ポケモンの力を貰った人が異世界から来るそうですよ?   作:ゴロゴロ鼠

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そう・・・巨竜召喚
第20話


 

「甘い!!」

 

「ック!」

 

〝ポケットモンスター″の訓練所、そこには新たな技を習得しようと努力するポケモンやパートナーだけに任せずに自信も強く成ろうとする様々な種族のトレーナー。そして一ヶ月に近く前に新しくコミュニティの長となった大河が様々な相手とバトルをしていた

 

「駄目だ、全然勝てない」

 

「経験の差ですな、私達は決められた技しか使えませんが長年に渡り技を強化してきました。逆に大河様はほぼすべての技が使えるがゆえ選択肢が多く反射的に技を出すことが出来ません、まずは四つほどに技を絞り反射的に使えるようにしてみてはどうでしょうか?」

 

「分かった、頑張るよ、ギルガルド」

 

「また相手が必要な時はお申し付けください、これだけ大きなコミュニティとなると古くから居る私の様な物は仕事が無いのですよ」

 

柄の部分に銀色のスカーフを巻いたギルガルドはそう言うと訓練場から出ていく、それと入れ替わるように一匹のデリバードが大河の元へと来る

 

「大河様宛に郵便が来ておりました」

 

「ありがとう」

 

大河が封筒を見るとそこには一ヶ月で勉強して覚えたコミュニティの一つ、〝龍角を持つ鷲獅子″からの招待状であった

 

 

~~~~

 

大河は招待状を見ると直ぐに呼べる幹部を集めた

 

「〝龍角を持つ鷲獅子〟からの収穫祭への招待状か。この一か月で同じようなのが何枚か届いたがこれほど大きいのは初めてだな。行くのは決定として誰が行くか」

 

「子供たちは連れて行ってやりたいな、祭りと聞いてはしゃいでいる」

 

「しかし赤い鎖の事がある。それが無くても魔王や他のコミュニティにさらわれる可能性も」

 

「誘拐の心配は誰か大人が一緒についていけばいいとして問題は赤い鎖か」

 

「この収穫祭は二〇日ほど開催される予定だ、最初の数日は俺たちだけで行って危険が無いか見る、安全だと分かれば子供たちを連れてくれば良いんじゃないか」

 

「そうですな、大河様の言った案が一番安全でしょう」

 

「祭り前から調べておいた方がいいだろう」

 

「それは何人か人に姿を変えられる奴らに頼んでおこう」

 

「それじゃあ早速始めるぞ、収穫祭なんて直ぐだからな」

 

 

 

 

~~~~

「調べてみたが特に怪しい動きは無かったな」

 

「それでも油断できないぞ」

 

「分かってるよ。皆準備は良いな?一人で行動せず必ず複数人で行動するんだぞ」

 

「はい、分かっております」

 

「じゃあパルキア、頼む」

 

「おう!」

 

パルキアが収穫祭に最初に行く者達を〝アンダーウッド〟の近くまで飛ばすとそこには丁度休んでいた鹿の角を持った鳥の群れがいた

 

「・・・おいパルキア、誰がペリュドンの群れの中に遅れって言ったよ」

 

「・・・すまん、確認し忘れた」

 

ペリュドン達は突然現れた大河たちに驚くが直ぐに殺人種として大河達を殺そうとするが

 

「相手が悪かったな」

 

大河を始めここに居るのは全員〝ポケットモンスター〟の主戦力。ペリュドン達は1分と持たなかった。

 

「これどうするよ?」

 

「持って行って誰かに買い取ってもらうか。さすがに放置できないしこの鳥食べられるらしいぞ」

 

「じゃあギフトカードに入れて、良し。行くか」

 

道中は何事もなく大河達は〝アンダーウッド〟の水樹を水式エレベーターで上がり本陣入り口の受付で招待状を見せる

 

「〝ポケットモンスター〟の方々ですね、奥の部屋へどうぞ、〝龍角を持つ鷲獅子〟の議長サラ=ドルトレイク様を呼んでまいります」

 

そう言って受付の子が部屋から出ると一分と掛からず再び扉が開く

 

「お待たせした。私が〝龍角を持つ鷲獅子〟連盟の議長をしております〝一本角〟の頭首サラ=ドルトレイクと申します」

 

「初めまして、〝ポケットモンスター〟のリーダー風見大河と申します」

 

「大河様、皆様。ようこそ収穫祭へ、〝ポケットモンスター〟を招くことができ光栄です。実はゲストの皆様に言いにくいのですが相談したいことがあるのです」

 

「何でしょう」

 

「他のコミュニティにも話しておきたいことなので、〝ウィル・オ・ウィスプ〟と〝ノーネーム〟が来るまではお寛ぎください」

 

 

~~~~

「さて、何かあるみたいだけど俺達でも調べてみるか、全員一人にならず二人以上で行動しろよ」

 

「わかりました」

 

そうして何も起きず二日が過ぎたころ

 

「なあリーダーあれ何だ?」

 

大河とパルキアが外を散歩しているとパルキアが何かを見つけた

 

「どれ?」

 

「ほら、あの遠くの・・・うぉ!?」

 

パルキアが指をさす方を見ていると、急に目の前に巨人が現れた。巨人は大河達にその拳を振り下ろすが

 

「何だこいつ?」

 

『まもる』で簡単に防がれてしまう

 

「リーダー」

 

「ああ」

 

周りを見ると目の前の巨人と同じように急に巨人が現れ暴れまわっている

 

「ギアスロールは無いから魔王のゲームでもない、なら普通に倒して大丈夫だな、パルキアこいつら倒すぞ」

 

「他の同士達は?」

 

「騒ぎを聞きつけて直ぐに来るだろう、二人以上で行動させてるし問題ないだろう」

 

「だな、そうと分かればさっさと倒すぜ!」

 

 

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