プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト 作:千歳涼介
トランプの首領・キングによって、ジャマールからラビリンスの幹部たちが一挙に甦った。都内では、カブト・アゲハ・MH・SS・プリキュア5組とライジャ・デスコーピオン・ドツクゾーン・ダークフォールが対峙していた。
カブト
「ライジャとデスコーピオンには、前にも散々な目にあったぜ。」
ライジャ
「カブト、貴様の首を取り、闇の意志の支配者の座をこの手に。」
デスコーピオン
「何を言う。俺が首を取る。」
アゲハ
「相変わらず、相性が最悪ね。」
カブト
「さっさと決めるぞ、フィニッシュウェポン!!」
カブトはカブトランサーで迎撃しようとした。
ライジャ
「まずはこいつらが相手だ。」
ライジャの親衛隊が出現し、カブトに総攻撃をかけたが・・・。
カブト
「ライナーブラスト!!」
ライジャ親衛隊
「ぎゃあああ!!」
必殺技で親衛隊が全滅した。
ライジャ
「さすがはカブトだな。こうでなくては面白くない。」
デスコーピオン
「今度は俺たちの攻撃を受けてみろ。」
ライジャとデスコーピオンがカブトに総攻撃を仕掛けてきたが・・・。
アゲハ
「ブルームキャノン、ビームシャワー!」
ドカーン!!
ライジャ・デスコーピオン
「ぐわあああ!」
アゲハの加勢により、大きく後退した。
カブト
「アゲハ!」
アゲハ
「私もいることを忘れないで。」
ライジャ
「チッ、虫けらがもう1人いたか!」
デスコーピオン
「くっ、カブトばかりに目がいってたせいだ。」
カブト
「数なら互角だ。」
アゲハ
「そうよ。」
カブト・アゲハがライジャ・デスコーピオンと激闘を交わしてる頃、MH・SS・プリキュア5組はドツクゾーン・ダークフォールとのにらみ合いが続いていた。
ブラック
「正直、ありえな~い。」
ホワイト
「ドツクゾーンの幹部たちが一斉に復活するなんて。」
ブルーム
「それに、ダークフォールの奴らも復活してるナリ。」
イーグレット
「信じられないわ。」
ドリーム
「とにかく、戦うしかないよ。」
ブラック
「そうよね。」
ブルーム
「今さらどうこう言ってもしょうがないよ。」
ドリーム
「みんな、行くよ。」
ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ・ブラック・ホワイト・ルミナス・ブルーム・イーグレット
「Yes!」
ドリーム
「って、何でブラックやブルームたちまで!?」
ブラック
「つい、釣られちゃって。」
ブルーム
「一度やってみたかったから。」
ドリーム
「もう、しょうがないね。」
この3組のやり取りがあまりにも長いのか、敵側はしびれを切らしていた。
キントレスキー
「もう話は終わったか?」
ブラック
「いつでも、かかってきなさい。」
サーキュラス
「では行くぞ、ザケンナー!!」
カレハーン
「ウザイナー!!」
サーキュラスとカレハーンはザケンナーとウザイナーを多数召喚した。
ザケンナー
「ザケンナー!!」
ウザイナー
「ウザイナー!!」
ゲキドラーゴ
「うがああああ!!」
ミズ・シタターレ
「オーッホホホホ!!」
モエルンバ
「チャッチャッチャ!!」
幹部たちも一斉に駆け出してきた。
ブラック
「ブラックサンダー!」
ホワイト
「ホワイトサンダー!」
白黒の雷が集まる。
ホワイト
「プリキュアの美しき魂が、」
ブラック
「邪悪な心を打ち砕く!!」
ブラック・ホワイト
「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!!」
ブラック・ホワイトのマーブル・スクリューが放たれ、大量のザケンナーを直撃した。
ザケンナー
「ザケンナー!!」
ザケンナーはゴメンナーとなって消滅した。
ウザイナー
「ウザイナー!!」
ブルーム
「大地の精霊よ!」
イーグレット
「大空の精霊よ!」
精霊の力が収束されていく。
イーグレット
「今、プリキュアとともに!」
ブルーム
「奇跡の力を解き放て!」
ブルーム・イーグレット
「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ!!」
ブルーム・イーグレットのツイン・ストリーム・スプラッシュが、大量のウザイナーに直撃した。
ウザイナー
「ウザイナー!!」
ウザイナーは消滅した。
MH、SS組がザケンナー、ウザイナーを倒してる頃、プリキュア5組は再生幹部との戦闘だった。
ルージュ
「プリキュア・ファイヤー・ストライク!」
ドカーン!!
カレハーン
「ぐわあああ!」
ルージュのファイヤー・ストライクを受け、カレハーンが炎上しながら消滅した。相性上は当然と言えば当然だが、枯れ葉は燃えやすいのだ。
アクア
「プリキュア・サファイア・アロー!」
ドカーン!!
モエルンバ
「燃え尽きたぜ、セニョリータ!!」
アクアのサファイア・アローを受け、モエルンバが消滅した。
ミント
「プリキュア・エメラルド・ソーサー!」
ドカーン!!
ピーサード
「うわあああ!」
ミントのエメラルド・ソーサーがピーサードを直撃、消滅した。
レモネード
「プリキュア・プリズム・チェーン!」
ゲキドラーゴ
「うがあああ!!」
レモネードのプリズム・チェーンがゲキドラーゴを直撃、消滅した。
一方、カブトとアゲハはというと・・・。
ライジャ
「くらえ!!」
カブト
「なんの!!」
ライジャが剣を振り下ろしたが、カブトはカブトランサーで受け止める。
ライジャ
「カブト、貴様に倒された怨み、今こそ晴らしてやる!!」
カブト
「一度ならず二度倒したお前にやられるつもりはねえ!!」
一進一退の攻防が続く。
デスコーピオン
「スローターシザース!!」
アゲハ
「ハァ!!」
デスコーピオンの左腕のハサミ・スローターシザースをアゲハがかわす。
アゲハ
「ブルームキャノン、ビームシャワー!!」
ドカーン!!
デスコーピオン
「ぐわあ!」
デスコーピオンが後退すると同時に、ライジャと合流した。
ライジャ
「おのれ、ビーファイターども!」
カブト
「これで終わりだ、ライナーブラスト!」
アゲハ
「マキシムブラスト!」
ライジャ・デスコーピオン
「ぐわあああ!」
ドカーン!!
カブト、アゲハの必殺技が炸裂し、ライジャ、デスコーピオンは倒されたかに思えたが・・・。
ライジャ・デスコーピオン
「うおおおお!」
カブト
「バカな!?」
アゲハ
「嘘でしょ!?」
なんと、2人は生きていたのだ。
ライジャ
「貴様らへの怨みを晴らせずに、死ぬものか!!」
デスコーピオン
「俺たちはキング様のお力とお前たちへの恨みによって復活した。この恨みがある限り、俺たちは何度でも立ち上がるのだ。」
カブト
「不死身かよ!?」
アゲハ
「どうしたらいいの!?」
ライジャ
「反撃だ!!」
デスコーピオン
「俺に命令するな!!」
ライジャ・デスコーピオンが再度突撃してきた。
カブト
「アゲハ、もう一度行くぜ。」
アゲハ
「ええ。」
ライジャ・デスコーピオン
「うおおおお!!」
カブト
「ライナーブラスト!」
アゲハ
「マキシムブラスト!」
ライジャ・デスコーピオン
「ぐわあああ!」
2度目の必殺技が炸裂し、今度こそ倒れたが・・・。
ライジャ・デスコーピオン
「うおおおお!!!」
まだ生きていた。
カブト
「し、しぶといぜ!!」
アゲハ
「なんて奴らなの!?」
ライジャ
「くっ、いくら恨みの力で復活したとはいえ、これ以上は不利だ。」
デスコーピオン
「今日はこれで引こう。だが覚えておけ、俺たちはこの恨み、必ず晴らしてやる。」
ライジャとデスコーピオンが撤退した。
カブト
「俺たちへの恨み、か!?」
アゲハ
「倒しても倒しても、恨みを晴らすまで立ちあがる。恐ろしいわ。」
カブト
「それより、プリキュアが心配だな。」
アゲハ
「急ぎましょう、カブト。」
カブト
「ああ。」
カブトとアゲハはプリキュアたちの元へ急いだ。
そのプリキュアたちはというと・・・。
キントレスキー
「いやあ!!」
ローズ
「はああああ!!」
ローズとキントレスキーが、拳の応酬を繰り広げていた。
ドロドロン
「スパイダーネット!!」
ブルーム・イーグレット
「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ!」
ドーン!!
ドロドロン
「嫌だぁ~、せっかく復活したのに~。」
ドロドロンはブルーム・イーグレットの反撃で消滅した。
ドリーム
「プリキュア・シューティング・スター!」
ポイズニー
「きゃあああ!」
ドリームのシューティング・スターによって、ポイズニーが消滅した。
イルクーボ
「はああああ!!」
ブラック・ホワイト
「はああああ!!」
ブラック・ホワイトとイルクーボが攻防戦を繰り広げる。
イルクーボ
「貴様らへの恨み、今こそ晴らしてくれる!!」
ブラック
「恨み、恨みって、私たちはあんたらに恨まれる覚えはないんだからー!!」
ドガッ!!
イルクーボ
「ぐわあ!」
ブラックの強力な1発がイルクーボに命中した。
ホワイト
「今よ。」
ブラック・ホワイト
「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!」
ドーン!!
イルクーボ
「おのれ!!」
イルクーボも衝撃波で対抗しようとしたが、無駄だった。
ドカーン!!
イルクーボ
「ぐわあああ!」
ブラック・ホワイトのマーブル・スクリューを受け、イルクーボが消滅した。
ブラック
「ありえない!」
ホワイト
「あのイルクーボを倒した!?」
ルミナス
「皆さん、大丈夫ですか!?」
ずっと、後方支援に徹してたルミナスがやってきた。
ブラック・ホワイト
「ルミナス!!」
同時に、SS・プリキュア5組もMH組の元に集結した。
ドリーム
「みんな、無事だったんだ。」
アクア
「でも、まだ安心はできないわね。」
ミント
「そうね。」
そう、ドツクゾーンのうち、ダークファイブは全滅したが、種の三者と闇の四天王は残っていた。ダークフォールもミズ・シタターレとキントレスキーが残っていた。
ミズ・シタターレ
「まったく、情けない奴らね。」
キントレスキー
「所詮、我らとは格が違う。」
ジュナ・レギーネ・ベルゼイ
「プリキュア!!」
ジュナ・レギーネ・ベルゼイがプリキュアに突撃してきたが・・・。
カブト
「ライナーブラスト!」
ジュナ
「ぐわあああ!」
ベルゼイ
「うわあああ!」
アゲハ
「ビームシャワー!」
レギーネ
「きゃあああ!」
ドカーン!!
種の三者はカブトとアゲハの前に全滅した。
ドリーム
「カブトさん、アゲハさん。」
ブラック
「あのジュナたちを一撃で。」
ブルーム
「すごいナリ。」
カブト
「待たせたな。」
キントレスキー
「そうか、お前たちがキングの言ってたビーファイターとやらか、お手合わせ願おう!!」
カブト
「望むとこだぜ、金メッキ野郎!!」
キントレスキー
「私はキントレスキーだ、貴様も名乗ってみろ!!」
カブト
「俺はビーファイターカブト、ビーファイターのリーダーだ!!」
キントレスキー
「ハァ!!」
カブト
「おりゃ!!」
カブトとキントレスキーの一騎討ちが始まった。
ミズ・シタターレ
「プリキュア、ビーファイター、私の攻撃を喰らいなさい。」
シタターレが巨大な水球を投げようとしていた。
アゲハ
「マキシムブラスト!」
ドカーン!!
水球とマキシムブラストが激突し、大爆発を起こした。
ミズ・シタターレ
「ちっ!!」
アゲハ
「ここは任せて!!」
ホワイト
「お願いします。」
ブルーム
「私たちはカブトさんたちの援護よ。」
イーグレット
「ええ。」
こうして、MH・プリキュア5組が闇の四天王、カブト・アゲハ・SS組がシタターレ・キントレスキーとの戦いとなった。SS組は一旦上空へ飛ぶと、ブライトとウィンディにフォームチェンジした。
カブト・アゲハ・SS組VSシタターレ・キントレスキー
シタターレ・キントレスキー
「はああああ!!」
シタターレ、キントレスキーの連続パンチにカブトとアゲハ、SS組は防戦一方だった。
カブト
「くっ、これじゃあ埒が明かねえ。」
アゲハ
「どうするの、カブト!?」
カブト
「ひとまず、距離を置く。」
カブトとアゲハは一旦下がり、シタターレ、キントレスキーと距離を置いた。
キントレスキー
「どうした、距離を置いたら分が悪いぞ。」
カブト
「そうでもねえよ、セメントビーム!」
カブトはカブトランサーを左手に持つと、インプットカードガンを取り出し、セメント弾を発砲。すると、シタターレとキントレスキーが固まってしまった。
シタターレ
「これは!?」
キントレスキー
「か、体が動かん!!」
ウィンディ
「風よ!!」
ブライト
「光よ!!」
ブライトとウィンディは風と光の力で光球を作った。
カブト
「くらえ、ライナーブラスト!」
アゲハ
「ブルームキャノン、マキシムブラスト!」
ブライト
「やああああ!」
キントレスキー
「ぐわあああ!」
シタターレ
「きゃあああ!」
ドカーン!!
カブト、アゲハ、ブライトとウィンディの必殺技がシタターレとキントレスキーを直撃し、大爆発を起こした。ところが・・・。
キントレスキー
「うおおおお!」
シタターレ
「はああああ!!」
なんと、ライジャとデスコーピオン同様、シタターレとキントレスキーもまた、立ちあがったのだ。
ウィンディ
「どうして!?」
ブライト
「なんで、立ちあがれるの!?」
カブト
「ライジャやデスコーピオンと同じだ。」
キントレスキー
「私たちはキングの力とお前たちへの恨みの力で甦ったのだ。この恨みを晴らすまでは、何度でも立ち上がるのだ。それに強者たるもの、簡単には倒れんのだ。」
シタターレ
「次はこうはいかないわよ。」
シタターレとキントレスキーも撤退した。
アゲハ
「なんて恐ろしいの。」
MH・プリキュア5組VSサーキュラス・ウラガノス・ビブリス
ブラック・ホワイト
「でやあああ!!」
ドリーム・ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ
「はああああ!!」
ルミナスを除く8人が向かっていくが・・・。
サーキュラス・ウラガノス・ビブリス
「はあ!!」
ブラック・ホワイト・ドリーム・ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ
「きゃあああ!」
サーキュラスたちは怨念のオーラを開放し、ブラックたちを吹き飛ばした。
ルミナス
「皆さん!!」
ルミナスが駆け寄ろうとしたが、サーキュラスらが襲いかかってきたため、覚悟して目を閉じた。
ドカッ!!
ルミナスが目を開けると、カブト、アゲハ、SS組が守ってくれたのだ。
サーキュラス
「貴様ら!!」
カブト
「アタックビーム!!」
アゲハ
「マキシムブラスト!」
ドカーン!!
サーキュラス・ウラガノス・ビブリス
「ぐわあああ!」
サーキュラスらは大きく後退した。
ウラガノス
「ヤロウ、返り討ちにしてやる。」
サーキュラス
「待て、今日のところはこれくらいにしておけ。楽しみは取っておくものだ。」
ウラガノス
「チェッ!!」
ビブリス
「覚えときな、プリキュア!!」
サーキュラスらも撤退した。
ハート
「所詮、死人の実力はこんなものね。」
ハートも撤退した。
カブト
「ライジャとデスコーピオンはともかく、実力がヤバい奴らが相当いるぜ。」
アゲハ
「同感ね。」
ブラック
「こんなの、ありえな~い。」
ブルーム
「ハナミズターレとキントレスキーがまだ残ってるしね。」
ドリーム
「大丈夫だよ。」
カブト
「大丈夫じゃねえだろ、俺たちへの恨みがある限り、何度でも立ちあがる奴らだ。ありゃ不死身の化けもんだぜ。」
アゲハ
「それだけ、私たちへの恨みは深いってことかしら?」
カブト
「多分な。それより、みんなが心配だ。一度ビートルベースに戻ろう。」
アゲハ
「そうね。」
ブラック
「私たちもいこう。」
ブルーム
「賛成ナリ。」
ドリーム
「みんな、行くよ。」
ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ
「Yes!」
都内での激闘はカブトたちの勝利に終わった。だが、トランプに加え、再生怪人との戦いに突入したことで、これからの戦況はより過酷なものとなっていく。再生怪人の恨みの力の前にどう立ち向かうのだろうか?
次回予告
博士
「カブトたちが都内で激闘を繰り広げていた頃、富士山麓ではテントウ、ヤンマ、ゲンジとスイート、スマイル組が再生怪人やバッドエンド王国との戦いだった。恨みの力によって何度でも立ちあがる再生怪人に加え、バッドエンド王国の軍勢も加勢する。果たして、勝機は見いだせるのか? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第15話「死闘!! 再生怪人 中編」。頼むぞ、みんな。」