作:シェルター15

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「俺はモンスター3体を生贄に捧げ……

出でよ、オシリス‼︎」

 

「おお〜」

 

「いけ、オシリスの天空龍!

サンダーフォース!」

 

結菜 LP 0

 

「はーやっとできたー」

 

「ほんとだよ!何度やったと思ってるの?」

 

「へへ…まぁできたからいいじゃねぇか」

 

俺は篠原颯太(しのはら そうた)、中学1年生だ

 

今俺と決闘してたのが、クラスメイトで幼馴染の成瀬結菜(なるせ ゆいな)

 

俺たちは互いが遊戯王をやってるということで、よくこうして決闘してる。まぁ俺が誘ったんだが。今はそれなりには強い

 

ちなみに現在地は俺の部屋だ。一応親はそれなりの仕事をやっていて、中学生2人でカードを広げても手狭には感じない。

 

「全く突然思い立ったかと思えば、三幻神のデッキを作りたいって言い出して…」

 

「いやーだって、戦いの儀かっこよかったじゃん!オシリス、オベリスク、ラーが並んだとことか、鳥肌たったね」

 

「まぁ私的には、それを遊戯が倒したところの方が…」

 

「それも凄かったけども!やっぱり召喚したところだな!」

 

「はいはい」

 

先日TVで見た、遊戯王20thセレクションズの遊戯VSアテム。

動画で見たことがあるとはいえ、年代的にゴッズやゼアルから見だした2人にとって、テレビで見れるのはとても満足した結果となった。

 

「でもまだ神3体をそれぞれで組んだだけだからなぁ

一つのデッキに纏める作業が残ってるし、ブラマジも入れたいし…」

 

「重っw

マリクだって、神一体が限度だって言ってたじゃんw」

 

「カードプールが違うからいけるはず!

たぶん……」

 

「ドジリスとヲーとか、耐性がなくなってるからね。墓地から復活とかすれば、できないことはないんじゃない?」

 

「そうだよな!よし、やったるぜ!」

 

「がんばれー」

 

「そういえば、今日は泊まりでいいんだよな?」

 

「うん、そうだねー。親は出かけちゃってるし…」

 

「おけ」

 

俺たちの両親は、なんか旅行に行くとか言ってた。家が近いこともあって、俺たちの両親は仲がいいのだ。だからたまに俺たちを置いて、4人で行ってきてしまうことがたまにある。

大人の時間も欲しいだのなんの言って

 

だから今日は俺たち2人だ。

 

一応言っておくが、付き合ってるわけではない。小学生の頃から度々あったので、もう俺たちもすっかり慣れてしまった。過ちは(今の所)起きていない

 

「適当にご飯でも作って食べちゃおうか。もう夜だし」

 

「おけ〜んじゃ、その間に風呂でも入ってくるよ」

 

「りょうかーい」

 

………………

 

「いけ、モンスターで攻撃!」

 

「ぐぁぁあ!」

颯太 LP 0

 

「俺が……負けた……⁉︎」

 

「悔しいでしょうねぇwww」

 

「てめぇ!」

 

今俺たちは寝る準備をして(寝るとは言ってない)、デュエルをしている。

 

「これでもだめかー……いい案だと思ったんだけどなあ…」

 

「まぁまぁ…まだまだ夜は長いし、ゆっくり考えよ」

 

「(ドキッ)…あ、ああ…」

 

「?どうしたの?」

 

「いや、なんでもない…」

 

「ふーん…まぁいいや」

 

小さい頃から一緒に遊んでいたからあまり気にしなかったが、意外と可愛いんだよなぁ…特に笑うと

告白してみようかと思ったこともあるけど、結局チキってできずにいる

まぁ下手に今の関係が崩れるぐらいなら、それでもいいのかもしれんが。

 

………………

 

そんなこんなで、とっくに日付が変わったある時。

 

ついに寝落ちしてしまった俺たち2人。

 

俺の胸の上には、直前までにらめっこしていた3枚の神のカードがあった。

 

………………

 

「うーん……ここは……?」

 

真っ白い空間

 

ZONEがいそうなその空間に、俺はいた。

 

「どこだここ…?確か俺は俺の部屋で…そ、そういえば結菜は…⁉︎」

 

辺りを見回すと、少し離れたところで結菜は寝ていた。

 

ほっと胸をなでおろした俺は、結菜に声をかけようと近づこうとして、違和感に気づいた。

俺の腕に、見たことない……いや、とても見覚えのあるものが装着されていたのだ。

 

「これは……デュエルディスクか……!」

 

間違いない。

 

ゼアルで様々な形のディスクが登場していたから、耐性がついたのかもしれん。すぐに判別できた。

 

だが見たことのない型だ。

 

赤と青と黄色……三幻神をモチーフにしているらしいその配色と形は、原色のみにもかかわらず、どこかその神々しい雰囲気を漂わせていた。

 

「しかし参ったな……ここはどこだ…?

とりあえず結菜を……」

 

起こそうとしてみたが、全く反応がない。

 

頰をつねってみたり、足の裏をくすぐってみたりもしてみたが、無反応だ。

 

ちなみにどさくさに紛れて胸を揉もうとしていたが、なんとか踏みとどまったことは密に密に。

 

「おーい…結菜起きろー…」ペシペシッ

 

「ムダだ……」

 

「⁉︎…だれだ⁉︎」

 

突然響いた声。重くて、威厳のある声だった。

 

「その娘は、永遠に目覚めることはない…」

 

「なん……だと……⁉︎」

 

俺はその声の内容にとてもショックを受けたが、もう一つ衝撃が走ったことがある。その声の主は…

 

「おいおいラーさんよぉ、もうちょいそのガキのことも考えてやれよ」

 

「黙ってろ、オベリスク」

 

「ちっ、てめぇこそ黙ってろよ、オシリス…!」

 

「止せ、2人とも

……さて、何から話そうか…」

 

「話す内容ぐらい、事前に決めとけよ」

 

「オシリス、少し黙らせろ」

 

「イエッサー!」

 

うわっ、あの長い尻尾?で、オベリスクに巻き付いた……

 

あっ、息ができなくて苦しそうにしてるw

 

っとそんなことより…

 

「お前はラーの翼神竜でいいんだな?結菜が目覚めることはないって、どういうことだ!」

 

「…へっ、どういうこともクソもあるかよ……言った通りの意味だぜ」

 

「なん……だと……⁉︎」

 

「オシリス」

 

「まかせろ」

 

「いだだだたっ!」

 

「あのバカが失礼した…

代わりというわけではないが、望み通り、説明してやろう」

 

なんかオベリスクが悲惨なことになってる

 

「まずその娘だが、目覚めさせることはできる。永遠に目覚めないと言うのは、この空間での話だ。だがそれには、私が出す条件を飲んでもらう必要がある」

 

「その条件ってのは?」

 

「これからお前達2人には、遊戯王ARC–Vの世界へと行ってもらう。そこでは、ある勢力が暗躍していてな……それの阻止を頼みたい」

 

「いいだろう」

 

「…ほう…決断が早いな…」

 

「結菜を目覚めさせるなら、どんなことでもやってやる」

 

「おいおいこんなガキに、そんなことできんのかぁ?」

 

「おそらく大丈夫だ」

 

「おそらくかよ…」

 

「まぁいい。こちらの頼みを聞いてもらう礼だ。できる限りの質問には答えてやろう」

 

「なら、まずなぜ俺たち…いや、俺なんだ?この空間で動くのも、結菜はできてないし…」

 

「よかろう。元々我々はその危機を察知はしていたんだが、それを食い止めるすべを持たなかった」

 

「なに?」

 

「神とはいえ、我々もデュエルモンスターズのモンスターだ。使ってくれるデュエリストがいなければ、真価を発揮することはできない」

 

「……」

 

「元々はアテムというファラオのもとで、力を振るっていたんだが…」

 

「そいつがついに冥界に行っちまったせいでよ、俺たちは本来の力が行使できないでいるんだよ」

 

「俺たちはアテムに変わる新たな主を見つけるために、KONMAI次元に来た。だがどういうわけか、俺たちの能力がその次元だと変化するらしい」

 

「おかげでよ、ドジリス(笑)とかヲー(笑)とか言われちまったしよぉ」

 

「この空間に連れてくることができるのは、我々と真剣に向き合っているもの、我々を信じているもののみだ。お前は我々のデッキを作ろうと、真剣に向かい合っていた」

 

「だから俺たちはお前を選んだ」

 

「その女はついでだよ。さっき言った条件を満たしていないせいでこの世界で目覚めさせることはできないがよ、お前はこいつがいれば、ホームシックにならないと踏んだんだよ」

 

「ホ…ホームシック……」

 

「まぁいい、では、転送する」

 

「え、ちょまっ、まだ聞きたいことが…!」

 

あたりが突然眩しくなったかと思うと、俺は気を失った

 

………………

 

「ここは……?」

 

目の前に広がっていたのは、とてもよく見知っている天井。そう、俺の家だ。

 

寝落ちしたであろう場所から動いておらず、結菜も近くで寝ている。

 

なにも変わっていないはずなのだが、何かが違う。

 

起き上がろうとして、胸の上に落ちていた3枚のカードが落ちた。

 

それに気づいた俺は、その違和感の正体をつかむことになる。

 

「効果が…変わってる…?」

 

一言で言えば、原作の効果になっている。

 

耐性なども明記されていて、クソ長い。

 

「夢じゃなかったのか…?」

 

さっきまで俺がいた空間での出来事。

 

にわかには信じがたい出来事だったが、俺は夢じゃなかったとなぜかは分からないが断言できた。

 

それはこの3枚のカードも表している。

 

そう言えば、こんな言葉があったな…と俺は考える。

 

『カードには精霊が宿っている』

 

別にクリボー達とかとかマハードとかマナとかお邪魔三兄弟とかをアニメで見ている俺は、遊戯王において疑う余地なくそれを信じている。さっきまでの三幻神も、その一種なのだろう。

 

だから困惑はない。

むしろそれに関われたことに喜びさえ感じる。

 

「ひょっとしたら、他にも精霊がいるのかもな」

 

まだ状況が掴みきれていない俺だったが、早速楽しみが1つできた事で少し落ち着きを取り戻した。

 

「とにかく起きてしまったことは仕方がない。とりあえず結菜を起こして、現状を把握するか…」

 

そう思って、颯太はまだムニャムニャ寝ている結菜を起こす作業に入る。

 

結菜は意外と寝相が悪く、Tシャツも半分めくれて腹丸出しだ。

全く、風邪引くぞ…意外とウエストが引き締まってて肌が白いというのは、この時初めて気づいた。ちなみに俺たちは着替えるのが面倒なため、よく短パンTシャツで寝ている。

 

「ん……颯太……?どうしたの……?」

 

「やっと起きたか…」

 

「なんかオシリスの天空龍が夢に出てきて…おまえは転生することになったとか言い出して……」

 

俺は自分が体験した内容を結菜に説明した。

 

「どういう…ことだ…⁉︎」

 

うん、まぁそうなるよね。おれも一見落ち着いてはいるけど、内心まだ動揺を抑えられないでいるし。

 

「で、でも周りは変わってないみたいだけど…」

 

おれはリ・コントラクトユニバースされた3幻神のカードを見せる。

 

「まるで意味がわからんぞ!」

 

と、そこまでいって、結菜は自分の腕についてるものに気づいた。

 

「これはデュエルディスク?でも見たことがない型だ…」

 

「俺も同じやつを持ってる。いや、3幻神に貰ったって方が正しいのか?」

 

そう言って俺は、自分のやつを見せる。

 

「確かに言われてみれば、色といい雰囲気といい、面影があるような……」

 

俺たちは互いのディスクをいじって、起動させてみたりした。

 

ディスクはしっかり使える。そして俺たちはデュエリストだ。

 

となれば、やることは一つだろう。

 

俺たちは互いに顔を見合わせると、外に駆けて行った

 

………………

 

「本当に遊戯王の世界なんだな、ここは…」

 

「そうだねー…」

 

俺たちはデュエルができそうな場所を求めて、街に飛び出した。

 

すると、見渡す限りデュエルモンスターズ一色!

 

ゴブリン銀行とか、TG書店とか、グスタフ鉄道とかあった(おそらく全て社名だと思われる)

 

あと目につくのが、デュエル塾!

 

めちゃめちゃ多いのなんの。今いるところから見渡すだけでも、『ATMはAIBO塾』、『二十代からのユベリズム教室』、『タラバガニ流満足学校』、『ン熱血指導ゥ!塾“ブックス!”』等々たくさん見つかる。

 

街の中心を見ると、LDSが聳え建っていた。

 

「とりあえず少し歩き回ってみようか」

 

俺たちは街で目につくものすべてに感動して歩き回った

 

「あ、見て颯太!デュエルやってる!」

 

「おおっ!やっぱ本物のソリッドヴィジョンはかっけぇな!」

 

「あれ、《炎の剣士》だよね!」

 

「こっちは《ハーピィズペット竜》だ!すげぇ…‼︎」

 

「ね、私たちもやろうよ!」

 

「よっしゃ!そのために出てきたんだからな!

あ、でもレギュレーションは…」

 

「そんなこと今から戻ってデッキ考え直すのめんどいし、とりあえず私達のレギュレーションでいいんじゃない?」

 

「それもそうだな」

 

「「デュエル‼︎」」

 

俺たちが今いるところはちょっとした広場になっていて、所々で何組かデュエルしていた。

 

その周りには野次馬らしき人影もそれなりにいたのだが、妙にテンションの高い2人組がやってきたのが目立ったのか、一部がぞろぞろと集まってきた。

 

「先攻は私が貰うよ!私は手札の「あ…!」…?どうしたの?」

 

「早くデュエルしたかったからそんなこと考える暇なかったけど、このデッキ、さっきまで俺が練ってたやつだ…!」

 

「さっきまで練ってたやつ…?…あ!まさか3幻神の…⁉︎」

 

「しまった…近場にあるやつを適当に取ってきたから…」

 

「どうするの?そのデッキ、まだまともに回らないんでしょ?」

 

「しかも原作効果になったせいで、デッキを組み直さなきゃならんかったんだ。その作業もまだ途中なんだけど、今持ってるのはこれだけだし……ん?待てよ?これって…!」

 

「どうしたの?」

 

「初期手札が良い…!」

 

「よし、よくわからないけど続行するよ!私は手札の《D–HERO ディアボリックガイ》を捨てて、魔法カード《デステニー・ドロー》を発動!カードを2枚ドローするよ」

 

「いきなり手札交換か…」

 

 

 

 

 

《D-HEROデステニーヒーロー ディアボリックガイ/Destiny HERO - Malicious》 †

効果モンスター

星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800

(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。

デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。

 

 

《デステニー・ドロー/Destiny Draw》 †

通常魔法

(1):手札から「D-HERO」カード1枚を捨てて発動できる。

自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

 

 

 

「さらに《D–HERO ダイヤモンドガイ》を召喚!そして《ダイヤモンドガイ》のエフェクトはっつどぉ!デッキの1番上は…よし、通常魔法《終わりの始まり》!セメタリーに送るよ。カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

 

 

《D-HEROデステニーヒーロー ダイヤモンドガイ/Destiny HERO - Diamond Dude》 †

効果モンスター

星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1600

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

自分のデッキの一番上のカードをめくり、

それが通常魔法カードだった場合、そのカードを墓地へ送る。

違った場合、そのカードをデッキの一番下に戻す。

この効果で通常魔法カードを墓地へ送った場合、

次の自分ターンのメインフェイズに

墓地のその通常魔法カードの発動時の効果を発動できる。

 

 

《終おわりの始はじまり/The Beginning of the End》 †

通常魔法

自分の墓地に闇属性モンスターが7体以上存在する場合に発動する事ができる。

自分の墓地に存在する闇属性モンスター5体をゲームから除外する事で、

自分のデッキからカードを3枚ドローする。

 

 

 

 

 

「いきなり大当たりじゃねぇかよ…!」

 

「ふふ〜ん(ドヤァ)これが運命を操る“D”の力!」

 

「当然正位置ぃ!ってわけか…いくぜ、俺のターン、ドロー!

結菜のフィールドにのみモンスターが存在してるから、《聖刻龍–トフェニドラゴン》を特殊召喚!さらに魔法カード《フォトンリード》を発動!手札から《神聖なる球体》を特殊召喚!」

 

 

 

 

 

《聖刻龍せいこくりゅう-トフェニドラゴン/Hieratic Dragon of Tefnuit》 †

効果モンスター

星6/光属性/ドラゴン族/攻2100/守1400

相手フィールド上にモンスターが存在し、

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

この方法で特殊召喚したターン、このカードは攻撃できない。

このカードがリリースされた時、

自分の手札・デッキ・墓地からドラゴン族の通常モンスター1体を選び、

攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。

 

 

 

《フォトン・リード/Photon Lead》 †

速攻魔法

手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。

 

 

 

《神聖なる球体ホーリーシャイン・ボール/Mystical Shine Ball》 †

通常モンスター

星2/光属性/天使族/攻 500/守 500

聖なる輝きに包まれた天使の魂。

その美しい姿を見た者は、願い事がかなうと言われている。

 

 

 

 

「でもまだ2体…それじゃ足りないよ!」

 

「それはどうかな?」

 

「と、言えるデュエル哲学」

 

「俺が召喚するのは“神”ではない。《トフェニドラゴン》と《神聖なる球体》をリリースして…いでよ、《ブラック・マジシャン》‼︎」

 

「うそ⁉︎ブラマジ入れてたの⁉︎」

 

「当然だろ?こいつがいなきゃアテムデッキじゃねぇ!」

 

 

 

 

 

《ブラック・マジシャン/Dark Magician》 †

通常モンスター

星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100

魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。

 

 

 

 

 

周りにいたギャラリーから動揺と驚きの声が聞こえてきた。

やがてその声は「あの《ブラック・マジシャン》を持ってるとは…!」や「俺、本物初めて見たよ!」「かっけぇぇぇ!」などの歓声と驚嘆の声に変わった。

もちろん俺…いや、俺たちもテンションアゲアゲな状態なんだが、やはりと言うべきか当然と言うべきか、『マハード』は宿っていなかった。三幻神は居たから、ワンチャンあるかと思ったんだがなぁ。

 

「いくぜ、バトルだ!【黒・魔・導】‼︎」

 

俺がそう指示すると《ブラマジ》の持っていた杖らしきものから黒い波動みたいなものが打ち出されて、《ダイヤモンドガイ》を破壊した。

 

「うわっ!」

結菜 LP 4000→2900

 

「かっけえぇぇぇぇぇぇ‼︎俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ!」

 

「おっと、このエンドフェイズ、永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動するよ!墓地から《ダイヤモンドガイ》を特殊召喚!」

 

「せっかく倒したんだがなぁ…まぁ俺はこれでエンドだ」

 

 

 

 

 

 

《リビングデッドの呼よび声ごえ/Call of the Haunted》 †

永続罠

(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。

このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。

そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

 

 

 

 

「それじゃいくよ、私のターン、ドロー!早速《ダイヤモンドガイ》のエフェクトで引いた《終わりの始まり》の旨みをもらおうかな。カードを3枚ドロー!そして新たに《ダイヤモンドガイ》のエフェクト発動!今度は…通常魔法《融合》か…セメタリーに送るよ。そして《クリッター》を召喚!」

 

 

 

 

 

《融合ゆうごう/Polymerization》 †

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

 

 

《クリッター/Sangan》 †

効果モンスター

星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600

「クリッター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。

デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。

このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。

 

 

 

 

 

「チッ、面倒な奴がきたな…」

 

「私は墓地の《ディアボリックガイ》を除外して、デッキから2枚目の《ディアボリックガイ》を特殊召喚!そしてこれでリリース素材が3体揃った。私は《D–HERO ダイヤモンドガイ》、《クリッター》、《ディアボリックガイ》をリリースして…カモン!《D–HERO ドグマガイ》‼︎」

 

 

 

 

 

《D-HEROデステニーヒーロー ドグマガイ/Destiny HERO - Dogma》 †

特殊召喚・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻3400/守2400

このカードは通常召喚できない。

「D-HERO」モンスターを含む自分フィールドの

モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。

(1):この方法でこのカードが特殊召喚に成功した場合、

次のスタンバイフェイズに発動する。

相手のLPを半分にする。

 

 

 

 

 

「かっけぇ!」

 

「クリッターが墓地に送られたことで、デッキから《E・HERO エアーマン》を手札に加えるよ。

 

「まためんどいのが…!」

 

「バトル!《ドグマガイ》で《ブラック・マジシャン》を攻撃!」

 

「うおぉぉ!」

颯太 LP 4000→3100

 

「2枚伏せてエンドだよ!」

 

「よっしゃ、俺のターン、ドロー!…キターー!」

 

「なになに?なにがきたの?」

 

「俺は墓地の闇属性モンスター《ブラック・マジシャン》と、光属性の《神聖なる球体》を除外する!」

 

「その召喚条件は…まさかあのカードまでも積んでるの⁉︎」

 

「そうとも!いでよ、《カオス・ソルジャー ー開闢の使者ー》‼︎」

 

 

 

 

 

《カオス・ソルジャー -開闢かいびゃくの使者ししゃ-/Black Luster Soldier - Envoy of the Beginning》 †

特殊召喚・効果モンスター(準制限カード)

星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500

このカードは通常召喚できない。

自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。

このカードの(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを除外する。

この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

(2):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。

このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。

 

 

 

 

 

またもやギャラリーから歓声が上がった。

「すげぇ!《ブラック・マジシャン》に続いて、こんなレアカードまで見れるなんて…!」

「本物初めてみたぜ!俺!」等々

 

一瞬映像が乱れたのは気のせいか…?

 

「俺は《開闢の使者》の効果発動!《ドグマガイ》を除外するぜ!」

 

「うげっ!」

 

「だがこの効果を使ったターン、俺は攻撃できない。一枚伏せてターンエンドだ」

 

「私のターン、ドロー!まだ使いたくなかったけどしょうがないな。私は伏せてた永続罠《闇次元の解放》を発動するよ!《ドグマガイ》を特殊召喚!さらにここでさっき引いた《融合》のエフェクトを発動するよ!」

 

 

 

 

 

《闇次元やみじげんの解放かいほう/Escape from the Dark Dimension》 †

永続罠

(1):除外されている自分の闇属性モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊され除外される。

そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

 

 

 

 

 

 

「いくぜ、《開闢の使者》でダイレクトアタック!」

 

「永続罠発動!《竜魂の幻泉》!墓地の《クリッター》

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