Final Fantasy XV, Return of the King(旧題 ファイナルファンタジー15 新世の王) 作:レレレのレイド
0章から4章までまだ半日程度しか時間が進んでいない件orz
あと数章でキングスグレイブ編を終わらしたいものです。
このあとストーリーの大まかな構成は(ワードで)出来上がってますのであとは細部を作っていくだけです。
完結までどれくらいになるんだろう(;´・ω・)
では第4章どうぞ
「悪い!!待たせたな、親父!!」
その言葉と共に現れたノクトはレギスを背にしてグラウカと相対する。
通路からルナフレーナやニックスら王の剣隊員たちが駆け付ける。
「陛下!!」
「レギス様!!ひどい怪我を・・・・今すぐ治癒を!!
「いや良い。ルナフレーナ。それよりも・・・指輪を・・・」
レギスはルナフレーナが治癒を施そうとするのを止めさせ、光耀の指輪を取るように伝える。
ノクトは後ろのやり取りを聞きつつもグラウカに対し意識を向ける。
「アンタが二フルハイム帝国将軍のグラウカか。」
「・・・・如何にも。・・・私が帝国軍軍事部門統括。グラウカだ。王に守られ何も知らぬ非力な第一王子よ。」
グラウカはノクティスに関して、つい昨日ルナフレーナとの結婚式に向かうために王都を出て行ったとしか知らない。
先程の一撃はスピードはあったがそれだけだ。パワーを伴っておらずこのグラウカに通用するようなものではない。
「先の不意打ちはなかなかのものだったが・・・・それだけだ。」
「そうかい・・・ならこいつは・・・・どうだ!?」
ノクトは伏龍王の投剣を召喚し投擲し連続で修羅王の刃を召喚しグラウカの頭上にぶん投げシフトを発動させる。
弧を描きグラウカに向かう投剣にシフトする伏龍王の投剣を三枚連続投擲してから修羅王の刃にシフトし頭上からの一撃を狙う。
投剣でのシフトブレイクを警戒していたグラウカはノクトの行動に驚きつつも冷静に大剣を使い叩き落し、次の頭上からの一撃には大剣の腹で修羅王の刃を受け止めノクトを弾き飛ばし壁へと叩きつける。
「グ・・・・っクソ!!」
「小細工を労しても無駄だ。如何様な力を持っていたとしても貴様ではこのグラウカには敵うまい!!」
壁に叩きつけられ全身に痛みが襲うがノクトは冷静であった。
修羅王の刃の一撃を受け止められたということはや夜叉王の刀剣や覇王の大剣といった武器での攻撃は有効でなのだろう。
だが、その一撃をグラウカに入れるのは至難の業だ。
切り札のファントムソード全展開も先のタコとの戦闘で使い、まだ力が溜まっていない。
だが・・・・・
「そうだな・・・・俺だけではまだアンタには敵わないだろうよ。・・・・ただし俺だけならばなあ!!」
ノクトの発言の後、グラウカに向けて大剣が飛んでくる。
大剣を叩き落としたら今度はダガーが飛んできた。
それも叩き落してノクトを見ると・・・・
「おいおい・・・おっせえよどこで道草くってたんだよノクト。」
「ノクト、一人では無茶だ。俺たちがサポートに回る。無理はするな。」
「ノクトってばカッコつけすぎー。もう少し俺たちにも出番が必要だよねー。」
頼りになる親友たちが・・・・
「王城でここまでされると王の剣として名が泣くわなぁ。」
「ニックス、すでに私たち王の剣の名なんて地に墜ちているさ。」
「エクレールさん名誉挽回って行きましょうよ。」
「その通り!!だから俺が帝国将軍をマッハでハチの巣にしてやんよ!!」
ニックスやエクレール、ロッソとカニスといった王の剣の隊員たちがノクトの横に並ぶ。
自分には頼れる仲間がいる。独りでは決して無い。
「これがアンタとの差だグラウカ。力が足りないならそれを補ってでもアンタを・・・倒す!!」
父王の剣を召喚してグラウカに切り掛かるノクト。
それを返り討ちにしようとするグラウカに対しノクトが叫ぶ。
「プロンプト!!」
「任せて!!」
ノクトは指示を飛ばす。親友だからこそ通じ合う芸当だ。
ペネレイト
プロンプト一人ならば徹甲弾を放つだけの攻撃であるがノクトがいると話は異なる。
プロンプトの銃撃に警戒していたグラウカはプロンプトの攻撃を回避しノクトを切りつけようとしたところでノクトが消えたことに驚く。
消えたと思ったノクトはプロンプトの頭上にシフトしており、プロンプトから銃を受け取りグラウカに対して徹甲弾による銃撃を行ってきたのだ。
「・・・グ!!」
銃弾は左の頭部に命中し兜の一部を破壊する。
「ハチの巣になりなぁ!!」
「その隙は逃さない!!」
「動きを止める!!」
被弾した際に生じたその隙を王の隊員であるロッソやカニス、エクレールは見逃さない。
カニスは両手にハンドガンを持ち連射し、エクレールはサンダー、ロッソはファイアで攻撃を加える。
カニスの銃撃は厚い鎧に遮られ衝撃を与える以外あまり意味をなさなかったがサンダーやファイアは命中後に鎧の一部を溶融させた。
「イグニス!!マーク頼む!!やるぞ!!ニックス!!」
「了解だ。ノクト。」「了解したぜ。ノクト王子!!」
再度近接攻撃を仕掛けるノクトはイグニスにマークの指示を出しニックスには魔導船内で事前に打ち合わせていたコンビネーション技を使うよう指示する。
父王の剣で切り掛かるも大剣で防がれるがそれは予想の範囲だ。
ノクトはバク転とエアステップを使い距離を取りダガーを召喚し投げる。
「遊びはこれまで!!これで終わりだ!!第一王子!!」
驚異的な速さで追撃しグラウカは勝利を確信しつつノクトを大剣で切り捨てた・・・・が
「残念・・・デコイだよ!!」
ノクトはダガーにシフトしておりグラウカが切ったのはシフトデコイだった。
そこにグラウカ将軍を挟んで対面にいたニックスが走りながらノクトに向かいククリを投げる。同様にノクトもダガーをニックスに投げつける。
さらにはイグニスが四本のダガーをグラウカに投擲しうち一本を先程の魔法による攻撃で溶融した部位に突き立てる。
「無駄なあがきを!!」
グラウカはイグニスのダガーを叩き落しノクトに向かう。
次の瞬間、シフトでノクトとニックスの位置が入れ替わる。
「これでも喰らいな!!」
ニックスの手にはファイアの魔法が用意されておりグラウカに火球を投げつけ炸裂させる。
そしてグラウカの背後にシフトしたノクトは覇王の大剣を召喚して背後から飛び掛かり切り付ける。
「・・・ガハっ!!」
クロスシフト
シフト能力を十全に使えるニックスとノクトだからこそ使えたコンビネーション技である。
互いに位置を変えて不意打ちによる攻撃。初見での対処は難しいはずだ
さらに先程のイグニスのマークがかく乱に役立っている。
「まだだ!!」
ノクトは追撃の手は緩めない。
兜に対してエンジンブレードでシフトブレイクを行い鎧に突き刺さったダガーにシフトし鎧を引き裂いた。
元々先の銃撃とファイアの攻撃で破損していた兜がエンジンブレードの一撃で割れグラウカを覆っていた兜の半分が崩れ落ち素顔が明らかになる。
そして、一部の者たちの呼吸が止まった。
「ド・・・・ドラッドー・・・将軍?」
「ドラッドー・・・どうしてお前が・・・」
ロッソとレギスが呆然と呟く。
「ここまで・・・やられるのは・・・予想外だな・・・」
ドラッドーはゆったりとあたりを見回しながら言い放つ。
「おいおいおい。これは・・・・どういうことだよ!!なんで国を守る武官のアンタが帝国の軍事部門統括やってんだよ!!」
「まさか、王の剣の裏切りはあんたの指示でしたとはねえ・・・・」
訳がわからないノクトは叫び、事情を察したニックスは魔導船での出来事を振り返る。
「裏切り?裏切ったのはレギスだろう?そこにいる第一王子かわいさに俺達の故郷を明け渡した売国奴だ。だから俺は帝国と取引したのさ。クリスタルとルシス王家の命、神凪の命を奪えば故郷を解放してくれる・・・とな。お前達も来い!!そして故郷を解放しよう!!」
ニックスの言葉を受け鼻で笑いながら裏切り者はレギスだと言い張るドラッドー。さらにはニックス・エクレール・ロッソ・カニスらに離反するようにまで言ってくる。
「悪いが帝国のしたことまで許す気にはならねえし、そんな連中に組したいとも思わんね。」
「ニックスに同意だ。私もインソムニアに妹がいる。妹を見捨ててお前につきたいとは思わん!!」
「お断りしますね。着いていったところ裏切られて殺される結末しか見えないですし。」
「俺は王の剣だ!!今更裏切れっかよ!!」
王の剣の隊員たち各々がドラッドーの誘いを拒絶する。
「そうか・・・残念だ・・・お前達・・やれ・・」
彼らの発言に至極残念だと首を振りつつ発言する。
ドラッドーの発言と共に議場に複数の銃声が鳴り響く。
銃撃はノクトや王の剣隊員、生き残った王兵達へと降り注ぐ。
銃弾が到達する寸前にレギス達とニックスらは無事だったが・・・・ノクトは脇腹に銃撃を受ける。
「グァッ!!」「ガハっ・・!!」
「いやあ将軍危ないところでしたねぇ。」
ノクトたちを撃った下手人たちが議場に入ってくる。
下手人は副隊長ルーチェを含む王の剣の隊員十数名と魔導兵たちであった。
「ルーチェ・・トレッドにアクシス・・・べラム・・・お前たちまで!!」
隊長並びに副隊長などが裏切っていることにエクレールは憤慨する。
ニックスに至っては「おいおい嘘だろ?」と呆然としている。
「・・・テメエらは・・・・・・ぜってー・・・・許さねえ・・・・・」
「ノクティス様!!」
重傷を負い崩れ落ちるノクトを放っておけずルナフレーナが駆け寄り介抱する。
「これが婚約者同士のあるべき姿。いやあ実にいいものですねえ。それを引き裂くのはもっと面白そうだ・・・・・。」
「形勢逆転だな。さあ光耀の指輪を渡してもらおうかルナフレーナ。さすればお前の命だけは考えてやってもよいぞ。ただしその後の身の保証はしかねるがな。」
下種な顔に歪みあざ笑うルーチェと勝ちを確信したドラッドーが言い放つ。
だがルナフレーナはそれを拒絶する。
「あなたたちにこの指輪は渡しません。この指輪は、クリスタルに選ばれた者がつけるもの・・・・誇り無き裏切り者に渡すものなどありません!!」
「なるほど・・・死を選ぶか・・・ならそうしてやろう。・・・・ルーチェ、やれ。」
「ルナフレーナ様!!」
ルーチェがルナフレーナに対してククリを投げつけシフトし襲いかかる。
レギスや家臣、ニックスらが叫ぶ。
そして議場に新たに一つの赤い鮮血が舞った。
「・・・・・え・・・・?」
「ば・・・・ば・・・か・・・な・・・・」
そこにはルーチェの体を逆鉾が貫く光景と呆然と逆鉾を持つルナフレーナの姿があった。
これはノクトが魔導船内でルナフレーナに念のためと武器召喚の力を与えており、
さらには己のファントムソードの一つである神凪の逆鉾を自衛のためにと渡していたのだ。
今回、威嚇のつもりで逆鉾を召喚し構えたつもりが武器召喚に驚くもシフトの勢いを殺せなかったルーチェが自ら逆鉾に刺さった形である。
多量の鮮血が飛び散りルーチェは絶命する。
もちろん直接人を傷つけるのも殺すのも初めてであるルナフレーナにとって覚悟はあったとしてもその衝撃は計り知れないものである。
ノクトは腹部の痛みに耐えながらも起き上がりルーナを斯き抱く。
「ノクティス様・・・・わ・・・わた・・・し・・・」
「大丈夫・・・ルーナ・・・大丈夫だから・・・こんな思いをさせて・・・ゴメン・・・だから・・・終わらせるから・・・指輪を・・・俺に渡してほしい・・・」
血まみれの顔で今にも泣きそうなルーナから指輪を受け取り、ノクトは叫ぶ。
「誰でもいい!!少し時間を稼いでくれ!!」
「そうはさせるか!!」
ノクトの意図に気づいたドラッドーが移動しようとしたところに銃弾の雨が降り注ぐ。
カニスとプロンプトが銃を二丁持ち撃ちまくりエクレールやレギスたちがサンダーやファイアなどを放つ。生き残った王兵たちも銃撃してくる。
鎧の破損が著しいドラッドーはトレッドが作り出したプロテスに身を隠す。
だが帝国側も負けじと銃での応戦を始め、一部隊員はククリを投げシフトを行い近接戦を仕掛ける。
その間にノクトはルナフレーナを庇いながら光耀の指輪を付け・・・・・そしてすべての時が止まった。
王の剣の登場人物について
オルトロス戦で勇敢?に突撃していった隊員たち3名が生き残りました。
オルトロスのことを知らずに突撃する=ニックスの味方と考えたからです。
名前は一人は適当です。
あとの二人はファブラノヴァつながりで某ライトニングさんを
もう一人はACの某ネタリンクスの名前を組み合わせています。