プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト 作:千歳涼介
セブンのアジト
七海(セブン)
「おのれ、忌々しいビーファイター共、よくもあたしの舎弟を傷物にしやがって!!」
前回、カブトらの猛攻によって、イエローチームの6人が重傷を負わされ、ダウトとポーンロイドに連れて帰ってきてもらったため、セブンは激怒していた。
ハッピー
「許せない、私たちの仲間を傷つけるなんて。」
ブロッサム
「私、堪忍袋の緒が切れました。」
マリン
「海より広い私の心も、ここらが我慢の限界よ。」
メロディ
「ここで倒さなきゃ女が廃る。」
ムーンライト
「ビーファイターは私たちにとって、悪になり下がった。」
ピーチ
「奴らを倒して、幸せゲットだよ。」
サニー
「待ちや、ここはウチらがいくで。」
ルージュ
「奴らに目にものを見せてやるわ。」
パッション
「パインたちの仇を取るまで、精一杯、頑張るわ。」
七海(セブン)
「よし、レッドチーム、今回はお前らが行って来い。」
ルージュ・パッション・サニー
「はっ!!」
しかし、この会話がソリティアに聞かれていたことは、知る由もなかった。
ソリティア
「キュアルージュが出て来るか、俺も混ぜてもらうとしよう。」
ビートルベース
今回はフリオが来ていた。
フリオ
「久しぶりだね、蘭。」
蘭
「久しぶりね、フリオ。」
ビット
「フリオが来るといつも惚気るよね、蘭。」
蘭
「大きなお世話よ。」
甲平
「あの2人、いつもこうだよな。」
博士
「お前たちも人の事言えんだろ。」
健吾
「まあ、俺もゆいちゃんと交際してますし。」
甲平
「俺もソフィーと交際してるし。」
本作では甲平とソフィー、健吾とゆい、蘭とフリオのカップリングである。
博士
「それで、プリキュアの状況はどうなってるんだ!?」
健吾
「それが、思ったより洗脳が効いているようで、完全にセブンの僕と化しています。」
博士
「だが、蘭とソフィーは正気に戻せたが、これはどう説明するんだ!?」
甲平
「蘭とソフィーの場合は、洗脳が完全じゃなかったってことか!?」
健吾
「そうかもしれないが、いずれにしても、再発する可能性も出てきた。今度洗脳されたら、もう俺たちでも止めようがない。」
博士
「女性限定のマインドコントロール、必ず盲点があるはずだ。そこを突けば、プリキュアを助けられる。」
甲平
「そうだよな。」
健吾
「信じよう、俺たちの正義を。」
市街地
サニー
「ぎょうさん腹立つことばかりや。それもこれも、みんなビーファイターのせいや。」
パッション
「落ち着きなさい、これから目にものを見せればいいだけなんだから。」
ルージュ
「そろそろ始めるわよ。プリキュア・ファイヤー・ストライク!!」
サニー
「ウチも。プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!」
ドカーン!!
早くも炎属性の2人が暴れ始めた。
人々
「キャアアア!!」
ビートルベース
電話が鳴り、博士が受話器を取る。
博士
「私だ。何、プリキュアが街で暴れてる!?」
甲平
「行くぜ。」
健吾
「おう。」
?
「待つココ。」
?
「ナッツたちも連れてって欲しいナツ。」
なんと、ココとナッツら妖精たちも連れてって欲しいと懇願した。
甲平
「何言ってんだ、今のあいつらはトランプの手先になっちまったんだぞ。お前らがいっても、何ができんだよ」
?
「確かに俺たちのできることには限界があるロプ、でも、このままジッとしてられないロプ!!」
健吾
「だが、プリキュアは今、トランプの手先だ。いくら君たちでも、何をしてくるか保障できない。」
蘭
「そうよ、ここは私たちに任せなさい。」
フリオ
「戦闘なら、僕たちもプリキュアに負けてないから。」
甲平
「それでも付いてくるって言うのか。」
ココ
「なにもしないよりはマシココ。」
甲平、健吾、蘭、フリオはそれを聞いて、無言のまま、出動した。
市街地
レッドチームによる破壊活動がおこわれてる中、ソリティアはどこかのビルの屋上にいた。
ソリティア
「セブンめ、プリキュアを手駒にしたのはいいが、ビーファイターの連中にことごとく返り討ちにされてるではないか。だが、俺がいれば、奴らもそう簡単には倒せまい。んっ!?」
ソリティアが別のほうに視線を向けると、甲平らがやってきていた。
ソリティア
「早速来たか、そろそろ俺もいくか。」
ソリティアがビルの屋上から姿を消した。
そうとも知らずに、甲平らはレッドチームの前にやってきた。
甲平
「そこまでだ。プリキュア。」
パッション
「やっときたね、ビーファイター!!」
フリオ
「君たち、街を破壊するなんて、プリキュアとして、心が痛まないのか!?」
ルージュ
「あんたらには、分かんないだろうね。私たちがいくら頑張っても、人間たちは自分たちの過ちを必ず犯してしまう。」
サニー
「そうなったら、この地球はいずれ滅んでしまうんや。それやったら、いっそのことトランプの理想とする世界に共感したんや。」
パッション
「だから、そんな人間に味方するあんたたちに邪魔はさせない。」
甲平
「ようするに、おまえらにとっちゃ、俺たちは悪だと言いたいのか!!」
健吾
「君たちの正義はどこへ行ってしまったんだ!?」
蘭
「いい加減目を覚まして、プリキュア。」
ルージュ
「うるさい、トランプに逆らうあんたたちを許すつもりはない。」
フリオ
「あくまでも僕たちと対立するんだね。」
甲平
「仕方がねえ。行くぜ!!」
甲平らはコマンドボイサーを取りだす。
甲平・健吾・蘭・フリオ
「超重甲!!」
甲平はカブト、健吾はクワガー、蘭はテントウ、フリオはゲンジへ超重甲する。
サニー
「やっとやる気になったな。前々回、前回とよくもウチらの仲間を傷つけよったな、ビーファイター!!」
ルージュ
「その代償、きちっと払ってもらうわよ。」
パッション
「精一杯、がんばるわ。」
テントウ
「かかってきなさい。」
それぞれ、構えようとしたその時だった。
カブト
「なんだ、このとてつもない殺気は!?」
ルージュらの真上から全身を黒の服・帽子・マントで身を包んだ男が現れた。ソリティアである。
ドガッ、ドガッ、ドガッ、ドガッ!!
カブト・クワガー・テントウ・ゲンジ
「うわああ!!」
ビーファイター4人を超瞬間移動で翻弄した。
ソリティア
「ちょうど間に合ったな、俺も混ぜてもらおう!!」
ルージュ・パッション・サニー
「ソリティア!!」
カブト
「あいつが、ソリティア!!」
ソリティア
「ほう、貴様らがビーファイターだな。俺はキング様に仕える戦士、ソリティアだ。さらに・・・。」
ソリティアはそういうと、ファルコンブレスを取りだした。
ソリティア
「ファルコン、バーニングフュージョン!!」
ソリティアはバーニングファルコンに変身した。
ファルコン
「大空を司る炎の戦士、バーニングファルコンだ。」
クワガー
「お前がバーニングファルコン!!」
ファルコン
「俺は三大戦士の中でも最強格の戦士、フリージングドルフィンやライトニングライガーと一緒にしないことだな。」
カブト
「お前は俺が相手だ。」
クワガー・テントウ・ゲンジ
「カブト!?」
ビーファイターが立ちあがった。
ファルコン
「貴様がビーファイターのリーダー、ビーファイターカブトか。面白い、お手合わせ願おう。」
カブト
「いくぜ!!」
カブトがファルコンに戦いを挑む。
クワガー
「俺たちもカブトに加勢するぞ。」
サニー
「おっと、あんたらの相手はウチらや。」
加勢にいこうとするクワガーらをレッドチームが阻む。
ゲンジ
「仕方がない、僕たちでなんとかしよう。」
テントウ
「そうね。」
クワガー
「いくぞ。」
こうして、カブトはファルコンと一騎討ち、クワガー、テントウ、ゲンジはレッドチームと3対3のバトルを繰り広げることになった。
カブトVSファルコン
カブト
「うおおおお!!」
ファルコン
「はああああ!!」
最初はパンチとキックの応酬だった。
ファルコン
「さすがはビーファイターのリーダーをやるだけのことはあるな。」
カブト
「当たり前だ、プリキュアとやり合ってる場合じゃねえんだ。」
ファルコン
「あいにくだが、キング様の障害となる貴様らの声など、聞く耳もたん。」
カブト
「俺たちは俺たちの正義を信じてる。だから、ここで倒れるわけには、いかねえんだ!!!!!!」
ファルコン
「ファルコンセイバー!!」
カブト
「フィニッシュウェポン!!」
ファルコンはファルコンセイバーとファルコンシールド、カブトはカブトランサーで応戦する。
キィーン!! カン!!
しかし、一進一退の攻防戦が続く。
ファルコン
「これ以上はきりがない、一気にケリをつけてやる。」
カブト
「それはこっちのセリフだ。」
ファルコン
「うおおおお!! くらえ、ファルコンインパルス!!」
カブト
「ライナーブラスト!!」
ドーン!!
2つの技がぶつかる。
カブト
「何だと!?」
ファルコン
「はああああ!!」
しかし、相討ちとなり、爆発した。
カブト・ファルコン
「うわあああ!!」
2人は吹き飛ばされた。
クワガー・テントウ・ゲンジVSレッドチーム
ルージュ
「プリキュア・ファイヤーストライク!!」
サニー
「プリキュア・サニーファイヤー・バーニング!!」
クワガー
「セミッションマガジン、ウォーターパワー!!」
パッション
「はっ!!」
ルージュ・サニー
「きゃあああ!!」
パッションはアカルンで消えたが、ルージュとサニーは大津波に飲み込まれた。
ルージュ
「あんたら、卑怯よ。」
サニー
「せや、自分らだけ銃を使うて、卑怯と思わへんの!?」
クワガー
「何言ってる。これが俺たちの戦い方だ。んっ!?」
クワガーはパッションがいないことに気付いた。
テントウ
「キュアパッションがいない!?」
ゲンジ
「いったいどこに!?」
パッション
「ここよ。」
クワガー・テントウ・ゲンジ
「!?」
パッション
「はあああ!!」
ドガッ、ドガッ、ドガッ!!
クワガー・テントウ・ゲンジ
「うわあ!!」
なんと、背後から現れるや、連続テレポートしながら、3人を翻弄した。これは「マジすか学園」のラッパッパ四天王の一人・ブラック(演:柏木由紀)の瞬間移動に勝るとも劣らない神業である。
クワガー
「くっ、瞬間移動か!?」
ゲンジ
「どこから現れるか、分からない!!」
テントウ
「探らなきゃ、ハイパービートスキャン!!」
テントウがハイパービートスキャンで、パッションを探索するが、見つけるのは困難のようだ。
テントウ
「ハイパービートスキャンでも、捉えられない。」
ゲンジ
「瞬間移動で攪乱してるんだ。」
クワガー
「テントウ、ゲンジ、パッションを頼む。俺はキュアルージュとキュアサニーをとめる。」
テントウ
「任せて。」
ゲンジ
「わかった。」
ルージュ
「いってくれるね。」
サニー
「あんたらのその腐った性根、叩きなおしたるわ。」
パッション
「精一杯、がんばるわ。」
テントウ
「残念だけど、叩きなおさなきゃいけないのは、あなたたちよ。」
ゲンジ
「いつまでも、トランプのいいなりになってはいけない。」
サニー
「鬱陶しいねん、セブン様に、トランプに逆らう奴らは許さへんで。」
ルージュ
「そんな人間の味方をするあんたたちを、私たちは許さない。」
クワガー
「お前たちがその気なら、こちらも手加減はしない。行くぞ!!」
ルージュ・パッション・サニー
「来い!!」
テントウ
「まずは私よ、ブライトポインター、フラッシュバリア!!」
フラッシュバリアで捉える。
ルージュ
「こ、これは!!」
サニー
「あかん、捕まってもうた。」
ゲンジ
「ライトニングキャノン!!」
ドカーン!!
ルージュ・パッション・サニー
「きゃあああ!!」
レッドチームは吹き飛ばされた。
ルージュ
「おのれ、こうなったら、あれを使うわ。はああああ!!」
ルージュは全身を炎で包んだ。
テントウ
「何あれ!?」
ゲンジ
「不死鳥のように、全てを燃やすつもりか!?」
ルージュ
「これがあたしの新技よ、プリキュア・ファイヤーバードアタック!!」
ルージュが火の鳥と化して、突撃してくる。
クワガー
「テントウ、ゲンジ、下がれ。ウォーターパワー!!」
クワガーがセミッションマガジン付きのインプットカードガンでルージュを迎撃した。そして、火の鳥状態のルージュと大津波が激しくぶつかる。
クワガー
「うおおおお!!」
ルージュ
「はああああ!!」
ドカーン!!
クワガー・テントウ・ゲンジ
「うわあああ!!」
ルージュ・パッション・サニー
「きゃあああ!!」
全員が吹き飛ばされた。
カブトVSファルコン
吹き飛ばされた直後、倒れた両者だが・・・。
ファルコン
「くっ、やってくれたな。」
カブト
「そりゃ、こっちのセリフだ。」
ファルコン
「そろそろ決着をつけよう。お前の仲間は今頃、プリキュアどもにやられてるかもな。」
カブト
「へっ、お前らこそ、俺の仲間を見くびってんじゃねえよ。」
両者が再び対峙しようとしたその時・・・。
?
「ロプー!!」
カブト
「んっ!?」
なんとそこへ、シロップがやってきた。ということは・・・。
?
「待つココ。」
?
「やめるナツ。」
カブト
「お前ら、来るなって言ったろう。」
そう、ココとナッツが現れたのだ。
ファルコン
「お前たちは、プリキュアどもと一緒にいた妖精共か。」
ココ
「バーニングファルコン、プリキュアを返すココ。」
ナッツ
「これ以上、皆を苦しめるなナツ。」
ファルコン
「黙れ、貴様ら妖精ごときに、何ができる!!」
ファルコンがファルコンセイバーをココとナッツに振り下ろそうとしたその時、突然異変が起こった。
ファルコン
「うっ!?」
突然、フラッシュバックが起こり、頭痛がした。
ファルコン
「うわあああ!! 何だ、この記憶は!? 頭が割れる!!」
カブト
「ああっ!!」
ファルコンの突然の苦しみ、それは、失った過去の記憶が戻ろうとしていた。
ファルコン
「俺は、キング様の忠実なしもべ、ソリティアだ、シュガーなどではない。」
ココ
「今、シュガーと言ったココ!?」
ナッツ
「まさか、そんなナツ。」
カブト
「お前は一体、何者だ!!!」
ドガッ!!
ファルコン
「ぐわぁ!!」
カブトがカブトランサーを振り下ろし、ファルコンにクリティカルヒットを決めた。これで、ファルコンが大きく後退した。
カブト
「くらえ、ライナーブラスト!!」
ファルコン
「ぐわあああ!!」
カブトのライナーブラストがファルコンを直撃し、ファルコンは変身解除に追い込まれた。
ソリティア
「くっ、まさか、貴様らの力がこれほどとは。」
カブト
「その正体を、現しやがれ!!」
ボカッ!!
ココ・ナッツ・シロップ
「!!」
カブトがソリティアを殴りつけたのだ。その衝撃で、帽子が吹っ飛び、その素顔が露わになった。
ココ
「き、君は!?」
ナッツ
「間違いないナツ。」
カブト
「知ってんのかよ。」
ココ
「ソリティアの正体は、ココとナッツの親友で、同じパルミエ王国の次期国王候補、シュガーココ。」
カブト
「何だと!!」
ナッツ
「どうして、トランプにいるナツ!?」
ソリティア
「それは、お前たちが裏切ったからだ。」
ココ
「何を言ってるココ!?」
ナッツ
「シュガーの誤解ナツ!!」
ソリティア
「貴様らのせいでナイトメアに国は滅ぼされ、俺は彷徨い続けた。そんなところをトランプに拾われたのだ。俺は裏切った貴様らを許さない。」
ココ
「ココ!?」
ソリティアのパンチが迫ろうとしたとき、その手をつかむ者がいた。カブトである。
ナッツ
「ナツ!?」
ソリティア
「ビーファイターカブト、貴様も俺の邪魔をするのか!?」
カブト
「こいつらの事情なんて、俺には全く分かんねえけど、それを分かろうとしねえ奴は、俺が倒してやる。」
ソリティア
「ちっ、今日はこれまでにしといてやろう。これからが楽しみだ、ビーファイターカブト!!」
ソリティアは撤退した。
カブト
「さてと、クワガーたちは、どうなってんだろうな。」
クワガー・テントウ・ゲンジVSレッドチーム
クワガー・ルージュ
「ハァ、ハァ、ハァ!!」
先ほどの爆発で吹き飛ばされた両者だが、クワガーとルージュが先に立ちあがった。
ルージュ
「まさか、あたしの新技と互角に渡り合えるとはね。」
クワガー
「くっ、ウォーターパワーを蒸発する火力とは。」
テントウ・ゲンジ
「クワガー!!」
パッション・サニー
「ルージュ!!」
クワガー
「大丈夫だ!!」
ルージュ
「決着をつけるわよ。」
クワガー
「望むところだ。」
ルージュは再び体を発火した。
ルージュ
「プリキュア・ファイヤーバードアタック!!」
クワガー
「ウォーターパワー!!」
火の鳥と大津波が再びぶつかる。
ルージュ
「はああああ!!」
クワガー
「うおおおお!!」
サニー
「こら、助太刀せんと!!」
テントウ
「そうはさせない。フラッシュバリア!!」
ルージュの援護に向かおうとしたパッション・サニーをテントウが捉える。
ゲンジ
「ライトニングキャノン!!」
ドカーン!!
パッション・サニー
「きゃあああ!!」
パッション・サニーは吹き飛ばされた。
ルージュ
「パッション、サニー!!」
それがいけなかった。パッション・サニーに気を取られて、隙ができてしまった。
ドボーン!!
ルージュ
「きゃあああ!!」
ルージュは大津波に飲み込まれ、レッドチームは全滅した。
クワガー
「ハァ、ハァ、何とか撃退した。」
テントウ
「ビートルベースへ運びましょう。」
ゲンジ
「そうだね。」
?
「あたしの舎弟を拉致してもらっちゃ、困るんだよ!!」
テントウ
「誰!?」
現れたのは、ドルフィンだった。
クワガー・テントウ
「フリージングドルフィン!!」
ゲンジ
「あれが、フリージングドルフィン!!」
ドルフィン
「てめえら、あたしの舎弟をどこまで傷物にすりゃ気が済むんだよ。」
テントウ
「今日こそ、プリキュアのみんなを、返してもらうわよ。」
ドルフィン
「おっと、ビーファイターテントウ、あんたにはもう一度私のしもべになってもらわないとね。」
テントウ
「えっ!?」
ドルフィンが右手を翳す。
クワガー
「まずい、マインドコントロールだ。」
ゲンジ
「何だって!?」
ドルフィン
「もう遅い。フリージングコントロール!!」
テントウ
「きゃあああ!!」
クワガー・ゲンジ
「テントウ!!」
ドルフィン
「ビーファイターテントウ、手始めにこいつらをやれ。」
テントウ
「はい・・・。」←冷たい声
ゲンジ
「テントウ、しっかりするんだ。」
テントウ
「ハァ!!」
ドガッ!!
ゲンジ
「ぐわぁ!!」
テントウがゲンジを蹴りだした。
クワガー
「くっ!!」
テントウ
「ふっ!!」
クワガーがセミッションマガジン付きの、テントウがブライトポインター付きのインプットカードガンを互いにむけた。
クワガー
「テントウ、目を覚ませ!!」
ドルフィン
「今日はこのくらいにして、帰りましょう、」
テントウ
「はい。」
ドルフィンはテントウとレッドチームを連れて、撤退した。
ゲンジ
「テントウ!!」
ゲンジの叫びが空しく響いた。カブトらがやってきたのは、その直後だった。
カブト
「クワガー、ゲンジ!!」
クワガー
「カブト、そっちはどうだ!?」
カブト
「何とか撃退した。そっちは!?」
クワガー
「残念だが、テントウがまた操られて、ドルフィンに連れて行かれた。」
カブト
「くそ、またテントウを手駒にしたのか!!」
クワガー
「それに、ゲンジが重症だ。」
カブト
「とにかく、連れて帰ろうぜ。」
クワガー
「ああ。」
カブト
「ゲンジ、立てるか!? 肩貸すぜ。」
ゲンジ
「すまない、カブト、クワガー。」
クワガー
「行こう。」
カブトとクワガーはゲンジを両端から支えながら、ビートルベースへ帰還した。
セブンのアジト
セブン
「さ~て、ビーファイターテントウを手中に収めたし、残すはあと1人。」
テントウ
「アゲハですか。」
セブン
「そう、ビーファイターアゲハを手中にすれば、手駒は揃う。クイーン様の手駒がね。」
テントウ
「ははっ!!」
セブン
「ビーファイターテントウ、お前には私の親衛隊として、働いてもらうわ。」
テントウ
「はい。」
セブン
「プリキュアたち、トランプに忠誠を誓うのよ。」
全プリキュア
「ははっ!! 全てはトランプのために!!」
テントウが再び、セブンの手に落ちてしまった。さらにアゲハにも魔の手を伸ばしつつある。カブトらは彼女たちを助けられるのか?
次回予告
博士
「テントウが再び洗脳されたことは、ビーファイターの士気を下げることになった。ますます孤立する中、アゲハも再びセブンの手に落ちてしまう。追いつめられるカブトとクワガー。果たして、その結末は!? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第24話「悪夢再び!! 最強タッグで切りぬけろ!!」。今度こそ頼むぞ。」