モンスターストライク・コンバット   作:織戸

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 文書くの難しいっすね。


もう少しプロローグ

「あなたが私のマスター?ん?どうなの?ねえ」

 

「いや、いきなりそんなこと言われてもわからないよ。モンストを起動したらスマホが突然光って、光がおさまったと思ったら今度は君が出てきたんだから」

 

 そう言うとルシファーはベッドの上に置いてあるスマホに視線を向ける。

 画面はブラックアウトしているが。

 

 スマホを数秒じっと見つめた後、顎に手を添え考え事をする。

 さらに数秒後。

 通に視線を戻すと、

 

 パチンッ

 

 彼女が指を鳴らす。

 すると背後に巨大な玉座がスウッと顕れる。

 顕れた玉座にルシファーはゆっくりと腰をかけ、足を組む。

 

「あなた、名前は?」

 

「・・・・え、俺?」

 

「あなた以外に誰がいる」

 

「と、通」

 

「鳥?」

 

「と・お・り!」

 

「トーリ?変わった名前ね」

 

 ほっとけ。通は心の中で叫んだ。

 

「じゃあトーリ、早速で悪いんだけど」

 

 ルシファーは人差し指を立てるとビシッと通を指す。

 

「あなた、これから私の部下(マスター)だから。よろしくね」

 

 

 ☆

 

 

 

 通です。

 前回までのあらすじをざっくり言います。

 

 昨日家に帰ってスマホの画面をひらいたら、モンストのアプリがいつの間にか入っていて、それを起動させようとしたら激しい光に襲われた。

 そして気が付くとそこには美少女堕天使ルシファーがいましたとさ、まる。

 

 ・・・・うん、普通に考えればありえないよね。ゲーム内のモンスターが現実に出てくるなんてこと。

 

 出てくるなり俺の事マスターって呼ぶし。

 

 あと俺の事をマスターってルビを振っておきながら実際は部下って呼んでる。上下関係的に言えばマスターって呼ばれてる俺の方が上なのに。

 

 まあ、どうでもいいけど。ルシファーが召喚されようがされまいが、俺の日常に変わりない。

 ・・・いや変わりあるか。

 

 家に家族じゃない綺麗な女の子と一緒に住んでいる事って周りから見たらかなり羨ましいことだよな。特に男子とか。

 

 チラッ

 

 俺が普段寝ているベッドですやすやと寝息をたてて寝ているルシファー。

 

 なんでルシファーが俺のベッドで寝ているのかというと、昨日寝ようとしたら「そこは私が寝るところ。あなたは床で寝なさい床で」と言われ、ベッドから蹴り落とされたのだ。

 いきなり来ておいてその態度は何だ、と力尽くで今度は俺がルシファーをベッドから引きずり降ろそうとしたが、彼女の可愛い寝顔に俺は引きずり下ろす事をやめた。

 

「・・・すう・・・すう」

 

「・・・・」

 

 さりげなく髪を撫でたいのだが、

 

 コツン

 

 常時バリアを張ってるらしく触れない。

 

「そろそろ行かないと遅刻するな」

 

 スマホのデジタル表記の時計を見て、俺は家を出た。

 

 

 ☆

 

 

 教室に行けば、大抵みんなスマホをいじってる。

 

「昨日の降臨クリアした?」

 

「余裕余裕あんなの」

 

「マジ?俺クリアできなかったよ」

 

「仕方ねえな。俺が手伝ってやるよ。俺の華麗なストライクショットを見せてやるぜ」

 

「期待してるぜ!」

 

 そして大抵モンストの話をしている。

 たまに違うゲームの話も出てくるがモンストにすぐ上書きされてしまう。

 

「ああ、俺のリリスちゃん。どうか彼女がいない俺のために実体化してください・・・」

 

「するわけねえだろバーカ!ハハハッ!」

 

「んなことわかってんだよ!言ってみただけだろうが!でもやっぱしてほしい」

 

「わかるぜその気持ち。俺のバステトも実体化を望んでいるはずだ」

 

 悲しい男達の声が聞こえるな。

 その望み、俺は叶っちゃったよ。望んでなかったけど。

 

「はーい授業始めますよ~」

 

 

 ☆

 

 

「んー!今日も一日疲れたー」

 

 学校が終わり、背伸びをしている通。

 そこへ――――

 

「やっと来たわね、トーリ」

 

 校門を通り抜けようとした彼の背後から声が聞こえる。

 振り向くとそこには白いフードを深々と被った女性らしき人物が立っていた。

 

「・・・もしかしてルシファー?」

 

「そうよ」

 

 バッ!とフードを外し、顔を露出させる。

 

「その服どうしたの?」

 

「あなたのを貰ったのよ」

 

「そのズボンは?そんな短い丈のズボン俺は持ってなかったはずだけど」

 

「長すぎたから切ったわ」

 

「お前、勝手に人のを」

 

「はいはいごめんごめんそーりーそーりーこのとおり」

 

(絶対反省してないなコイツ)

 

 反省している雰囲気を全く出さないルシファーを見て通は深いため息を吐く。

 

「んで?ここに一体何しに来たんだ?」

 

「あなたに案内を頼みたいのよ」

 

「案内?なんの」

 

「この町の案内に決まってるでしょ。私こっちの世界の事全然知らないから」

 

 澄ました顔で言うが、目がキラキラしてる。

 内心好奇心旺盛な性格なのだろう。

 

 しかし、

 

「ダメだルシファー。今日は大事な用事があるんだ」

 

 通はいつになく真剣な顔で言う。

 流石のルシファーも思わず唖然とする。

 

「・・・大事な用事って?」

 

 おそるおそる聞くと、

 

「家に帰って俺はゲームをするというそれはもう大事な用事があrぐはっ!!」

 

 通の腹部に深々と突き刺さる拳。

 あまりの威力に失神しかける通。

 

「さ、案内しなさい」

 

「い、イエッサー」

 

 ルシファーにズルズル引きずられる通であった。

 

 




 ルシファーの私服はアニメのを想像しました。でも性格は私オリジナルです。アニメと同じとは限らないよ^^
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