修業もハードになり、とうとう試合です。
「それでは修業も最終フェイズに向かいます!」
『はい!』
修業も4日過ぎ、イッセーの意気込みに全員が張り切るが一正はイッセーを殺さんばかりに睨みつけた。
「皆さんには俺と戦ってもらいます!
「あのイッセー?それじゃあ今までの修業とあまり変わらないと思うんだけど」
リアスの質問に頷く一同だが全員の目が変わった。それはイッセーはとんでもないものを出したからだ。
「まさか………」
「そう、最終フェイズは………」
イッセーはオーブリングを翳した。
「ウルトラマンさん!」
〈ULTRAMAN!〉
―へァッ!―
イッセーはホルダーからウルトラマンのカードをオーブリングに通し、ウルトラマンを呼び出した。
「ティガさん!」
〈ULTRAMAN TIGA!〉
―チャッ!―
続けてウルトラマンティガのカードを取り出し、オーブリングに通してウルトラマンティガを呼び出す。
「光の力、お借りします!!」
〈FUSION UP!〉
ーシュアッ!ー ーチャァッ!ー
〈ULTRAMAN ORB! SPACIUM ZEPERION‼〉
ウルトラマンオーブとなったイッセーは全員を見る。
「まさか最終フェイズって………」
「そう、最終フェイズは変身した俺と一対一で戦ってもらいます!」
オーブの言葉に青ざめる一同だがすぐに切り替わる。
「まずは僕からだ!てやああ!!」
祐斗は最初の頃より速くなったスピードでオーブに斬りかかる。
「ハッ!」
オーブの体に刻まれた紫のラインが光るとそれを上回るスピードが出て祐斗の背後に回り攻撃しようとするが
「させるか!」
「何!?」
祐斗は剣を地面に刺したと同時に地中から剣を生み出し、オーブの追撃を阻止した。
「黒歌さんから聞いた君の技を僕なりにアレンジさせてもらったよ」
「いいぜ!そうこなくっちゃ!」
祐斗は悪魔の翼を広げて空を飛び、オーブもまた空中へ向かう。
「ハアアア!!」
祐斗は修業で強化されたスピードでオーブを翻弄しながら斬ろうとするが
「スピードもよくなったし意外な攻撃も良い。しかし………」
「なっ!?」
「まだ剣の錬成が甘い。これじゃあライザーの攻撃を防げない」
オーブはスペリオン光輪で祐斗の剣を容易く真っ二つにした。
「クッ!
祐斗は新たな魔剣を作ろうとしたがオーブの強烈なボディーブローが決まり、地に落とされそうになるが
「まだだ!」
祐斗は痛みを堪えて高く飛翔し、オーブより高く上昇すると
「オオオオ!!!」
「おいおい」
祐斗は巨大な魔剣を作り突き刺す形でオーブに突進をかけた。
「いくらパワーがないといってもそれじゃあ自慢のスピードを殺す単なる自爆特攻じゃねえか!」
オーブはスペリオン光輪で巨大な剣を真っ二つにするがある違和感を感じた。
(感触が軽い?)
スペリオン光輪が魔剣を斬り裂き終わると祐斗はそこにいなかった。
「まさか!?」
(よし、かかった!)
祐斗は中身がない張りぼての剣を作り、巨大な剣作ったというオーブを油断させるための愚行を演じ巨大な剣で視界を封じさせて自身が透明化する魔剣を作りオーブに近づいて斬りかかる。
(もらった!)
「見事だぜっ!」
「なっ!?グアア!!」
祐斗はオーブが何故か自分の位置を把握していたのか分からず迎撃されてしまい、地面へ落ちた。
「やるじゃねーか木場!まさかあんな作戦を立てるなんてな」
「その前に教えてくれないかイッセーくん。どうして僕の位置が分かったんだい?」
「その理由は風を切る音だ」
「風を切る?………そういうことか!」
「そう、ステルスは良かったけど攻撃するとき大振りに剣を振ると当然風が起こり位置が分かってしまう。爆音が響いてる戦場ならともかく静かな自然の中だ」
オーブのアドバイスを真剣に聞く木場だが、同時に強い剣を作るための錬成を考えていた。
「それじゃあ次は私にゃん!」
5日目は黒歌との戦いオーブと黒歌は空中で戦っており、凄まじい攻防を繰り広げていた。
「ハッ!」
「ワンパターンにゃ!」
オーブはスペリオン光輪を放つが黒歌は余裕で避け魔力と仙術のエネルギーを練りながら
「喰らうにゃ!」
「甘い!」
オーブはエネルギー弾をショットガンのように放ち範囲を広げた。
「隙だらけでしてよ!!」
朱乃は隙ができた黒歌に雷光を放つが
「な、偽物!?」
黒歌の分身に驚く朱乃だがオーブは分かっていた。
「そこだ!」
「フッ!」
オーブはエネルギー弾を放つが黒歌は
「追加よ!」
「喰らいなさい!」
「当たれっす!」
レイナーレたちは光の槍を生み出し黒歌に投擲し、黒歌の防御魔法陣はなんとか防ぐがヒビが入り始めた。
「これでラストだ!」
オーブは光線を放ち魔法陣に直撃するとガラスが砕けた音がその場に響いた。
「いない!?」
黒歌はそこにいなく、オーブと朱乃たちの視界から完全に消えた。
「どこにいるんだ?」
オーブは地上に降り地面に足をつけるが
「何!?」
「かかったにゃん!!」
足をつけた瞬間、魔法陣がオーブを襲い拘束した。どうやら黒歌は多数に分身した後魔法陣を仕掛けていたらしい。さっきまでの攻防と回避でよく仕組めたものだとオーブは驚愕する。
「だけど肝心の硬度が少し足りないですよ!」
オーブの体に刻まれた赤いラインが光ると魔法陣は砕け、オーブは黒歌に肉弾戦を仕掛ける。
「にゃっ!」
黒歌は
「ハッ!」
「ウワッ!?」
オーブは青い光線を黒歌の足元に撃つと急激に氷結し、黒歌は身動きが取れなかった。
「こんな「チェックメイト」参ったにゃん………」
黒歌は魔法で氷を溶かそうとするがオーブは拳を黒歌の前で寸止めしどう足掻いても勝てないので降参した。
「
「うう〜了解にゃん」
黒歌は後輩であるはずのイッセーのスパルタさに唸るも気合いを入れた。
「当たってください!」
「当たってたまるか!!」
6日目は白音との実戦で白音は仙術を発動しながらオーブに戦車の剛力で攻撃するが、オーブは回避をしながら白音に攻撃する。
「火炎車!!」
白音はオーブに青い炎の車輪を放つがオーブは光の壁を作り白音の火炎車を防ぐがその姿を見た白音は笑みを浮かべた。
「ハアアア!!」
白音は火炎車を発動したままオーブに突撃をすると自らの攻撃に手を突っ込む。
「ハアアアア!!!」
「そんな手が!?」
白音は自分の手に炎を纏わせてオーブの光の壁に打撃を加えて光の壁にヒビを入れた。
「フシャアアアア!!!」
白音の攻撃はオーブの光の壁を容易く壊し本体を攻撃しようとするが
「ウオオオオオオ!!!!」
オーブの体に刻まれた赤いラインが光り、腕を組んで白音の攻撃を防御した。
「ハア、ハア………とんでもない技を生み出したね。壁を作らざるをえない技を出して持続させて壁の耐久力がなくなったらそれに拳を加えて威力を倍増した攻撃をするとは」
オーブは肩で呼吸しながら白音を褒める。
「にゃん♪」
大好きなイッセーに褒められ白音はご機嫌になる。
「それじゃあ兄さん、
「……分かったよ」
修業も7日目に入り一正は赤龍帝の籠手を発現し、女王に
「くたばれやああ!!」
「おいおい!まだ倍加が不完全だ!!」
「ウルセェ!俺が!俺が主人公なんだ!俺はオリ主なんだ!お前は主人公じゃないんだああああ!!!」
一正はせっかく溜まった力で魔弾を放つが照準せずに出鱈目に放つので無駄に時間が過ぎる。
「兄さん!とりあえず落ち着いて!!」
「黙れえええ!!!」
一正は魔弾を放つと運が良くオーブに正確に当たるようなルートだがわざわざ喰らうほどオーブは甘くない。
「フッ!」
「テメェ当たれよ!せっかく狙ってやったつうのに!」
「いいかげんにしろ!」
一正の子供のそのものの駄々にオーブは堪忍袋の緒が切れたのか変身を解いてイッセーに戻る。
「レーティングゲームは実戦の試合だ!攻撃なんて相手がわざわざ喰らうわけねえだろうが!!」
「ウルセェ!そもそもお前の力が反則なんだよ!俺にもその力渡せ!」
一正はイッセーのホルダーに手をかけるが
「ギャアアアアアア!!?」
突然電撃が走り一正は吹っ飛ばされた。これは
「ウルトラマンさんたちが怒っているのか!?」
イッセーはホルダーを見ながら予測をしていたがそれよりある感情が支配した。それは
「兄さん………なんで分かってくれないんだ!」
(相棒………俺もいいかげん思い出して欲しいよ)
「それじゃあ部長!あなたを徹底的に鍛えます!!」
「手加減はしませんわよ!」
「行くわよ!リアス・グレモリー!!」
「張り切るっす!!」
「容赦はしませんわ!!」
オーブに変身したイッセーを筆頭に朱乃たち堕天使はレーティングゲーム最大の弱点でもある
「来なさい!!」
リアスも魔力を纏い、イッセーたちと本気の戦いに臨む。
「ハッ!」
「ただの魔弾じゃあ話になりませんわよ!」
朱乃は雷光を使いリアスの滅びの魔力と相殺させようとするがリアスは明らかに何かを狙っていた。
「拡散!」
「な!?」
「まさか!?」
オーブと朱乃は
「続きはこれよ!」
リアスは滅びの魔力を円盤のように丸くする。この技はオーブが散々放った技だ。
「あれって……」
「イッセーくんの」
「スペリオン光輪!?」
「そんなものまで!?」
「円盤みたいだけど明らかにヤバイっす!」
狼狽える堕天使だがオーブはリアスが自分の技を真似ているのは知っていたのでなんとか平常を保った。
「スペリオン光輪!」
リアスの円盤とオーブのスペリオン光輪がぶつかり合い爆発が起こるがこのチャンスを逃すリアスではなかった。
「ハアアアア!!!!」
滅びの魔力を全身に漲らせ、腕に集中させ最後に手の部分に集めてある構えを取る。
「とうとうモノにできのたのね」
「あんな技まで!?」
「悪魔なのに十字っすか!?」
「ただの上級悪魔じゃなくなるわね」
朱乃たちはリアスを賞賛しオーブもそれに応えるつもりか同じ構えを取る
「スペリオン光線!!」
「喰らいなさい!!」
光線と魔閃がぶつかり合い、さっきの爆発と比べ物にならないくらいの衝撃がその場に拡がった。
「それじゃあ俺が教えるのもここまでです!皆さんの勝利を願います!」
「負けないでください!」
「頑張ってね!」
「最後まで油断しないで!」
『はい!』
イッセーたちはレーティングゲームを鑑賞することができるVIPルームでリアスたちをゲーム開始まで見送った。
「あれなら勝てるな」
「そうね。よほどの油断とミスさえしなければリアスたちは勝つわ」
「ただ………大丈夫なのイッセーくん?」
レイナーレの言葉を察したのか気まずくなるメンバーだ。おそらく
「兄さんがどうなるか………か」
一正が暴走して眷属の邪魔になるかもしれない。今までの行動を見ると一目瞭然だ。
「味方になってくれないだろうが神様に祈るとしましょうか」
イッセーは神にリアスたちが勝てるよう祈った。
リアスの技の名前どうしましょうかね?
活動報告にウルトラマンのネタとありますのでよろしければアイディアをください!