プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト 作:千歳涼介
セブンのアジト
ブルーチームが破壊の限りを尽くしたが、ビーファイターに阻止されてしまい、セブンは激怒していた。
七海(セブン)
「何なの!? 前回の結果は!?」
ビューティ
「申し訳ありません、ビーファイターのパワーアップは計算外でした。」
七海(セブン)
「ふざけんなよ、ビーファイター!! 私自ら始末してやる。」
?
「まあ、まあ、今回はチユウに行かせてよ。」
七海(セブン)
「ダウトかよ、何しに来た。」
現れたのは、真実(ダウト)だった。
真実(ダウト)
「そこの黄色いプリキュアをチユウに貸して。」
七海(セブン)
「いいけど、お前もいくのか!?」
真実(ダウト)
「そうだよ、チユウもそろそろ出たいと思ってたから。」
七海(セブン)
「ええよ。」
真実(ダウト)
「ありがとう。それじゃ、いくよ。」
ルミナス・レモネード・パイン・サンシャイン・ミューズ・ピース
「了解。」
ダウトがイエローチームを引き連れて、出撃した。
ビートルベース 訓練場
カブトとクワガーがアストラルセイバー・ガイストアックスをより使いこなすべく、修行していた。
カブト
「しかしよ、どうやったらプリキュアを正気に戻せるんだ!?」
クワガー
「俺もそれを考えていた。フリージングドルフィンのマインドコントロールは、女性をギャル化させて操るのは分かってるんだが。」
カブト
「女なら誰でもいいのかよ!!」
クワガー
「こないだは、蘭とソフィーも操られたからな。」
カブト
「けどよ、蘭とソフィーは正気に戻せたから、プリキュアも正気に戻せんじゃねえか。」
クワガー
「おそらくな。とにかく、俺たちは俺たちで、強くなろう。」
カブト
「そうだな。」
指令室
今回は李が来ていた。
李
「何だって、プリキュアが敵に!?」
蘭
「ええ、正確にはトランプに洗脳されてるのよ。」
博士
「トランプの戦力は四天王を失ったとはいえ、プリキュアを洗脳したことによって、補充してるんだ。」
李
「信じられないね。ところで、甲平と健吾がいないけど、どうしたね!?」
博士
「アストラルセイバーとガイストアックスを武器としても使いこなせるよう指令が来たので、その訓練の真っ最中だ。」
李
「なるほどね。」
市街地
真実(ダウト)がレモネードらを引き連れてやってきた。
真実(ダウト)
「さて、やりますか。」
真実はもとのダウトの姿に変化した。
ダウト
「チユウはトランプの妃、クイーン様の親衛隊、ダウト。この地球を征服してやる。」
人々
「トランプだ、トランプが現れた。」
人々が逃げ出す。
ダウト
「行け、しもべたち。」
ルミナス・レモネード・パイン・サンシャイン・ミューズ・ピース
「はい。」
ルミナスらが動く。
ピース
「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」
ドーン!!
ピースの強大な雷エネルギーが市街地に降り注ぐ。
人々
「キャアアア!!」
ビートルベース 指令室
電話が鳴り、博士が受話器を取る。
博士
「私だ。何、A地区でトランプとプリキュアが暴れてる!?」
蘭
「えっ!?」
李
「ホントなんだね。」
博士
「蘭、李、先に行ってくれ。甲平と健吾には私から伝える。」
蘭
「分かりました。」
李
「行こう。」
蘭と李が先に行く。
博士は電話を一旦切ると、再び受話器を取る。
博士
「カブト、クワガー。」
訓練場
クワガー
「何ですって、トランプとプリキュアが暴れてる!?」
博士
「今、蘭と李が向かってる。2人と合流してくれ。」
カブト
「了解。」
クワガー
「行こう。」
カブト
「おう。」
カブトとクワガーも出撃した。
市街地
イエローチームが破壊の限りを尽くしていた。ダウトはまだ動かないのが幸いだが。
蘭と李がやってくる。
蘭
「やめなさい、プリキュア。」
李
「君たちは、こんなに破壊して、心は痛まないの!?」
ピース
「私たちがいくら戦っても、ウルトラハッピーは永遠に訪れない。」
レモネード
「皆さんだって同じ気持ちのはずです。」
サンシャイン
「このままじゃ、みんなの笑顔は永遠に守れない。」
ミューズ
「幸せどころか、不幸になるばかりよ。」
パイン
「だから、トランプの理想とする世界にできるって私、信じてる。」
ルミナス
「光の心と光の意思の名の下に、あなたたちに鉄槌を」
カブト・クワガー
「そいつは違うぜ。」
ルミナス・レモネード・パイン・サンシャイン・ミューズ・ピース
「!?」
カブトとクワガーが現れた。
蘭
「カブト、クワガー。」
カブト
「確かにお前らの言うとおりかもしんねえ。けど、それでも俺たちは戦い続ける。」
クワガー
「悪の根源を絶つその日まで。」
蘭
「そうよ。」
李
「私たちは戦いを必要としない時が来ると、信じてるね。」
ダウト
「へぇ~、チユウたちが悪の根源とはね、笑わせてくれるよね。」
李
「誰あるか!?」
イエローチームが道をあけると、ダウトがやってきた。
蘭
「あんたは何者なの!?」
ダウト
「チユウはトランプの妃、クイーン様の親衛隊、ダウトよ。」
カブト
「トランプの親衛隊!?」
クワガー
「セブンと並ぶってことだな。」
ダウト
「さあ、さあ、変身しなよ。」
蘭と李がコマンドボイサーを取りだす。
蘭・李
「超重甲!!」
蘭はテントウ、李はミンに超重甲した。
ダウト
「さぁ、チユウも変身しよう。」
テントウ
「えっ!?」
ミン
「変身だって!?」
ダウトが取り出したのは、ソリティアとセブンが持ってるのと同じ変身ブレス「ライガーブレス」だ。
ダウト
「ライガー、ライトニングリバース!!」
ダウトはライオンの意匠をしたアーマーを身に纏った。
カブト
「ダウトが超重甲を!?」
クワガー
「その姿は、ライオン!?」
ライガー
「この姿こそ、パルミエ王国に伝わる三大戦士の一人、大地司る雷の戦士、ライトニングライガー!!」
ミン
「三大戦士の一人、ライトニングライガー!?」
テントウ
「バーニングファルコンが大空、フリージングドルフィンが海、そして、ライトニングライガーが大地。」
クワガー
「属性はそれぞれ、炎、水と氷、雷か。」
ライガー
「さて、ビーファイターを倒すか。」
ルミナス・レモネード・パイン・サンシャイン・ミューズ・ピース
「はい。」
カブト
「どうしてもやろうってのか!?」
クワガー
「仕方がない、いくぞ!!」
レモネード
「プリキュア・プリズムチェーン!!」
レモネードの鎖が迫る。
カブト
「トンボウガン!!」
ドカーン!!
レモネード
「きゃあああ!!」
レモネードがカブトの銃撃で吹き飛ばされた。
ミン
「ソニックプレッシャー!」
ルミナス
「はあ!!」
ルミナスがバリアを張る。
ミン
「バリア!?」
クワガー
「次はこれだ、セミッションマガジン、ストームパワー!!」
クワガーが嵐のカードを装填したセミッションマガジンで7人を吹き飛ばす。
ルミナス・レモネード・パイン・サンシャイン・ミューズ・ピース・ライガー
「きゃあああ!!」
ルミナスらイエローチームは倒れるが、ライガーはすぐに体勢を立て直す。
ライガー
「おのれ、チユウの恐ろしさを分からせてやる。」
テントウ
「来る、ブライトポインター、フラッシュバリア!!」
ライガー
「無駄だよ。」
ライガーは自身の武器「ライガークロー」で切り裂いた。
テントウ
「フラッシュバリアが!!」
ライガー
「くらいなさい、ライトニングスラッシュ!!」
ズバッ!!
テントウ
「きゃあああ!!」
カブト・クワガー・ミン
「テントウ!!」
カブトらがテントウの元にやってくると、テントウのネオインセクトアーマーには、おびただしい傷跡が残った。
クワガー
「ネオインセクトアーマーが、こうも簡単に切り裂かれるなんて。」
カブト
「キルマンティスに切られるよりひでえじゃねえか。」
ミン
「なんて破壊力ね。」
ライガー
「驚いた!? チユウのライガークローにかかれば、あんたらのアーマーなんか紙きれ同然に切れるんだよ。」
テントウ
「なめないでくれる!? カブト!!」
カブト
「ああ、メンテナンスレイ!!」
テントウはカブトに、ブライトポインター付きのインプットカードガンを渡し、自分に向けさせると、修復光線・メンテナンスレイによって自身のアーマーが修復されたではないか。
ライガー
「バカな、傷が消えた。」
テントウ
「だから言ったでしょ、なめないでくれるって。」
ライガー
「おのれ、ライトニングフォース!!」
ライガーは雷エネルギーを球状に集めて、放った。
ドカーン!!
カブト・クワガー・テントウ・ミン
「うわあああ!!」
4人が吹き飛ばされてしまった。
ライガー
「油断大敵だよ。」
レモネード
「プリキュア・プリズムチェーン!!」
レモネードの鎖がカブトとクワガーを捕らえる。
カブト・クワガー
「どわあ!!」
レモネード
「捕らえました。」
ミューズ
「プリキュア・シャイニングサークル!!」
テントウ・ミン
「うわあ!!」
ミューズによって、テントウとミンが拘束された。
ライガー
「とどめを刺しなさい。」
パイン
「プリキュア・ヒーリングプレアー・フレッシュ!!」
サンシャイン
「プリキュア・ゴールドフォルテバースト!!」
ピース
「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」
3人の技が迫る。
カブト
「ざけんじゃねえぞ、こんなところで死んでたまるか!!」
クワガー
「俺たちは、負けられないんだ!!」
すると次の瞬間、カブトとクワガーに、アストラルセイバーとガイストアックスが現れ、素早く鎖を切った。
カブト・クワガー
「はぁぁ!!」
ドカーン!!
アストラルセイバーとガイストアックスによって、3つの技はかき消された。
ライガー
「バカな。」
カブト
「くらえ、アストラルブレイク!!」
ズバッ!!
レモネード
「きゃあああ!!」
カブトの一撃で、レモネードが吹き飛んだ。
ミューズ
「レモネードが。」
クワガー
「よそ見は厳禁だ。」
ミューズ
「しまっ・・・」
クワガー
「ガイストクラッシュ!!」
ズバッ!!
ミューズ
「きゃあああ!!」
クワガーの一撃で、ミューズが吹き飛んだ。同時にテントウとミンの拘束も解けた。
ライガー
「いったい何をやってるの。数を生かして、何のためにチームを組んでんの。さっさと始末しなさい。」
パイン・サンシャイン・ピースが向かってくる。
テントウ
「あとは任せて。」
ミン
「いくよ。」
テントウ
「ブライトポインター、フラッシュバリア!!」
テントウのフラッシュバリアがパイン、サンシャイン、ピースを包む。
ミン
「リンガーソード、ハァ!!」
ドカッ!!
パイン・サンシャイン・ピース
「きゃあああ!!」
残されたパインらも吹き飛ばされた。
カブト
「残るはお前だけだ、ライトニングライガー。」
クワガー
「覚悟しろ。ガイストクラッシュ!!」
カブト
「アストラルブレイク!!」
ドカーン!!
ライガー
「きゃあああ!!」
カブト、クワガーの一撃で、ライガーが吹き飛ばされ、変身が解除された。
カブト
「まだやる気か!?」
ダウト
「ちっ、今日は引き上げよう。ポーンロイド、プリキュアを回収しろ。」
カブト
「させるか。」
ポーンロイドが煙幕弾を投げた。
ボーン!!
カブト・クワガー・テントウ・ミン
「ゲホ、ゲホ。」
カブトらが煙幕弾にやられてる隙に、ダウトとイエローチームが撤退した。
カブト
「くそ、またしても逃げられたか。」
あとに残されたのは、悔しがるカブトらだった。
同じ頃 某所の洞窟
ソリティアはあるところにやってきていた。
ソリティア
「ここか、「大空を司る炎の戦士にしか使えない2つの剣」があるのは!?」
ソリティアは単独行動であるものを探してるようだ。そして、洞窟の最深部にやってくると、「それら」はあった。
ソリティア
「ついに見つけたぞ。サンシャインソード、ムーンライトソード!!」
それは、柄部分が太陽を模した長剣「サンシャインソード」と、柄部分が三日月を模した長剣「ムーンライトソード」だった。
ソリティア
「ファルコン、バーニングフュージョン!!」
ソリティアはファルコンブレスを取りだすと、バーニングファルコンに変身した。
ファルコン
「お前らを手に入れて、俺はビーファイターを消してやる。」
ファルコンがサンシャインソードに手をかけると、簡単に抜くことができた。
ファルコン
「やはりな、この俺を主に選んだのだ。」
ファルコンはサンシャインソードを抜いて収めると、ムーンライトソードも簡単に抜いて収めた。
ファルコン
「この2本があれば、もう俺の前に敵はいないも同然だ。ふはははははは!!」
洞窟にファルコンの笑い声が響き渡った。
ビーファイターがイエローチームに重傷を負わせた頃、ファルコンが2つの剣を新たに手に入れていたことをまだ知る由もなかった。果たしてこれが、今後の展開にどう影響するのだろうか!?
次回予告
博士
「イエローチームが重傷を負ったことを聞き、激怒するセブンは、ルージュ・パッション・サニーからなるレッドチームを送り込む。迎撃するビーファイターだが、ソリティアも乱入して、劣勢を強いられる。果たして、逆転の手はあるのか!? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第23話「ファルコンの新たな力」!! 次もやばいぞ。」