プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト   作:千歳涼介

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第32話 ポーカーナイツ襲来!!

トランプ要塞

 

キング

「ソリティアに続いてセブンとダウトも離反とはな・・・・。ジャック」

 

ジャック

「ここに」

 

キング

「ポーカーナイツを連れてプリキュア討伐に行け」

 

ジャック

「御意、行くぞ」

 

ジャックはポーカーナイツを連れて出陣した。

 

 

甲平宅

 

甲平は日本の自宅にいた。潜入任務の都合上、ビートルベースに戻れないので、キングからの指令があるまでは自由行動の身である。

 

甲平

「あ~あ、暇だな」

 

そんな時、無線が鳴る。

 

甲平

「はい・・・」

 

ジャック

「ジャックだ。ウィザード、プリキュア狩りを始める。すぐにナッツハウスに来い!!」

 

ジャックからこのことが告げられると、無線が切れた。

 

甲平

「指令が来たから、行くとするか!!」

 

甲平はウィザードとして出撃する。もちろん、ビートルベースに報告したのは言うまでもない。

 

 

ナッツハウス

 

全プリキュア(クイーンズは除く)が集結していた。

 

なぎさ・咲・つぼみ・響・みゆき

「トランプの新幹部、ウィザード!?」

 

かれん

「そう、こないだのシージャックで、私たちと敵対したのよ。」

 

こまち

「覆面してて顔は分からないけど、トランプの新幹部なのは確かよ。」

 

ありす

「これは四葉財閥で調べたことですので、間違いありませんわ。」

 

翔二

「奴の正体を突き止めなきゃならねえ現状だな、こりゃ・・・。」

 

なぎさ

「それはそうと、あんた誰!?」

 

なぎさらは翔二を指差した。

 

翔二

「指差すな、俺は佐藤翔二、バーニングファルコンだ。」

 

MH・SS・ハートキャッチ・スイート・スマイル組

「えええええ!!」

 

翔二

「またの名を・・・」

 

ポン!!

 

翔二は本来のシュガーの姿になる。

 

シュガー

「パルミエ王国のシュガーだガガ!!」

 

なぎさ

「ありえな~い!!」

 

ほのか

「あなたがバーニングファルコンだったなんて・・・」

 

ポン!!

 

シュガーは翔二の姿に戻る。

 

翔二

「俺はトランプに拾われて、ソリティアとして洗脳されて、お前たちと戦った。のぞみたちのおかげで、洗脳を解かれたんだ。」

 

ひかり

「そうだったのですね。」

 

翔二

「!!」

 

小々田

「何か出た!!」

 

のぞみ

「えっ・・・」

 

全員が表に出ると、ジャックが待ち構えていた。

 

翔二

「お前は、ジャック!!」

 

りん

「あいつ、こないだの船上パーティーに現れた・・・」

 

ジャック

「久しぶりだな、プリキュアども!! そして、裏切り者のソリティア!!」

 

翔二

「その呼び方をやめろ!!」

 

マナ

「みんな、いくよ!!」

 

全員

「うん!!」

 

プリキュアたちが光の中で変身を遂げる。

 

ブラック

「光の使者、キュアブラック!!」

 

ホワイト

「光の使者、キュアホワイト!!」

 

ルミナス

「輝く命、シャイニールミナス!!」

 

ブルーム

「輝く金の花、キュアブルーム!!」

 

イーグレット

「煌めく銀の翼、キュアイーグレット!!」

 

ドリーム

「大いなる希望の力、キュアドリーム!!」

 

ルージュ

「情熱の赤い炎、キュアルージュ!!」

 

レモネード

「はじけるレモンの香り、キュアレモネード!!」

 

ミント

「安らぎの緑の大地、キュアミント!!」

 

アクア

「知性の青き泉、キュアアクア!!」

 

ローズ

「青いバラは秘密の印、ミルキィローズ!!」

 

ピーチ

「ピンクのハートは愛ある印、もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!!」

 

ベリー

「ブルーのハートは希望の印、つみたてフレッシュ、キュアベリー!!」

 

パイン

「イエローハートは祈りの印、とれたてフレッシュ、キュアパイン!!」

 

パッション

「真っ赤なハートは幸せの証、熟れたてフレッシュ、キュアパッション!!」

 

ブロッサム

「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!!」

 

マリン

「海風に揺れる一輪の花、キュアマリン!!」

 

サンシャイン

「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!!」

 

ムーンライト

「月光浴びる一輪の花、キュアムーンライト!!」

 

メロディ

「爪弾くは荒ぶる調べ、キュアメロディ!!」

 

リズム

「爪弾くはたおやかな調べ、キュアリズム!!」

 

ビート

「爪弾くは魂の調べ、キュアビート!!」

 

ミューズ

「爪弾くは女神の調べ、キュアミューズ!!」

 

ハッピー

「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」

 

サニー

「太陽サンサン 熱血パワー! キュアサニー!」

 

ピース

「ピカピカぴかりん じゃんけんポン♪ キュアピース!」

 

マーチ

「勇気リンリン直球勝負! キュアマーチ!」

 

ビューティ

「しんしんと降り積もる清き心! キュアビューティ!」

 

ハート

「みなぎる愛、キュアハート!!」

 

ダイヤモンド

「英知の光、キュアダイヤモンド!!」

 

ロゼッタ

「日だまりポカポカ、キュアロゼッタ!!」

 

ソード

「勇気の刃、キュアソード!!」

 

全員

「全員集合!! プリキュアオールスターズ!!」

 

翔二

「ファルコン、バーニングフュージョン!!」

 

翔二もバーニングファルコンに変身した。

 

ジャック

「さて、役者は揃ったようだな、お前らも出てこい!!」

 

ジャックの両隣に現れたのは、4人の男たちだった。

 

「俺は剣の使い手、ロイヤル!!」

 

「俺は斧の使い手、ストレート!!」

 

「俺は槍の使い手、フラッシュ!!」

 

「俺は盾の使い手、フルハウス!!」

 

ロイヤル・ストレート・フラッシュ・フルハウス

「我ら、キング様に仕えし精鋭部隊、ポーカーナイツ!!」

 

ジャック

「やるぞ!!」

 

ロイヤル

「抹殺!!」

 

ジャックはファルコンと一騎討ち、プリキュアたちはポーカーナイツと全面対決となった。

 

 

マックスハート&スプラッシュスター組VSロイヤル

 

ブラック・ホワイト・ブルーム・イーグレット

「はあああ!!」

 

ブラックら4人が接近戦に持ち込み、パンチやキックの応酬を浴びせるが、ロイヤルは一切動じなかった。

 

ロイヤル

「温いな、貴様らの実力はそんなものか、もっと本気を出してみろ!! ロイヤルソード!!」

 

ロイヤルがロイヤルソードを一閃すると・・・・

 

ドーン!!

 

ルミナス

「はあ!!」

 

ルミナスが咄嗟にバリアを張ったが、無駄だった。

 

ブラック・ホワイト・ルミナス・ブルーム・イーグレット

「きゃあああ!!」

 

ブラックらは吹き飛ばされた。

 

 

プリキュア5&フレッシュ組VSストレート

 

レモネード

「プリキュア・プリズム・チェーン!!」

 

レモネードがストレートを縛り上げるが、自力で解かれる。

 

ルージュ

「プリキュア・ファイヤー・ストライク!!」

 

ミント

「プリキュア・エメラルド・ソーサー!!」

 

アクア

「プリキュア・サファイア・アロー!!」

 

ストレート

「はあ!!」

 

ストレートが自身の武器、ストレートアックスを一閃すると、それらを消し飛ばした。

 

ドリーム

「プリキュア・シューティング・スター!!」

 

ドリームが突撃するが・・・

 

ストレート

「温いぜ!!」

 

ドガッ!!

 

ドリーム

「きゃあああ!!」

 

ストレートに蹴られたようだ。

 

ローズ

「はあああ!!」

 

ストレート

「はあ!!」

 

ドーン!!

 

ローズ

「きゃあああ!!」

 

ローズが向かったが、ストレートアックスを一閃されて、返り討ちにあった。

 

ピーチ・ベリー・パイン・パッション

「プリキュア・クアドラブル・キック!!」

 

ストレート

「懲りねえ奴らだな!!」

 

ドーン!!

 

ピーチ・ベリー・パイン・パッション

「きゃあああ!!」

 

フレッシュ組も突撃したが、結局返り討ちにされた。

 

ストレート

「これはおまけだ、くらえ!!」

 

ドーン!!

 

ドリーム・ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ・ピーチ・ベリー・パイン・パッション

「きゃあああ!!」

 

ドリームらは吹き飛ばされた。

 

 

ハートキャッチ&スイート組VSフラッシュ

 

フラッシュ

「おりゃ!!」

 

ドーン!!

 

フラッシュがフラッシュスピアで刺してきた。

 

ブロッサム

「自分たちの正義のために世界征服するなんて、私、堪忍袋の緒が切れました!!」

 

マリン

「出ました、堪忍袋!!」

 

ムーンライト

「プリキュア・シルバーフォルテウェイブ!!」

 

サンシャイン

「プリキュア・ゴールドフォルテバースト!!」

 

フラッシュ

「はあ!!」

 

フラッシュがスピアを一閃すると、ムーンライトとサンシャインの技を消し飛ばした。

 

ブロッサム・マリン

「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ!!」

 

フラッシュ

「無駄だ!!」

 

またもフラッシュに消し飛ばされた。

 

ブロッサム

「そんな!!」

 

メロディ・リズム・ビート・ミューズ

「プリキュア・スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド!!」

 

メロディらスイート組が突撃してきた。

 

フラッシュ

「小賢しい、俺は植物とか音楽とか、そういうもんが大嫌いなんだよ!!」

 

ドーン!!

 

フラッシュがスピアでクレッシェンドトーンを突いてきた。

 

メロディ

「そんな!!」

 

フラッシュ

「くらえ!!」

 

ドーン!!

 

ブロッサム・マリン・サンシャイン・ムーンライト・メロディ・リズム・ビート・ミューズ

「きゃあああ!!」

 

ブロッサムらも吹き飛ばされた。

 

 

スマイル&ドキドキ組VSフルハウス

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ

「プリキュア・レインボー・ヒーリング!!」

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード

「プリキュア・ラブリーフォースアロー!!」

 

2組の合体技がフルハウスに迫るが・・・・

 

フルハウス

「俺にそんな技は効かん!! はああ!!」

 

フルハウスはシールドを構えると、見事にはね返したではないか。

 

ドーン!!

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ・ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード

「きゃあああ!!」

 

ハッピーらも吹き飛ばされた。

 

 

ファルコンVSジャック

 

ジャック

「ソリティア、いや、バーニングファルコン、貴様は俺が始末してくれる!!」

 

ファルコン

「俺を操り人形にした挙句に裏切り者扱いしてもらっちゃ堪んねえぜ!」

 

ジャック

「若造が!!」

 

ファルコン

「ジャック!!」

 

ジャックとファルコンが同時に向かってきた。

 

ジャック

「雷気流!!」

 

ファルコン

「ファルコンブレイク!!」

 

ズバッ!!

 

勝負は一瞬でついた。

 

ジャック

「バ、バカな、この俺が・・・」

 

ドカーン!!

 

ジャックが倒れ、大爆発した。

 

ファルコン

「長きにわたり、要塞で指揮してきたお前が、戦場で戦い続けてきた俺に、勝てるはずもない。」

 

ファルコンは新たな殺気が現れたことを感知した。弾丸が飛んできたが、ファルコンがシールドで防ぐ。

 

ファルコン

「これは!!」

 

そう、銃を放ったその正体は、ウィザードだったのだ。

 

ウィザード

「ジャックがやられるとは、遅かったか・・・・」

 

ファルコン

「お前がウィザードか!!」

 

ウィザード

「いかにも、俺がウィザードだ!!」

 

ウィザードとファルコンの戦いが始まった。

 

 

プリキュアオールスターズVSポーカーナイツ

 

ポーカーナイツの圧倒的な実力の前に、プリキュアオールスターズは手も足も出なかった。

 

ロイヤル

「ったく、ここまで弱かったのか!!」

 

ストレート

「どうも信じられんな、こんな奴らに手こずってたのか・・・・・」

 

フラッシュ

「つまらん。」

 

フルハウス

「プリキュア共を討ち取って、さっさと帰るぞ!!」

 

ポーカーナイツがプリキュアたちに迫ろうとしていた。

 

クワガー

「そうはいかない。サンダーパワー!!」

 

ロイヤル・ストレート

「うわあああ」

 

テントウ

「インパクトフラッシュ!!」

 

フラッシュ・フルハウス

「ぐわあああ」

 

クワガー

「間に合ったか」

 

テントウ

「反撃よ」

 

クワガーとテントウの加勢で戦況が膠着した。

 

 

ウィザードVSファルコン

 

ファルコン

「クワガーとテントウが来たが、カブトがいないのはどういうことだ?」

 

ウィザード

「奴らは相当の実力者揃いだ。お前と奴らの3人が行っても苦戦は必至だ!!」

 

ファルコン

「俺は絶対にあきらめん。」

 

ウィザード

「そうか・・・」

 

激闘が続いて、絶体絶命の危機だった。

 

 

その時だった。赤いバラの花弁と共に、その者は颯爽と現れた。

 

 

ロイヤル

「何者だ、お前は!?」

 

「愛の切り札! キュアエース!」

 

フラッシュ

「キュアエース、だと!?」

 

フルハウス

「こいつもプリキュアか!?」

 

ストレート

「ならば、お前も抹殺だ。いくぞ!!」

 

ポーカーナイツが颯爽とキュアエースに挑んだ。

 

エース

「はあああ!!」

 

エースはポーカーナイツを得意のスピードで翻弄した。そして・・・

 

ドカ!! ドカ!! ドカ!! ドカ!!

 

フルハウスから順番に、フラッシュ、ストレート、ロイヤルと蹴られた。

 

ポーカーナイツ

「うわあああ!!」

 

エース

「まだやるの!!」

 

ロイヤル

「今日はほんの挨拶代わりだ。次は容赦しないぞ。引き上げだ!!」

 

ポーカーナイツは撤退した。

 

ウィザード

「バーニングファルコン、決着は次の機会だ」

 

ウィザードも撤退した。

 

ファルコン

「キュアエース、奴はいったい・・・」

 

プリキュアたちが意識を取り戻した時には、キュアエースはもういなかった。

 

 

トランプ要塞

 

キング

「何、ジャックが死んだだと!?」

 

ロイヤル

「はっ、裏切り者のソリティアとの一騎討ちに敗れ、戦死しました。」

 

キング

「くっ・・・、ジャック・・・・。」

 

キングが両膝を突き、泣き出した。

 

ストレート

「キング様・・・・。」

 

キング

「おのれ、プリキュア、ソリティアめ・・・。」

 

キングは泣きながら、プリキュアや翔二への恨み節も呟いた。

 

フラッシュ

「プリキュアですが、あと一歩のところで、キュアエースとやらが現れました。」

 

キング

「キュアエース、だと!? 新たなプリキュアか!?」

 

フルハウス

「はっ、詳細は不明ですが、これまでのプリキュアよりは強いと思われます。」

 

キング

「ポーカーナイツ、お前らはプリキュアの殲滅に専念しろ。よいな。」

 

ポーカーナイツ

「ははっ!!」

 

 

とあるラーメン屋

 

甲平、健吾、蘭がラーメンを食べていた。

 

甲平

「とうとうジャックが戦死して、トランプの戦力はだいぶ落ちた」

 

健吾

「だが、ポーカーナイツという精鋭を抱えてるから、まだ油断は出来ないな」

 

「それにキュアエース、新たなプリキュアの出現か。」

 

健吾

「にしても甲平、正体はばれてないだろうな?」

 

甲平

「今のところ、そんな気配はない」

 

「頼んだわよ、ばれたら終わりよ」

 

甲平

「ああ」

 

 

新たに現れたキングの精鋭部隊、ポーカーナイツと謎のプリキュア、キュアエース。彼らの登場で、戦局はどう変化するのだろうか!?

 

 

 




次回予告

博士
「新たな敵、ポーカーナイツと謎のプリキュア、キュアエースの出現により、戦局はますます泥沼化する。そんな中、翔二とりんはデートの最中、一人の少女と出会う。いったい何者なのか!? その頃、キングはかつて倒された闇のプリキュアたちを甦らせ、プリキュアと翔二を倒そうと企んでいた。果たして、この少女たちの運命は!? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第33話「謎の少女と闇のプリキュア復活!!」。闇のプリキュアって、本当にいたの!?」

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