ホグワーツの錬金術士 作:THE・藻
なんなの? みんなドラゴンズドグマ大好きなの? アルケミスト使いなの?
ホグワーツ入学式、食堂は沢山の生徒に溢れ、新たな仲間を歓迎していた。
しかし、どうにも今年は盛り上がりに欠けるようだ。
「しかしダンブルドア、俺が1年生よりも年下ってのはどうなのかね?」
それもそのはず、何故か教師の席に子供がいるからだ。
「問題なかろう。 君はこの中でもかなり優秀じゃ。」
ダンブルドアが微笑みながら返事をし、組み分けの儀を終えた生徒たちに向き直った。
「ホグワーツの新入生の皆、おめでとう!! これより歓迎会を開始する!」
ダンブルドアがそう言うと、これまで空だった皿に様々な料理が出てきて、生徒たちは待ちかねたように食事を始めた。
新入生を歓迎する2年生以上の生徒と、新入生の声で食堂は騒めきに包まれているが、その中でも俺の話題はかなり多いようだ。
食事が終わり、ダンブルドアが立ち上がった。
「皆よく食べ、よく飲んだじゃろう。 さて、2つ3つ発表する事がある。 一年生に注意しておくが、校内にある森に入ってはなりません。 一部の上級生もじゃ。」
ダンブルドアがグリフィンドールの数人を特に良く見て言った。
「管理人のフィルチさんから、授業の合間に廊下で魔法を使わないようにという注意があった。
今学期は二週目にクィディッチの予選がある。寮のチームに参加したい人はマダム・フーチに連絡するのじゃ。
そして最後じゃが、こちらの子供の事じゃな。」
「誰が子供だよ呪い殺すぞ。」
さすがに子供と言われるのはムカつく。 ダンブルドアに憎まれ口を叩きながら立ち上がり、挨拶をする。
「あー… どうも、新聞で読んだものはいると思うが俺が錬金学の教師を勤めるマックス・ブラッドフォードだ。 皆より若年だが少なくともお前らに教えられるぐらいの知識はあるつもりだ。 よろしく。」
食堂内に騒めきが広がった。 まあ俺は新聞だのに名前は載っていたが顔写真だけは意地でもとらせなかったしな。
「おいおい、あんな子供に教えられるのかよ?」
「あの子ならうちの弟と同じくらいの年齢じゃないか? 弟だと思って可愛がってやろうじゃないか?」
さきほどダンブルドアが注視した先のグリフィンドール生2人が茶化してきた。 同じ毛色に似た顔つき、双子か? ああ、ダンブルドアが言ってたウィーズリーか。
「黙れ呪い殺すぞ問題児ども。 俺が教師を務めるのは初めてだが、お前たちを完封する程度の実力なら備えている。 少なくとも俺の授業じゃ俺に従え、敬称はいらないが茶化しは許さん。 以上、詳しい質問は授業でしろ。」
俺が読んだ本には教師は若干高圧的な方がいいと書いてあったからこうしてみたが… 大丈夫だよな?
俺は挨拶を終え座り、隣にいるセブルスに声をかける。
「なあセブ、聞いてくれ。 俺ここでやってく自信ないわ。」
「とりあえずセブというのをやめろブラッドフォード。 …だが今の挨拶は悪くない、あの双子にはあの態度で当たれ。」
「はいよ。」
どうやらセブルスもあの双子には手を焼いていたようだ。 そりゃあ先生の紹介であの態度だもんな… 普段の生活じゃあれよりヤバそうだ。
入学式はお開きになったようで、それぞれの寮の寮監が新入生を引き連れ寮へ案内する。
とりあえず初授業はハッフルパフあたりがいいなぁ…
俺はそんな事を考えながら自室に引っ込んで早く寝てしまった。
[翌日]
翌日、俺は自分の初授業の相手に軽い絶望を感じながらも、ホグワーツ校舎にある教室で生徒たちに対面していた。
「さて諸君、おはよう。 これが俺の生まれて初めての授業となるわけだが… それが2年のグリフィンドールとスリザリンっていうのは最高についてないと思うんだがどうかね?」
グリフィンドールとスリザリン。 この2つの寮はお互いの性質から対立しており、非常に中が悪い。
しかも2年となると1年間の学校生活によりお互いの仲はかなり悪くなっている。
「そりゃあ最高だな。」
「俺たちも嬉しくて涙が出ちまうよ。」
ウィーズリーツインズが笑いながら言うと、グリフィンドール生が爆笑した。 中でも黒人の… 確かクィディッチの実況をやってるリー・ジョーダンだったな。
「よくわかってるじゃないかウィーズリー。 まあ今日は初授業だからとりあえず君たちについて知りたい、そうだな… 窓側から自己紹介を頼む。 名前、寮、趣味…あとはなんか適当に。」
窓側…つまりスリザリン生から自己紹介を始めた。 おうこら、嫌々って感じの表情だなおい。
「ジョージ・ウィーズリーだ。 グリフィンドールな、趣味は悪戯。 よろしくな。」
「フレッド・ウィーズリーだ。 グリフィンドール生。 趣味は同じく悪戯。」
ツインズが最後に言って、自己紹介はお終いになった。
「ありがとう。 さて、10分時間が余ったな… なにか質問を受け付けようか?」
俺がそう言うと、グリフィンドールの女子生徒が1人、手を挙げた。
「ブラウンか、なんだ?」
「はーい、マックス君って今何歳なの?」
なんか…こう生徒に君付けってのはどうなのかな… まあいいか。
「10歳だ。 確かウィーズリーの弟とと同じ年齢だよな?」
「ああ、そうだぜ。 ロンって言うんだ。」
「そうか、来年を楽しみにしていよう。 …さて、次は?」
その後も授業終了を告げるチャイムが鳴るまで質問は続いた。
1年間であったやりとり。
マックス「ん…5分余ったな。 眠ってんのは誰だ?」
リー「ジョージだな。」
マックス「OK、時計の針を放課後まで進めて全員教科書を持って外に出ろ。」
ぞろぞろ
数分後…
ジョージ「くそッ!誰が起こしてくれ…ても?」
マックス「ようジョージ、いい夢見れたか? 今回は許してやるが次から減点な。」
一同「ゲラゲラ」
フレッド「ジョージ…」
ジョージ「フレッド…」
フレッド「ドンマイ☆」
ジョージ「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
マックス「次の授業遅れんなよ。」