東方戦記録   作:戦車狙撃兵

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東方初心者です
思い付いたまま書いていきます
良ければお付き合い下さい


傭兵と博麗の巫女(プロローグ)

某国の紛争地帯。とある集落。そこには様々な露店が並んでいる。買い物をする人、休憩しつつお茶を楽しむ女性。談笑しながら煙草を楽しむ男達。大きな皿に盛られた大雑把な料理にかぶり付く子供達。差はあれど何処にでも光景と日常。ただ違うのは…

 

 

 

 

それぞれの格好の武装をしていることだった。

 

 

 

お茶を飲む女性も煙草を吹かす男達も料理にがっつく子供達も傍らには自動小銃、腰には剥き出しの山刀がぶら下げており、狭い道を通って装甲輸送車やトラックの荷台に揺られた兵士が哨戒兵の検閲を受けて集落を出ていく。

その様子を木々の生い茂る場所から偵察を行う者がいた。ギリースーツで周辺に溶け込み、額にはダークグリーンのバンダナ、露出している肌もまた迷彩パターンのフェイスペイントで塗りたくられてた。集落からは肉眼は勿論、双眼鏡でさえ注意深く観なければ発見出来ないだろう。それでも彼はゆっくりと双眼鏡を顔から外した。成人まえ、まだ少年と言っても差し支えないと印象だ。事実、彼は未成年である。

彼は匍匐のままズリズリと下がり、ある程度の距離を取ると立ち上がって自軍の集結地の帰路に着いた。

帰路最中、彼の進行方向から言い争う声が聞こえた。彼は自分の銃(狙撃銃M700)のスコープを覗く。敵対組織の兵だった。お互いが地図を指先で叩きながら喚き合う。どうやら道を間違ったのを押し付けあってるみたいだ。彼は樹木に身体を依託し、ボルトを引いた。息を吸い込み、少し吐き出してから止める。この間にスコープの十字線は敵の頭を捉えた。引き金を搾る…。

タァァン!。と炸裂音が響く。ほぼ同時にスコープ中で敵の頭が爆ぜる。仲間の血と脳奬を顔に浴び、茫然としていた兵も我に帰る前に同じ姿になった。

死体になった敵兵に近付き首もとをまさぐり、認識票《ドックタグ》を引きちぎる。もう一つも同様にまさぐるが見付からない。代わりに携帯食料が出てきた。他にAKと装具の一部を拾い上げてその場をさり、集結地に向かう。

 

 

 

集結地に戻ると彼はすぐに指揮所の天幕に向かった。

 

「偵察兵が帰還しました。」

 

天幕前に控える兵が中に入って報告。すると入れ、と気だるそうな返事があると中に案内された。中に入るとズボンを履き直す大佐がいた。隣りの女性の個人副官が慌てて襟元を正している。なぜか顔がほんのり赤らんでた。

「偵察任務、ご苦労であった。」

 

お決まりの労いを言い椅子に座る。

 

「はい、大佐殿。偵察結果をご報告します。敵勢力の集落に鉄条網を張り、四方の入口に機関銃を装備した歩哨。テクニカル《ピックアップトラックに重機関銃等の重火器を据え置いた車両》多数確認。装備は不揃いですが集落民全員が武装してます。RPG手もいました。帰還中、別勢力の敵二名と交戦。地図とAK二挺を滷獲しました。」

 

地図を大佐に渡す。AKは別の兵が机の上に置いていた。こびりついた脳奬に顔をしかめてた。

 

「他には?。」

 

滷獲品をだすと、それまで副官をなめつく様な目で見ていた大佐が身を乗り出す。彼は黙ってポケットから指輪、ネックレスを取り出して渡した。

 

「隠すんじゃない。どれ、私が預かっておこう。認識票は人事に提出するように。」

 

指輪とネックレスを検分しながら、まるで犬を追い払うみたいに手を振った。彼は敬礼をして天幕を出ようとするが呼び止められた。

 

「お前とこの隊長。私の部下にならないかと一言言ってくれんか?。」

 

「はい、大佐殿。お言葉ですが直接本人にお願いします。」

 

「勿論、傭兵ではなく正規兵としてだ。人事に掛け合おう。階級はそのままでお前たちも全員だ。なんなら厚待遇で私の副官として雇っても良い。」

 

そう言って副官を抱き寄せ口付けをした。

 

「どうだ?。隊長は私の副官。貴様らは私の部下。悪い話で…は…。」

 

美丈夫である大佐の顔が急に強張る。直立でいる彼が大佐を睨み付けていた。思わず恐怖を感じた大佐であったが…

 

「貴様…!。なんだその目は!。私は大佐だぞ!。」

 

「はい大佐殿いいえなんでもありません失礼します。」

 

彼は敬礼をすませると回れ右して今度こそ天幕から出た。大佐は副官以外を追い出し、荒々しく彼女を机の上に押し倒し、呪詛の様な言葉を呟いた。

 

「たかが傭兵が…名無し部隊の…名無し伍長めが…ワタシニサカライオッテ…。」

 

副官の服は既に剥がされていた。

 




以上っす
霊夢たちがでるのはもうちと先になります
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