仮面ライダースナイプIS   作:カズミン

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第2話前編を書いたときはニコが登場して間もないころだったんですが、その当時は小説に出すか考えてなかったんですが、第16話あたりから良いアベックだな~とは思ってたんですが、今日の放送を見て一部内容を書き換えました。




第2話 Part2

タイガの自己紹介の後、HRと1時限目のIS基礎理論の授業が終わり、今は休み時間になっていた。

 

 

「・・・。」

タイガは自分の席で1時限目に倣った内容をノートにまとめて復習していた。

一人の少年がタイガの席に近づいてくるとタイガの横で立ち止まった。

その少年こそが、

 

 

 

 

 

 

「なぁ、確か、大河って言ったけ?俺は織斑一夏。同じ男同士仲良くしようぜ。」

タイガがIS適性検査を受ける羽目になり、IS学園に入学する元凶になった、世界で初めての男性IS操縦者の織斑一夏だった。

 

一夏はそういうとタイガの腕をつかんだ。

「屋上で話でもしようぜ!」

「あ゛ぁ」

タイガは机に向けていた顔を一夏に向けると睨みつけた。

「お前、ふざけてんのか?」

「え?どういう意味だよ?」

「さっき俺は自己紹介で歳は幾つつった?」

「えっと、25って、」

「だったらテメェは、初対面の、しかも歳上に向かって、いきなりタメ口で話すのか?テメェ、一体何様のつもりだ?」

「いやだからさ、ここでは男は俺たち二人だけなんだし。だからお互いなk―――」

 

「あんたウザいんだけど。」

タイガの右隣の席、位置関係でいえば、ちょうど一夏の後ろにいる女生徒が一夏を睨んでいた。

 

「え?」

「アンタさぁ、ホント何様のつもりだよ。タイガはアンタと違って忙しいんだよ。」

 

「え?おっ、お「一夏、少しいいか。」い・・・ん?」

一夏がタイガの肩を掴もうとしたとき、横から声をかけられた。

そこにはポニーテールの少女が立っていた。

「?・・・・・あっ!お前、箒か!」

「ああ、久しぶりだな一夏。ちょっといいか。」

「あ、あぁ。分かった。」

一夏はポニーテールの少女、幼馴染の篠ノ乃箒と共に教室を出て行った。

 

 

 

「なんだお前?」

一夏と箒が屋上に向かった後、女生徒の顔を見ながら言った。

「アタシはニコ!まっ、よろしくね、タァ~イガッ!」

女生徒―――ニコは両手でNを形どりながら自己紹介をしていた。

「そうか。」

「あれ?慣れなれするな、とか、タメ口で話すなとか言わないの?」

「別に。お前はそれが平常運転なんだろ?それに俺は能天気なアイツが気に入らなかっただけだからな。」

そういうとタイガは机の上のノートに視線を戻すと、復習を再開した。

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

休み時間が終わり、1組は2時限目の授業が始まり、生徒たちは真耶の授業を聴講しながらノートをとっていた。

 

 

 

・・・約一名を除いては。

 

 

 

 

 

「えーと、皆さん。今のところまでで何かわからないところはありませんでしたか?」

区切りのいいところまで教科書の内容を話し終えた真耶は教卓から教室を見渡しながらそう生徒たちに訊いていた。

「はい!」

元気いっぱいの声が教室全体に響いた。

 

タイガや一部を除いたクラスのほぼ全員がその声の主に目を向けた。

 

「はい、織斑君!どこが分からなかったんですか?」

真耶はめいいっぱい手を挙げている声の主―――織斑一夏に優しい声色でそう尋ねた。

 

「ほとんど全部わかりません!」

 

一夏のその一言で教室は静まり返った。

 

そして

 

「え....。」

真耶は顔を引きつらせ、

 

 

「ハァー、馬鹿が。」

タイガは溜息を吐き、

 

「ウゥ、馬鹿者が.....。」

千冬は頭を押さえ、

 

「アハハハハ!ウケるー!」

ニコはお腹を抱えながら盛大に笑っていた。

 

 

 

 

「え、えーっと、お、織斑君以外で今のところで分からなかった人っていますか?いたら手を挙げてください。」

真耶は何とか気を取り戻すと、クラスの現状を確認しようと、クラス全体に挙手を求めた。

 

一夏は自分以外にもわからない人がいると期待して周囲を見渡してみた。

 

誰一人として手を挙げている者はいなかった、一夏と同じ男子生徒であるタイガでさえもだ。

 

「おい、タイガ。恥ずかしがらずに手を挙げろって!最初躓いたまま進んじまうと後で絶対後悔しちまうぞ。みんなも!」

一夏はもう一度周囲を見渡して見るがやはり誰一人として手を挙げる者はおらず、ほとんどの生徒は困惑した表情を浮かべていた。

 

「おいタイガ!」

「俺に話を振るな。そもそも自分の考えを人に押し付けてんじゃねえ、迷惑だ!」

タイガは一夏を睨みつけながら怒鳴った。

「落ち着け、立花。・・・・・あー、織斑。入学前に学園から支給された参考書は読んだのか?」

教室の端っこで控えていた千冬はタイガに落ち着くように言うと一夏の横に移動すると、できるだけ優しい声色でそう聞いてみた。

「電話帳と間違えて捨てまsグへェッ!?」

 

千冬は一夏が『捨て』という言葉を口にした瞬間、出席簿をものすごい勢いで振り下ろした。

「必読と書いてあっただろう、この馬鹿者が!」

 

 

 

 

 

(なるほどな、さっきの音はこれか。しっかしどうなってんだあの出席簿?)

出席簿が一夏の頭を直撃したときになった轟音が自己紹介する前に廊下で待っていた時に鳴り響いた音と同じであることに気づいたタイガはどうやったら出席簿で大砲みたいな音を出せるのか疑問に思ったのだった。




ニコの名字を出してないのは、タイガの隣にしようとは思ったんですが、いいのが浮かばなかったので保留状態なので未定になってるんです。

しかし、スナイプにはレベル100がないんでしょうかね。
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