Spirit world of ice spirit   作:草賀魔裟斗

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単発で収まらなかった小説ですね…
アドベントチルドレンのストーリーをまんま
再現してみました
今回は特にキャラ割りの下手さやキャラ割りのパクり
が目立ちます
本当に好き嫌いが別れるストーリーだと思うので
苦手な方はブラウザバック推奨です

↓キャラ割り
クラウド チルノ
ティファ 美鈴
バレット 華仙
ヴィンセント 優雲華
シド にとり
レノ 霊夢
ルード お空
マリン 大妖精
ザックス レティ
エアリス ミスティア
カダージュ 妖夢
セフィロス 幽々子
ヤズー アリス
ロッズ 椛
ルーファウス レミリア
ツォン 咲夜
イリーナ 早苗
デンゼル リグル

レッドXIIIとケットシーはこのクズの力量では東方キャラでは書けず
しかしFFキャラのままにも出来ないので
一応、オリジナル設定のルーミアとして書きます




世界を巡るライフストリームは

生と死の境を巡り巡る

それは世界の血液とも言えるそれを

神羅カンパニーは資源

魔洸として活用した

それは半永久的に使える万能資源

神羅カンパニーはすぐ魔洸を製造する装置…魔洸炉を8基製造した

それにより人々の生活は格段に便利になった

しかし人々の中には魔洸を使うことで星の寿命を減らしかねないと反対する人もいた

が、神羅はそんな人々を他所に魔洸を浴びた兵士ソルジャーを作り出した

ソルジャーは神羅の傭兵としてまた社員としてとても優秀だった

そんなソルジャーの中でも特に優秀なソルジャーがいた

西行寺幽々子、彼女は自分が恐ろしい実験で作られたと知り神羅を憎んだ

その内彼女はこの世が憎くなっていった…

そして彼女は星を破壊しようとした

 

星を破壊する者と守る者

神羅を支持する者と神羅を非難する者

様々な思いは交錯しライフストリームに溶けてしまった

そしてその戦いを終わらせたのは星自身であった

星はライフストリームを使い戦いを終わらせた

しかしそのような戦いを起こした

人間を憎むように新たな脅威を産み出した

高濃度の魔洸を浴び続けた人々には

星跡症候群と呼ばれる病が流行っていた

 

ミッドガル、セブンスターズ

店内に電話の音が鳴り響く

店を切り盛りしている紅美鈴は皿洗いの速度を早める

「もうここには居ないんですよ」

ぼそりと呟き電話の受話器をとった

「はい、こちらセブンスターズ…どちら様で…知ってるよ、と」

美鈴の表情が緩む

「ごめん、まだ帰っていないんです…いやいや、こちらこそ…全然連絡取れなくて…リグルも大変なのに…うん…リグルは大妖精に任せてるから大丈夫…いいっていいってそっちも大変らしいですしね…星痕についてなにか分かりました?…そうですか…うん…こっちも見つかったら連絡するから…うんお願いします…そうでしたっけ?…はい、じゃ、切りますよ」

美鈴は電話を切った

その足で奥の寝室へ向かった

奥では少女が二人いた

「大ちゃんどう?」

「ぐっすり寝てる…でもなんか苦しそうなんです…」

寝てる少女、リグルを大ちゃんこと大妖精は心配そうに見つめる

「…あの人は…どこに…いるんですか」

 

ところ変わってミッドガルを見渡せる荒野

そこに黒光りするバイクと青髪の少女がいた

少女は深く息を吸ってアイスバスターを見つめた

年月が経ち、錆びていてとても剣としては扱えない

この少女、チルノの相棒だ

「…レティ…あなたの分まで生きると決めたのに…」

チルノは黒い袖で隠した左腕を握りしめる

そしてバイクに股がりエンジンをかけ

どこへなく走っていった

 

その様子を見つめる者が三人いた

 

その三人はアイスバスターまできた

そしてアイスバスターを蹴り倒す

三人はチルノと同タイプのバイクに乗っている

「あれか…お姉さん…」

「やっと会えたじゃないですか」

「あの人が母さんを隠してるの?」

「多分ね」

二人がバイクにエンジンをかけた

 

荒野を走るチルノはいち早く

チェイサーに気づいた

「…なに?あいつら」

片方が片手を上げると狼のような影が走ってきた

「!?」

バイクはボディの部分が展開しチルノ専用の大剣

アイス・フルブレードを取り出す

アイス・フルブレードは複数の小さな剣を集合させ大剣になるのだが

その軸となる部分のみチルノは取り出した

細くすかすかで心もとないが今は悠長な事を言っている暇はなかった

すぐに狼のような影を斬り倒す

手応えはまるでなくまるでガスが拡散するかの如く消えてなくなっていく

そしてそのうちチェイサー自ら手を出す

まずは一人が剣で斬りかかってくる

アイス・フルブレード程ではないが

なかなか刃渡りのある剣だ

腕力が凄まじくあえなく

アイス・フルブレードが吹き飛ばされる

「くっ!」

「姉さん、母さんは、どこ?」

「はぁ?」

互いのバイクがドーナツスピンをする

そしてもう一人が拳銃でチルノを狙い撃つ

「隠しても無駄よ、姉さんだけだもの母さんを隠すなんて」

チルノの目を保護するゴーグルが吹き飛びこめかみから血が出る

「姉さん?母さん?」

 

その頃、三人衆の一人は携帯で電話していた

「どういうこと?やっぱり騙したんですね?…言い訳なんて聞きたくないですよ、彼女が母上をしってるって言った筈です…怒鳴らないでくださいよ…やはり貴方では話になりません社長と変わってください」

 

しばらくすると狼が全て消える

それとともにチェイサーは離脱していった

「…なん…なの?」

チルノは1人残された

 

チルノの携帯にはかつての仲間達から着信がよく届く、例えば

「私です!華仙です!やりました!

油田をみつけました!油田ですよ?

ゆ、で、ん!近々大妖精さんの様子を見に行かせてもらいますね!ということで伝えておいてください!ではまた!」

このようなもの

チルノは返事はしない

それどころかここ最近、連絡すら取っていない

しかし一つの着信がチルノをとある場所に行かせた

「美鈴です、また霊夢さんから着信です、事は一刻を争うそうです…今どうしていますか?返信を待ちます」

 

荒野の先にあるトレーラーハウス

入り口の少し前にバイクを止めた

その後、バイクのボディを展開し

アイス・フルブレードの軸となる部分を取り出た

 

美鈴の電話に出てきた霊夢はタークスの一員

タークスは神羅カンパニーの総務部調査課と呼ばれる部隊だ

総務部調査課とはよくいったもので

実際は暗殺部隊のような物だ

チルノの旅路にも何度か現れ

時に邪魔をし、時に手助け

なんやかんやと関与してきた部隊だ

今はリーダーの咲夜

いつも飄々とした態度の霊夢

寡黙だが喋りだすとバカが露天するお空

ルーキーの早苗の四人の部隊だ

 

トレーラーハウスのドアを開けた

すると待ってましたと言わんばかりに霊夢が攻撃を仕掛ける

チルノはヒラリと身をかわす

「と、と、と…あっ」

勢い余って外にでた霊夢を閉め出した

「ちょ!開けて!ごめんジョークだってジョーク!ウェルカムジョークだよ!ね?呼び出したの私なんだからさ話くらい聞いてよ!ね?ね?」

チルノは無言のままドアの鍵を閉める

それと、同時にトレーラーハウスの中からもう一人のタークス、お空が出てきた

「よっ!お空かっくいいー!」

無言のままで接近し殴りかかるまえに剣をつきだされ手を挙げた

「腕は鈍っていないみたいね…自称ソルジャー」

奥から車椅子の人物が現れた

「レミリアか?…あんたも不運ね」

チルノの一言でお空が目をそらす

 

レミリアは神羅カンパニーの社長だ

チルノの旅路の途中で自身の父親が死に

社長になった

メテオによって復活したアルテマウエポンによりビルごと爆破された

その後は消息不明とされた

 

「あたいを追ってきた人物は誰?」

「私はあなたに協力を仰ぎたいと思ってね」

「何が目的なの?」

「私はあのビルが爆破された時…」

「帰るよ」

二人ともお互いの主張だけをしていく

会話が進まない

「…妖夢に会ったの?」

「やつらの名前?やつらは何者?姉さんって呼ばれた…」

「気にするような事ではないわ…やつらの事を話す上で私達の事を話さないとね、私たちは世界に大きな借りがある…私の代では支払えないほどの大きな借りが…そこでまず幽々子が残した影響を調査したわ…まずは北の大空洞」

チルノがびくついた

そのようすを可笑しく笑うように続けた

「心配しなくてもいいわ…幽々子の影響はなかった…でも、そこで奴等は出てきた」

ドアの向こうから声が聞こえてきた

「咲夜さんと早苗が奴等に襲われた…私とお空は逃げるしかなかった…まさかと思ったよ…なんで、何もないのに狙われなきゃいけないんだよ、と」

霊夢の癖が出ている何か嘘をつくときは語尾に「…よ、と」とつける癖が

襲われたというのは本当らしい

なら…

「嘘だね…何もないのに奴等に狙われる訳がない…何か隠してるね」

レミリアは黙ってしまった

「神羅は昔から秘密が好きだからね少々ならば許すよ」

「助かる…あなたにはあいつらを倒してほしいの…あなたも星痕の情報は欲しているはずよ」

「あたいは…」

霊夢の声が聞こえる

「頼むよ!神羅カンパニーの復興よ!」

「…興味ないかな」

チルノがドアを開け去る

「「霊夢!」」

霊夢はえ?私?といわんばかりに自身に指差す

 

 美鈴と大妖精は近くの教会に来ていた

そこには花が咲いていた

 

この教会はチルノと後に仲間になる

ミスティアという古代種に出会った場所だ

古代種というのは大昔に生きていた人類で不思議な力と星と会話する能力を持っていた

それからも彼女彼女は仲間として同行した

しかし旅路のなかミスティアは幽々子の凶斬に倒れ、忘らるる都でライフストリームに溶けた

その後もチルノに大きな影響を残した人物で今でもチルノは引き摺っている

 

そこにはチルノの物とみられるマテリアがあった

「チルノちゃんはここで生活してるのかな?」

大妖精が近づいた

「みたいだね…」

黒ずんだ包帯を大妖精は見つけた

「ねぇこれ…チルノちゃんもリグルと…」

美鈴はため息をついた

「まだ1人で戦っているのですね…いつまでも引き摺って…どうしますか?」

美鈴が大妖精に微笑みかけた

「お仕置き…ですね」

「賛成!」

 

アイスバスターのところにチルノがきた

もう一度、アイスバスターを刺し直す

「もう、迷わないって決めたのにな」

急な激痛がチルノの左手を襲う

「うぅ…!!」

チルノは膝をついた

 

悲しむふりはいらない

  怒るふりもやめなさい

  なぜなら、あなたは…

  人形だから

 

声が止むとチルノは激痛から解放された

 

教会に近づく足音があった

三人組の1人が教会に来ていた

「チルノちゃん!」

チルノが帰ってきたと勘違いした大妖精が入り口に走った

「大ちゃん、下がって」

影に気づいた美鈴は身構えた

「貴方は?」

「私は犬走椛…母さんは、どこ?」

「知りませんよ、迷子センターにでも行きますか?」

「ふむ…じゃ遊ぼうか」

椛は剣を構えた

美鈴も身構えた

教会を縦横無尽に剣と拳が火花を散らす

美鈴は拳に鋼のグローブを着けている

美鈴の拳に椛はふきとばされる

「美鈴さん!」

大妖精に美鈴はサムズアップを見せた

しかし椛は剣の柄で美鈴を殴る

すると美鈴は糸の切れた人形のように倒れる

「ふん…」

美鈴が悶えている

「とどめ…だ!」

椛の頬にマテリアが当たる

「?」

「やめて…やめて…!」

椛はマテリアを見つめニヤリと笑う

そのあと、マテリアを詰め込み大妖精を無理やり連れ去る

「大ちゃん…」

美鈴は倒れた

 

「ねぇ…お空…」

トレーラーハウスのソファーに霊夢が寝ていた

お空は外を見ていた

「私達は世界に借りがあるわよね…」

「死んでも…償えないほどのね…」

「…重いね…でも仕方ないね…私達、神羅のせいで星が死ぬところだったんだ…」

お空が窓を見つめながら静かに頷いた

「あいつも…重いと思う」

「だね…」

「あと、辛気くさいのは止めよう…霊夢らしくないよ」

「お空…ふん…そうだね…まぁまずは咲夜さんと早苗の安否だね」

「咲夜さんは二度死にかけた…今回も大丈夫…」

「違いないわね」

瞬間、二人は身構えた

黒い狂気がトレーラーハウスに流れ込んできた

「妖夢…」

「電話にでないから…直談判しに来ました…社長を出してください」

  

数分前

セブンスターズ

電話がかかってきた

リグルは起き上がり電話に歩を進める

「…もしもし?…教会?いつもの?…うん待ってるよ」

リグルは外に出た

 

リグルを今、

蝕んでいる病は星痕症候群

皮膚が黒く変色し様々な症状を起こして次第に弱っていき

最後には死に至るという病だ

症状は人によって様々だが

ナイフでめたざしされるような痛み

吐き気、頭痛などがある

原因は諸説あるが今は

高濃度の魔洸を浴び続けて人体に悪影響を及ぼす、がテンプレートだ

 

外は曇天、白い光がリグルを包む

目の前を1人の少女が弟を連れて進んでいた

連れてというより背負っている

モーグリのぬいぐるみを落とした

「あの…これ」

星痕症候群であろう姉弟の姉はぬいぐるみを奪い取りリグルを突き飛ばした

理由は分からないが恐らく他人への感染を恐れてだろう

リグルは姉弟の後ろ姿をずっとみていた

 

トレーラーハウス

「うぅ…」

「…!」

お空と霊夢は倒されていた

そしてレミリアと妖夢が話していた

「あれは落としてしまったらしい」

「今度は嘘じゃない?ならこれに賭けてくださいよ」

咲夜と早苗の血の付いた社員証明書だった

一瞬、霊夢とお空の息が止まった

「ゆっくり話しましょうか社長」

妖夢はレミリアを連れていった

 

しばらくすると姉だけが歩いてきた

「さっきはごめん…」

「うん」

リグルはぬいぐるみを見た

「弟は居なくなったの…君も星痕なんだね?」

リグルはゆっくりと頷いた

「治してくれるって!行こう」

女の子はリグルの手を引っ張っていく

リグルを含め多くの子供がトラックに乗せられる

「ところで誰が治してくれるの?」

「知らない」

「そっか…もう誰でもいいや」

トラックが走り出した

 

時間は戻り大妖精が連れ去られしばらく経ち

教会

チルノが到着した

マテリアがないことに気づく

そのあとすぐに美鈴が倒れている事に気づく

「美鈴!誰に…」

「知らないやつ…大ちゃんが…」

「大ちゃんが!?…うっ!」

星痕の激痛がチルノを襲う

 

忘らるる都

そこは忘れることの出来ない場所

ミスティアが旅立った場所だ

そこに妖夢と椛がいた

「…姉さんが…ねぇ」

妖夢の腕にマテリアが埋め込まれる

「やっぱり姉さんが母さんを隠してるのかな?」

「いいや、あの社長だよ…今待たせてる…今は…」

子供達が歩いてきた

そのあとアリスが二人と合流した

大妖精は椛に捕まれている

「やぁ来てくれて有り難う…いきなりだけど私たちは兄弟なんだ…母さんから同じ因子を受け継いだ選ばれし兄弟!…でも星が私たちの邪魔をしてる…私たちの成長を止めようとしている…だから君達の体は痛み心が折れそうになるんだ!この力は星に復讐するための力!」

妖夢に似合わない大声を出したあとゆっくりと吐き出すように呟いた

「治してあげますよ…私に続いてください」

妖夢が池に入ると妖夢の魔力で水が黒く濁る

そして妖夢はその水を手にすくいゆっくりと飲み干した

「さぁ」

子供達も次々と水を飲み干す

「リグル…」

大妖精が心配そうにリグルの名を呼んだ

リグルも水を掬い上げた

「リグル!」

リグルの目が怪しく青く光る

そのようすをみて妖夢はほくそ笑みを浮かべる

「母上…見てくださいこんなに兄弟が増えました…これで寂しくないですね…早く母上に会いたいです」

 

チルノはバイクを走らせていた

大妖精や子供達を助けるために

すると視界が白く染まった

バイクに乗っている感覚がしなくなった

「どうして来たの?」

ミスティアの声がした

「自分が壊れそうなのに…ね…チルノちゃんらしくて良いことだよ…」

「…そう…かな」

「質問!どうして来たの?」

「あたいは…許されたいんだと思う…」

チルノは静かに首を降った

「あたいは許されたい…」

ミスティアはクスクス笑った

「誰に?」

チルノが後ろを振り向くと忘らるる都に戻った

そしてリグルが見えた

バイクをおもいっきり曲げてリグルを避けたが勢い余ってバイクは吹き飛んでいった

「待ってましたよ姉さん」

「子供達を迎えにきた」

「この人は…私達の姉さんです、でも残念な事に…」

妖夢がチルノに剣を向ける

「裏切り者です…」

椛とアリスがチルノに襲いかかってきた

チルノは素早い動作でバイクに向かい

アイス・フルブレードを構え応戦する

互いの戦闘力はほぼ互角だが

二対一は部が悪い

嵐のような二人の攻撃をさけ

チルノは妖夢に切りかかる

しかし魔法を使われてチルノは気絶してしまう

この時、携帯が泉に落ちた

「さぁ、とどめ…!!」

その時、赤いマントがチルノを覆った

「チィ…」

中から発砲されるも妖夢には届かず

赤いマントが消えるとチルノも消えていた

 

数十分前セブンスターズ

チルノが目を覚ますと寝かされていた

横では美鈴も寝ていた

「骨が折れたわ」

霊夢の声がした

「貴方達、子供達と暮らしてたわよね?」

「もぬけの殻…誰もいない…」

チルノが聞いた

「奴等?」

「目撃情報があったわ、白髪の美少女が子供達をトラックにつめこんでどこかへ運んでいったってね」

美鈴が目を覚ます

「場所は?」

「忘らるる都…恐らく…アジト」

チルノはしばらく黙って俯く

「…頼む」

「逃げないでください!」

美鈴が身を乗り出した

「でも…あたいは…」

「ズルズルズルズル…ズルズルズルズル…」

「いつまで引き摺っている気?いい加減、こっちまで暗くなるわ」

チルノはまた黙りこんでしまった

「逃げないでよ…逃げないで!いつまで引き摺っている気なの!?重い?仕方ないよ!重いんだから!1人で生きている人以外は誰かに頼らなきゃ…1人では生きていけないでしょ?出ないくせに電話は手放さないもん…なら…

少しは私を頼ってよ!一緒に…一緒に背負わせてよ!」

しばらく沈黙が辺りを支配する

「アジト、あんたが行きなさいよ」

霊夢とお空が部屋をでた

「私達は…思い出に負けたの?」

「だって…だって!あたいは…見殺しにしたんだよ…?」

 

本当にズルズルズルズル…ねぇ

もう許してあげたら?

このときもまたミスティアの声を聞いた

 

「やっぱりあたいは…誰も守れないね…優雲華、あいつらは?」

優雲華は木に凭れ話し出した

「私はよくここにくる…だから妖夢たちの事も見ていた」

優雲華はチルノの左腕を握った

チルノに激痛が走り表情が歪む

「星痕は体内の免疫が過剰に働く事で起こるらしい…人間の体にもライフストリームのような流れがありそれが体内に侵入した邪悪な物質と戦うわけ」

「じゃぁくなぶっしつ?」

「幽々子因子、ジェノバ細胞…好きに呼びなさい」

「詳しいわね」

「咲夜と早苗…死にかけの状態でここに運ばれてきた…助けてはあげたけど…うん、どうかな?」

「知ってる…なんで襲われたの?」

「自業自得…ジェノバの首を手に入れたらしい」

「ジェノバの首…奴等がいう母さんって」

「天から与えられし厄災ジェノバ…

その気になれば幽々子をもう一度、作り出す事もできる」

叢がガサガサと音をたてた

敵かと思い二人は身構えた

しかし叢から出てきたのは大妖精だった

大妖精は真っ先にチルノに抱きついた

「大ちゃん…」

「チルノちゃん!美鈴が!リグルが!」

「美鈴は大丈夫…」

「美鈴と話したい」

チルノは携帯を探すがどこにもない

大妖精は視界を優雲華に移した

「持ってる? 」

優雲華はマントを大きく開いた

そこには拳銃しかなかった

「信じられない」

「携帯が無いのって信じられないのか?」

チルノはうなずいた

「優雲華…大ちゃんを…あたいはレミリアに話を聞いてくる」

「賛成しかねるわね」

「でも」

大妖精はたまらず言った

「チルノちゃんはもういいよ!どうして私達の話を聞いてくれないの!?」

大妖精が優雲華のマントに隠れた

「大ちゃん、今から闘いが始まるんだ…けどただ闘えば良いんじゃない…わかるよね?」

「解りません」

チルノは困ったように表情をゆがめる

「チルノ…これは闘いの話かしら」

チルノは優雲華の言葉にしばし言葉を失った

そして吐き出すように呟いた

「ねぇ優雲華…罪って…許されるのかな…」

「試したことはない」

「試す…」

チルノは反芻するように繰り返した

そして大妖精の方を向いた

「大ちゃん、帰ろう」

大妖精は大きくうなずいた

「試してみるよ…結果は連絡する」

チルノが携帯を持つしぐさをして大妖精と去っていった

 

ミッドガル記念碑近く

そこに子供達は並ぶように立っていた

肉親の声も届いていないようすで

虚ろな目で地面を見ている

そこにリグルの姿もあった

妖夢は不敵に笑うと片手を挙げた

すると狼の影が人々を襲い始めた

周囲にいた人々は大混乱

そして椛とアリスは記念碑から垂れる鎖を引っ張っていた

「何してんのよ」

霊夢とお空があるいてきた

「母さんはここでしょ?」

「どうして?」

「この…記念碑?神羅が建てたから」

「ここじゃないとしたら母さんはどこ?」

「さぁね…私たちも知らないよ、と」

霊夢とお空が笑いあった

「やっぱ母さんを隠してるんだ」

図星をつかれたようにあからさまに動揺する二人

「お空!なんとか言ってやりなさいよ!」

「…」

霊夢が自棄になって強化警棒で殴りかかった

 

そこが臨めるビル

そこに妖夢とレミリアが居た

「どうですか?社長」

レミリアは黙っている

「でしょうね…悔しくて声も出ませんよね…」

咲夜の社員証明書をプラプラと揺らす

「人間というのは…思い出に生きているのさ…ライフストリームですら思い出なのだからね」

「じゃ貴方も過去に生きているというのですか?」

「いや…私は心底、忘れっぽい…それに悔しくて声も出ないと言ったね…反対だなぁ…私は今楽しくて仕方がない」

「それは良かったですね!」

火の玉を飛ばした

レミリアの顔に被せられている布が焦げる

しかしレミリアは余裕の笑みを浮かべる

「なんでそんなに余裕綽々で居られるのかは解りませんが…もう終わりにしましょう」

妖夢は自らに埋め込んだマテリアから魔法を発動する

それもただの魔法ではない

召喚魔法…それもかなり上級のもの

「…さぁ…来なさい…バハムート」




いかがでしたか?
僕の小説初の8000文字を突破した作品ですね
キャラ割りやらが下手ですが
元々のストーリーがとても面白いので
並大抵の事では面白くなくなることはないと思います
この小説が面白いと思ったら
すこし古い作品ではありますが
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDRENをご覧下さい
僕は映像に圧倒されました…
FINAL FANTASY VIIのフルリメイクはこれより凄いのでしょか?
楽しみです

それではこの作品の 下 でお会いしましょう
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