ちょっぴりずれていて現実にいそうな女子高生の日常 作:にゃんだかんだ
よかったら、のぞいてみて下さい。
面白くはないです。
ある女の子がいました。
家族はその子を大切に大切に育てていました。
でも、何を思ったのかある日突然、
彼女を家の外に放り出しました。
理由を聞くと、
「当然でしょ」
と言われました。
彼女は楽しかったよ、と笑いながら帰ってきました。
心の奥の奥には、小さな小さな傷ができていました。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なつ、起きなさい。何時だと思ってんの。遅れるわよ、学校。」
な「うぅん、あと5分だけ…」
「いい加減起きなさい。遅刻しても知らないからね。」
もう、まだ大丈夫だよ…
「はぁ、もう、6時半よ。起きなさい。」
まだ、大丈夫・・・って6時半?!
な「嘘でしょ~。何でもっと早く起こしてくれなかったの?!」
「起こしてあげたじゃない。さっさと準備する!何時の電車にするの?」
な「いつもの~。パン持ってくから入れておいて。」
「もう、はいはい。わかりました。」
りんりんりん、りんりんりん♪
むかっ、この役立たずめー。
はぁ、だめだめ、こんな時間もないんだった。
6時半って聞くと、一般の学生だと寝てる人もいるかもしれない。
でも、通学に普通に行くと1時間かかる私は部活もないのに、
いつもこの時間には家を出る。
早すぎるって自分でも思うけど、不便なことに、
私たちの学校のど田舎な最寄り駅には特急は止まってくれない。
しかも下り線だから本数も少ない。
一時間に2本というシビアな環境だ。
な「お母さん、弁当入れていい?」
母「うん、パン入れておいたけど、ココア飲んでく?」
な「うん、飲む。」
よし、腹ごしらえはできた。
髪の毛は・・・まぁ、学校でどうにかしよう。
な「いってきまーす。」
母「いってらっしゃい、気をつけてね。」
な「ちなみに今・・・」
母「はいはい、50分よ。」
な「うん。」
家を出たのが50分っていうことは・・・
よかった、普通に間に合う。
昨日はちょっと気になることがあって調べてたら、
寝るのが遅くなってしまった。
気をつけないと。
駆け込み乗車で最初の電車に乗り込んだ私は、
10分後には違う会社の電車に飛び乗った。
な「はぁ、はぁ。」
「おつかれ~なつちゃん。」
な「おはよー、さらちゃん。」
さ「なつちゃん、今日髪の毛すごいよ?」
な「むぅ、寝坊した・・・」
さ「珍しいね・・・直そうか?」
な「大丈夫。学校でやるから。」
さ「うん、わかった。」
ふふっ、と笑いながら彼女は今日も、
かわいらしい笑顔を、周囲にふりまく。
な「かわいい・・・」
さ「もう、からかわないでよ~」
とは言っても、満更ではない様子のさらちゃん。
実際、彼女はめちゃくちゃかわいい。
モデルのお仕事もちょこちょこしてて、世間からもお墨付きのかわいさだ。
彼女の非公式のファンクラブに入っている私が、
本人と出会ったのはちょうど一年前ぐらい。
きっかけはあまり覚えてないけど、何回か乗り合わせるうちに、
一緒に話すようになった。
当然、学校は違うから降りる駅も違うけど、それまでは一緒にいる。
さ「じゃぁ、なつちゃん、また明日ね!」
な「うん、乗れたらね(笑)。いい一日を!」
かわいいなぁ。天使だ、彼女は。
さてと、学校モードに切り替えないと。
私は無意識のうちに、手に食い込んだつめを一瞥し、
車窓の外へ目を向けた。
地獄の一日が今日も始まろうとしていた。
読んで下さってありがとうございます。
新メンバー登場です。
この後はもう登場しないかもしれない子ですが、かわいがってやってください(笑)
2話を意味深な終わり方をしたくせに何も続きがなくて申し訳ないです。
まだ、イントロダクション的な感じなので次もこんな感じになると思います。
次話も遅くなると思いますが、見かけたらのぞいてみて下さい。