プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト   作:千歳涼介

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第33話 謎の少女と闇のプリキュア復活!!

トランプ要塞

 

キング

「このままでは、トランプはますます不利になる。プリキュアにはプリキュアか!!」

 

キングはジャックらが残した、プリキュア5とスマイルの2組のデータを闇の空間に投じた。

 

キング

「かつてプリキュアと戦い、散っていった闇のプリキュアたちよ、今こそ甦り、我に仕えよ!!」

 

ドーン!!

 

爆音とともに、闇の空間から、プリキュア5とスマイルの2組に酷似した、11人の少女たちが現れた。

 

?

「私たちは、甦ったの!?」

 

ドリームに似た桃色の髪の少女が呟く。

 

キング

「よく来たな、ダークプリキュア6、バッドエンドプリキュア!!」

 

そう、キングが甦らせた闇のプリキュアとは、プリキュア5が鏡の国で戦ったダークプリキュア5、オリジナルのダークミルキィローズと、スマイル組の最終決戦の時にジョーカーが生み出した、バッドエンドプリキュアだった。

 

 

ナッツハウス

 

ここにいたのは、のぞみ、こまち、かれん、くるみ、小々田、夏の6人(!?)だった。

 

のぞみ

「ねえ、ねえ、りんちゃんとうらら、遅いね!!」

 

くるみ

「しょうがないでしょ、りんはシュガーとデートみたいだし、うららはシロップを伴って、仕事よ」

 

のぞみ・こまち・かれん

「ええー!!」

 

小々田・夏

「・・・・」

 

一同、小々田と夏を除き驚愕した。

 

のぞみ

「りんちゃんがシュガーとデート!?」

 

こまち

「まあ、りんさんがデートなんて、いつ以来かしら!?」

 

かれん

「あの時は、百井さんがエターナルと知らずに、デートしてたかしら!!」

 

小々田

「しかし、シュガーの奴、りんをデートに誘うとはな・・・」

 

夏

「俺は興味ない・・・」

 

くるみ

「この小説、私たちは全員、カップル成立してる設定になってるじゃない。」

 

かれん

「言われてみればそうね、私とくるみ、」

 

こまち

「私とナッツさん、」

 

のぞみ

「私とココ、」

 

くるみ

「シロップとうらら、シュガーとりんね」

 

小々田

「カップルなのかな・・・。」

 

 

その頃、りんと翔二はデートの真っ最中だった。

 

翔二

「りんの家は花屋、そして部活はフットサルか」

 

りん

「ええ」

 

翔二

「それにプリキュアもやってるし、疲労も大きいだろ」

 

りん

「ええ、でもあたしはどれも疎かにするつもりはありません」

 

翔二

「前々から思ってたが、なぜのぞみが君たちのリーダーをやってるんだ。」

 

りん

「のぞみがあたしたちのリーダーをやってるか、ですか!?」

 

翔二

「ああ」

 

りん

「あたしはのぞみとは幼稚園からの付き合いで幼馴染なんです。それで、のぞみが結構ドジ踏んだりと色々とみてきました。でも、あたしやうらら、こまちさん、かれんさん、くるみがプリキュアになれたのは、のぞみが誘ってくれたからなんです。のぞみがいなかったら、今のあたしたちはありませんでした」

 

翔二

「そうか、それで君たちはのぞみを支えたり、支えられたりしてるんだな。のぞみについていく君たちの気持ちがよくわかるよ」

 

りん

「ところで、何で翔二はどうして、バーニングファルコンになったんですか!?」

 

翔二

「パルミエ王国がナイトメアに滅ぼされたのは、知ってるだろ。その時に3つのブレスが行方不明になった。1つは俺が持ってるファルコンブレス、残り2つはセブンの持つドルフィンブレスと、ダウトの持つライガーブレスだ。どれもパルミエ王国に伝わる大空、海、陸を司る戦士たちに変身するために必要なものだ。そして、ファルコンブレスが俺を選び、バーニングファルコンとして戦ってきたんだ。キングの呪縛魔法で洗脳され、トランプの手先としてな」

 

りん

「そうだったんですか」

 

翔二

「それよりも、りん。何も敬語を使う事はねえだろ。普通に話せばいいのに」

 

りん

「それは・・・」

 

翔二

「まあ、徐々に慣れていけばいいんだ」

 

りん

「そうですね・・・」

 

翔二に思わず敬語を使うりんだが、普通に話すのに抵抗があるようだ。

 

翔二

「!!」

 

りん

「どうしたの、翔二!?」

 

翔二

「あそこに誰か倒れてる」

 

りん

「えっ!?」

 

翔二が指した先には、少女が1人倒れていた。2人は迷わず駆け寄った。

 

翔二

「おい、大丈夫か!?」

 

りん

「しっかりして!!」

 

少女は気絶していて、意識はあるようだ。

 

翔二

「とにかく、ナッツハウスに連れてくぞ」

 

りん

「わかった」

 

翔二とりんは気絶してる少女をナッツハウスに連れて行った。

 

?

「へぇ~、あれがプリキュアか。ローズパクトは私が必ず頂くわ」

 

だがこの時、1人の少女が陰から見ていたことには気づかなかった。

 

 

ナッツハウス

 

翔二とりんが入ってきた。

 

小々田

「おかえり・・・って、いったいどうしたんだ!?」

 

翔二

「ちょっと、この子を寝かせてくれ」

 

夏

「その子は!?」

 

翔二

「訳は後で説明する。早く!!」

 

小々田

「わ、わかった」

 

少女はかれんとくるみに任せ、翔二とりんはみんなに一連の出来事を説明した。

 

こまち

「それじゃあ、シュガーさんとりんさんがデートの最中にあの子が倒れてるのを見かけたわけね」

 

りん

「ええ、素性がまだ分かりませんから、なんとも言えませんけど・・・」

 

小々田

「しかし、何で倒れてたんだろ」

 

夏

「謎だな・・・」

 

そこへ、かれんとくるみがやってくる。

 

こまち

「かれん、どうなの!?」

 

かれん

「けがはないけど、まだ意識が戻らないわ」

 

りん

「そうですか・・・」

 

くるみ

「あの子、いったい何者なの!?」

 

翔二

「このへんじゃ、見かけないからな・・・」

 

のぞみ

「よ~し、あの子の助けになるぞ~、けって~い!!」

 

りん

「ちょっとのぞみ、あんたはまた、何勝手に決めてんのよ!!」

 

こまち

「まあ、まあ、りんさん、落ち着いて」

 

翔二

「いつも、こうなのか!?」

 

小々田

「ああ、のぞみはやると決めたら、最後までやるからな」

 

夏

「やれやれ・・・」 

 

こうして、のぞみの決定で少女の助けになることになった、プリキュア5であった。

 

 

トランプ要塞

 

キング

「これでもう一度、奴らに吠え面かかせることができる。おまえたち、名を名乗ってみろ」

 

?

「私はダークドリームです」

 

?

「私はダークルージュだ」

 

?

「私はダークレモネードだよ」

 

?

「私はダークミントよ」

 

?

「私はダークアクアだ」

 

?

「あたしはダークミルキィローズよ」

 

?

「私はバッドエンドハッピーだよ」

 

?

「ウチはバッドエンドサニーや」

 

?

「私はバッドエンドピース、皆さん、よろしくお願いします」

 

?

「あたしはバッドエンドマーチだ」

 

?

「わたくしはバッドエンドビューティと申します」

 

キング

「お前たちを復活させたのは他でもない、憎きプリキュアに復讐させるためだ」

 

キングのその言葉を聞き、好戦的な者たちは喜んだが、ダークドリームとダークミントは複雑な表情だった。

 

Dドリーム

「(キュアドリーム、私はあなたを守ってあげる)」

 

Dミント

「(キュアミント、今度は私があなたを守って見せるわ)」

 

DドリームとDミントは表向きはキングに従いつつ、密かにドリームとミントを守ると心の中で決意した。

 

ついにキングはダークプリキュア5とバッドエンドプリキュアを復活させ、プリキュアへの復讐をたき付けた。しかし、この時はまだ知らなかった。DドリームとDミントが既に離反しつつあることを・・・。

 

 

 




次回予告

博士
「パルミエ王国の大賢者、アクガルによって異空間へ召還されたのぞみとこまち。その目的は、ココとナッツの王妃にふさわしいか試すというものだった。数々の過酷な試練を、二人三脚で乗り越えようとする2人。果たして、アクガルの真意はどこにあるのか!? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第34話「王妃への二人三脚の道」。ここが正念場か!?」

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