ホグワーツの錬金術士   作:THE・藻

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どう藻、ドラゴンズドグマをやっていたら急に思いついたことを書いてみただけの作品です。


オープニング
魔法界のアルケミスト


錬金術。

鉄くずや銅を金銀などの貴金属に変える方法であり、魔法界では【賢者の石】を製作したニコラス・フラメルが有名だ。

 

主だった錬金術の用途は物質を他の物質に変えることであるが、1人の少年が思い立った。

 

「これ…戦闘に使えるよな?」

 

当時4歳の少年はあまりにも天才で、その頃には通常の魔法使いが覚える必要のある魔法の4分の3を使いこなしていた。

思い立ったその日から、少年の興味は魔法から錬金術へと向いて行った。

来る日も来る日も部屋にこもり、研究。

少年が9歳になった時、その錬金術を戦闘に使う技術は完成していた。

 

錬金物質で壁を作る。敵を打ち上げる。敵を金属の塊にしてしまう。

 

魔法を超えたと言っても過言ではない術を開発した少年は思った。

 

「2年後からホグワーツだが… 行く必要なくね?」

 

そう思った少年は早速ホグワーツに手紙を書いた。

 

『拝啓 ホグワーツ魔法魔術学校殿。

 

ってかダンブルドア、俺もう魔法超えた技術開発したから、招待状いらねえから、むしろ学校で教壇に立たせろ。』

 

この少年、少年時代の5年の時を全て研究に注ぎ込んだため対人スキルはかなり低い。

 

ダンブルドアというのはホグワーツ魔法魔術学校の校長であり、様々な功績を持つ最高峰の魔法使いである。

 

翌日、少年が広大な庭で錬金術の開発を進める中、手紙のダンブルドアが実際にやってきた。

 

「ようダンブルドア。 なんか用?」

 

「ホッホッホ。 教壇に立たせてほしいと言われたからその技術を見に来たのじゃよ、早速何か使ってみてくれんかの?」

 

「オーライ。」

 

ダンブルドアに言われた少年は、その場で錬金術で錬金物質を作り、木にぶつけると巨大な音を立てて錬金物質が爆発し、木が折れてしまった。

 

「ザッとこんなもんだな。 出力を最大にすれば魔法のかかってないホグワーツぐらいなら一撃で爆破できる。 魔法についても一通りは覚えてるし入学は必要ねえだろ。 」

 

「ふむ… その技術を公表して本当にホグワーツで教壇に立つ気はないかね?」

 

「は?」

 

少年はダンブルドアの青い目をみて信じられないと言った表情をする。

 

「じゃから、その技を公開してホグワーツで指導をする気はないかと聞いておる。」

 

少年は少し考える素振りを見せて

 

「給料は?」

 

「普通に就職する三倍は出る。」

 

「乗った。」

 

迷いなくダンブルドアの手を取った。

 

「では来年から錬金学の部門を作ろう。 そうと決まれば公表の手筈が必要じゃな?」

 

「ちょっと魔法省行こうぜ。 姿くらまし頼むわ。」

 

「ホッホッホ。 行動が早いのう。」

 

少年がダンブルドアの腕に掴まると、可笑しな音がして2人の姿が消えた。

 

[魔法省]

 

ライムのような黄緑色の山高帽をかぶった男性が部屋の中でため息をついた。

 

この男性は魔法界のトップ、魔法大臣のコーネリウス・ファッジであり、現在は突然のダンブルドア来訪の知らせに驚いているところだった。

 

ーコンコンー

 

「…入れ。」

 

ため息まじりに絞り出した言葉を聞き、ドアをノックした人物が部屋の中に入ってきた。

人物とはダンブルドアのことであり、彼の後ろに1人の少年がいるのをコーネリウスは見た。

 

「久しぶりだな、ダンブルドア。 …後ろの子供は?」

 

「おお、コーネリウス、久しぶりじゃな。 しかし今は再会を喜んでいる時ではない。 ここに来たのは他ならぬこの子の用じゃ。」

 

は? とコーネリウスが首をかしげると、その少年が前に出てきて

 

「どうも、お初にお目にかかります。 魔法大臣コーネリウス・ファッジ殿。 今日来たのは俺の錬金術を見て欲しかったからです。」

 

と、言うと同時に、右手に錬成物質を錬成した。

 

「確かにその年で錬金術を納めているのはすごいが… なぜわざわざここに?」

 

「コーネリウス、これはこの子が作り出したまったく新しい錬金術じゃ。」

 

と、ダンブルドアの言葉と共に少年はその錬成物質を上に投げ

 

エリクシル(解放)

 

少年がそう呟くと、錬成物質がコーネリウスの目の前で爆発した。

 

呆気にとられるコーネリウスに対し少年は

 

「これを公表していただきたい。」

 

ファッジは少し無言で考えた後に、首を縦に振った。

 

2日後、魔法界で、少年の名とその錬金術が大々的に報道された。

少年の希望で年齢や身柄についてのことは伏せられ、術の開発に至った過程と報道の感想だけが報ぜられた。

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