リトルバスターズafter story   作:カフェモカ

5 / 20
来ヶ谷ルートをやり直して自分なりに来ヶ谷さんの心情を考えて書いてみました。


第五話突然のメール

この物語を呼んでくれている諸君、来ヶ谷唯湖だ。よろしく。

 

呼び方は唯湖以外なら好きに呼んでくれて構わない。

 

突然だがな、私は恋をしている。

 

相手の名前は直枝理樹と言ってとても素敵な男性だよ。

 

以前私は理樹君と恋仲になった事があるんだ。

 

まあ夢の世界の出来事の様なものなんだがな。

 

そう、あの虚構世界での出来事だ。

 

実はな、私はあの何度も繰り返されてきた世界で理樹君と恋仲になる前の世界でも彼と親しくなった事があったんだ。

 

そして何度も繰り返される世界で私は理樹君へとメッセージを送っていたが、私が望む結果となったのはしばらく後の事だった。

 

そして私は望んでしまった。

 

いつまでも二人の時間が続けば良いと。

 

私はあの世界の目的であった理樹君たちを強くする過程において理樹君を通して色々な感情を取り戻すことが出来ると感じていた。

 

私はいつも二人きりで集まっていた放送室での時間が、自分の居場所であると考え、この時間がいつまでも続く事を願った。

 

私は案外感情を持っていたようだ。

 

いじめの件での「怒」

 

花火の時の「楽」

 

理樹君を好きになった時の「愛」

 

理樹君との別れの時の「哀」

 

感情というのは誰かと共有する物で、一人ではきっと自分すら見えない。

 

そして同じ感情を共有出来る理樹君を失いたくないと思いだしたんだ。

 

そして遂に私は理樹君から告白された。

 

お姉さんはこう見えて押しに弱くてな。

 

理樹君の情熱的な告白に顔を赤くしてしまったよ。

 

しかしあの世界で理樹君とどんな関係になってもいつかは必ずリセットされてしまう。

 

花を摘んだことがあるんだ…私はそれを持ち帰った。けれど、それはすぐに枯れて…たまらなく後悔する。

 

別れが辛かった。

 

せっかく付き合えても結局はやり直されてしまう。

 

だから一度目は断った。

 

本当なら今すぐにでも抱きしめたかったよ。

 

だけど理樹君は諦めはしなかった。

 

それがたまらなく嬉しかった。

 

私はこれまでこんなにも熱い感情をぶつけられることがなかった。

 

理樹君と一緒にいることで恋してるだとか、好きという感情を知ることが出来るようになり、私はそれをもっと求めるようになった。

 

本来あの世界は理樹君を強くするための世界で、それに同調した8人で創り出していた。

 

だが私はその世界の存在意義よりも、恋愛感情を優先させてしまった。

 

あの世界の管理者は恭介氏だったが私が本気を出せば世界の改変も出来ない事はない。

 

そして私は6月20日が繰り返される世界を作った。

 

だが少し無茶をしすぎたかな?

 

6月20日を繰り返していく内に世界に異変が起き出した。

 

私が永遠を願い無茶をしていたせいであの世界は壊れ始めた。

 

みんなの願いからあの世界を作ったように、私は私の願いによって世界を改変した。

 

そうすることによって世界を支える歯車から私は離脱し、自分の夢を叶えた。

 

だが、自分の夢を叶えようとすればあの世界は崩壊の道へと向かっていく。

 

リトルバスターズに入って楽しさを知り、理樹君によって世界で一番素敵な感情を知った。

 

だが最後に待っていたのは大切な人を失う哀しさ。

 

世界で一番辛い感情だと思う。

 

だがあのまま世界を続ければ、何より理樹君が不幸になってしまう。

 

あの世界が崩壊するまでずっと6月20日が繰り返され、世界が壊れれば理樹君は何も知らずにいきなりあの事故現場に放り出されてしまう 。

 

そして私の幸せな時間は終わった。

 

理樹君、まだ、伝えていなかったことが一つあったんだ。…またキミと過ごして、この気持ちを覚えていたら…その時は、きっと私から言うよ。…好きなんだって。

 

私の世界が終わる前の最後の言葉。

 

私は、こうして現実の世界に戻ってきた今もこの事を実行出来ていない。

 

いや私から言っても別に良いんだ。

 

けどやっぱり恥ずかしいし…

 

やっぱりそういうのは男の子から言われた方が嬉しいし…

 

というか理樹君は覚えていないのか?

 

最近理樹君の様子がおかしいしもしかしたら…

 

いやまぁな、覚えて無いのも仕方の無い事だと思うよ。

 

でもな、やっぱり恋人に二人の思い出を忘れられるなんてお姉さんは悲しいぞ…

 

まぁどうせ君はお姉さんの物になるんだぞ、理樹君。

 

ところでみんな、前置きが長くなってすまないが一つだけ聞きたい事があるんだが。

 

何度も言った通り私は理樹が好きだ。

 

ついさっき理樹君からメールが来てな。

 

恋する乙女にとって思い人からのメールなんて喜ばしいことは無いとおもうんだが、

 

「「突然だけど明日暇かな?

勉強を教えて貰いたいんだ。数学でちょっと分からないところがあってさ。

来ヶ谷さんって数学得意だったでしょ?

もし都合が合ったら連絡下さい。」」

 

問題はこの後だ。

 

「「追記。

 

別に、来ヶ谷さんの部屋に勉強と言う口実を使って入りたいとかそんなんじゃないからね!

 

二人きりとか考えて緊張しつつもワクワクしたりとかしてないからね!」」

 

反応に困るんだが…

 

やはりこれはそういう事なのだろうか?

 

みんなはどう思う?

 

 

 

 

 




おかしくなかったでしょうか?
これからも自己解釈をして書いていくこともあると思いますがおかしかったら指摘お願いします{(-_-)}
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。