プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト 作:千歳涼介
前回のあらすじ
ついにトランプが本格的に全面攻勢を仕掛けてきた。レジェンドプリキュア5&プリンセスローズ&マーズファルコン、ビーファイター、クイーンズプリキュア、キュアエコーはこれを迎え撃ち、Dr.スピードらを除く、クイーンを始め幹部達を悉く討ち取った。しかし、要塞ではキングが生きており、邪悪な力を吸収し、自ら動き出そうとしていた。今、最後の戦いが始まる。
トランプ要塞
キング
「集まる、集まるぞ。敗れて散った者たちの力が!!」
邪悪な力を自身の体に集めるキング。それは底知れぬパワーを秘めていた。
キング
「さてと、そろそろ出るか。」
ドーン!!
キングは巨大化すると、要塞と融合、この異次元から転送した。
東京
都内各地の被害の傷跡が未だに残っている。そんな中、キングがここに転送された。
キング
「はああああ!!」
ドーン!! ドーン!! ドーン!!
キングは自らの胴体部分となった要塞から総攻撃を開始した。
キング
「人間どもよ、滅べ!!」
キングの総攻撃に、人々は逃げ惑い、絶望の淵に落とされる。
レジェンドプリキュア5サイド
Pドリーム
「あれは・・・!?」
Mファルコン
「キングだ・・・。とうとう自ら動き出したか。」
ココ
「恐ろしい力を感じるココ・・・。」
ナッツ
「邪悪な力ナツ・・・。」
Mファルコン
「いよいよ俺の出番だな。カイゼルバッファロー!!」
マーズファルコンがマーズブレスでカイゼルバッファローを呼びだす。
Pドリーム
「ファルコン、私たちも乗せて!!」
DRルージュ
「ちょっと、ドリーム!!」
Mファルコン
「おいおい、どうやって乗せろと言うんだ!?」
Pドリーム
「う~ん、何とかなるなる。」
普段なら「ならないから・・・。」と突っこむところだが、今回は自然とその気にならなかったようだ。
Mファルコン
「やれやれ・・・。」
Pレモネード
「ドリームは一度言い出したら聞きませんから・・・。」
Gミント
「そうね、ドリームらしいわ。」
Mアクア
「全く・・・。」
Pローズ
「ドリームったら・・・。」
Mファルコン
「しっかり捕まってろ。振り落とされるなよ。」
Pドリーム・DRルージュ・Pレモネード・Gミント・Mアクア・Pローズ
「Yes!」
ココ・ナッツ・シロップ
「ココ(ナツ)(ロプ)!!」
Mファルコン
「剛力合体!!」
カイゼルバッファローが牛人形態となり、両目からの光線で巨大化したマーズシールドを胸部に装着し、更に紅蓮の炎の巨人と化したマーズファルコンと合体した。
Mファルコン
「剛力獣士キングバッファロー!!」
キングバッファローが出撃する。
ビーファイターサイド
カブト
「キングめ、とうとう動き出したか!!」
クワガー
「俺たちもいくぞ。」
テントウ
「ええ」
カブト
「おう!!(アストラルセイバーを掲げて)カブテリオス!!」
クワガー
「(ガイストアックスを掲げて)クワガタイタン!!」
テントウ
「(コマンドボイサーを取り出して)ステルスジャイロ!!」
カブトはアストラルセイバーでカブテリオス、クワガーはガイストアックスでクワガタイタンを召喚、一体化する。テントウはステルスジャイロを発進させる。
クイーンズサイド
ドルフィン
「クイーンの嘘つきめ、キングは生きてたじゃないか。」
ライガー
「でもそれじゃあ、クイーンが殺したキングは・・・、」
ドルフィン
「影武者ってことになる。」
ライガー
「どうする、行くの!?」
ドルフィン
「当たり前だ。」
ライガー
「だよね・・・。」
フリージングシャーク、ライトニングタイガーも向かう。
サイドエンド
キングが要塞から攻撃を仕掛ける。すると・・・、
ドーン!!
キング
「ぐわっ!!」
Mファルコン
「いい加減にしろ、てめえ!!」
カブト
「キング、お前の命脈も終わりだ。」
クワガー
「だが、これがあのキングなのか!?」
テントウ
「嘘でしょ?」
ドルフィン
「キング、なんだその姿は!?」
ライガー
「そうだよ。」
キングバッファロー、カブテリオス、クワガタイタン、ステルスジャイロ、フリージングシャーク、ライトニングタイガーがやってきた。
キング
「現れたな、裏切り者ども!! ワシはこの要塞や貴様らに敗れ、散った者たちの力を吸収、融合した。これぞワシの最終形態、キング・キャッスルだ。」
Mファルコン
「はあ・・・。」
カブト
「これは・・・。」
クワガー
「何というべきか・・・。」
テントウ
「ありえない・・・」
ドルフィン
「最悪・・・。」
ライガー
「同感・・・。」
キングC
「見た目で判断すると痛い目を見るぞ!! くらえ!!」
キング・キャッスルは要塞部分からミサイルを無数に発射した。
ドーン!!
Lプリキュア5・Pローズ・Mファルコン・カブト・クワガー・テントウ・ドルフィン・ライガー
「うわあああ(きゃあああ)!!」
ミサイルがキングバッファロー、カブテリオス、クワガタイタン、ステルスジャイロ、フリージングシャーク、ライトニングタイガーに命中する。
Mファルコン
「カイゼルキャノン、カイゼルバルカン!!」
カブト
「甲神剣!!」
クワガー
「邪甲剣!!」
テントウ
「ステルスブラスター!!」
ドルフィン
「シャークリボルバー!!」
ライガー
「タイガーバルカン!!」
ドーン!! ドーン!!
Lプリキュア5・Pローズ・Mファルコン・カブト・クワガー・ドルフィン・ライガー
「うわあああ(きゃあああ)!!」
5体へ更なる攻撃が命中、そこには、3体のメガコングが現れた。しかも従来の量産型とは全く違うものだ。
キングC
「お前たちは・・・。」
ブリッジ
「Dr.スピードからのご命令だ。加勢する。」
アマゾン
「私も、加勢いたします。」
Dr.スピード
「全く、残ったメガコングがε、ζ、Ωしかなかったからな。」
ブリッジ
「俺のはメガコングε!!」
アマゾン
「私のはメガコングζ!!」
Dr.スピード
「そして私のはメガコングΩだ。」
ブリッジ専用のメガコングε、アマゾン専用のメガコングζ、そしてDr.スピードが操縦するメガコングΩがキング・キャッスルの加勢に来たのだ。
カブト
「またメガコングかよ・・・。」
クワガー
「でも今までのものとは性能が違う。確実に殺気が漲ってる。」
カブト
「なら、メガコングは俺たちが相手だ。」
クワガー
「おう。テントウ、キングを牽制してくれ!!」
テントウ
「了解!!」
カブテリオスがメガコングε、クワガタイタンがメガコングζに向かっていく。ステルスジャイロがキングへの牽制役になる。
ドルフィン
「ライガー、私らは残りのメガコングΩを仕留めるぞ。」
ライガー
「OK!!」
フリージングシャーク、ライトニングタイガーはメガコングΩに向かっていく。残ったキングバッファローとステルスジャイロはキング・キャッスルと相対する。
カブテリオスVSメガコングε
カブト
「いくぜ!!」
ブリッジ
「来い!!」
メガコングεは右腕に日本刀、左腕に西洋盾を構える。これにカブテリオスが甲神剣で斬りかかり、剣技の応酬となった。
ブリッジ
「セイバーファイヤー!!」
カブト
「ビッグフレア!!」
ドーン!!
それぞれの剣から放った超高熱の炎がぶつかり合う。
ドカーン!!
カブト・ブリッジ
「うわあああ!!」
威力が互角なのか、両者ともに吹き飛ばされたが、すぐに立ちあがる。
ブリッジ
「おのれ、カブト!!」
カブト
「うおおおお!!」
ズバーン!!
2体が相対した。結果はカブテリオスが仁王立ちしていた。ということは・・・、
ブリッジ
「そ、そんな、バカな・・・。俺のメガコングεが、負けただと・・・。」
メガコングεが真っ二つに斬れた。
ドカーン!!
そして、大爆発した。
ブリッジ
「くっ・・・。」
ブリッジはデビルジョーカーで脱出、撤退した。
クワガタイタンVSメガコングζ
アマゾン
「はあ!!」
クワガー
「ぐわあ!!」
メガコングζの高性能のステルス機能の前にクワガタイタンが翻弄され、反撃できずにいた。
クワガー
「(敵は高性能のステルス機能付きか・・・。これじゃあ反撃出来ない。)」
アマゾン
「喰らいなさい!!」
メガコングζが弓矢を放ってきた。
クワガー
「はああ!!」
カキーン!!
邪甲剣で弓矢を弾き返す。
クワガー
「そこか!!」
ズバーン!!
アマゾン
「きゃあ!!」
何とか居場所を見つけ、メガコングζを切りつける。
アマゾン
「おのれ、ビーファイタークワガー!!」
アマゾンが怒り、メガコングζを突撃させる。
クワガー
「はああああ!!」
ズバーン!!
クワガタイタンの邪甲剣がメガコングζを真っ二つに斬った。
アマゾン
「そんな、私のメガコングζが・・・。」
ドカーン!!
そして、メガコングζが爆発した。
アマゾン
「くっ、撤退よ。」
アマゾンもデビルジョーカーで脱出、撤退した。
フリージングシャーク・ライトニングタイガーVSメガコングΩ
ドカーン!! ドカーン!!
ドルフィン・ライガー
「きゃあああ!!」
フリージングシャークとライトニングタイガーはメガコングΩの超銃火器の一斉砲撃に苦しめられていた。
ライガー
「メガコングΩ、何て奴なの!?」
ドルフィン
「どれだけの武器が備わってんだよ!!」
Dr.スピード
「このメガコングΩは全身が武器で、その強さも最強で最上級を誇る。貴様らなどに倒せるものか。」
ドルフィン
「奴は重装備だから、機動性は低下すると思ってたが、そうでもないようだ。両足がキャタピラだから自由に動き回れる。」
ライガー
「どうするの、ドルフィン!?」
ドルフィン
「一か八かの賭けに出る・・・。シャークアロー!!」
フリージングシャークがシャークアローに氷の力を込めた矢をセットする。
ドルフィン
「シャークシュート!!」
ドーン!!
それをなんと、地面に向かって射抜いたのだ。すると忽ち、地面は凍りついた。
Dr.スピード
「何のつもりか知らないが、とどめだ。」
Dr.スピードがメガコングΩを突撃させた。ところが・・・、
ツルッ!!
Dr.スピード
「うわっ!!」
ドーン!!
氷の上を立ってたせいで滑って転倒した。
ドルフィン
「ライガー!!」
ライガー
「OK!! タイガースラッシュ!!」
ドカーン!!
Dr.スピード
「うわあああ!!」
今の一撃で胴体部分は大ダメージを受けた。
ドルフィン
「次はこれだ、シャークリボルバー!!」
ドカーン!!
フリージングシャークがリボルバーを連射すると、メガコングΩの胸部の砲口が爆発した。
Dr.スピード
「しまった、デストランプ砲がやられた!!」
ドルフィン
「終わるのはお前だ。チャージ!!」
シャークリボルバーに水・氷のエネルギーがチャージされる。
ドルフィン
「シャークストライク!!」
ドーン!!
フリージングシャークのシャークストライクがメガコングΩの動力源を貫通した。
Dr.スピード
「おのれ、サル知恵程度に、この私が負けるのか!!」
ドカーン!!
メガコングΩが大爆発した。
Dr.スピード
「覚えてろ。この屈辱は必ず!!」
Dr.スピードもデビルジョーカーで脱出、撤退した。
ステルスジャイロ・キングバッファローVSキング・キャッスル
キングC
「おおおおおお!!」
キング・キャッスルが竜巻のように回転しながら、キングバッファローにダメージを与える。
Lプリキュア5・Pローズ・Mファルコン
「うわあああ(きゃあああ)!!」
キングバッファローが倒れてしまう。
キングC
「我が要塞は難攻不落!! 思い知れ!!」
キング・キャッスルがミサイルを放ち、キングバッファローに直撃させる。そこへ・・・、
テントウ
「ステルスブラスター!!」
ドカーン!!
ステルスジャイロがキング・キャッスルに総攻撃を仕掛ける。
キングC
「おのれ!! 猪口才な!!」
ドーン!!
キングC
「くっ!!」
攻撃してきた方に視線を向けると、空には2機のネオビートマシン、トンボウファイターとブライトアタッカーが飛んできて、陸にはカブトロンとクワガタンクが走ってきたではないか。
テントウ
「ヤンマ、ゲンジ、ミン、アゲハ!!」
ヤンマ
「お待たせ、テントウ!!」
ゲンジ
「遅くなってしまってごめん・・・。」
アゲハ
「カブトを、死なせない!!」
ミン
「クワガーも戦ってる。私も戦うよ。」
キングC
「おのれ、ガキどもが!!」
カブト
「おりゃああ!!」
ズバーン!!
キングC
「うわあああ!!」
クワガー
「はああああ!!」
ズバーン!!
キングC
「ぎゃあああ!!」
ドルフィン
「くらえ!!」
ドカーン!!
キングC
「どわあああ!!」
ライガー
「はあ!!」
ズバーン!!
キングC
「ぐわあああ!!」
3体のメガコングを撃退してきたカブテリオス、クワガタイタン、フリージングシャーク、ライトニングタイガーも加わり、状況は一変した。
カブト
「残るはお前だけだ。キング・キャッスル!!」
キングC
「カブテリオス、クワガタイタン、フリージングシャーク、ライトニングタイガー、ということは、メガコング3体がやられたのか!?」
Mファルコン
「遅かったな、お前ら!!」
カブト
「なかなか手強くてな・・・。」
クワガー
「同じく・・・。」
ドルフィン
「悪いな・・・。」
ライガー
「ごめんな・・・。」
キングC
「ええい!! 闇の力よ、ワシにさらなる力を与えよ!!」
すると、地球上に存在する闇の力がキング・キャッスルに吸収されていく。
テントウ
「これって!?」
ヤンマ
「闇の力が強くなっている。」
ゲンジ
「こんなことって!?」
ミン
「信じられない・・・。」
アゲハ
「嘘でしょ・・・。」
ビートルベース
博士、ゆい、ビットはモニターでその様子を見ていた。
博士
「ビット!!」
ビット
「世界各地から強大な闇の力が発生して、あいつの元に集まって、吸収してるんだよ。」
ゆい
「何とかできないの!?」
博士
「何とかって言われても、今は奴の弱点を見つけ出さねば・・・。」
東京
キングC
「うおおおお!!」
両腕を阿修羅の如く、6本に増やす。その姿はまさに闇の神と言えよう。
キングC
「貴様らは俺には絶対勝てない。」
カブト・クワガー
「はああああ!!」
まずはカブテリオスとクワガタイタンが斬り込むが、両腕で甲神剣、邪甲剣を受け止める。
カブト・クワガー
「何!?」
キングC
「はあ!!」
ドーン!!
カブト・クワガー
「うわあああ!!」
残った腕でカブテリオスとクワガタイタンにパンチを喰らわせる。
ドルフィン
「シャークリボルバー!!」
ライガー
「タイガーバルカン!!」
Mファルコン
「カイゼルキャノン!! カイゼルバルカン!!」
テントウ
「みんな!!」
アゲハ・ヤンマ・ゲンジ・ミン
「おう(ええ)!!」
テントウ
「ステルスブラスター!!」
アゲハ
「カブトシューター!!」
ミン
「クワガーキャノン!!」
ヤンマ
「トンボウビーム!!」
ゲンジ
「ブライトバスター!!」
キングバッファローが起き上がってカイゼルキャノン、カイゼルバルカン、フリージングシャークがシャークリボルバー、ライトニングタイガーがタイガーバルカンを連射する。さらにカブトロン、クワガタンク、ステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーも銃撃を行う。
キングC
「無駄だ!! バリアブルシールド!!」
キング・キャッスルは自らバリアを張って、彼らの銃撃を防ぐ。
テントウ
「そんな!?」
ヤンマ
「なんて奴だ・・・。」
キングC
「貴様らにとどめを刺してやる。くらえ、我が闇の力を、ダークネス・インフェルノ!!」
要塞部分から空のステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーにはミサイルが、地上のカブテリオス、カブトロン、クワガタイタン、クワガタンク、キングバッファロー、フリージングシャーク、ライトニングタイガーにはビームを放ってきた。
カブト・クワガー
「危ねえ(危ない)!!」
咄嗟にカブテリオスはカブトロン、クワガタイタンはクワガタンクを守る形で盾になり、ビームを喰らった。さらにステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーにもミサイルが直撃、キングバッファロー、フリージングシャーク、ライトニングタイガーもビームを受けてしまった。
カブト・クワガー・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・Mファルコン・Lプリキュア5・Pローズ・ドルフィン・ライガー
「うわあああ(きゃあああ)!!」
カブテリオス、クワガタイタン、キングバッファロー、フリージングシャーク、ライトニングタイガーは倒れ、ステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーも不時着した。
アゲハ
「カブト!!」
ミン
「クワガー!!」
アゲハ、ミンの悲痛な叫びが響き渡る。
キングC
「これで奴らの主力は倒れた。ワシの勝利だ!!」
キング・キャッスルが高らかに勝利宣言する。そんな中・・・、
アゲハ
「カブト、約束したよね。必ず結婚しようって・・・。」
ミン
「クワガー、戦いを拒んでいた私を説得してくれたのは、君だけだよ。なのに君は、私という道士(タオシー)を置いて死ぬのか・・・。」
アゲハ
「カブト!!」
ミン
「クワガー!!」
アゲハとミンの叫びは、カブトとクワガーを呼び続ける。そして、それは届いた。
カブト
「当たりめえだろう。俺がお前という恋人を置いて死ねるかよ。必ず結婚しようと誓ったからな。」
クワガー
「俺も、みんなを置いて死ぬわけにはいかない・・・。」
アゲハ
「カブト!!」
ミン
「クワガー!!」
すると、カブテリオス、クワガタイタン、キングバッファロー、フリージングシャーク、ライトニングタイガーが立ちあがった。
キングC
「バ、バカな、なぜ立ち上がれる!?」
カブト
「俺たちはこの地球に生きる全ての命を守るために、ヒーローとなった。」
Pドリーム
「そしてそれは、プリキュアもビーファイターも関係ない。大切なものを守る志は一緒だから・・・。」
カブト
「どんな強敵が来ようと、決して諦めねえ。」
Pドリーム
「私たちは、何度倒れても、何度だってたちあがって見せる。」
キングC
「うぬぬ、勝手なことを・・・、貴様らは何者だ。」
Pドリーム・DRルージュ・Pレモネード・Gミント・Mアクア・Pローズ
「私たちは、プリキュアと、」
カブト・アゲハ・クワガー・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・ミン
「ビーファイターだ(よ)!!」
Mファルコン・ドルフィン・ライガー
「そして、パルミエの三大戦士(よ)!!」
その時、カブテリオスとカブトロン、クワガタイタンとクワガタンク、キングバッファローが光始めたではないか。
カブト
「これは!!」
クワガー
「カブテリオスとカブトロン、クワガタイタンとクワガタンク、キングバッファローが光ってる。」
アゲハ
「私たちもよ!!」
ミン
「いったいこれは何なのね!?」
カブト
「いくぜ、アゲハ!!」
アゲハ
「OK!!」
クワガー
「ミン、俺たちも!!」
ミン
「分かった。」
カブト・アゲハ・クワガー・ミン
「超重甲合体!!」
カブテリオスとカブトロン、クワガタイタンとクワガタンクがそれぞれ合体して1つになった。
カブト・アゲハ
「完成!! スーパーカブテリオス!!」
クワガー・ミン
「完成!! スーパークワガタイタン!!」
ここに、スーパーカブテリオスとスーパークワガタイタンが誕生した。
ビートルベース
博士たちもモニターで一部始終を見ていた。
博士
「こんなことが起こるとは、奇跡か!?」
ビット
「信じられないよ。」
ゆい
「すごい・・・。」
東京
ヤンマ
「カブテリオスとカブトロン、」
ゲンジ
「クワガタイタンとクワガタンクが、合体した!?」
テントウ
「カブトとアゲハの愛、クワガーとミンの友情が、カブテリオスとクワガタイタンを進化させたのね。」
プリキュア・ビーファイター軍のパワーアップ。次は・・・、
地球上に眠る大自然の神秘の力がキングバッファローに注ぎ込まれる。そして、キングバッファローの胸部に装備されているマーズシールドの赤い水晶からカイザーガルーダを召喚した。
Mファルコン
「お前にもこの力が注ぎ込まれて、力が漲っているんだな・・・。この神秘なる星が与えた新しい力と技を、受けてみろ!」
キングバッファローの胸部からマーズシールドが分離され、牛人形態のカイゼルバッファローに戻る。
Mファルコン
「超獣王合体!!」
カイザーガルーダが強化パーツのように分離し、キングバッファローに合体する。
Mファルコン
「紅蓮獣王ブレイジングバッファロー!」
ここに超巨大戦士、ブレイジングバッファローが誕生した。
Pドリーム
「おお~、すごーい!!」
Pレモネード
「大きいです!!」
DRルージュ
「全く、あんたたちは・・・。」
フェニックスドリームとペガサスレモネードは興奮していた。ドラゴンルージュがいつものようにツッコミを忘れない。さらに、先程の大自然の神秘の力は残ったフリージングシャーク、ライトニングタイガー、ステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーのダメージ箇所を癒し、修復したではないか。
ドルフィン
「この光は!?」
ライガー
「何だか、とっても暖かい。」
テントウ
「ダメージが癒されていく。」
ヤンマ
「すごいよ。」
ゲンジ
「まさに奇跡だ。」
スーパーカブテリオス、スーパークワガタイタン、ブレイジングバッファロー、フリージングシャーク、ライトニングタイガーがキング・キャッスルと対峙した。ステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーも離陸し、いよいよ反撃が始まる。
キングC
「何だと!?」
カブト
「てめえの思い通りにはならねえぞ!!」
キングC
「こんなバカな、奴らの諦めない気持ちとやらが奇跡を呼んだと言うのか。認めん、そんなことは決して認めん。」
キング・キャッスルが突撃する。
カブト・アゲハ・クワガー・ミン
「はああああ!!」
スーパーカブテリオスの甲神剣、スーパークワガタイタンの邪甲剣が元々の両腕以外の腕を全て斬り落とす。
キングC
「ぐわあああ!! ワシの腕が!!」
テントウ
「次はこれよ、ステルスブラスター!!」
ヤンマ
「トンボウビーム!!」
ゲンジ
「ブライトバスター!!」
ステルスジャイロ、トンボウファイター、ブライトアタッカーが一斉に空から砲撃する。
キングC
「バカめ、貴様らの攻撃など防いでくれる。バリアブルシールド!!」
キング・キャッスルはシールドを張って防ごうとしたが、シールドが発生せず、砲撃を浴びてしまった。
ドーン!!
キングC
「うわあああ!! 何故だ、何故シールドが張れない!?」
ドルフィン
「次はこれだ。シャークリボルバー!!」
ライガー
「タイガーバルカン!!」
ドカーン!!
キングC
「うわあああ!!」
カブト
「そろそろ決着つけてやる。アゲハ!!」
アゲハ
「ええ。」
カブト・アゲハ
「スイートハート・ビッグフレア!!」
スーパーカブテリオスは甲神剣から、カブトとアゲハの愛の力が凝縮されたビッグフレアを放つ。
ドカーン!!
キングC
「ぐわあああ!!」
クワガー
「ミン、俺たちも!!」
ミン
「分かってるよ。」
クワガー・ミン
「フレンドシップ・タイタニックフレア!!」
スーパークワガタイタンは邪甲剣から、クワガーとミンの友情の力が込められたタイタニックフレアを放つ。
キングC
「どわあああ!!」
Mファルコン
「これで終わりだ。ブレイジングバスター!!」
ブレイジングバッファローはマグマキャノンとフレアバルカンを連結させ、必殺バスター砲「ブレイジングバスター」を右腰にセットする。
キングC
「おのれ!!」
Mファルコン
「バッファローキャノン、バッファローバルカン、バッファローミサイル、ブレイジングバリスタ!」
更に両脚のキャノン砲、両肩のバルカン砲、両腕のアームシューター、両肩上のミサイルランチャーをスタンバイする。
Mファルコン
「ブレイジングインフィニティービッグバースト!」
ドーン!! ドカーン!!
ブレイジングバスターの砲撃はキング・キャッスルに見事命中し、更に全身の超銃火器による一斉砲撃がキング・キャッスルに容赦なく襲い掛かる。
キングC
「うわあああ!! まさか、トランプの首領たる、このワシが負けるとは、無念だ!!」
ドカーン!!
キング・キャッスルは大爆発、難攻不落の要塞が陥落した瞬間だった。
ビートルベース
モニターでも確認された。
博士
「やったあ、やったぞ。バンザーイ!!」
博士は歓喜に沸いていた。それはゆいは笑顔で見ていた。
東京
カブト
「終わったな・・・。」
クワガー
「ああ・・・。」
テントウ
「長かったわね」
?
「まだ終わってはおらんぞ。」
カブト・アゲハ・クワガー・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・ミン・Mファルコン・Lプリキュア5・Pローズ・ドルフィン・ライガー
「!?」
みんなが地上を見ると、キングがいるではないか。ただし、体は破壊されたので生首だけが残った。みんなはすぐに地上に下りて来る。
カブト
「キング!!」
クワガー
「まだ生きてたのか!?」
テントウ
「嘘でしょ!?」
Mファルコン
「しつけえ奴だ。」
キング
「プリキュアとビーファイター、そして裏切り者ども、この屈辱は必ず・・・」
?
「残念ですが、あなたはもう用済みだ。」
キング
「何!?」
キングの背後から、デビルジョーカーで撤退した筈のDr.スピード・ブリッジ・アマゾンが現れた。
Pドリーム
「あ、あなたたちは・・・?」
Dr.スピード
「初めまして、というべきかな。私はDr.スピード、「トランプの頭脳」と呼ばれる大科学者。後ろの2人は私の愛する部下達・・・。」
ブリッジ
「俺の名はブリッジ。Dr.スピードに絶対の忠誠を誓う戦士だ!」
アマゾン
「私はアマゾン、Dr.スピードの愛の為に生きる参謀よ。」
DRルージュ
「その声は、さっきのメガコングを操縦していた奴らなの・・・。」
Dr.スピード
「ご名答だよ。」
キング
「ワシが用済みだと・・・。スピード、まさか貴様!?」
Dr.スピード
「そうだ。私はトランプに忠誠を誓っていたが、それは全て芝居に過ぎない・・・。本当はお前たちトランプを利用し尽くしていただけだ。」
全員
「ええ!?」
ブリッジ
「トランプの首領にしては威厳も注意力もない貴様など、Dr.スピードとは「月とスッポン」。いいや、「月と地中のオケラ」だ。信頼している部下に対する貴様の甘さと寛大さが、貴様自身の命取りになったな。」
アマゾン
「本当ね。取っておきの部下といっておきながら、ウィザードにポーカーナイツが処刑されたことに全く気付かず、何度も完全勝利に浮かれていたあなたはウィザードとウインクキラーを大いに信頼していたんですもの・・・。」
キング
「何だと!? ポーカーナイツが奴らに処刑された!?」
カブト
「チッ・・・。知っていたのか・・・!?」
アマゾン
「ええ。あなたたちがダークドリームやダークミントと共にポーカーナイツを処刑した光景を誰にも気付かれず、一部始終見ていたのよ。」
Pドリーム・Gミント
「ええ!?」
アマゾンの意外な言葉にフェニックスドリームとグリフォンミントが驚く。
ブリッジ
「まあ。このことを知ってるのは、ポーカーナイツの木偶坊どもを手に掛けた奴らと、その光景を見ていたアマゾンを除けば、その話をアマゾンから聞いた俺とDr.スピードだけだ。」
キング
「何だと!? 何故それをワシに伝えなかったんだ!?」
Dr.スピード
「伝えなかったのではなく、伝えても無駄だからだ。デッキの愚策を採用し、敵である筈のカブトとアゲハをウィザードとウインクキラーとして味方に引き入れ、奴らを用済みになるまで使い続けることに拘り、奴らを依怙贔屓していたお前が私たちの話に聞く耳など持たなかったからな。」
ブリッジ
「身から出た錆とは、まさにこのことだな。無能なお前とデッキには相応しい言葉だよ。」
キング
「貴様ら、言わしておけば・・・!! スピード、お前を「トランプの頭脳」として信頼してきたワシからの恩を仇で返すのか!? 恩知らずの裏切り者め!!」
Dr.スピード
「裏切り?それは信頼関係で使われる言葉だ。私は初めからお前とトランプに忠誠など誓っていなかった。そして、お前も奴らを信頼し、私やクイーンたちを侮るようになった。お前の部下で、お前を裏切ったのは、そこにいるウィザードとウインクキラーだけだ・・・。」
ブリッジ
「そんないい加減な性格と好き勝手な物言いだから、トランプの首領としての器量が小さ過ぎるんだよ。奴らを味方に引き入れようと考えた時から、お前とデッキは自分たちばかりでなく、トランプの組織全体を破滅に導いたも同然。スペードたち四天王も、エースとデュースも、ジャックも、ポーカーナイツも、カナスタと蜘蛛丸も、シャイタナも、ラミィとカップルも、そしてクイーンもプリキュアどもとビーファイターどもに倒されたんじゃねえ。よく考えもしないでカブトとアゲハを味方に引き入れ、警戒心もないどころか、依怙贔屓してきたお前が見殺しにしたんだ。」
アマゾン
「そう単純に私たちを裏切り者呼ばわりするなんて、あなたの言うことに説得力なんて全くないわね・・・。」
Dr.スピード
「お前は「トランプの偉大なる首領」と呼ばれるような優秀な男ではない。「ただ結果だけを求める、何事にも自信過剰な単細胞」と呼ぶには相応しい、人望も何もない無能な暴君だ。完璧の「か」の字も知らないお前のその知能では、良い結果など何一つとしてない・・・。」
キング
「何だと!?」
Dr.スピード
「キング、お前やトランプなどにもう用はない。先程の戦いを見て、私は新たな秘策を思い付いたのだからな。ブリッジ、この生首となった役立たずの粗大ゴミを廃棄処分しろ。」
ブリッジ
「言われなくてもやりますよ、Dr.スピード。キング、お前に失望したクイーンやジャックたちが地獄から待ってるぜ。カブトとアゲハをウィザードとウインクキラーとして味方に引き入れたことに、地獄で精々苦しんで後悔するんだな。」
ブリッジがダークネスセイバーの赤いボタンを押すと、その刀身に灼熱の炎が纏った。
キング
「や、やめろ・・・!!」
Dr.スピード
「「やめろ」と言われて、やめる奴が何処にいる。お前のような全く使い物にならない、れっきとした無能な小者は地獄に堕ちて、かつての部下たちやお前が甦らせた雑魚どもから袋叩きにされるがいい。後はこの私に全て任せろ・・・。」
アマゾン
「キング様、御冥福をお祈りいたしますよ・・・。」
ブリッジ
「あばよ、今まで世話になったな。セイバーファイヤー!!」
ダークネスセイバーの刀身からの火炎放射が生首のキングを火達磨にした。
キング
「ぎゃあああ!! スピード・・・貴様ぁぁぁ・・・!!」
キングは燃やされていく内に灰と化し、その灰は塵のように風に舞っていった。キングはブリッジの手により処断された。
Gミント
「ひ、酷い・・・。」
Mファルコン
「キングを灰にしやがった・・・。」
カブト
「お前ら、最低だな!!」
Dr.スピード
「他人のことが言える立場か!? 全ての命を守るなどと嘯き、他のプリキュアどもを始末したお前たちに言われたくない。お前たちこそ、所詮は生きる価値のない最低な人間だ!!」
ドルフィン・ライガー
「ええ!?」
ドルフィンとライガーが驚く。
Dr.スピード
「まあいい。プリキュアとビーファイター、また会おう!!」
Dr.スピード、ブリッジ、アマゾンは撤退した。
DRルージュ
「Dr.スピード、何て奴なの・・・!!」
Mファルコン
「キングは信頼できる部下にはとことん寛大で甘過ぎる性格だ。Dr.スピードにとっては扱いやすい存在だったのかもしれないな。」
Pローズ
「それにしても、あのDr.スピードっていう科学者と、」
Mアクア
「彼に付き添っていた2人は一体何者かしら?」
ココ
「付き添っていた男はブリッジといってたココ。」
ナッツ
「女の方はアマゾンといってたナツ。」
シロップ
「でも、奴らの目的は何だったんだロプ!?」
Pドリーム
「ファルコン、Dr.スピードって一体誰なの?」
Mファルコン
「俺がソリティアとしてトランプにいた頃、一度だけ会ったことはあるけどな・・・。俺が知っているのは奴の名前と、奴が「トランプの頭脳」と言われる程の優秀な頭脳の持ち主ということだけだ。」
Mアクア
「どっちにしても、何かを企んでいるのは間違いないわね。その正体を突き止めて、目的を探らなければならないわ。」
Gミント
「アクアの言うとおりね。」
Pレモネード
「やっとトランプを倒したんですが、戦いはまだ続きますね。」
カブト
「ビートルベースに帰還しよう。」
一行はビートルベースへと移動した。
ビートルベース 指令室
ここに着くと、博士とゆいがいて大人数となる。ココ、ナッツ、シロップは人間態になっていた。ただし、クイーンズの2人は既に帰った。
甲平
「一連の発端は俺と健吾の元にキングからの手紙が来て、味方に引き込もうとしてたんだ。狙いがカブテリオスとクワガタイタンだと読んだ俺は、誘いに乗ったフリをしてトランプに潜りこんだ。」
健吾
「俺はそのとき、甲平からゆいちゃんを託されて、誘いに乗らなかったんだ」
甲平
「まあ、ソフィーに感づかれたのは誤算だったがな・・・」
のぞみ
「それじゃあ、私たちが一時期変身できなくなったのは!?」
翔二
「カブトとアゲハがウィザードとウインクキラーとして、キングの命令でレインボージュエルを破壊したせいだ。」
りん・うらら・こまち・かれん・くるみ
「ええ!?」
のぞみ
「私はココから直に聞かされてたよ」
小々田
「のぞみ以外は知らないのも無理はない。」
夏
「実際に知っていたのは俺たちだけだったからな。」
シロー
「今まで黙っててすまなかったな。」
のぞみ
「でもその後、私たちは神聖獣さんたちの試練を乗り越えて、再び変身できるようになったよ。」
甲平
「それを受けてキングは焦ったんだ。折角レインボージュエルを破壊して無力化したのに、何の意味も無いのだと・・・。そして、俺たちに非情な命令を下したんだ。」
蘭
「それが、プリキュアの抹殺・・・・。」
ソフィー
「そういうこと・・・。」
甲平
「Dr.スピードは感づいてたみたいだ。俺とソフィーが別の目的があってトランプに来たのだと、キングに告げたんだ・・・。だからキングは、俺たちに挽回のチャンスとして、変身できなくなったプリキュアたちを始末させたんだ。」
ソフィー
「でも、キュアジャドーになってたのは、想定外だったわ・・・」
こまち
「それを私達が倒した」
健吾
「だが奴らは生きていた。暗黒女帝・キュアマリスとなって蘇り、銀座で俺たちと戦った。」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ・小々田・夏・シロー・翔二
「ええ!?」
甲平
「ダークプリキュア5って奴らの加勢がなかったら、やられてただろうな。」
のぞみ
「ダークプリキュア5!? ねえねえ、ダークドリームは元気だったの!?」
甲平
「元気にしてたみたいだったが、どうしたんだよ!?」
りん
「そのダークプリキュア5、実は私たちの影なのよ。特にのぞみは自分のコピーであるダークドリームとの和解と別れを経験してるんです。」
健吾
「そうだったのか・・・。」
甲平
「俺のやったことは許されざる行為だ。その功罪は一生背負っていかなきゃならない・・・。だから・・・、俺にはもうかかわらない方がいい・・・。」
一同黙る。しばらくして・・・、
ソフィー
「嫌よ・・・。」
甲平
「ソフィー・・・。」
ソフィー
「言ったじゃない、私は甲平についていくって!!」
ソフィーが泣きながら、甲平に抱きつく。
ソフィー
「甲平は1人だけで戦ってるんじゃないのよ。私たちをもっと頼ってよ!!」
甲平
「ソフィー、ごめんな。」
甲平がソフィーをそっと、優しく抱きしめる。2人はしばらく、お互いの温もりを感じ合った。
ゆい
「健吾さん・・・。」
健吾
「しばらく、このままにしておこう・・・。」
博士
「甲平、ソフィー、よく生きて帰って来てくれた。」
甲平
「よせよ。俺たちはプリキュアたちをキュアマリスにしちまったんだ。その罪は俺の心の傷として、永久に残るからな・・・。」
のぞみ
「キュアマリスにしたのは、私たちだけどね・・・」
ソフィー
「そんなこと言わないで・・・。」
ゆい
「そうです。お兄ちゃんが死んだら、残された私たちはもっと悲しい思いをするんです。」
甲平
「みんな、ごめんな・・・。」
蘭
「甲平、ソフィー・・・。」
甲平とソフィーは抱き合いながら、号泣したという・・・。
ナッツハウス
のぞみたちはここに戻ってきた。ココ、ナッツ、シロップは妖精に戻っていた。
のぞみ
「みんながキュアマリスになって、甲平さんたちと戦っていたなんて・・・。」
翔二
「なぎさたちがキュアマリスになったということは、恐らくメップルたちもその一部に・・・。」
こまち
「それにダークプリキュア5とダークミルキィローズが甲平さんたちと共に戦ってたということは、6人はトランプから離反したということね・・・。」
かれん
「ダークドリームとダークミントは分かるけど、他の4人も離反するなんて、よほど目の敵にしてたと言ってもいいでしょうね・・・。」
りん・うらら・くるみ
「・・・・・。」
?
「帰って来て疲れてるところ、いいかな?」
ココ・ナッツ・シロップ・くるみ・翔二
「!?」
現れたのは・・・、
アクガル
「久しぶりだな、みんな。」
ココ
「アクガル様ココ。」
ナッツ
「今日は如何されましたナツ。」
シロップ
「それで、今日は何の用ロプ!?」
アクガル
「今日はある少女たちの正体が分かったのと、客人を連れてきた。」
シロップ
「ある少女たちと客人ロプ・・・。」
アクガル
「来なさい・・・。」
アクガルに連れられてきたのは、ほたるとかなえ、ダークプリキュア5&ダークミルキィローズだった。
りん
「ほたる!!」
のぞみ
「かなえ!!」
うらら
「ダークプリキュア5とダークミルキィローズもいますよ」
くるみ
「あなたたち、どうしてアクガル様と?」
翔二
「ミルク、落ち着け。それで、そのほたるとかなえの正体とは!?」
アクガル
「うむ、それは、」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ・ココ・ナッツ・シロップ・翔二
「それは!?」
アクガル
「ほたるはシュガーとキュアルージュ、かなえはココとキュアドリームの未来のそれぞれの娘だ。」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ・ココ・ナッツ・シロップ・翔二
「ええーっ!?」
りん
「ほたるが未来の私と翔二の娘で、」
のぞみ
「かなえが未来の私とココの娘?」
翔二
「信じられない。」
ココ
「でも、いつそれが分かったココ!?」
アクガル
「かなえがキュアドリーム、いや、フェニックスドリームを人質に取ろうとした時、何かのビジョンが2人の頭の中に駆け巡ったことがあっただろう?」
ココ
「あの時ココ!?」
アクガル
「フェニックスドリームを人質にしてローズパクトを手に入れようとしたが、そのビジョンが駆け巡って、それを止めてる。つまり、2人の間に何らかの関係がある証拠だ。」
翔二
「それじゃあ、ほたるが未来の俺とりんの娘と言うのは!?」
アクガル
「あれはお前たちがほたるを介抱した時から、全て分かっていたよ。」
翔二
「全ては運命の出会いだったというわけか。」
アクガル
「とにかく、この事実は伝えた。次はダークプリキュア5だが・・・」
Dドリーム
「私たちはキングの魔力で甦った」
Dルージュ
「そのキングが倒れたなら」
Dレモネード
「私達がこの体を維持できるのは今日で終わりってこと」
Dミント
「そろそろ消えることになるわ」
Dアクア
「短い間だったけど、楽しかったわ」
Dローズ
「アクガルだったかしら、私達はオリジナルと1つになりたいわ」
のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん・くるみ
「ええ!?」
アクガル
「お前たちの意思は変わらんか?」
Dドリーム・Dルージュ・Dレモネード・Dミント・Dアクア・Dローズ
「はい」
アクガル
「プリキュア5、ミルクよ。どうか、彼女たちの気持ちを分かってやってくれんか?」
のぞみ
「ダークドリーム、1つになろう」
りん
「ダークルージュ」
うらら
「ダークレモネード」
こまち
「ダークミント」
かれん
「ダークアクア」
くるみ
「ダークミルキィローズ」
のぞみたちはダークプリキュア5&ダークミルキィローズと抱擁する。
アクガル
「それでは始めるぞ。融合!!」
アクガルが指輪を掲げると光に包まれ、のぞみたちとダークプリキュア5&ダークミルキィローズは融合した。
のぞみ
「ダークドリーム、私達はずっと一緒だよ」
アクガル
「用件は済んだ。用があればまた会おう」
のぞみ
「待って、2人はどうして未来からやってきたの!?」
確かにこれが最大の謎だった・・・。一同も疑問に思う。
アクガル
「さすがにそこまで分からなかった。では、さらばだ。」
アクガルは消えていった。
ほたる
「お父さん、お母さん・・・。」
かなえ
「まさか、あなたたちがまだ幼いパパとママだったなんてね・・・。」
ほたるが翔二とりんに抱きつくと、かなえも素っ気ないながらもココとのぞみと対面した。
のぞみ
「でもどうして、ローズパクトが欲しいの!?」
かなえ
「それは・・・。」
確かにローズパクトを狙う理由が分からなかった。
ココ
「言えないなら無理には聞かないココ・・・。」
かなえ
「・・・。」
すると、のぞみがかなえを抱きしめる。
のぞみ
「でも、私とココにはいつか全てを話して欲しいな・・・。」
かなえ
「・・・・・。」←無言で頷く。
それを微笑ましく見守る一同だった。
こうして、異次元からの侵略者軍団・トランプはプリキュア&ビーファイターの前に敗れ去った。だが、トランプの首領・キングは、Dr.スピードに裏切られ滅んだ。そして、甲平とソフィーのトランプ潜入任務がもたらした結果は、トランプの壊滅ではなく、キュアマリスの覚醒とプリキュアとビーファイターの間に軋轢が生じての空しい勝利だった。この潜入任務が表沙汰されることはなかった。