ゲート・忍者来れり   作:体は大人!心は中二!

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2話

「我々、調査部隊はこれから里より半径一キロの地図を作成しつつ、

我々以外の勢力を発見しだい、情報を収集します。

もし、戦闘が避けられない場合は敵を無力化しつつ後退しますが質問はありますか?」

 

「「「「「「……」」」」」」

 

ヒナタが選んだ忍達に任務の内容を説明するヒナタ。

集められた隊員たちは、彼女の話を黙ったまま一言一句聞き逃さないように

五人と一匹は真剣に耳を傾ける。

 

「質問が無いようなら、これより出発します。

いいですね?」

 

「「「「「はっ!」」」」」 「アン!」

 

隊員たちの返事と共に開かれた門から跳躍し、木から木へと飛び移りながら

移動を開始した。

 

「なぁ、シカマル…。お前は今回の事をどう思う?暁のヒナタ様が出張るほどヤバいのか?」

 

移動を開始しする前から、今回の異常事態に不安を覚えていたキバは自分より頭のいいシカマルにこっそりと質問した。

 

「そりゃあ、相当ヤバいだろう。これは予想だが、国はおそらく時空間忍術の類で飛ばされている。

そんなことが出来るのは、小国を一人で相手に出来るうちの大将とタメを張れる化け物だけだ。

その化け物が忍術で飛ばしたと仮定すると、目的は自分たちの近くに居る日の国が邪魔になったから単純に遠くに飛ばしたか、日の国を潰す為の作戦でここに飛ばしたかのどちらかの可能性が高い。

一番安心出来るのは前者とたまたま日の国が実験にされたってのだが……そんな事が出来る化け物が居るって事実はかなりめんどくせぇ。」

 

尋ねられたシカマルはめんどくさそうにしつつも、分かりやすくキバに自分の考えを説明した。

なまじ、頭がよく具体的に想像できるシカマルはキバよりも不安は大きかった。

そして、彼の頭の中では仮想の敵が現実に居る場合かなりの被害が出ると想像できるのだ。

 

まあ、そんな敵はもちろん存在しないのだが。

 

シカマルの胃はゆっくりとダメージを受けていた。

 

「確かにそんな化け物が居たらかなりヤベェってのは分かったけどよ……俺はうちの大将もあんまり変わらねぇと思うぞ?」

 

この時、キバの言葉を聞いたシカマルは楽観的なキバをとても羨んだ。

 

 

 

 

偵察小隊が周辺を捜索を開始した頃、バサラは自身のアバターの差異について調べていた。

 

「写輪眼パネェ……」

 

写輪眼うちは一族の血継限界。

レベルが一定数を超えないと購入とアバターにカスタマイズすることが出来ない。

そして、更にレベルを上げて特殊クエストをクリアすることで万華鏡写輪眼が使用可能になる。

 

ただし、原作でもあったように使用すると一定時間視力が悪くなり同レベルの戦いだと大きな隙となる。

その隙を埋める為に出てきたのは…永遠の万華鏡写輪眼だ。

 

これもまた、運営公式ホームページで発表される自身のアバターと国のレベルを一定にしないと購入できない仕様となっており。

アバターがLVMAXの限界突破になると課金で購入可能…。

特殊クエストをクリアすることで片方の目が輪廻写輪眼を使えるようになる。

 

その能力はまさにチート。

ただ、廃人+廃課金のプレイヤーにとっては標準装備であるので上級者との戦争において優位性はあまりない。

 

そんなチートな写輪眼さんはすごかった……。

たまたま見かけた教練所で修行しているNPCのくノ一達の胸の動きを完璧に捉えられるのだ。

 

右目の永遠の万華鏡写輪眼・左目の輪廻写輪眼が右へ左へと揺れるオッパイの動きを補足し、次にどんな動きをするか予想する。

 

ビバ・写輪眼!

しかし……その喜びも途中から血の涙が出るのではないか、と思うほどの激しい後悔に塗りつぶされた。

 

俺は……俺は何故、白眼にしなかった!!

 

白眼は遠くを見通し、服の中を覗ける透視能力を秘めた覗きの最強瞳術!!

 

※違います。

 

もし、過去に戻れるのだったら俺は写輪眼を選ばず白眼を確実に選んでいるだろう。

 

……。

 

あれ?俺ってかなり余裕あるのか?

オッパイは大好きだが、普段からは考えられないテンションに気づく俺。

 

おそらく自身の持つゲームか漫画の世界でしか許されない強力な力のお陰で安心感を得たのだろう。

自身の感情に納得していると一人の男が現れた。

 

「おやおや、これは大将殿。先ほど森で響いていた轟音は貴方でしたか……。」

 

「自来也か……何の用だ?」

 

現れた男は、伝説の三忍である自来也。

彼はアカデミーの教師として配置してあったが、現実となった今は警備もしてくれているようだ。

 

しかし……何故、彼は肩に望遠鏡を担いでいるのだろうか?

 

「いやなに、ワシはこのアカデミーの教官ですので生徒たちの安全の為に異常を調べていたまで。

何事もないようでしたらその場所を変わっていただけませぬか?

その位置はワシが見つけたベストポジションゆえ……」

 

彼の働きに感心していたが、彼らしい最後の言葉で台無しだ。

俺も人の事は言えないが、望遠鏡を持ってまで覗きに来るとは……。

彼の覗きに対する本気度にあきれながらも気持ちは分かるのでどいてやると、彼はせっせと望遠鏡を組み立てニヤニヤと望遠鏡を覗き始めた。

 

まあ、俺は十分自身の事を確かめる事が出来たのでこの場を退散した。

この後、太陽の光に反射した望遠鏡のせいで自来也は血祭にされるのだが、この時の彼は揺れるオッパイとスパッツに包まれたお尻に夢中となっており、想像すらしていなかった。

 

 

そして自来也が血祭になっている頃、ヒナタ率いる小隊は森の中にある村を発見していた。

 

「耳の長い金髪の人たちが生活しているみたいです。」

 

「では、さっそく心転身の術で情報を探ります」

 

白眼で村と長い耳が特徴の村人を確認し、接近したヒナタ達。

術の効果範囲に入った、いのいちは印を組んで一人でうろついている村人の男に術を掛ける。

 

金髪の男の中に侵入した、いのいちは男の…ホドリューの記憶を読み、驚いた。

精霊と呼ばれる自然エネルギーの結晶体を扱う術に、自分たちとは違う言語。

人に見えるがエルフと呼ばれる長命種、亜人と亜神。

 

大陸を支配する帝国と呼ばれる国家。

忍者も自国と同等の力を誇った国家も存在しない。

 

ここは、自分たちが知る世界ではない!!

今すぐ、本国に伝えなければ!!

 

ホドリューの記憶を見た、いのいちは術を解除して真っ先にヒナタに情報を伝えた。

いのいちが収集した情報を聞いたヒナタはサイにこの情報を伝えるように命じた。

 

 

 




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