戦姫「さぁ、着きましたよ。ここが私が運営している佐世保鎮守府です」
防空「ここが佐世保鎮守府...私の鎮守府に少し近い場所にありますね...」
へぇ~伊藤鎮守府って割と近いんだね。今度お邪魔しようかな。迷惑だと思うけど。
サも2「お迎えが嬉しそうっすね...」
カ級「相当信頼されている証拠なんでしょう。みんな戦姫さんしか見てないですよ」
まぁ...ねぇ?最初の方に比べたら凄いと思う。着任した頃なんて時雨ちゃんと霞ちゃんしかいなかったし。まぁ忙しくしてた天龍と龍田さんは仕方ないです。
サも1「あそこにヤバい同胞がいません?」
ヨ級「あれはロリコンという不死の病に侵されてしまった可哀想な人です。あの人見てくださいよ、引いてますやん」
ロリコンとリア充先輩じゃないすか。
ヲウカはもうダメだあれ。絶対手出すから。
レオはもう島風ちゃんがいるから安心...していいのかなぁ?
五月雨「お疲れ様です!戦姫さん!!!」
ヲウカ「反対ノ手デ敬礼ヲスルノデスヨ。全ク可愛イデスネ。グヘヘヘヘヘヘ...ゴフォゴフォクチクカンサイコー!」
レオ「キモイナコイツ...。島風チャンモソウ思ウヨナー」
島風「そんなこと言ったらめっ!ですよレオさん!」
レオ「ゴメンナサイ...」
叢雲「色々な人が付いてきてるわね...」
霞「どんなひとかな...?」
うーむ...喋ってることは分かるんだけど離れてるから聞こえないなぁ。
防空さんの鎮守府は元は男の提督さんだったらしいけどその意志を継いだのが防空さんだったらしい。世の中不思議ね。
戦姫「ただいま、みんな」
霞「おかえりなさい!ママー!」
防空さん一家「ママァーーーーー!?!?!?」
あれ、なんで驚いてるんだろ。あ、霞ちゃん...。
戦姫「霞ちゃん、知らない人の前ではママって言わないでね?誤解されちゃうから」
霞「はい...」
ヤバいヤバいどうしよう霞ちゃん落ち込んじゃったどうしよう。
戦姫「か、霞ちゃん?別に怒ってないからね?ママは霞ちゃんのこと大好きだから笑ってくれると嬉しいな」
霞「ママぁ...」
霞ちゃんは私のお腹に頭をすりすりしてきた。
もう甘えん坊さんなんだから。
防空「戦姫さん...今さっきのは...」
戦姫「この娘たちにお母さんがいないって寂しいじゃないですか。せめてのものです。あとこの事は...」
防空「他言無用ってことですね」
戦姫「ありがとうございます...」
知られちゃったことは、まぁ仕方ないです。
私はこの娘たちのお母さんだ!ママだ!Motherだ!!!
こういう感じに吹っ切れればいいと思う。
戦姫「さ、私の鎮守府に入って、んしょ、どうぞ」
サも12「では、悔い改めて」
防空「普通提督の私から先に入るもんでしょ...。戦姫さん、お邪魔します」
霞ちゃん抱き抱えながら扉開けるの地味にキツいな。
早く魚の仕込みしないと。
戦姫「時雨ちゃんはクーラーボックスを、ヲウカとレオはドラム缶を持ってきて食堂に。霞ちゃんもクーラーボックスをよろしくね?」
霞「ママは?」
戦姫「私はクーラーボックスとドラム缶だよ?」
うん、すごく持ちづらい。クーラーボックスを肩に掛けてドラム缶を担ぐ。すごーく持ちづらいです。
暁「戦姫さん!」
響「私たちが」
雷「手伝ってあげるわ!」
電「なのです!」
た、頼もしい...!暁ちゃんたちも役に立ちたいと思って...流石にないか...。
戦姫「それじゃあよろしくね。鳳翔さん食堂に案内します」
鳳翔「ありがとうございます、マーマ♪」
戦姫「か、からかわないでください!」
こ、この人もしかして人をからかうのに長けている...?伊藤鎮守府にも恐ろしい人がいるもんですな。
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戦姫「私は魚の処理をするので鳳翔さんは甲殻類の処理をお任せします。あとの調理などは...」
鳳翔「はい、私にお任せ下さい。戦姫さんは可愛い娘たちと遊んであげてください」
戦姫「本当に助かります」
私は鳳翔さんにお礼をした後、まな板の前にたった。
魚を捌く時にはまず鱗を取っちゃいましょう。
今回の魚さんは暖流系のブリ、小さいマグロ、アジやサバ、そしてあまり移動しない系のマダイ。
暖流系の魚は漢字と同じ意味で、暖かい海にいる魚だよ。
それに対して寒流系が寒い海にいる魚。
あまり移動しない系っていうのはどこの海でも生息してますよって魚と覚えると良いかも。
まずは胸ヒレの後ろから斜めに切ります。反対側の方も。そして頭を落としましょう。
血でまな板が汚れるので、しっかり洗い、乾拭きしましょう。
そしてお腹を裂きます。頭の方から、肛門の方まで切り込みを入れると綺麗に切れます。市販の三徳包丁じゃ上手く切れないかも。
内蔵を取り出したら、3枚おろしにします。
背ビレの方から少しずつ包丁を入れて、中骨まで届いたら、今度はお腹の方から包丁を入れてください。
中骨まで届いたら、大体の魚は尾ビレの近くの骨と身が離れるので、そこから頭のあった方向に包丁を引くとあら不思議、骨と身が離れます。
そして尾ビレの方に包丁を引くと完全に骨から身が離れます。
これを反対の面もやると3枚おろしになります。ね?簡単でしょ?
まずこれを全部の魚にやっちゃいます。
できたら、刺身や寿司、海鮮丼などに使う身の処理をします。
まだ身には中骨が残っているので切って取り除きましょう。
次に皮引きです。尻尾の方に切り込みを入れて、皮1枚残るようにしましょう。
そして包丁の刃を85度ぐらい傾けて一気に引いちゃいましょう。そうすると皮引きができます。
最初の方は難しいですが、回数をこなすとできるようになると思うよ。まぁ当たり前だけど。
全部の処理が終わったら後は鳳翔さんにお願いします。はい。今回は作ってくれるそうなので。
戦姫「こっちは終わったので後はよろしくお願いします」
鳳翔「手馴れてますね...。私もあと少しで終わるのでのんびり待っててください」
鳳翔さん忙しそう。今日はカニとかエビが沢山捕れたから忙しいのは当たり前か。ちょっと悪い気もするけど後は全部任せてみんなとのんびり待ってましょうか。
あ、切り終わったりした時はちゃんと手を洗いましょうね。
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19:13
鳳翔さんの調理が終わったみたい。
うちの鎮守府の艦娘たちが自分で皿を取りに行くシステム的な何かをこの鎮守府では行っている。どこでもそうかな?
と説明しているうちに机に料理が置かれたようだ。
みんな美味しそう。と言うか絶対美味しい。
みんな席に着いたかな?
戦姫「えーっと。今日は伊藤鎮守府から防空棲姫さん達が来てくれましたー!では皆さん、自己紹介お願いします」
そう言って私は防空さんにマイクを渡す。
渡した時に急に微笑むの止めてください。照れてしまいます。
防空「戦姫さんから説明をいただきました。伊藤鎮守府の提督をやらせていただいてます。防空棲姫と言います。今晩は泊めていだだきありがとうございます。私は艦娘も深海棲艦も好きです。深海棲艦の中には艦娘とも仲良くしたいと思っている者もいます。ここの鎮守府には...既にいますけどね」
私でしょ?ヲウカでしょ?レオでしょ?ヲルカちゃんでしょ?レンちゃんでしょ?港姫さんにほっぽちゃん。結構いるね。
防空「もし、深海棲艦に敵意がなかったとしたら、攻撃しないで欲しいと思います。それではよろしくお願いします」
防空さんはそう言って鳳翔さんにマイクを渡した。
やっぱり深海棲艦にもそう考えている人がいるんだよね。戦闘狂たちじゃなくて良かった...。
鳳翔「航空母艦、鳳翔です。今晩の料理は私も手伝わせていただきました。お口に合ってくれると嬉しい限りです」
サも「「ハ級です」」
カ級「カ級です」
ヨ級「ヨ級っす」
さも1「俺たちは一時期艦娘たちと殺りあってた。だけど提督のお陰で平和に暮らすことが大切だと感じるようになった。こんなナリだが仲良くしたいと思っている」
さも2「今晩はよろしくぅ!」
カ、ヨ級「「よろしくお願いします」」
戦姫「紹介ありがとうございます。それでは皆さん、手を合わせてください」
パチっ!
戦姫「いただきます!」
全員『いただきます!!!』
潮「これ...鳳翔さんが作ったのですか...?」
鳳翔「3枚おろしや塩水処理をしたのは戦姫さんですよ。私は刺身状に切って盛り付けただけです」
戦姫「鳳翔さんの腕でもありますよ。私は普通の家庭料理しかできませんから」
霞「ママも頑張ったよ!」
戦姫「ありがとね、霞ちゃん。後ほっぺたにご飯粒が付いてるよ」
霞「んー。ママ取ってー」
戦姫「仕方ないわね」
食べてみると本当に美味しい。流石料理人。凄いっすね。少し料理をこの人に学ぼうかな。
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.........そうこうしているうちにみんな食べ終わった。
ご馳走様の挨拶をして、お風呂に入って、今は寝床に着くところ。
でも全く眠れない。取り敢えず夜風を浴びながら釣りでもしてきますか。
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防空「あ...戦姫さん」
戦姫「防空さん...どうしたんですか?」
防空「なかなか寝付けなくて...夜風に当たりに来ました。戦姫さんは?」
戦姫「同じです。あ、お隣失礼しますね」
私は釣竿にルアーを付けて投げた。
着水したらすぐにリールを巻く。投げては巻く、投げては巻くを繰り返していると...
チャポン...ビシャビシャ!
戦姫「掛かった!」
ヒットしたらすぐにリールを巻く。深海棲艦だから力をほんの少し入れるだけでも軽く引けてしまう。少し楽しみが減ったような減ってないような...。
防空「...手慣れてますね」
戦姫「小6ぐらいから始めたからね。まだ下手くそだけどある程度は釣れるよ」
防空「小...6?って言うことはもしかして...」
戦姫「バレちゃったかぁ...。そうよ。私は元人間よ」
バレちゃったのは仕方がない。包み隠さず全部話しちゃうか。
戦姫「私はね、これでも元女子高生だったんだよね。しかもこの世界じゃなくてもっと平和な世界。学校帰りに気づいたら海に突っ立ってた。右も左も分からないし、頼れる人もいなかった。独りは寂しいものよ。まぁすぐに妖精さんや時雨ちゃんに会ったからよかったけど」
防空「戦姫さん...」
戦姫「この姿になって初めて攻撃してきたのは深海棲艦。しかも駆逐艦の。貴女の駆逐艦を見た時に沈めようって思ったのはそれ。また攻撃してくるかとおもったから」
防空「...」
戦姫「信じ...られないよね。ごめんね、変なこと言っちゃって」
防空「ふふっ」
戦姫「?」
防空「あははははっ」
戦姫「きゅ、急にどうしたんですか!?」
防空「ひぃ...ひぃ...すみません。まさか戦姫も元人間だったとは...」
戦姫「え!?」
防空「僕はとある事故で死んじゃったんですよ。でもまだ生きていたい!って思ってたら神様が僕をこの世界に転生?をさせてくれたんですよ」
戦姫「そんなことが...」
防空「戦姫さんが言うように、独りは寂しいし、怖いです。でも深海棲艦や艦娘にも会うことができたんです」
戦姫「...」
防空「深海棲艦と艦娘は、いつか和解する時が来ると思います。僕は和解をする為に、提督になりました。...血で血を洗うなんて、僕には見てられません」
戦姫「防空さんが提督になったのにはそのような理由があったからなんですね」
ザァー...ザァー...
無言の時間が流れていく。
少し体が冷えたみたい。もう寝床に着こうかな。
戦姫「このことは秘密で」
防空「そうですね。その方がお互いにもいいと思います」
私はルアーをケースに入れて、魚をリリースした後立とうとしたら、
戦姫、防空「あ...」
防空さんと私の手がお互いに触れてしまっ。
戦姫「す、すみません」
防空「だ、大丈夫です...。あの、戦姫さん。良かったら、手を、繋いでもらっても大丈夫ですか?」
戦姫「え?」
防空さんが?私と?なんでまた...
防空「同じ境遇の人がいて...その、嬉しいので。その、手ぐらい繋いでいいかなって...。ダメ、ですよね!すみません」
防空さんはもじもじしながら私にそう言った。
もう、仕方ないなぁ。
戦姫「はい、手」
防空「戦姫、さん?」
戦姫「手、繋ぎたいんでしょ。2人の時はタメで行きましょう。ほら」
防空「あ、ありがとうございます...」
防空さんは私の手を握った。そして少し強く握った。
防空「戦姫さんの手、暖かいですね」
戦姫「そうかしら?貴女がそう言うならそうかもしれないわね」
防空「小さい頃にお母さんにやってもらったような感じですね...。お母さんって、呼んでもいいですか?」
戦姫「どうぞ、私の可愛い娘さん」
防空「お、お母さん...。は、恥ずかしいです...///やっぱ止めますね」
照れちゃって。可愛いわね。
こうして私と防空さんはそれぞれの寝床に着いた。
布団に入った瞬間に誰か腕に抱きついたような気がしたけど、気にしないでおこう。
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防空「どうもありがとうございました」
戦姫「どういたしまして。こちらこそ、ありがとうございました」
時雨「ところで戦姫?」鳳翔「ところで提督?」
2人「「昨日の夜はどこに行ってたの?」」
ギクゥッ!!!!
戦姫「わ、私は夜釣りに行っただけよ?」
防空「夜風に当たりに...」
2人「「ふーん」」
危ない危ない感づかれるところだった。
あのー防空さん?頬を赤く染めながら私の方に向いて微笑まないでください。時雨ちゃんの目がなんか怖いです。
防空「今度うちの鎮守府に遊びに来てください」
さも1「待ってますか」
さも2「待っていようぞ」
カ、ヨ「待ってますねー」
戦姫「今度暇があったら行くわ」
防空一家『それではー』
ザァーーーーー...
時雨「行っちゃったか...」
戦姫「また会いたいものねぇ。んじゃヲウカ、レオ?」
ヲウカ「ナンデショ、姫様」
レオ「ナンカアルンカ?」
戦姫「少し...お話をしましょうか...?」
レオ「...!?殺サレル...!」
ヲウカ「防空サンガ姫様ノコトヲオ母サンッテ言ッテタナンテ見タリ聞イタリモシテマセンヨ!?」
戦姫「んじゃ、今すぐ表出なさい。潰してあげるわ」
ヲウカ「戦術的撤退ヤ!」
レオ「姫様ニ勝テルワケガ無ェ!」
戦姫「もう...」
時雨「戦姫...?」
戦姫「ど、どうしたの時雨ちゃん?」
時雨「お母さんってどう言うこと?」
戦姫「な、ナンノコトカナー」
時雨「はぁ...戦姫ったら...」
ども、祭りでヲタ芸打ってたら明日部活だと言うことに気づいた烈華草です。
これで深海提督様とのコラボは終了です。
Twitterやってます。
@rekkaso0126か烈華草と調べると出てくると思います。
評価、コメント、誤字報告よろしくお願いします!
それでは!