モンスターストライク・コンバット   作:織戸

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 注意!この二次創作は作者の完全オリジナルです。こんなのモンストじゃない、このモンスターはこんな性格じゃない、と思う方は見ない事をお勧めします。
 


プロローグ

「おい詩咲(しざき)。これは何だ」

 

「? 今日の理科の時間に配られたやつですね」

 

「そうだ。その理科の先生から書き直してこいとのことだ」

 

「なぜです?」

 

「なぜもなにも、自分で内容を読んでみろ」

 

「はい」

 

 先生から自分の書いた紙を渡され、そこに書いてあることを一言一句間違えずはっきりと言う。

 

「動物。それは我々人間が生きていくうえで必要な生き物である。豚、牛、鶏などはその肉を我々人間の胃袋に捧げ、カバ、ペンギンなど食用に適さない動物は動物園という名の牢獄に入れられる。世界で一番危険な生き物はイモガイと呼ばれるが、実際は人間が一番怖い。人間にとって動物とは娯楽に過ぎない。犬や猫を飼い、その動向を可愛がり、やがて死を迎えれば悲しむ。だが数日も経てば悲しみなんて忘れてる。それはペットの死を乗り越えたのではなく単に飽きたから、だろう。とまあこのように動物とは可哀想かつ、みじめなものと私は思う」

 

 全部言い終えると、詩咲は額を抑えてる担任の先生に「終わりました」と言った。

 

「・・・自分の意見を自分で言ってみた感想はどうだ?」

 

「よく書けてると思います」

 

「確かにかけてるが内容がなんていうかディープ?すぎると批判の声が他の先生からもちらほら上がってな」

 

「ウソをかくよりは良いと思うのですが」

 

「まあともかく、内容をもっとオブラートに包んで再提出!いいな?」

 

「えー・・・」

 

 書き直し用の紙を貰い、詩咲は職員室を後にした。

 

 

 ☆

 

 

「あーめんどくさい」

 

 家に帰り少年、詩咲(とおり)はベッドの上に寝転がる。

 貰った再提出用の紙を机の上に放置したまま彼はアイフォンを取り出す。

 ずらりとアプリが並ぶ。その中からいつもやってるゲームを起動させようとすると、不審なものを発見する。

 

「あれ。こんなアプリ入れてたっけ?」

 

 入れた記憶の無いアプリの名前は、『モンスターストライク』

 今巷で流行ってる大人気アプリだということを思い出す。

 

「略してモンスト、って言ったっけ確か」

 

 でも、と彼は言う。

 

「興味無いんだよなー」

 

 周りが面白い面白い言ってても、それが自分も同じとは限らない。

 彼がそうだ。実際彼が面白いと思ってるゲームは誰も面白いとは言わなかった。

 

 だが、やってもないのにつまらないと言うのはちょっと不本意だ。そう思った彼は本当に面白いかどうか試してから判断することにした。

 

 つまらなかったら消せばいい。そう思って通はモンストのアプリを押した。

 

 すると次の瞬間、スマホの画面が光りだす。

 

「!!」

 

 光は弱くなる傾向をみせず、どんどん強くなっていく。

 目を手で覆うも貫通してくる光の強さ。

 

 光る強さがもう一段階強くなった後、光はようやくおさまっていった。

 

「・・・目がチカチカする」

 

「おい」

 

「え?」

 

 視界に若干ノイズがはいってろくにあたりが見えないなか、聞き覚えのない声が耳に響く。

 それも女性の声音だ。

 

「こっちを向いて」

 

 ようやく視界の乱れがおさまってきて、通が声のする方向に目を向けるとそこには一人の女性が立っていた。

 

「えっと、どなた様ですか?」

 

「私の名前は『ルシファー』あなたが私のマスター?」

 

 通は硬直した。

 ルシファーという名前の恐ろしい響きに、ではなくあまりにも可愛らしいその風貌に。

 




 人物紹介

 詩咲 通

 黒い髪と青色の瞳がトレードマークの16歳
 両親とは死別しており、一人暮らし。

 ルシファー

 正式名称は「反逆の堕天使ルシファー」
 この作品で彼女は作者のゲスな考えに性格を改変させられる(笑)
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