「コーヒー1つ。ルシファーはどうする?」
「オレンジジュース」
「かしこまりました」
ある程度周辺をまわったあと、二人は近くのカフェで一段落ついていた。
窓際の方にある2人専用の席に座り、飲み物を注文する。
「このへんはあらかたまわったけど、どうだった?」
「そうね。まあ、いいんじゃない?」
「よかった。これでやっと帰れるよ」
「あんたねえ・・・」
机に突っ伏す通を見てため息を漏らすルシファー。
「どんだけ家に帰りたいのよ」
「自分の家ほど安心してくつろげる場所はないからね」
ははは、と通は笑う。
そんな通を見てルシファーはまたため息を吐く。
「お待たせしました。コーヒーとオレンジジュースでございます」
「どうも」
通はコーヒーを受け取り、ルシファーはオレンジジュースを受け取る。
ストローを差し込み早速飲もうとするルシファーの目の前に信じられない光景が映る。
ドボドボドボドボ・・・
「あ、あんた」
「ん?」
「どんだけ砂糖入れてるのよ!」
信じられない光景とは、通が注文したコーヒーにもの凄い勢いで角砂糖を入れまくってる姿だった。
そのせいでテーブルにあらかじめ置いてある砂糖のケースの中の大半が無くなっている。
「俺甘党なんだなこれが」
「甘党にも限度ってものがあるでしょ」
「そんな限度知らん!」
「はあ~・・・。なんでこんなやつの召喚に応じちゃったんだろ」
三度目。またしてもため息を吐くルシファー。
しかし今度のため息は一度目と二度目の比較にならないほど深~~~~いため息を吐いたのだった。
「いらっしゃいませー」
来客による店員の声が店内に響く。
2~4人の男女が来店してくる。
それを見た通は、
「あ、やべ」
それと同時に手で顔を隠す。
通の突然の不思議な行動にルシファーは首をかしげる。
「なんで顔隠すの?」
「あの制服、うちの学校のやつなんだよ。それも俺と同学年のやつら」
「?それがなんで隠す理由になるの?」
ますます意味がわからない。
挨拶ぐらいすればいいじゃない、ルシファーはそう思った。
「人付き合い苦手なんだ。俺」
片手で顔を隠しつつ、糖分がたっぷり入ったコーヒーを飲みながら言う。
「あなた意外と引っ込み思案なのね。消極的?人間不信?あてはまる言葉がないわね」
「人間不信・・・はは、まあそんな感じかな」
乾いた笑い声を出しながらコーヒーを啜り続ける。
ルシファーもつられてオレンジジュースを飲む。
ズズンッ!
飲み物を飲んでいる二人の耳に思い何かが落下したような音が耳に響く。
「な、なん――――――!?」
重い音に驚いた通は更に驚く。
さっきまでガヤガヤワイワイの騒いでた店内にいる全ての人間の動きが、止まっていたからだ。
まるで漫画によくある時間停止の能力を使った人物が見る光景のように。
お辞儀をしたまま頭を上げない店員。
コップにずっと口をつけたままの客。
運悪くコーヒーを零し慌てふためいてる者、全ての行動が止まっている。
「来たわね。あいつらが」
そんな中、ルシファーは落ち着いた声音で意味深な言葉を呟き、椅子から立つ。
「あいつらって?」
「来ればわかるわ。ほら、行くわよ」
「え?ちょ!」
通の襟を引っ張り、ルシファーはある場所へと向かって行った。
「会計まだなんですけどー!!」
文章力皆無ですいません。伝えたいことが伝わってない感がありまくりですがお許しください。
ここはこうした方が良かった、と思ったら話の一部を改訂するかもしれませんので、もしそういうことがあったらちゃんとご報告いたしますのでご安心ください。