プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト   作:千歳涼介

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第45話 ほたるの予言と狙われたローズパクト

ナッツハウス

 

のぞみ

「ねえ、ココ、ほたるはいつまであのままなの!?」

 

小々田

「僕に聞かれても、分からないよ。」

 

翔二

「俺たちが見つけたときには、既に意識を失ってたからな・・・。」

 

そう、33話で拾ってきてから、ほたるはまだ意識が戻らないのだ。

 

かれん

「それにどこから来たかも分からないし・・・。」

 

こまち

「そうね・・・。」

 

うらら

「のぞみさんの気持ちもわかりますけど、焦りは禁物ですよ。」

 

その時だった。

 

バタン!!

 

全員

「!!」

 

ドアが開かれると、現れたのはほたるだった。

 

ほたる

「あなたたち・・・、誰・・・!?」

 

のぞみ

「ほたる!!」

 

のぞみがほたるに抱きつく。

 

りん

「こら、のぞみ!!」

 

りんが引き剥がしにかかろうとするが、翔二に止められる。

 

のぞみ

「ほたる、心配したんだよ。意識失ったままだったから・・・。」

 

ほたる

「ほたる・・・!?」

 

こまち

「かれん、これって・・・。」

 

かれん

「ええ、記憶喪失ね。」

 

くるみ

「記憶喪失!?」

 

かれん

「自分のことも含めて、何もかも覚えていない症状よ。」

 

「記憶喪失は厄介だ。個人差にもよるが、元の記憶を取り戻すにはかなりの時間を要するからな。」

 

シロー

「それに、トランプが狙ってきたら、守らねえといけねえだろ。」

 

翔二

「それもそうだな・・・。」

 

のぞみ

「大丈夫だよ、私たちは負けないもん。」

 

翔二

「君はいつでも前向きでポジティブだね・・・。」

 

りん

「まあ、のぞみだから・・・。」

 

その時だった。

 

ほたる

「!! 風が・・・、変わった・・・。」

 

全員

「えっ!?」

 

ほたるは風の流れが変わったことを感知したのだ。

 

のぞみ

「本当だ、風が変わってるよ。」

 

りん

「のぞみ、分かるの!?」

 

のぞみ

「うん、ゴッドフェニックスの試練をクリアしてから、風を感じ取れるようになってるよ。」

 

ほたる

「!! 予言します。一人の少女が現れるとき、バラの宝物が狙われる・・・。そして、希望の戦士と邂逅した時、運命的な出会いとなる・・・。」

 

のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ

「!!」

 

小々田

「何か出た!!」

 

のぞみ

「えっ!?」

 

のぞみたちが表に出ると、一人の少女が現れた。

 

「へぇ、あなたたちがプリキュア5、いや、今はレジェンドプリキュア5ね。」

 

かれん

「あなた、何者なの!?」

 

「私はかなえ、あなたたちの宝物、ローズパクトを頂きに来たわ。」

 

こまち

「ローズパクトを!? あなた、エターナルの残党なの!?」

 

少女はかなえと名乗り、ローズパクトを頂くと言いだしたのだ。

 

かなえ

「エターナル?そんな野蛮な盗賊集団の奴らと一緒にしないでくれる!?」

 

うらら

「それじゃあ、一体どうしてローズパクトを狙うんですか!?」

 

かなえ

「私はそのローズパクトが欲しい。ただそれだけよ。」

 

りん

「それじゃあ、エターナルと同じじゃない。」

 

のぞみ

「みんな、行くよ。」

 

りん・うらら・こまち・かれん・くるみ

「Yes!」

 

のぞみたちは変身ブレスを取りだす。

 

のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん

「プリキュア・フェニックス(ドラゴン)(ペガサス)(グリフォン)(マーメイド)フォーゼ!」

 

くるみ

「プリンセス・トランスレイト!」

 

(変身中)

 

Pドリーム

「友情の風の不死鳥、フェニックスドリーム!」

 

DRルージュ

「勇気の炎の竜神、ドラゴンルージュ!」

 

Pレモネード

「愛情の雷の一角獣、ペガサスレモネード!」

 

Gミント

「純真の大地の獅子、グリフォンミント!」

 

Mアクア

「誠実の水の人魚、マーメイドアクア!」

 

Pドリーム・DRルージュ・Pレモネード・Gミント・Mアクア

「希望の力と未来の光、華麗に羽ばたく5つの心、Yes!レジェンドプリキュア5!」

 

Pローズ

「虹を描く薔薇の天女、プリンセスローズ!」

 

かなえ

「へぇ~、この私に勝てるとでも思ってんの?」

 

随分と余裕な表情を崩さないかなえ・・・。

 

Pドリーム

「フェニックスサーベル!」

 

DRルージュ

「ドラゴンセイバー!」

 

Pレモネード

「ペガサスランサー!」

 

Gミント

「グリフォンシールド!」

 

Mアクア

「マーメイドアロー!」

 

Pローズ

「プリンセスアロー!」

 

レジェンドプリキュア5&プリンセスローズが武器を持つと、一斉にかなえに技を放つ。

 

Pドリーム

「プリキュア・フェニックスサーベル・マジック!」

 

DRルージュ

「プリキュア・ドラゴンセイバー・ファイヤー!」

 

Pレモネード

「プリキュア・ペガサスランサー・スパイラル!」

 

Gミント

「プリキュア・グリフォンシールド・ハリケーン!」

 

Mアクア

「プリキュア・マーメイドアロー・シュート!」

 

Pローズ

「プリンセスローズ・レインボーシュート!」

 

6人の技が一斉にかなえへと向かっていく。

 

かなえ

「ふっ・・・。はあ!!」

 

かなえは不敵な笑みを浮かべると、バリアを張って6人の必殺技を防いだではないか・・・。

 

Pドリーム・DRルージュ・Pレモネード・Gミント・Mアクア・Pローズ

「ああ!!」

 

かなえ

「あなたたちの力はそんなものなの!? 鎌鼬の舞!!」

 

かなえは何と、鎌鼬の舞を繰り出してきたではないか。グリフォンミントが前に出て、グリフォンシールドで防ぐも徐々に切り裂かれていく。

 

Gミント

「ダメ、持ちこたえられない!」

 

ドカーン!!

 

Pドリーム・DRルージュ・Pレモネード・Gミント・Mアクア・Pローズ

「きゃあああ!!」

 

6人が吹き飛ばされる。

 

小々田

「みんな!!」

 

翔二

「俺もいく。ファルコン、マーズフュージョン!」

 

翔二もマーズブレスでマーズファルコンに変身する。

 

Mファルコン

「究極を貫く勇気の戦士、マーズファルコン!」

 

Pドリーム

「ファルコンが進化してる!?」

 

Pレモネード

「その姿は!?」

 

翔ニがマーズファルコンに変身した光景にフェニックスドリームたちだけでなく、小々田たちも驚きを隠せなかった。

 

Mファルコン

「みんな、大丈夫か!?」

 

DRルージュ

「ええ、でも何であの子が鎌鼬の舞を・・・。どうしてドリームの技が使えるの!?」

 

かなえ

「あら、あなたも私の邪魔をするの?」

 

かなえがマーズファルコンに言い放つ。

 

Mファルコン

「これ以上手を出すならな!!」

 

かなえ

「そう、ならば仕方ないね!!」

 

かなえは素早く移動して、マーズファルコンに突っ込む。

 

Mファルコン

「マーズカリバー、マーズシールド!!」

 

マーズファルコンが右手にマーズカリバー、左手にマーズシールドを持って対抗する。

 

Mファルコン

「はあああ!!」

 

マーズファルコンが切りかかる。

 

かなえ

「はあ!」

 

かなえが素早くかわすと、レジェンドプリキュア5に向かっていく。

 

Mファルコン

「しまった!!」

 

かなえはフェニックスドリームを攫うと、人質に取る。その時だった。

 

Pドリーム・かなえ

「えっ!?」

 

フェニックスドリームとかなえの間に何かしら、既視感が生まれ、何かのビジョンが映った。これが運命的な出会いになると知らずに・・・。

 

Pドリーム

「これは・・・。」

 

その直後、かなえはフェニックスドリームを放した。

 

かなえ

「今日はこれくらいにしておいてあげる。でもローズパクトは必ず頂くわ。」

 

かなえはどこかへと去って行った。

 

Pドリーム

「かなえ、あなたはいったい・・・。」

 

呆然と見送るフェニックスドリームだった。

 

 

その頃、甲平たちはというと、甲平の自宅で善後策を練っていた。

 

博士

「目的がばれた!?」

 

甲平

「ああ、レジェンドプリキュア5が俺たちの本当の目的を知ってしまった・・・。」

 

ソフィー

「それにこれがトランプに漏れれば、私たちの粛清は免れないわ。」

 

健吾

「プリキュア5がパワーアップしたのは予想外だったな。」

 

「でもどうするの!? これ以上隠し通すのはさすがに無理よ。それにレインボージュエルっていう宝石も破壊してプリキュアたちを無力化したんでしょ。」

 

確かに35話で甲平とソフィーはキングの指令の下、フェアリーパークでレインボージュエルを破壊したため、クイーンズや復活したプリキュア5を除くプリキュアオールスターズを、変身不能に追い込んだのだ。

 

ゆい

「お兄ちゃん、ソフィーさん・・・。」

 

甲平

「大丈夫だ、ここまで来たらもうやるしかねえんだ。」

 

ソフィー

「そろそろ、潮時かしらね・・・。」

 

 

ナッツハウス

 

りん、うらら、こまち、かれんは先に帰宅していた。

 

のぞみ

「かなえ、何者なんだろ・・・。」

 

小々田

「どうしたんだ、のぞみ。」

 

のぞみ

「うん、かなえのことが頭から離れられなくて・・・。」

 

小々田

「そういえば、ローズパクトを欲しがってたな。」

 

のぞみ

「うん、エターナルとは違うのに、どうしてローズパクトが欲しいのかな・・・。」

 

小々田

「それにほたるの言っていたあの予言、どういう意味かも気になるからね・・・。」

 

のぞみ

「大丈夫だよ、誰が来ようとローズパクトは守って見せるもん。」

 

小々田

「さすがはのぞみだね・・・。」

 

ローズパクトを狙う謎の少女、かなえ。彼女は一体、何者なのか!? そして、のぞみとの関係は!? 謎はますます深まっていく。そして、プリキュアとビーファイターにとって、悲劇の時が来ようとしていた。

 

 




小山内博士
「甲平とソフィーの真の目的が敵味方に漏れてしまった。窮地に追い込まれた2人は、キングから挽回のチャンスとして、クイーンズを除くプリキュア全員の処刑を命じられる。そんな中、ダークマックスハートと名乗る闇のプリキュアが、レジェンドプリキュア5とビーファイターに挑戦状を叩きつけてきた。果たして勝負の行方は!? プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第46話「VSダークマックスハート 前編」。頼むぞ、生き延びてくれよ。」

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