プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト   作:千歳涼介

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第3話 第2の刺客現る!!

トランプ要塞

 

クラブの2度目の作戦失敗に、キングは怒りをあらわにしていた。

 

キング

「2度も出撃して作戦失敗とは、貴様はそれでも四天王の1人か!?」

 

クラブ

「申し訳ありません。次こそは必ず!!」

 

キング

「もういい、貴様は下がれ。」

 

クラブ

「分かりました。」

 

クラブは退散し、代わりに女戦士が現れた。

 

「キング様、次は私にいかせてください。」

 

キング

「ダイヤか、よかろう。」

 

ダイヤ

「奴らに目に物を見せてやりますわ。」

 

 

街はずれの某所

 

甲平、健吾、蘭、マックが定時パトロール中だ。

 

マック

「それで、クラブは両腕を自由自在に武器にできるサイボーグだって!?」

 

「そうなのよ。あの能力はやばかったわ。」

 

甲平

「けど、さすがにインプットライフルは防げなかったけどな。」

 

健吾

「あの実力を持つ四天王がクラブの他に3人いるということだ。」

 

4人がしばらく歩いてると、たこ焼きの屋台を見つけた。

 

甲平

「おい、たこ焼きの屋台があるぜ。」

 

マック

「本当だ。」

 

甲平

「行ってみようぜ。」

 

健吾

「甲平、俺たちはパトロールの最中だぞ。」

 

甲平

「細かいことは気にすんなって。」

 

甲平は屋台へ行ってしまう。

 

「しょうがないわね。」

 

健吾、蘭、マックも続く。

 

甲平

「すいません、たこ焼き4人前下さい。」

 

「はいよ。」

 

この屋台の店主らしき女性にたこ焼きを注文した。甲平たちは空席に座り、待つことにした。

 

マック

「たこ焼きって食べたことがないから、楽しみだ。」

 

甲平

「えっ、マックってたこ焼き食べんの、初めてか!?」

 

マック

「Yes! 僕は来日した時は寿司が好物だからね。」

 

健吾

「そうだったんだ。」

 

「それは楽しみね。」

 

しばらくして・・・。

 

「お待ちしてました。たこ焼き4人前です。」

 

甲平たち4人の元にたこ焼きが運ばれてきた。

 

甲平

「それでは。」

 

甲平・健吾・蘭・マック

「頂きます。」

 

甲平たちがたこ焼きを食べ始めたその時、MH組が現れた。

 

なぎさ

「あかねさん。」

 

アカネ

「なぎさ、ほのか、ひかり。」

 

ほのか

「あら、お客さんみたいね。」

 

ひかり

「あれ、どこかで会ってませんか!?」

 

甲平

「気のせいだろ!?」

 

 

街中

 

ダイヤ

「忌々しい人間どもよ。今こそトランプの恐怖を味あわせてやるわ。いけ、ポーンロイド!!」

 

ダイヤの号令で、ポーンロイドが現れた。奴らの破壊行動で街中が大パニックに陥る。

 

人々

「キャー!!」

 

 

TAKO CAFE

 

コマンドボイサーが鳴る。

 

甲平

「甲平です。」

 

博士(ビートルベースの指令室)

「トランプが現れた。大至急向かってくれ。」

 

甲平

「了解。」

 

甲平は通信を切ると、健吾たちに伝える。

 

甲平

「トランプが現れた。」

 

マック

「行こう。」

 

健吾

「すいません。俺たちは急用ができました。」

 

「ごめんなさい。」

 

甲平たち4人は、現場へ急行した。その直後・・・。

 

メップル

「なぎさ。」

 

ミップル

「ほのか。」

 

ポルン

「ひかり。」

 

メップル

「邪悪な気配がするメポ。」

 

ミップル

「急ぐミポ。」

 

なぎさ

「ほのか、ひかり。」

 

ほのか

「ええ。」

 

ひかり

「行きましょう。」

 

MH組も甲平たちのあとを追った。

 

 

街中

 

ダイヤが指揮を執り、破壊行動をしていた。

 

ダイヤ

「あははは。人間ども、私たちに屈しなさい。」

 

「誰がお前らに屈するかよ!!」

 

ダイヤ

「誰!?」

 

現れたのは甲平たち4人だった。

 

ダイヤ

「来たわね。私はトランプ四天王の1人、ダイヤよ。」

 

健吾

「クラブと同じ、トランプ四天王。」

 

「この殺気は尋常じゃないわ。」

 

マック

「女性のようだけど、やばい。」

 

甲平

「行くぜ。」

 

「ちょっと待ったー!!」

 

マック

「誰だ。」

 

甲平たち4人が振り返ると、MH組がいた。

 

甲平

「おい、危険だぞ。早く避難しろ。」

 

健吾

「ここは俺たちに任せろ。」

 

なぎさ

「心配してくれてありがとう。」

 

ほのか

「でも、私たちは逃げない。」

 

マック

「それって、どういうことかな!?」

 

ひかり

「私たちも戦います。」

 

メップル

「なぎさ。」

 

ミップル

「ほのか。」

 

ポルン

「ひかり。」

 

ルルン

「変身するルル。」

 

なぎさ・ほのか

「デュアル・オーロラ・ウェイヴ!!」

 

ひかり

「ルミナス・シャイニングストリーム!!」

 

なぎさはキュアブラック、ほのかはキュアホワイト、ひかりはシャイニールミナスへと変身を遂げる。

 

ブラック

「光の使者、キュアブラック!!」

 

ホワイト

「光の使者、キュアホワイト!!」

 

ブラック・ホワイト

「ふたりはプリキュア!!」

 

ホワイト

「闇の力の僕たちよ!!」

 

ブラック

「とっととおうちに帰りなさい!!」

 

ルミナス

「輝く命、シャイニールミナス。光の心と光の意志、総てをひとつにするために!」

 

こうして、プリキュアオールスターズのグループの1つ、MH組が勢ぞろいした。

 

「キュアブラック、キュアホワイト、シャイニールミナス!?」

 

マック

「あの子たち、プリキュアだったんだ。」

 

健吾

「前回は30人近くいたんだが、今回はそのグループの1つということか。」

 

甲平

「そんなことはあとにしようぜ。俺たちも行くぜ!!」

 

健吾・蘭・マック

「おう(ええ)。」

 

ブラック

「えっ!?」

 

甲平たちはコマンドボイサーを出す。

 

甲平・健吾・蘭・マック

「超重甲!!」

 

ブラック・ホワイト・ルミナス

「ええー!!」

 

甲平はカブト、健吾はクワガー、蘭はテントウ、マックはヤンマへと超重甲した。

 

カブト

「ビーファイターカブト!!」

 

クワガー

「ビーファイタークワガー!!」

 

テントウ

「ビーファイターテントウ!!」

 

ヤンマ

「ビーファイターヤンマ!!」

 

ブラック

「ありえな~い。」

 

ホワイト

「皆さんがビーファイターだったなんて。」

 

カブト

「よろしくな。」

 

ルミナス

「よ、よろしくお願いします。」

 

ダイヤ

「ほう、あなたたちがプリキュアとビーファイターね。やれ、ポーンロイド。」

 

ダイヤの号令で、ポーンロイドが襲いかかる。

 

カブト

「行くぜ、みんな。」

 

クワガー・テントウ・ヤンマ・ブラック・ホワイト・ルミナス

「おう(ええ)(うん)。」

 

カブトの号令で、総攻撃が始まった。

 

カブト・クワガー・テントウ

「アタックビーム!!」

 

ヤンマ

「トンボウガン!!」

 

ドカーン!!

 

カブトたちの銃撃でポーンロイドが次々とやられる。

 

ブラック

「はああああ!!」

 

ホワイト

「やああああ!!」

 

ブラックとホワイトだって負けてはいない。パンチとキックでポーンロイドを倒していく。しばらくそうしているうちに、ポーンロイドは全滅した。

 

ダイヤ

「おのれ、私が相手よ。」

 

カブト

「のぞむところだ。」

 

カブト・クワガー・テントウ

「フィニッシュウェポン!!」

 

カブトはカブトランサー、クワガーはクワガーチョッパー、テントウはテントウスピアーを取りだした。

 

カブト

「おりゃ!!」

 

カブト、クワガー、テントウがダイヤに向かっていくが・・・。

 

ダイヤ

「クリスタルシールド!!」

 

ガキーン!!

 

カブト

「うわぁ!!」

 

クワガー

「どわぁ!!」

 

テントウ

「きゃぁ!!」

 

なんと、クリスタルのシールドで防いでしまった。

 

ヤンマ

「トンボウガン!!」

 

ドーン!! ガキーン!!

 

ヤンマのトンボウガンによる銃撃も弾き返した。

 

ヤンマ

「What!? トンボウガンが効かない!!」

 

ダイヤ

「驚いた!? 私のクリスタルシールドはあらゆる攻撃をはね返すわ。」

 

ブラック

「はあああ!!」

 

ホワイト

「やあああ!!」

 

ブラックとホワイトはダイヤにキックをお見舞いしようとしたが、やはり防がれた。

 

ブラック

「痛たた、ありえな~い。」

 

ホワイト

「足が。」

 

ダイヤ

「私のシールドは超硬度を誇るのよ。そう簡単にはビクともしないわ。」

 

ブラック

「そんな。」

 

ダイヤ

「今度はこっちの番ね。クリスタルミサイル!!」

 

ダイヤはクリスタルシールドを解除すると、今度はクリスタルをミサイルのように飛ばした。

 

ルミナス

「皆さん、私に任せてください。」

 

カブト

「何をする気だ!?」

 

ルミナスはカブトたちの前に来ると、バリアを張り出した。おかげでクリスタルミサイルを防げたのだ。

 

カブト

「バリア!?」

 

クワガー

「君もバリアを張れるの!?」

 

ルミナス

「はい。」

 

ダイヤ

「ちっ、あなたたちもバリアを張れるとはね。」

 

カブト

「よっしゃ、もう一回行くぜ。」

 

クワガー

「だが、あのクリスタルシールドを破るのは難しいぞ。」

 

カブト

「あのシールドだって完璧じゃねえ。きっと弱点があるはずだ。」

 

テントウ

「やってみましょう。」

 

カブトたちは再び、ダイヤに向かっていった。

 

ダイヤ

「何度やっても同じよ。クリスタルシールド!!」

 

ダイヤはクリスタルシールドを張り出した。

 

クワガー

「グラビティクラッシュ!!」

 

テントウ

「クロスウェイスライサー!!」

 

カブト

「ライナーブラスト!!」

 

ガキーン!!

 

攻防がしばらく続いたが・・・。

 

バリーン!!

 

ダイヤ

「な、何ですって。私のクリスタルシールドが。」

 

なんと、カブト、クワガー、テントウの必殺技が勝り、クリスタルシールドを破ったのだ。

 

ブラック

「行くよ、ホワイト。」

 

ホワイト

「うん。」

 

ブラックは右手、ホワイトは左手を突き上げる。

 

ブラック

「ブラックサンダー!!」

 

ホワイト

「ホワイトサンダー!!」

 

黒と白の雷が落ちて来る。

 

ホワイト

「プリキュアの美しき魂が!!」

 

ブラック

「邪悪な心を打ち砕く!!」

 

2人は互いの手を強く握りしめる。

 

ブラック・ホワイト

「プリキュア・マーブル・スクリュー・・・」

 

雷撃のこもった手を大きく引く。

 

ブラック・ホワイト

「マックス!」

 

一気に突き出した。

 

ドーン!!

 

ダイヤ

「ポーンロイド!」

 

ドカーン!!

 

マーブル・スクリューの直撃で大爆発を起こした。

 

ブラック

「やったの!?」

 

ホワイト

「いや、まだよ。」

 

ダイヤ

「誰をやったって。」

 

なんと、ダイヤは無事だった。

 

ブラック

「ありえな~い。」

 

ホワイト

「マーブル・スクリューは直撃したはずなのに。」

 

ダイヤ

「私がこいつらを盾にしなければね。」

 

そう、ダイヤはポーンロイドを盾にしてマーブル・スクリュー・マックスの直撃を免れたのだ。

 

カブト

「仲間を盾にしたのか!!」

 

ヤンマ

「なんてことを。」

 

ダイヤ

「仲間ですって、こいつらは捨て駒よ。」

 

テントウ

「ダイヤ、仲間の命をなんだと思ってるの。」

 

ダイヤ

「今日はこのくらいにしてあげるけど、プリキュア、ビーファイター、次はあなたたちの首を貰うわ。」

 

ダイヤは撤退した。

 

クワガー

「ダイヤ、クラブ以上に非情さを持つ四天王か。」

 

カブト

「油断できねえな。」

 

ヤンマ

「奴は超硬度の防御を誇るといった。これはある意味ではやっかいだよ。」

 

テントウ

「それはそうと、お腹が減ったわ。」

 

ブラック

「私も。」

 

ドテーン!!

 

テントウ、ブラックの発言に全員がずっこけた。

 

 

TAKO CAFE

 

TAKO CAFEに戻った一行は、雑談していた。

 

甲平

「うまいな、ここのたこ焼き。」

 

なぎさ

「そうでしょ。アカネさんのたこ焼きはすごくおいしいんだから。」

 

マック

「僕は寿司が好きだけど、たこ焼きも気に入ったよ。」

 

「ねえ、博士とゆいちゃんへのお土産に買って帰らない!?」

 

健吾

「そうだな。」

 

ほのか

「あの、皆さんがビーファイターなんて、驚きました。」

 

甲平

「俺たちもお前たちがプリキュアなんて、知らなかったな。」

 

ひかり

「そのことなんですが、皆さんのこと、よく知りたいんですが。」

 

甲平

「それなら、全員揃ってからのほうがいいぜ。」

 

なぎさ

「えっ!?」

 

健吾

「この前、クラブと戦ったときは君たちも含めて、30人近くいたからさ。」

 

「私たちもあなたたちプリキュアのことはよく分からないから、全員揃った方がいいと思うよ。」

 

なぎさ

「分かったわ。」

 

こうして、ビーファイター(カブト・クワガー・テントウ・ヤンマ)・MH組とダイヤの激闘は、苦戦しながらもビーファイターとMH組の勝利に終わった。これからもプリキュアとビーファイターの戦いは続く。トランプを倒すその日まで。

 

 

 




次回予告

博士
「トランプ四天王第2の刺客・ダイヤを撃退したプリキュアとビーファイター。しかし、トランプとの戦いにはお互いを知ることが必要不可欠だ。そのために考えたのが、模擬戦だ。果たして、プリキュアとビーファイターはお互いの絆を深めあうための意味をこめて、模擬戦で激突する。プリキュアオールスターズVSビーファイターカブト、第4話「Round1 カブトVSマックスハート」!! みんな、怪我だけはするなよ。」
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