ガンダムアーキテクトレイヴンズ 自堕落な一個人   作:人類種の天敵

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新キャラ登場と03-AALIYAHをガンプラで再現?したヴィジュアルの説明ですかね……一応ガンブレ3でこれ似ってる〜ふおぉぉ、と妄想爆発して作った奴なのでクオリティ?とかはお察しのレベルです。

そういえば最近新しくポケモンサンアンドムーンを買いましたが、はっきり言ってストーリーガバガバですね。文章もちょっと意味不明ですし………もうここら辺が潮時かなぁ……。ちなみ好きなのはブラッキーとルギアです


名門私立校の制服は、結構なんでもアリみたいです

 

 

「何を書いているんだい?」

 

昔のことだ。

俺がこの学園に入学する最もの要因である男との邂逅。

その時俺は、楽に稼ぐ為には前世の記憶を生かしてオリジナルと呼べるプラモデルを作ろうと必死になって記憶の中の知識をノートに書き写していた。

男はそれを目ざとく発見したんだ。

 

「これは……、凄いな。デッサンの段階でこれだけの緻密なデザインを描けるなんて……、君はビルダーかい?」

 

褒められている……、そうは思わなかった。

前世ではどうやら、相方か誰かに穴が開くほど観察して戦場で出会った場合に素早く対処出来るようになれ、とスパルタ並みの訓練を強要された事でノートに書き写せるまでの観察力とイメージ力を鍛えられたようで。

兎にも角にも前世は、かなり苦労したらしい……、それも、生き残る為に。

 

「凄い、凄いよ、君は。こんな膨大なラフ画は今まで見た事がない!それに所々、歴代ガンダムに見ない斬新なデザイン、アイディア、どれを取っても一級品だ!」

 

そりゃそうだ、前世の記憶をかっぽじってみて、普通にチート兵器じゃねえかと自分でもドン引きしてるくらいだ。

しかもそれが仕事のせいとはいえ普通に出会うのが半ば当たり前、しかも時にはそのチート兵器に乗っている“同業者”を殺したり、“変態企業”の“面妖な変態兵器”を黙々と破壊していたというのだから驚きだ、いや、かなりドン引きだ。

 

「うん、決めた!残りの入学枠は、君に使おう!」

 

「…………………………………は?」

 

その時の俺の進路はただ一つ、勉強しなくても赤点を取らないくらいには偏差値の低い近場の学校に通いつつチート兵器を模したガンプラを製作する。

そして、自分で戦うのもだるいので他の、“前世の自分には劣るが”そこそこ腕の立つガンプラファイターに使用させて“世界大会”などの知名度のあるタイトルを総ナメする。

最後にそれらのガンプラを商品化して売っ払っちまえば利権やら使用料やらで結構な金持ちになる、レッツ引きこもり生活だ。

 

………たった数年で悠々自適なニート生活が俺を待っているはずだったんだ、アラン・アダムスとかいう男に出会わなければ。

 

「良かったわね、あんた。たまたまガンプラビルドで有名な講師に“落書き”を見て目られちゃってさ……ぶふっ」

 

黙れ、違う、そうじゃない。

俺は楽をしたい為にガンプラを開発するのであって、断じて誰かに認められることじゃあない。

 

「有名私立校に合格………やったわね!お金は大変だけど、大丈夫、そのくらい見繕えるわ。貴方は何も心配せずに頑張りなさい」

 

前世の記憶や知識、体験から分かる。

それら全てが嘘で痩せ我慢で肉体的にも精神的にも限界が近いってことくらい、聞いた直後に、フツーに分かった。

 

「えっ、何言ってんの。うち貧乏だから通える金なんて無いだろうに。近くの学費のやっすい公立校行くに決まってんじゃん」

 

そう反論したら叱られた、多分一生分。

あんたは自分のことだけ考えてな!そう言われた、既に未来予想図はバッチリだったというのに、あんたらのおかげで見事に狂わされたというのに。

……まあ、進路?に大幅修正が必要になるというのは別に問題無かった、ただ面倒なだけで。

本当にうんざりするのは、別に行かなくてもいい学園に通わされて、そのお陰で金銭の面で苦労している姿を俺にひた隠しする部分、ただそれだけだ。

 

「うわ、ソレスタルスフィア……俺、間近で見ちゃってるよ……」

 

「わ、わ!キジマ・ウィルフレッドさんよ!」

 

「おい、アレ……アドウ・サガさんだ。はは、俺、本当にガンプラ学園にいるんだ!」

 

「ソレスタルスフィアを率いるアラン・アダムス先生だ!」

 

「…………あの」

 

「ん?君は………新入生かい?入学おめでとう!」

 

「…………………はぁ」

 

更にイライラするのは俺を強引に採用した張本人が、たった数ヶ月の間に俺のことを忘れてるって事。

入学したのは最早仕方ないので、ならばこいつにひっついて散々利用してやろうと考えていたが、あっちが既に俺の事を忘れているなら……名門私立校に通う日常ほど意味の無い時間は無かった。

 

更に、

 

「お前、アラン先生に気安く話しかけんじゃねーよ」

 

「覚えてもらおうと思ってたのか!姑息な奴だな!」

 

「…………………はぁ」

 

「げぼっ、がはっ……」

 

「つ、強ェェ………」

 

「………ン!お前ら何をやっている!」

 

「っ!?こ、これは、こここ、こいつがやったんです!こいつが!」

 

下らない連中に絡まれたのでやり返す。

前世の記憶通りに体が動けば、目の前には返り討ちに遭ってボロボロの同級生数人。

たまたま、その時に何も知らない教師が入ってきて、他の連中は俺に責任転嫁。

よって、入学して間もなく数週間の自宅待機ルート直行。

 

「あ、あんたね………」

 

「合わなかったんだよ、学校の……校風ってヤツが?俺を引き上げた奴ももう俺の事を忘れてるし、だから」

 

辞めちゃっていいよね、もうさ。

 

そう言ったらブン殴られた、奥歯が一本お亡くなりになられた、ちーん。

 

「今度そう言ったらヘッドソバットだからね!」

 

般若面で言われたので以後気を付けた。

それ以降は大人しく、前世の記憶を参考にデッサンを描き、そこから更にデザインの近しいプラモデルを購入し、近しいのが無ければ自作して。

その結果若干誤差含めてイメージ通りのチート兵器を製作した……、自宅待機の間ずっと。

 

そして、ネットなどの情報媒体でそこそこ腕の立つファイターを探しながら、若しくはブログで自作プラモデルをupしてファイター募集の旨を掲載していると、ブログを見た奴の1人から、とある感想を貰った。

 

『すみません初めて感想書かせてもらいます、本当にすみません。なんだか普通のガンプラとは一線を画するオリジナルデザインですね。ガンプラというのに少し違和感を感じます………すみませんなんか上からの意見で本当にすみません』

 

なるほど、最もな意見だ。

実は俺もチート兵器を模したプラモデルをガンプラガンプラと呼称するのには違和感があったので、区別する為にガンプラの後にこう付け足した。

 

“ガンプラAC”

 

他の奴らにACの意味は分からないだろうが、違和感を感じる奴らは減っていったらしい。

まあ、未だにガンプラACを使いたいというファイターは誰1人見つかってないのだけど。

 

 

 

 

「はぁ………あの時アラン・アダムスに出会っていれば、俺はあいつを殴ってだろうよ。そんで、ノートの中身を絶対に見せなかったね」

 

そして、今現在。

真面目にガンプラバトルに勤しむ生徒たちを見ながら深くため息を吐く。

既存のアレンジ含めたガンプラとはデザインの異なるガンプラACは、他の奴らからイロモノ扱いされて大いに嘲られた。

 

まあ、誰だって笑うだろう。

ガンダムの代名詞でもあるV字アンテナの付いていない頭部に丸みや鋭角な線を多用したパーツ。

そんなものを見せられて、ガンプラですと胸を張れば誰だって嗤うさ。

 

「……しかし、今回のレーザーブレードは中々にいい出来栄えだったな」

 

ガンプラAC『03-AALIYAH』をケースからひょいと取り出す。

この機体は、頭部に最もデザインが似てると思う逆襲のシャアの登場機体、ヤクト・ドーガの頭部モノアイを独特な複眼タイプに変更し、更に全体的な形状もよりスマートに、よりシャープにした。

 

次いでコアである胴体はギャプランのものを参考に自作、その形状はまるでF1マシンのようにもハシボソガラスの鋭い嘴にも見て取れる。

 

腕部分も自作と言っていいだろう、いいのが無かったんで、こちらは記憶を頼りに色々と作成した。

肘部分が他とはあまりにもデザインが違すぎるため、ガンプラACがバカにされる要因の一つとも言える。

 

脚部は機動戦士OOからジンクスIIIの脚部にニークラッシャーを取り付けた。

一見意味の無い改造だが、イメージ通りのヴィジュアルに持っていくことが重要だと思ったので後悔は無い。

 

そしてバックパックは機動戦士ガンダムAGEからガンダムAGE-2ダークハウンドのものを流用、これだけは本来の姿にかなり似ていたので何も手を付けていない。

 

最後に、今回試したかった武器、“刀身”の無いGNソードだ。

この武器はガンダムエクシアの主要武器で実剣・ビームライフル・シールドを複合させたハイブリッドウェポンだが、俺の求める仕様に刀身は要らなかったので排除した。

 

まあ、今回の戦闘で近接戦闘は問題なくこなせたために実験成功とする。

 

次回は今回デッサンで描いた有澤製重量タンクの雷電か……射撃武器、04-MARVEというものを製作しようと思う。

こちらについてはガンダムAGE-2ダークハウンドの主兵装が仕様にかなり近いため、流用・アレンジを施すだろう。

 

「おっす、おはぼっち♪」

 

「………おっす、おはぼっち」

 

突然かけられた言葉に数秒時をかけて応えるが、突然おはようぼっちクンとは如何なものか。

 

「いやー、君も分かってきたもんだね〜おはぼっちおはぼっち♪あはは」

 

ケラケラと笑う女を胡乱な目で見返す。

右側は耳の下まで垂らし、左側は耳の裏に乗せた左右で髪の長さが違うアシンメトリーと呼ばれる紺色の髪型。

何故かセーラー服のワンピース?を着こなしたスラリとした手足に色白の肌。

この学校の容疑面がガバガバの緩々というのが鷹揚に知れるふざけた服装の女であり、俗に言う(?)前世持ちの俺以上に変人臭の香る女、水龍寺 真凛、だ。

 

「今日遅刻した俺が言うのもなんだけどよ、お前余裕で遅刻だな」

 

「うん。今日はたまたま朝の具合が悪くってね〜。生理ってやつだよっ♪」

 

「いや、何普通に言ってんの?お前、常々思ってっけど、本当にバッカじゃねぇの?」

 

Vサインながら明るく笑う目の前の女は、羞恥という感情が抜け落ちてるのでは無いだろうか。

真凛の生理発言を受けてザワザワと騒ぎ出すクラス男子生徒共。

しかもこいつのワンピースセーラー服(?)の生地が心なしか透けてるように見える、あ、ブラが見えた、透けブラだ透けブラ!

 

「おま、走って来たか?」

 

「ん?ほほう、中々に鋭い観察眼ですねぇカラスマルぅ〜♪さては見たな?お主、女の子の秘密の花園を?」

 

いや、お前も十分鋭いから。

 

「バッカ、息上がってんだよ、お前。生理ってよく分からんけど、無理せず休め、ほら、椅子」

 

「ふっふー、くるしゅーないである♪」

 

バッと座っていた椅子を差し出すとこいつは服がめくれるのも気にせずにどかっと座り込んだ。

ウォォォォォォ!!!とガンプラバトルの盛り上がりが上昇するが、これは多分別の意味での熱狂だろう、そのうちに突然土下座や這い蹲る奴が出ないか心配だ。

 

「あれ、君のガンプラ、新しいの出来たんだ」

 

「ああ、お前のは?」

 

「いやー、随分難航しちゃっててねー。跳躍ユニットとか兵装担架システムとかの再現が難しいの、ほんっと大変」

 

パタパタと服の通気を良くしようと胸部分のフリルを摘んで上げ下げする度に教室のボルテージがうなぎのぼりに上昇していく。

その熱狂に押されて聞こえなかったが、こいつは今なんと言ったのか。

 

「そっちは順調なんだね」

 

「ファイターはからっきしだけどな」

 

「自分でやればいいのに」

 

「出来れば怠けたい。却下って事で」

 

言葉の応酬に満足気に頷き、真凛はスポーツドリンクをゴクゴクと旨そうに飲みだす。

その際に白い肌の表面を艶やかに汗が垂れ、男子生徒の視線を見事釘付けにした。

 

「ぷはぁっ、なら後で、私とやろっ♪」

 

「…………………はぁ」

 

さっきまでの生理発言はどこに行ったんだろうか、こいつ、自由奔放過ぎないか?

「別にいいけどさ、お前、ガンプラ持ってきてんの?まだ完成してないんだろ」

 

「んふっふー、それは新しい奴がね。今回は真凛ちゃんの特製フォビドゥンマリンプレシオを使用するからだいじょーぶ♪」

 

真凛がケースから出すのは特徴的なバックパックを背中に提げた水色の機体だ。

確かフォビドゥンという名前のガンダムは機動戦士ガンダムSEEDで出てきた奴だ、自前の装甲で実弾を無効化しつつビーム攻撃もバックパックシステムで自機から方向をずらす無敵の防御性能を誇る。

 

ベースがフォビドゥンガンダムというのはこれで分かった、じゃあ他は?例えば名前、マリーン、プレシオ、恐らくマリーンは海兵隊員……海兵隊仕様か?若しくは海、海上、海に棲む……この辺りの解釈でいいだろう。

そしてプレシオは言わずもがな首長竜目のプレシオサウルスか、つまり、水陸両用系統のガンプラって訳だろう。

確証が無い、まあ、フォビドゥンの特性の弱点は至近距離からのビームや奇襲。

なら市街地戦が最適だ。

 

「まあいい、とりあえずバトルしよう。フィールドは市街地戦な」

 

「え?嫌だよ?此処は敢えてあまり誰もやらない海上戦でやろーよ!ねっ?」

 

……………水中・水上戦の得意な機体で当たりか、バカな奴め、機体特徴が分かればわざわざ相手の得意な場所で戦う奴なんているわけ無いだろう。

 

「お前、俺に挑むんならフィールドくらい選ばせろよ」

 

「む、むむむ………海フィールドなら圧勝出来たのに……くやじい……」

 

やはりか、油断も隙もねえわこの女。

 

悔しがる真凛を無視して空いているシュミレーションシステムのフィールド設定を行い、戦場を市街地戦に変更する。

後は真凛が準備するのを待って、03-AALIYAHをGPベースの上に置いた。

 

 

 

 

 

 

 





真凛ちゃんの作ったるガンプラ、何なんでしょうね。
跳躍ユニットとか兵装担架システムとか……なんか凄そうですね!
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