ハイスクールU×O   作:あいーんチョップ

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いつの間にか評価が凄いことになっていた。

評価してくださった人たちありがとうございます!

活動報告にも書いていただきありがとうございます!


それぞれの思い

『俺の名はオーブ!闇を照らして悪を撃つ!』

 

ちがう、お前の名前はそんなんじゃない

 

『紅に燃えるぜ!』

 

ちがう、お前が使う炎はそれじゃないんだ

 

赤龍帝ドライグがこれまで見たのは目を覆いたくなるような光景ばかりだった。

 

それは本来の相棒である兵藤一誠が自分ではなく今まで見たことのない力を使っていたからだ。

 

「ウルトラマンとかいう名の相棒は力を発揮していないな。もし発揮していたら近くにいたリアス・グレモリーたちは巻き添えを喰らっていただけではなく、その気になれば大陸を1日足らずで滅ぼせる」

 

ドライグはその実力と戦った経験があってかイッセーが持っていた力の潜在能力を実感していた。

 

おそらく全盛期の自分でも勝てないだろう。勝てるとすればグレートレッドかオーフィスしかいない。だけど

 

「相棒はあの力を恐れている」

 

イッセーは自分が持っている力を怖がっていた。異形の姿になるだけではなく、ただの人間が持つには余りにも強すぎる。

 

「……だけど相棒はやっぱり相棒だ!」

 

ドライグはイッセーが誰かのために戦うのは生前と変わらないと希望を持っていた。しかし希望が来れば絶望も来る。

 

『ドライグ!いい加減力を貸しやがれ!』

 

絶望の名は兵藤一正。イッセーの兄であり、どういう方法を使ったか知らないがイッセーからドライグを奪った張本人だ。

 

「なんでだ………なんで相棒から離れただけじゃなくこんな奴が宿主なんだ」

 

今まで人間を見てきたがこんな奴は今まで宿った人間よりタチが悪い。自分と女のことしか頭になく、自分を誰よりも思っている弟を認めずにただ嫉妬をするだけだった。

 

「俺も嫉妬しているがな」

 

イッセーの相棒は自分だけのはずなのにワケの分からない力に頼っているイッセーの姿にこれほどない絶望を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ、私までイッセーのことを好きになるなんてね」

 

リアスは胸に秘めている少年のことを思い出すと顔を赤く染めて、枕に顔を埋めてベットに転がる。

 

最初は兄思いの優しい心を持った少年としか思わなかった。

 

『この力を扱うのは臆病なくらいがちょうどいい』

 

その次は自分より年上ではないかと思うくらい力そのものについて理解していた。その力は人々を救うことも出来るが壊すことも出来る。それを確かに実感している顔をしていた。

 

「それに……あんなことを言われたら……」

 

『部長は誰にも渡しません』

 

その一言を放った少年は未だ恋を知らなかったリアスに初恋というもの教えた。

 

「あの時もうダメかと思ったのに」

 

自分がレーティングゲームに負けて散々お世話になったイッセーに涙を流しながら謝ったのを思い出す。

 

「だけどあなたはそんな情けない私を助けてくれた」

 

鬼のような顔でオーブに変身してライザーに自分だけではなく眷属たちの分まで殴ったり蹴ったりした。

 

「イッセー……あのカードは私との運命の赤い糸でもあったのね」

 

リアスは子供の頃にいつの間にか持っていたタロウのカードをそう解釈するが白音と黒歌と朱乃の存在を忘れている。

 

「イッセー……絶対に堕としてみせるからね♪」

 

リアスは心に誓い明日早くイッセーに会うために寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの方が私の運命の人………」

 

レイヴェルは秘密裏に撮ったオーブになったイッセーとライザーの戦いの映像を見ていた。

 

自分の兄がボロ雑巾のように痛めつけているイッセーに対して何の恨みも持っておらず、むしろイッセーの戦いぶりに惚れ惚れしていた。

 

「あんな素敵な殿方……このまま他人のままなんてイヤですわ。どうにかしてお近づきになりたい……」

 

レイヴェルはフェニックスの名の通り胸に秘めた熱い炎が燃え盛る中イッセーに恋い焦がれていた。

 

「眷属にできないでしょうか?でもリアス様はすでに眷属にしていそうです」

 

レイヴェルはなんとかイッセーと一緒にいたいと望む。可能であれば親しい関係になりたいと思っていた。

 

「それにしても……」

 

レイヴェルは憂鬱な顔になりながらある部屋の扉を見る。

 

「情けないですわ……リアス様に倍の涙を渡してそれでも勝つと豪語していたのにあまつさえそれを使って反則勝ちなんて恥ずかしいです」

 

引きこもっているライザーがいるであろう部屋を見ながら頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあね、イザイヤ』

 

「ああ、みんなも元気でね」

 

とあるマンションの一室で木場祐斗はある人たちと連絡を取っていてポケットから青と赤のウルトラマンのカードを出した。

 

「ゼロさん、あなたをイッセーくんに渡します」

 

イザイヤは自分たちを救ってくれた恩人に自分の主を救った恩人にこのカードを託そうとした。

 

「それにしてもすごい驚いたなぁ。まさかゼロさんの他にもウルトラマンがいたなんて」

 

祐斗はオーブのこれまでの戦いを思い出しイッセーを賞賛するがある疑問が募った。それはイッセーのカードを渡した人物についてだ

 

「確かスペシウムゼペリオンのウルトラマンさんが白音ちゃんと黒歌さん、ティガさんが朱乃さんだった。だけどなんでバーンマイトのタロウさんはグレイフィアさんが持っていたんだろう?メビウスさんだって誰が渡したんだ?」

 

カードの詳細について悩む祐斗であったがウルトラマンゼロは答えてくれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあイリナ、そのカードは一体何なんだ?」

 

青いショートカットに緑のメッシュを入れた美少女は茶髪のツインテールの美少女に聞いた。

 

「これ?これはイッセーくんとの繋がりだよ」

 

イリナと呼ばれた女の子はウルトラマンに似たカードを見ながら自分の幼馴染との再会を楽しみにしていた。

 

「……イリナ、私たちは仕事のために来てるんだから私情を挟んじゃいけない。それに本来私たちは裏の住人だ。そいつとはあまり関わるな」

 

「ゼノヴィア、そんなこと言わないでよ。私はイッセーくんに会えるまでずっと待ってたんだから」

 

「やれやれ、少し会うだけだぞ」

 

ゼノヴィアは嘆息し、親のようにイリナに許可した。

 

 

 

 

 

 

 




次回をお楽しみに!
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