プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト   作:千歳涼介

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再生怪人と二大巨神の復活
第13話 復活!! 怪人軍団


トランプ要塞

 

キング

「スペード、何だ、前回の無様な戦いは!?」

 

スペード

「も、申し訳ありません。」

 

キング

「愚か者!!」

 

ドカーン!!!

 

スペード

「ぐわああああ!」

 

スペードがキングの制裁を受けた。

 

キング

「もうお前たちには任せておけん。あの作戦を実行する。」

 

ジャック

「キング様、あの作戦とは!?」

 

キング

「よく見ておれ。」

 

キングは1枚のカードを取り出すと、闇の空間に放り込んだ。

 

キング

「プリキュアとビーファイターに倒されし怪人どもよ、わが魔力とお前たちに籠った怨念の力により、今こそ甦るがいい。」

 

ドカーン!!

 

この直後、プリキュアとビーファイターに倒されたはずの幹部たちが多数現れた。

 

メルザードからは、ライジャ、デズル、ミオーラ、ドード、デスコーピオン、ムカデリンガー、キルマンティス、ビーザック。

 

ドツクゾーンからは、ピーサード、ゲキドラーゴ、ポイズニー、イルクーボ、ジュナ、レギーネ、ベルゼイ・ガートルード、サーキュラス、ウラガノス、ビブリス。

 

ダークフォールからは、カレハーン、モエルンバ、ドロドロン、ミズ・シタターレ、キントレスキー。

 

ナイトメアからは、ギリンマ、ガマオ、アラクネア、ハデーニャ、ブラッディ、カワリーノ。

 

エターナルからは、スコルプ、ネバタコス、シビレッタ、イソーギン、ヤドカーン、ムカーディア、アナコンディ。

 

ラビリンスからは、ノーザ、クライン。

 

スペード

「こいつらが、プリキュアとビーファイターに倒された怪人どもか?」

 

クラブ

「皆、殺気が尋常じゃない。」

 

ハート

「なんて禍々しいの!!」

 

ジャック

「それだけ、奴らへの恨みは深いということだ。」

 

キング

「我が僕たちよ、プリキュアとビーファイターへの復讐、存分に果たすがいい。」

 

再生怪人たち

「オオーッ!!」

 

再生幹部たちが士気を盛り上げる中、ソリティアは密かに去った。

 

ソリティア

「ふん、死に損ないの雑魚共が。貴様らに奴らが倒せるものか!!」

 

 

バッドエンド王国

 

スマイル組が現在、戦っている敵で、皇帝・ピエーロの完全復活を目的とする。

 

トランプの幹部・デッキはある目的のためにここにやってきていたが、いきなり三幹部であるウルフルン、アカオーニ、マジョリーナに囲まれていた。

 

ウルフルン

「てめえ、どっから入ってきやがった。」

 

アカオーニ

「目的を言うオニ!!」

 

マジョリーナ

「まさか、アタシらの邪魔しに来ただわさ。」

 

デッキ

「初めまして、あなたたちがバッドエンド王国の者たちですか。私はトランプの幹部、デッキと申します。」

 

ウルフルン

「トランプだぁ!?」

 

アカオーニ

「何しに来たオニ!?」

 

デッキ

「実はあなたたちにお願いがあってきたのです。」

 

マジョリーナ

「何だわさ!?」

 

デッキ

「私たちトランプの地球征服に手を貸してくれないかと思いまして!?」

 

ウルフルン

「ふざけんな。」

 

アカオーニ

「お前らに地球征服されたら、俺たちの目的である皇帝ピエーロ様が復活できないオニ!」

 

マジョリーナ

「バッドエナジーが集められないだわさ。」

 

ウルフルン

「さっさと帰りやがれ。」

 

「待ちなさい!!」

 

現れたのは、三幹部のリーダー、ジョーカーだった。

 

ジョーカー

「初めまして、私はバッドエンド王国のリーダー、ジョーカーと申します。それで、あなたたちに協力しろと言うんですね。」

 

アカオーニ

「拒否するオニ!!」

 

マジョリーナ

「こんな奴の相手をすることないだわさ。」

 

デッキ

「プリキュアとビーファイターと名乗る奴らが我々の計画を阻んでいるのです。そこで、プリキュアと戦ってるあなたたちの知恵をお貸ししたいのです。どうでしょう、バッドエンド王国の皆さん。」

 

ジョーカー

「いいでしょう、あなたたちに協力しましょう。」

 

ウルフルン

「ジョーカー、てめえ!!」

 

ジョーカー

「私たちにとってもプリキュアは邪魔です。そこは共感できるでしょう。」

 

ウルフルン

「チッ!! いまいち気に入らねえ奴だ。」

 

 

沖縄

 

健吾と李はなぜか、沖縄で会談していた。

 

健吾

「最近の日中関係は極めて深刻だ。特にこの沖縄の尖閣問題だな。」

 

「中国の各都市では反日デモが起きていて、日本製品やお店は破壊されているね。」

 

健吾

「中国側の漁業船や海洋監視船が尖閣近海に多数、来てるから、海保(海上保安庁)との睨みあいが緊張を増してるんだ。」

 

「尖閣の問題が発生したのは、尖閣の近海に石油資源が埋没されてる可能性があると分かってからだね。」

 

健吾

「日本はこの尖閣問題のほかにも、韓国との竹島問題、ロシアとの北方領土問題で揉めてるからな。」

 

「中国では反日教育が徹底されてるからね。」

 

健吾

「李はどうなんだ?」

 

「私が反日だったら、日本に来ないよ。」

 

健吾

「それもそうだな。」

 

「私たちはビーファイターだよ。政治は関係ないよ。」

 

 

都内

 

甲平とソフィーがデートを楽しんでいた。

 

甲平

「ちょっと待て、何でこういう展開になるんだよ。」

 

うるさいよ、甲平。今までソフィーと2人きりが多かったじゃないか。

 

ソフィー

「いいじゃない、二人きりになるの、久しぶりだから。」

 

甲平

「だからって、俺の腕に寄り添うのはやめろよ。」

 

ソフィー

「私たちは愛しあってるんだから、もっと素直になってよ。」

 

甲平

「それとこれとは、話が別だろ。俺ら完全にバカップルじゃねえか。」

 

確かにそんな気もする。

 

ソフィー

「ねえ、バカップルって!?」

 

甲平

「熱愛の恋人同士を皮肉った日本の俗語だよ。」

 

ソフィー

「フランスじゃ、寛容だけど。」

 

甲平

「そうなのか!?」

 

ソフィー

「そうよ、パリのセーヌ川沿いでは恋人同士が長いキスを交わしてるのがパリのロマンチック風景を構成する要素なのよ。」

 

甲平

「へぇ~。」

 

 

ビートルベース

 

博士が熟睡していた。それもそうだろう。ネオビートマシンの改良に余念がなかったから。

 

ゆい

「蘭さん、健吾さんは?」

 

「沖縄で李と会談するんだって。」

 

ゆい

「お兄ちゃんはソフィーとデートだって。」

 

「フリオはどうしてるかな?」

 

ゆい

「マックもアメリカですよね。」

 

マック

「Hey! 僕が何だって?」

 

マックとフリオが現れた。

 

「マック、フリオ!」

 

ゆい

「久しぶりです。」

 

フリオ

「久しぶりだね、蘭。」

 

マック

「ゆいちゃん、甲平と健吾は?」

 

ゆい

「お兄ちゃんはソフィーとデートで、健吾さんは李との会談で沖縄だって。」

 

フリオ

「2人ともいないのか?」

 

「ええ。博士はネオビートマシンの改良に忙しかったから、見ての通り熟睡中。」

 

マック

「そういえば、拓也から聞いたよ。」

 

フリオ

「今、ニューヨークと南米で、新ネオビートマシンの開発中なんだ。」

 

「ということは、マックとフリオのネオビートマシン!?」

 

マック

「おそらくね。」

 

フリオ

「それで蘭、ネオビートマシンの改良って!?」

 

「こっちは李にクワガタンク、ソフィーにカブトロンを乗りこなせるように改良中なのよ。ほら、甲平にはカブテリオス、健吾にはクワガタイタンの切り札があるから、その穴埋めという感じなのよ。」

 

マック

「そうだったんだ。」

 

フリオ

「それにしても、トランプもこのままやられっぱなしというのは考えられない。」

 

「というと!?」

 

フリオ

「そろそろ上層部が動き出そうとするんじゃないかという意味だよ。」

 

マック

「Don't worry. 僕たちは諦めないから。」

 

「そうよね。」

 

ゆい

「皆さん、頑張ってください。」

 

マック

「Thank you. ゆいちゃん。」

 

 

沖縄

 

ドーン!!

 

大きな爆音が響いた。

 

健吾

「何事だ!?」

 

「何が起こったね!?」

 

黒煙から現れたのは、クラブだった。

 

クラブ

「久しぶりだな、ビーファイター!!」

 

健吾

「お前はクラブ!!」

 

「こいつが四天王の1人なのね!?」

 

健吾

「ああ、こいつがトランプ四天王の1人、クラブだ。」

 

クラブ

「今日は客人を連れてきた。出てこい!!」

 

クラブの号令で現れたのは、デズル、ドード、ムカデリンガーだった。

 

健吾

「デズル、ムカデリンガー!!」

 

「そんなバカな!?」

 

デズル

「久しぶりだな、ビーファイター。」

 

ドード

「帰ってきたでゲスよ、地獄から。」

 

ムカデリンガー

「貴様らへの恨みを晴らすためにな。」

 

健吾

「そうはいかない。」

 

「あなたたちの好きにはさせないよ。」

 

2人はコマンドボイサーを取りだす。

 

健吾・李

「超重甲!!」

 

健吾はクワガーに、李はミンに超重甲した。

 

 

都内

 

ドーン!!

 

ここでも大きな爆音が響いた。

 

ソフィー

「何なの!?」

 

甲平

「行こうぜ。」

 

甲平とソフィーが行ってみると、ハートが現れていた。

 

ハート

「久しぶりね、ビーファイター!!」

 

甲平

「お前はハート!!」

 

ソフィー

「何しに来たの!?」

 

ハート

「ダイヤの敵を討ちに来たと言いたいとこだけど、今日はあなたたちに会いたい者がいるのよ。」

 

甲平

「そんな奴いねえよ。」

 

ハート

「出てきていいわよ。」

 

ハートの号令で現れたのは、ライジャとデスコーピオンだった。

 

甲平

「ライジャ、デスコーピオン!!」

 

ソフィー

「どうして・・・!?」

 

ライジャ

「キング様のお力で甦ったんだ。」

 

デスコーピオン

「お前たちへの恨みを晴らすためにな。」

 

ライジャ

「それは俺たちに限らず、我らの兄弟たちも甦ったのだ。」

 

甲平

「何だと!? それじゃあ、デズルやムカデリンガーたちもかよ。」

 

ソフィー

「そのキングによって甦ったのね。」

 

ライジャ

「カブト、俺と一騎討ちだ。」

 

デスコーピオン

「何を言う、俺と勝負だ。」

 

甲平

「お前ら、まとめて相手してやる。行くぜ、ソフィー!!」

 

ソフィー

「ええ。」

 

2人はコマンドボイサーを取りだす。

 

甲平・ソフィー

「超重甲!!」

 

甲平はカブトに、ソフィーはアゲハに超重甲した。

 

 

ビートルベース

 

電話が鳴り、いつの間に起きてた博士が受話器を取る。

 

博士

「私だ。何、都内、沖縄、富士山麓の3か所同時に怪人が現れた!?」

 

「都内には甲平とソフィー、沖縄には健吾と李がいるわ。」

 

マック

「僕たちは富士山麓に行こう。」

 

フリオ

「そうだな、都内と沖縄は甲平たちに任せよう。」

 

「行くわよ。」

 

蘭、マック、フリオは富士山麓に急行した。

 

 

富士山麓

 

蘭、マック、フリオがやってきた。そこで待っていたのは・・・。

 

スペード

「遅いぞ、ビーファイターども!!」

 

「スペード、あなたの仕業ね。」

 

マック

「こいつも四天王なのか!?」

 

「ええ、スペードはトランプ四天王のリーダーよ。」

 

フリオ

「確かに殺気を感じる。」

 

スペード

「貴様らの相手は俺じゃない。こいつらだ。」

 

スペードの号令で現れたのは、ミオーラ、キルマンティス、ビーザックだった。

 

「何で!?」

 

マック

「Why!? どうなっているんだ。」

 

ミオーラ

「久しぶりだな、ビーファイター!!」

 

キルマンティス

「俺たちは甦ったんだよ。」

 

ビーザック

「貴様らへの恨みを晴らすためにな。」

 

フリオ

「そうか、トランプに甦らせてもらって、僕たちへの復讐を晴らすためか!!」

 

マック

「とにかく、止めないと!!」

 

「行くわよ。」

 

3人はコマンドボイサーを取りだす。

 

蘭・マック・フリオ

「超重甲!!」

 

蘭はテントウ、マックはヤンマ、フリオはゲンジに超重甲した。

 

 

ライジャ

「貴様らの相手は俺たちだけじゃない。」

 

デズル

「見るがいい。」

 

 

都内にはドツクゾーンとダークフォール、富士山麗にはナイトメア、沖縄にはエターナルとラビリンスの連中が現れたのだ。

 

 

カブト

「嘘だろ。」

 

クワガー

「こんなにたくさんの怪人が。」

 

テントウ

「何なの、こいつら。」

 

 

ライジャ・デズル・ミオーラ・ドード・デスコーピオン・ムカデリンガー・キルマンティス・ビーザック

「我らの恨みを思い知れ!!」

 

「ちょっと待った―!!」

 

 

スペード・ハート・クラブ・ライジャ・デズル・ミオーラ・ドード・デスコーピオン・ムカデリンガー・キルマンティス・ビーザック

「!?」

 

カブト・クワガー・テントウ

「来たか!!」

 

 

都内・富士山麗・沖縄の三か所同時に、プリキュアたちが現れたのだ。もちろん、あらかじめ変身している。

 

 

都内のカブト・アゲハにはMH・SS・プリキュア5組、富士山麗のテントウ・ヤンマ・ゲンジにはスイート・スマイル組、沖縄のクワガー・ミンにはフレッシュ・ハートキャッチ組が加勢に来た。沖縄が一番遠いので、アカルンの瞬間移動能力を持つパッションのいるフレッシュ組とハートキャッチ組が最適だろう。

 

 

キントレスキー

「出たな、プリキュア。」

 

ムカーディア

「久しぶりだな。」

 

デズル

「あれがキングの言ってたプリキュアか。」

 

「俺たちも加勢するぜ。」

 

富士山麗にウルフルン、アカオーニ、マジョリーナ、ジョーカーのバッドエンド王国勢が現れた。

 

サニー

「ウルフルン!!」

 

ピース

「アカオーニ!!」

 

マーチ

「マジョリーナ!!」

 

ビューティ

「ジョーカーまで!!」

 

メロディ

「知ってるの!?」

 

ハッピー

「私たちが戦ってるバッドエンド王国の幹部だよ。」

 

ビューティ

「特にジョーカーはそのリーダーです。」

 

ウルフルン

「こないだの借りを返しに来たぜ。」

 

アカオーニ

「覚悟するオニ!!」

 

マジョリーナ

「今度はお前たちが負ける番だわさ。」

 

ジョーカー

「例え何人いようと、私には決して勝てません。」

 

カブト

「お前らにやられる俺たちじゃねえ。」

 

再生怪人に加え、バッドエンド王国まで参戦した。ついに、プリキュア・ビーファイターとトランプ・再生怪人軍団・バッドエンド王国の全面戦争が幕を開ける。

 

 

 




次回予告

博士
「キングによって甦った再生怪人軍団。その中にはライジャ、デズル、ビークラッシャーの姿もあった。早速挑むカブトたちだが、奴らは必殺技を受けても、怨念の力で何度もたちあがってくる。不死身となった再生怪人を倒す術はあるのか? そして、四天王はどう動くのか? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第14話「再生怪人との死闘 都内編」。頼むぞ、みんな。」

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