うーむ。生前では腐るほど出くわしたのにいまは全く見つからない。何処だ私の獲物よ。
っ!遠くに見えるあの黒いシルエットは同族ではないですか!スペックがほぼ同じなアイツになら行動パターンを把握しているコチラのほうが有利だ!
何故にそんな事を知っているかって?
っと、いけないいけない。気付かれないように近付いて・・・今だ!
私は隙を見て同族にかぶりつき、一気に喰いちぎり、勝利をもぎ取った。さあ、
<もぐもぐ
・・・・・・・・・・・・・・・なんだろう、この味は。まるでコンクリートを炙った感じの味だ。たべたことないけど。
ハッキリ言って――――――――――
クッッッッッッソまっっっっっっっっっずい!!!!!!!!!!
なにこれ!ないわー!!ほんとにない!!ありえないわー!今すぐ口直しが欲しい。あぁ、そうだ。アラガミにはコアとかいうのがあったはず。きっと美味しいに違いない!
<もぐもぐ
―――――――――――――――っぐは!!!!
おのれ、ザイゴート!許さんぞ!ただ味を濃くしただけじゃないか!!!!死んでも私を苦しめるとは・・・!
でもなぁ、私はお前を食わなきゃならん。それは何故か・・・。お前ら以外のアラガミに勝てないからだよ!
くっそー!何故に私がお前らみたいな不味いモノを食わなきゃならんのだ!!!うがーーーーーーー!!!
・・・よし、落ち着いた。強くなろうと決めたんだから不味いモノでも我慢して食べなきゃ、だね!さあ、待ってろクソまずい獲物共!
〜※〜
ザイゴート達を喰い散らかし続けて、味にも慣れ始めたころ、私はすでにザイゴートを辞めていた。今はサリエル(ロリ)のような見た目だ。生前よりかわゆい・・・。
しかし胸がぺったんこである。それなりにあったのに。
おっと、そんなことを言ってる場合じゃなかった。
今、目の前にはサリエルがいる。
互いに光線合戦中である。私は光線に毒属性をのせて撃ち込んでいるので、コチラのほうが僅かに多くダメージを与えている。と、思う。
毒を付与するのは、できるかな?と、思ってやってみたら出来ました。オラクル細胞ではイメージが大切なのだ。普通のアラガミは食べて学習するが、自ら考えることはしない。よって、食べることによる学習でしか進化できない。それが、考えればどうなるのか。
答えは想像したモノの殆どを再現できる、である。
まぁ、それはさておき。サリエル討伐成功!
早速いただきます!
<もぐもぐ
う、うまい・・・。うますぎる。なんだろうか、この味は。味としてはメロン(?)のような味だった。しかし、メロンよりも優しく甘い味がした。
・・・これはもう狩り尽くすしかないだろう!
待ってろ
味は全部想像です!