意味が分かると怖い(かもしれない)話 作:影谷クロ
隣の部屋
私は今日から念願の一人暮らしです!
お父さんお母さんが応援してくれるから頑張れる!
とりあえず部屋を片づけた、我ながら感心するほどの整理整頓のできた部屋だ!
これなら誰か遊びに来ても恥ずかしくない!などと考えていると部屋の壁に穴が開いているのに気がついた
(なんだろう…あの穴)
興味本位で覗いてみると穴の先は赤一色。
ここの壁はあまり厚くない、となるとこの穴はお隣の部屋にまで続いているはず…
(壁とかに赤い紙でも貼ってるのかな?)
なんて考えながらその日はもう遅かったので寝ることにした。
それから数日の間、時々穴が気になり覗いてみたけどやっぱり赤一色。
(…やっぱり気になるなぁ)
そんなある日、大家さんにお隣の人について聞いてみた。
「ああ、そこには病で目が真っ赤な人が住んでいるのよ。最近家から出ないから少し心配なんだけどねぇ」
なんて笑いながら話してた。
ここを早めに引っ越そうかな…
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ピンポン
ある日の夜中、私の家にインターホンの音が鳴り響いた。何時だと思ってるのよ…
「どちら様ですか?」
インターホン越しに声をかけてみたんだけど無視。
いやがらせ?それとも話せないとか?
時間も遅いからあまり喋れないのだろうなぁと勝手に解釈した。
でもやっぱり相手の顔が気になったからドアの覗き窓から見てみたんだけどね
誰も居ないんだ
(嘘!?幽霊?)
少し怖くなったんだけど、その後もう一回
ピンポーン
ってインターホンがなった
(もしかして何か伝えようとしてる?)
そう思って興味本位でこんなこと言ってみた
「これからの私の質問にイエスなら一回、ノーなら二回インターホンをならして頂戴」
もちろん返事はない
「それじゃいくわよ…」
「あなたは女ですか?」
ピンポーン
念のために聞いてみようかな
「あなたは男ですか?」
…ピンポーン
(…?)
「…あなたは今…一人ですか?」
…ピンポーン…ピンポーンピンポーンピンポーンピンピンピンピンピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピppppppppppppppppppppppppppppppppp……
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砂場
この前、会社の帰りにさ
5、6才くらいだったかな?子どもが砂場でしゃがんでたんだよ。
時間はもうすぐ12時になるのに一人で。
心配になって、声をかけてみたんだ
「ねぇ君、こんな時間まで何してるんだい?」
すると子どもが言ったんだよ
「あのね、砂に目が入っちゃったんだ」
俺は怖くなって逃げるように帰ったんだよ
いやぁ、怖かったなぁ