リトルバスターズafter story   作:カフェモカ

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今回はまだですが次からヒロインをドンドン出していきます!


第二話トゥルーラブオペレーション‼︎

「恭介、少し二人で話したいんだけど。」

 

「どうした理樹?」

 

リトルバスターズの野球の練習が終わって今僕と恭介は二人で部室に残っていた。

 

「恭介は虚構世界での事を全部覚えてるの?」

 

「ああ。お前は覚えているのか?」

 

「うん。忘れていたけど突然思い出したんだ。」

 

「そうか。それがどうかしたのか?」

 

当然そんな事が聞きたかったわけじゃない。恭介なら覚えていると確信出来たからこそ恭介に聞きたいことがある。

 

「この事はみんなも覚えているの?」

 

「それは俺にも分からん。覚えている奴もいるかもしれないし忘れているかもしれない。お前みたいに思い出す奴もいるかもしれない。」

 

「そっか。」

 

僕は虚構世界でとんでもないことをやってしまった。

 

あの世界は恭介が僕と鈴を強くして二人でも生きていけるようにするために作った世界だった。

 

だから僕が鈴以外に恋をして恋人になったりしたら恭介たちにとっては不都合だったんだ。

 

だから恭介たちは僕が鈴以外に恋をしたときはいつも世界を繰り返してきた。

 

それなのに僕は何度も繰り返すたびに他の人を好きになってしまった。

 

恋人になった。こんなの許されることじゃ無い。

 

それなのに僕はそんな事を今まで忘れて今まで通りに暮らしてきた。

 

みんなはそんな僕を見てどう思ったのだろう?

 

自分の恋人が急に自分との思い出を忘れてしまったら?

 

それはきっと、とても悲しいことだ。

 

僕は最低だ。

 

「理樹。俺はお前が今なにを考えているのか大体分かる。だがお前は悪くない。お前を責める奴なんていないさ。」

 

驚いた。やっぱり恭介には分かってしまうんだ。

 

「でも…」

 

本当に彼女たちは気にしていないのか?

 

みんなは優しいから口に出さないだけなんじゃないだろうか?

 

このまま彼女たちの優しさに甘えていても良いのだろうか?

 

そんなのダメに決まっている。

 

「恭介だったらこんな時どうする?」

 

恭介だったら?いつも何かあると恭介に答えを求めてしまう。

 

恭介は僕たちより一年早く卒業して就職してしまう。

 

いつまでも頼っているわけにはいかないとは分かっている。

 

それでも頼ってしまう。恭介がいない世界なんて考えられない。

 

「俺だったらか。」

 

恭介は少し悩む素振りを見せたがすぐに答えを出してしまった。

 

「まずはみんなに謝る。そしてその中からちゃんと一人を選ぶ。」

 

「良いのかな?散々みんなと付き合って結局一人だけ選んで僕だけ幸せになるなんて…」

 

「何度も言うがこの件についてはお前は悪くない。それにお前がちゃんと一人を選んでやればあいつらも納得するさ。」

 

「けど…」

 

確かにこのままじゃいけない。ちゃんと自分なりの答えを出さないといけない。振られたって良い。

 

「だけど…」

 

今いる鈴たちは良い。だけど僕が好きになった人の中にはもう二度と会うことの叶わない人だっているんだ。

 

「朱鷺戸の事を気にしているのか?」

 

「うん。」

 

「それなら気にすることはないぜ。」

 

「どういうこと?」

 

「それはいつか分かるさ。」

 

そう言うと恭介は話は終わったと言ってみんながいる食堂へと行ってしまった。

 

「気にすることはないか」

 

どういうことだろう?恭介の事だからきっと僕が思いつかないような凄いことを考えているのだろう。

 

沙耶の事は気になるけど今はとりあえず食堂に行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂に行くとリトルバスターズの男子メンバーがいなかった。

 

「あれ、みんなは?」

 

「恭介氏達なら三人で話があると言って部屋に戻って行ったぞ。」

 

「三人で話し?」

 

「ああ。理樹君が一緒じゃないのは珍しいな。」

 

来ヶ谷さんの言う通りいつもなら四人で話をする事が多いのに何故だろう?

 

「まあどうせまた変な遊びを考えているんだろう。理樹君はこんな美少女集団を独り占め出来るんだ。もっと嬉しそうにしたらどうだ?」

 

「独り占めって…」

 

いつもクールな来ヶ谷さんが今みたいな時に見せる色っぽくて可愛いくて、つい目が奪われてしまう笑顏は彼女の魅力だと思う。

 

大人の魅力というやつだろうか。

 

「今理樹が変な事考えた!」

 

「鈴っ⁉︎」

 

「本当か?理樹君。」

 

来ヶ谷さんの顔がものすごくイキイキしてるじゃないか!

 

「何を言ってるのさ!そんな事ないよ!」

 

そんな事よりも三人が何を話しているのか気になる。

 

「ごめん。みんなには悪いけど三人の所に行ってくるよ。」

 

僕は来ヶ谷さん達から逃げる様に急いでご飯を食べて食堂を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は自分の部屋の扉を開けた。

 

 

「おう理樹。」

 

「早かったな。」

 

「早く来い理樹。俺たちが考えた作戦を聞かせてやる!」

 

「聞かせてくれるなら何で最初から呼んでくれなかったのさ。」

 

恭介達はどんな事を思いついたんだろう?

 

「まあそこに座れ。」

 

僕は空いていた真人と謙吾の間に座った。

 

「それでどんな作戦を思いついたの?」

 

「きっと驚くぜ!」

 

「そうだな。」

 

「作戦名は。」

 

「「本当の恋とは?トゥルーラブオペレーションだっ!」」

 

「は?」

 




次回は来ヶ谷編を書いていこうと思います‼︎
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