習作:魔法より武術で頑張ります   作:雪凪

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キャラの口調が合ってなかったり読みずらかったらすみません。


第2話

陸士108隊隊舎 20:00

 

先ほど二人を逃がしてしまった局員が行った先で待っていたのは局員の上司の中年の男が居た。

 

「で、暴れていた二人は捕まえたのか?」

局員が部屋に入ると最初にそれを聞かれた。

 

「いえ・・・その・・逃げられてしまいました・・・・」

局員がそう言うと上司は怒るでもなく「映像は取っているか」とたずねる。

 

「ハイ!少し荒いですが映像は押さえています、それと一人は前から言われている連続障害事件の容疑者と容姿が一致しました」

 

「もう一人の人物は?」

 

「少年の方はおそらく被害に有った方かと思われます、これがその少年の映像です」

局員はそう言ってモニターに少年の映像を映し出した。

その映像をみて上司は固まってしまう。

 

「どうかされましたか?ナカジマ隊長」

 

「いや、知っているやつだったからな」

「こいつは、家の隣に住んでいるガキだ、後でギンガかスバルに説教させとく、連続傷害事件の容疑者の方は被害届が出てないが他の隊員達にも回して警戒させておけ」

 

「分かりました、では失礼します」

そう言って局員は退室していった。

 

 

 

 

ユウキ家 20:40

 

暗い部屋のソファーで少年が静かに横になっている。

(一時間近く経つのにさっきのダメージがまだ抜けきらねー骨やっちまったか?)

少年がそんな事を考えているとチャイムが鳴り響いた。

 

(誰だ?こんな時間に)

少年がドアを開けるとそこには1人の女性が居た。

「ノーヴェさんですか、こんな時間にどうしたんですか?」

 

「どうした?じゃ、ないだろ、お前最近噂の通り魔と戦ったそうじゃねーか」

少年の問いにノーヴェが怒りながら答える。

 

「なんでそんな事知ってるんですか・・・」

 

「さっきギンガから最近通り魔が出てるから気をつけろってのと、お前が通り魔と戦ってボコボコにされたって連絡があった」

「一回家に来て傷見せろ、それからギンガとおとーさんが帰ったら説教するって言ってたからな」

 

「了解です・・・・」

 

 

 

 

ナカジマ家からの説教が終わりゆっくりしていた頃

「そういえばトウヤはどうして防護服なしで無事だったスか?」

いきなりウェンディーが聞いて来た。

他のナカジマ家の人達も気になっていたのだろか喋るまで返さない雰囲気になってしまった。

 

「別に特別な事はしてないですよ、魔力で強化してただけですから」

少年の言葉に数人を覗いて納得してくれたようだ。

 

「でもトウヤって魔法使えないんじゃなかったスか?」

ウェンディーの言う通りトウヤは自分で魔法は苦手と公言している。

 

「いや苦手なだけで強化魔法とか魔力放出位は出来るぞ」

トウヤのその言葉にウェンディーをやっと納得くれたようだ。

「デバイスが有ればもう少しマシになるけど自分に合ったデバイスがないからなー」

 

「レアスキルの所為だっけ?」

「そうだよギンガさん、正確にはレアスキルじゃないけどね。名前は『気功<ストラ>』」

ギンガと呼ばれた女性の問いにトウヤが答えた。

 

「ちょっと特殊な呼吸法が居るけど便利なんだよね、でも既存のデバイスが認識してくれないのが欠点かなー、はぁ」

「今の処はデバイス無しで出来る簡単な強化魔法とストラと魔力を合わせて放出位しか出来ないんだよね」

トウヤはそう言って少し寂しそうな顔になる。

 

「ストラって具体的に何が出来るの?」

「スバルには俺、何度も説明しなかった?」

スバルと言われた女性の質問に不機嫌になりながらもトウヤは答える。

「ストラの活用法としては拳や身体の強化、自分自身や他の人の身体を活性化させて傷や肩こりを癒す事が出来るよ」

肩こりを癒せるとトウヤが言った瞬間周りの目つきが変わる。

 

「今肩こりに効くって言ったよね!?」

「え、ハイそうです「よし!今日の罰として皆の肩こり治療お願いしようかな!」」

ギンガがそう言うと他の女性陣からも期待の視線が来る。

 

「はぁ、分かりました、さすがに今日の事は自分が悪いですから罰は受けます」

トウヤはそう言うと準備に取りかかる。

 

「あたしはいいや変わりに明日ヴィヴィオ達と組み手するからお前も一緒にするぞ、拒否権はないからな」

「了解です(ヴィヴィオってノーヴェさんがストライクアーツを教えている子だっけ?)ノーヴェさんと組み手って今までやった事なかったな」

「おう、だから一度お前の腕見ときたかったんだヴィヴィオのやつにもお前の事話したら会いたがっていたしな」

そんな話をして全員の治療を終らせた後ナカジマ家を後にした。

 

明日の予定を楽しみにしながらトウヤは家に帰った。

 

 

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