわ。彼女の実力、容姿、性格共に申し分なく、打ち立てた功績は数知れず。最早幻想郷における主人公と言っても過言ではないわ」
「そこまで絶賛するなんて、かなり高く評価しているのね。博麗霊夢が妖怪になった時、反対は出なかったの?」
「妖怪達の間では歓迎する声が多かったと聞いているけど、人里では不安の声が多かったようね。慧音なら詳しく知っているのでは?」
「確かにそういう事もあった。だが霊夢の次代の巫女の美咲と、霊夢自身が行動として示した事で、すぐに不安の声は無くなった。彼女は人々の味方で、一度も人間を襲ったことは無い。その点は私が保証するぞ」
「なるほどね」
納得したように頷いた千絵は続いてこういった。
「じゃあ次の質問。私を未来に連れて来た霧雨魔理沙はどんな人物なのかしら? 本人から経緯はある程度聞いているけれど、貴女達の評価が聞きたいわ」
すると二人は言い淀み、困ったように私の顔を見てきたので、「私に遠慮する事は無いぜ。お前達が思っている事を率直に言ってくれ」と答える。先に話し始めたのは慧音だった。
「魔理沙は霊夢の相棒で一番の親友だな。二人共幻想郷で数多くの交友関係を持っているが、その中でも特に親しい間柄だろう。時々トラブルは起こすが、基本的には人間に友好的な妖怪だ。私は霊夢を救う為に、150年頑張って来た魔理沙を知っている。魔理沙は意味も無く悪さをするような人物じゃないさ。千絵さんをこの時間に連れてきたのだって、彼女なりの善意だと思う」
「私から見れば、ここにいる魔理沙は、数週間前に突然幻想郷に現れた霧雨マリサ姉そっくりの少女ね。幾ら元々この歴史に存在するマリサ姉と同一人物だと主張しているとはいえ、辿って来た歴史が異なれば、別人と言っても遜色無いわ。だけどね、霊夢が全幅の信頼を置いているし、私達が知るマリサ自身もタイムトラベラーの魔理沙を受け入れている。それだけでも信頼に値する妖怪だと思っているわ」
「……そうなのね」
千絵は少し考え込む様子を見せた後、何かを決意したように一人で頷いた。
「参考になったわ。ねえ、この幻想郷縁起を借りてもいいかしら?」
「借りると言わず、差し上げますよ」
「なら貰っていくわね。それと霧雨魔理沙。一つお願いがあるのだけれど」
「なんだ?」
「もう少しこの時代に滞在できないかしら?」
「えっ!?」
「!!」
千絵の言葉に慧音と阿音の注目が集まる。
「ほう? 理由を聞いてもいいか?」
「この本を読んで私は衝撃を受けたわ。幻想郷には風見幽香や八雲紫のようなとんでもない力を持つ大妖怪がゴロゴロ居る事にね。この時代は平和みたいだけれど、私の時代はまだまだ妖怪達の勢力が強いわ。妖怪達に負けないように修行をしたいのよ。時間を好きに移動できるのなら、何日滞在しても大丈夫でしょ?」
「なるほどな。構わないが、滞在していい期間は最長で一ヶ月だ。その条件なら許可するぜ」
「なんで一ヵ月なのよ?」
「詳しくは言えないが、お前の未来に影響が出るからだ」
「そう。まあ、良いわ」
そして千絵は残ったお茶を一気に飲み干した後、立ち上がる。
「私は博麗神社に帰って修業の内容を考えるわ。阿音、お茶菓子美味しかったわよ」
「必要な物があれば何でも仰ってください。稗田家は支援を惜しまないわ」
「ありがとう。その時はお願いするわ」
それから私達も阿音に別れを告げた後、千絵と一緒に稗田家を出る。外は既に真っ暗になっちゃったな。
「私もここで失礼するよ。千絵さん。また人里に遊びに来てくれ。その時は歓迎するぞ」
「ええ」
自宅に帰って行く慧音とも別れて、残ったのは私と千絵だけになった。
「じゃあ私達も帰ろうか」
「急に決めちゃったけど、泊まれるかしら?」
「大丈夫だ。杏子も霊夢も懐が深いからな」
「ならいいのだけれど」
そして私と千絵は博麗神社に向かって帰って行った。
年表です。
(2) 10月3日午後2時45分⇒午後4時40分頃に稗田家を訪れる予定なので、物事を円滑に進める為に、魔理沙がこの時間にタイムジャンプして阿音の家を訪れて、事情を話して協力を求めた。 (旧)「第281話 (2) 」
(2) 10月3日午後3時45分~午後5時30分⇒魔理沙が寺子屋の教室に入ると、子供達に妖怪達の危険性を説く千絵の姿があった。千絵は子供達との交流を通じて、慧音の事を知り、偏見を抱いていたことを謝罪する。慧音は過去にも同じ事があった事を打ち明け、気にしていないと答えて打ち解ける。
その後人里の観光案内に慧音も加わり、慧音が丁寧に解説しながら人里を観光していき、最後に稗田家に到着する。出迎えた阿音を見て、千絵は阿弥そっくりなことに驚いていた。
その後阿音の家で幻想郷縁起を読んで妖怪達の事を知った千絵は自分の力不足を自覚する。霊夢と魔理沙の話を聞いて興味を抱いた事もあって、修行する事にした。
(旧)「第281話 (2) 」