ソードアート・オンライン~桐ヶ谷和人の幼馴染~   作:隆斗

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ここの感想の方で台本形式でなくてもいいんじゃないかと言う感想をいただいたので、この最新話とバカテスとISの最新話は台本形式と~SIDEをやめて書いてみたいと思います。
此方の方が良いという意見が多かったら、書き方をこっちに変えたいと思います。ですが今までに投稿したやつはそのままですのであしからず。
出来ればこの書き方と前の書き方のどちらがいいか感想を下さい。これはアンケートではありません。


デスゲームの始まり

デスゲームの始まり

 

 

「優良っ、早く早く!」

 

「ちょっ、待ってよ和君」

 

茅場晶彦からソードアート・オンラインの製作の手伝いの依頼を受けて一年と少しが経った今日。二人は急いで優良の家へ向かっていた。その理由は、言わずもながソードアート・オンライン通称SAOである。

ソードアート・オンラインの製作は予定していたものより早く終わった。

βテストで他のどのプレイヤーよりも、上へ上った二人は今日という日を今か今かと待ち望んでいた。ちなみに余談ではあるが、二人がβテストで張り切っていたのは、表面上はシステムが正常に作動しているかの確認としているが、完璧にただ楽しみたいだけである。

 

「じゃあ、いくぞ」

 

「うん」

 

今二人は優良のベットで二人一緒に横になっている。そして二人は同時に口にした、仮想の世界への魔法の呪文を。

 

「「リンクスタート」」

 

 

 

 

 

 

〰〰〰〰〰〰仮想世界『ソードアート・オンライン(SAO)』の中〰〰〰〰〰〰

 

仮想世界に降り立った二人の容姿は、現実世界とほとんど変わらない。しいて言うなら、キリト(和人のキャラネーム)は現実世界より男らしい顔になっており、カユラ(優良のキャラネーム)は黒髪黒目になったくらいだ。

そんな二人は同時に自分の右手を握り、呟く。

 

「「帰ってきた、この世界に」」

 

この世界に来たことを確認した二人は、互いに頷きあって走り出した。

 

「あのー、すいませーん」

 

突如声を掛けられたので、振り向くと茶髪でツインテールのキリト達より小さい少女がいた。

 

「あの、お二人はβテスターなんですか?」

 

「あ、うん」

 

「そうだけど」

 

「あの私、シリカっていいます。こういうゲームは初めてなので、いろいろ教えてもらえませんか?」

 

二人は顔を見合わせる。キリトは目線でカユラに先に言ってると示し駆け出した。そしてカユラは——————

 

「私はカユラって言うの。シリカちゃん武器はどんなのがいいの?」

 

その言葉にシリカは笑顔でダガーと言った。

 

 

 

 

 

〰〰〰〰〰〰〰原作でキリトとクラインがいた丘〰〰〰〰〰〰〰

 

あの後キリトとの集合場所に行こうとしていたカユラは、シリカの他に短髪で髪がピンクのメイス使いの少女リズベット通称リズと、栗色のロングストレートのレイピア使いの少女アスナにも、指導してほしいと居られたので、仕方なくキリトとの約束の場所に連れて行くことにした。そして約束の場所についてみると、キリト以外にも人がいた。一人は色黒でスキンヘッドの斧使いと、頭にバンダナを巻いた赤髪の曲刀使い。そして最後は、カユラも良く知る人物だった。おそらくキリトが助っ人として呼んだと思われるフードを被った人物は、元βテスターのアルゴだ。

 

「キリく~ん」

 

「よっ、遅かったな。ところで後ろの人たちは? 心なしか増えてるような気がするけど」

 

「それはそっちも一緒でしょ」

 

それから八人はそれぞれ自己紹介をした。斧使いがエギル、曲刀使いがクラインというらしい。

 

それからは、キリトがクラインとエギルを、カユラとアルゴがアスナとシリカとリズを教えた。

 

「違う違う、少し溜めるイメージだ」

 

「て言われても良く分かんねえしなあ」

 

「こうだろ?」

 

「そうそうそれそれ、うまいなエギル」

 

「まあな」

 

ソードスキルの発動に一番手間取っていたのは、クラインだったが(SAO内で)夕日が沈む頃には、何とか使えるレベルまではなっていた。初心者の中で一番すごかったのはアスナだった。

 

「そろそろ五時だけど、この後どうする?」

 

「私はそろそろ帰るわ。母が煩いし」

 

「俺もピザとジンジャエール頼んでるから一旦落ちるわ」

 

クラインとアスナの他に、エギルも現実世界で店をやってるらしく、それの準備があるため落ちるらしい。ちなみにアルゴは、皆がある程度出来るようになった頃に情報集めにでてのでもういない。

落ちる組と残る組が別れの挨拶を交わし、落ちるためにログアウトボタンを探すが見つからない。慌てて他のメンバーも確認するがやはり見つからない。その時、全員の体を青い光が包んだ。

 

「おうっ、なんだこりゃ」

 

「これは、転移の光だ、どこかにテレポートするぞっ!」

 

そして七人が転移した場所は……

 

「始まりの広場?」

 

周りの状況を理解する暇もなく、次々に人が転移してきた。

 

「お、おいあれを見ろ」

 

誰かがそう叫ぶ。そして空に目をやると……

 

「ようこそ、諸君。私の世界『ソードアート・オンライン』へ」

 

茅場晶彦の巨大なホログラムがあった。

 

「各々ゲームを楽しんでいる所申し訳ない。実は…い……ま………こ…………は………」

 

しかしそれは、何かを言う前にノイズが混じり、消えてしまった。何事かとプレイヤーたちがザワついてると、空からスライムのようなものが落ちてきて、赤いローブを纏った人の形になった(要するにアニメや原作で茅場晶彦が使ってたアバター)。

 

「アッハハハハハ、ようこそ諸君、デスゲームへ」

 

突然聞こえてきたデスゲームという単語に戸惑っているプレイヤーを無視して、話を進める。

 

「このゲームは僕がハッキングさせてもらった。そしてこのゲームは(原作で茅場晶彦がしたデスゲームの説明と同じ)」

 

そして最後に赤いローブは、アイテム欄を見てみろと言う。そしてプレイヤーがアイテム手鏡をオブジェクト化させると、それぞれのアバターを光が包んだ。

 

「大丈夫かみんな」

 

「あ、ああ」

 

「大丈夫だよキリ君」

 

「俺もだ」

 

「私も大丈夫」

 

「私もよ」

 

「私もなんとか」

 

返事のした方を向いて、キリトは絶句した。みんなの姿形が所々変わっていたからだ。

 

「お前、キリトか?」

 

そうクラインが訊いて来ると、カユラ以外の全員が首を縦に振ってクラインの意見に賛成した。

 

「ああ、そうだけど」

 

「お、女の子だったブヘェ」

 

「言っとくけど、俺は男だから」

 

キリトの気にしてることを言ったクラインを、(圏内なので遠慮なく)殴って黙らせたキリトは他のみんなが勘違いをしないように忠告し、皆はそれに素早く頷いた。

 

「それでは諸君、このデスゲームを楽しんでくれたまえ」

 

そう言って赤いローブの奴は消えた。

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