ハイスクールU×O   作:あいーんチョップ

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やっぱりオーブオリジンがオーブの最強姿なのだろうか?

ジャグラーが何をするか楽しみです。


旧校舎のディアボロス
歪んだ物語


「母さん、行って来るよ」

 

「母さん、行って来ます」

 

月日は流れイッセーたちは高校生となり地元の駒王学園に入学した。イッセーは昔の臆病さはなくなり精悍な男となった。

 

一正はイッセーをいつか自殺させて本当の主人公になるという哀れな道化っぷりに拍車が掛かった。

 

(クソッ!クソッ!クソッ!あのクソ猫たちを殺してコイツのせいにしようとしたのにいつの間にか消えやがって!まあいいまずは原作通りアーシアを手に入れてやる!)

 

「イッセー先輩。おはようございます♪」

 

校門にたどり着くと白髪の女の子がイッセーに近づきくっつくと猫のように甘えた。

 

「あの、塔城「白音です」白音さん学校なんだしあんまりくっつかないでっ………うわっ!?」

 

「にゃん♪」

 

イッセーが驚いたのは背中を誰かが抱きしめて当たった感触である。そしてだんだんと顔を赤くした。

 

「にゃはは!相変わらずイッセーの反応は可愛いいにゃん♪どうかなお姉さんの」

 

イッセーに抱き付いているクセが強い黒髪の美少女は艶っぽい顔をしながら

 

「お・っ・ぱ・い・の感触は?」

 

男なら誰もが虜になるだろう声音でイッセーに呟き、イッセーは赤面になる。その様子を嬉しがりイッセーの手を取り自分の胸元に入れようとするが

 

「あらあら、朝から随分お元気ですこと」

 

鈴を転がしたような声が黒歌を止めるがイッセーの顔は信号のように赤から青に変わった。どうやら声の主を知っているらしい。

 

「イッセー君、朝の学び舎で不純異性行為はダメですわよ。それと早く私のイッセー君から離れて下さいまし泥棒猫姉妹さん?」

 

「ひ、姫島先輩。そんなことを言っては「鼻の下を伸ばしてるイッセー君は黙ってて」はい!」

 

「チクショー!学園三大お姉様の塔城黒歌様と姫島朱乃様だけじゃなく学園のマスコットの白音ちゃんまで!羨ましすぎんぞ兵藤!!」

 

朝からの修羅場に嫉妬する野次馬たちにはイッセーは慣れっこだが。乙女たちの修羅場は慣れっこなかった。

 

「いいじゃん別にー可愛い後輩とのスキンシップだよ?それに朱乃ちゃんだってイッセー君とニャンニャンしたいでしょ?」

 

「そうですがここは学校です。そんなことをするならまず2人っきりになってからです。そういうことでイッセー君行きましょう?」

 

「え?」

 

朱乃は腕を組み豊満な胸を押し付けてイッセーの反応を楽しみながらもその見た目からは予想できない力にイッセーは驚くも連行されそうになる。

 

「待つにゃん!何堂々と抜け駆けしようとしてるにゃん!?まずは私からにゃん!」

 

「イッセー先輩、年上だと何かと緊張しますよね?ここは年下の後輩にしておきましょう。さぁ行きましょう」

 

「「待(ちなさい)(つにゃん)白音(ちゃん)」」

 

2人はちゃっかり抜け駆けしようとする白音の肩を掴むと失敗したからか白音は小さく舌打ちした。

 

「なんですか?あなたたちはそこで言い争っていればいいと思いますよ。私はイッセー先輩と一緒に登校するだけですよ?」

 

「むむむ、小癪な!お姉ちゃんそんな妹に育てた覚えはないにゃん!」

 

「そんな幼い子供と見違えそうな体でどうやってイッセー君を満足させるのでしょう?やっぱり年上のお姉さんがリードした方がイッセー君を満足させますわ」

 

「なんですって?」

 

「今の内に………」

 

イッセーは3人が言い争っている隙に教室へ逃げた。

 

 

 

 

 

 

 

「おいイッセー!なんでお前ばっかりあのお姉様たちに気に入られてんだよ!?随分と仲良さそうだったぞ!?」

 

「それどころかあの学園のマスコットの白音ちゃんまでお前のことを好きそうだったぞ!やっぱり昔あの人たちと会ったことあるだろうこの野郎!」

 

「おいおい、人を襲っといてそれはねえだろエロコンビ。姫島先輩はともかく塔城さんたちは会ったことないよ」

 

イッセーは悪友の元浜と松田の襲撃を迎撃し伸びてる2人にそう突っ込むと帰る準備をした。

 

「ねえ兵藤、あんたの兄さん彼女が出来たらしいわよ」

 

「兄さんに?」

 

授業が終わり帰る準備をするイッセーだが女の悪友である桐生藍華はイッセーに嫌な顔をしながら報告するように説明した。

 

「随分嫌そうな顔だね」

 

「当然よ、女の人もなんであんな男を選ぶかねえ」

 

イッセーは複雑な顔をしながら桐生に礼を言うと誰にも見つからないようにキョロキョロしながら帰った。

 

 

 

 

 

 

「今日のデート楽しかったね一正くん!」

 

「俺も楽しかったよ夕麻ちゃん」

 

一正は夕麻に化けたレイナーレにワザと殺されてイッセーに代わり悪魔になろうと演じた。

 

「ねえ一正くん」

 

「(来たっ!)何かな夕麻ちゃん?」

 

一正は今か今かとレイナーレの化けの皮が剥がれるのを待っていたがありえないことが起こった。

 

「忘れてくれないかな?」

 

「えっ………ガッ!?」

 

一正は原作通りのセリフではないことに戸惑うがそれと同時に首に衝撃が走ったが、なんとか意識を振り絞り後ろを見ると金髪のゴスロリ少女が一正に当て身をしていた。

 

 

 

 

 

 

「ミッテルト、ありがとう。カラワーナ」

 

「はい、今すぐ記憶を消しますレイナーレ様」

 

レイナーレたちは一正の記憶の一部を消し、帰還用の魔法陣を展開し町外れの廃協会に帰還した。

 

「にしてもバラキエル様も人が良いっすよね。恩人の家族とはいえ危険な神器を持っているかもしれないというのに」

 

「しょうがないわよ、あの人もう少しで奥さんと娘さんを殺されそうだったんだから。家族を失った痛みは誰よりも分かっているんでしょ」

 

「だけどレイナーレ様、その娘である朱乃様はグレモリーとシトリーが通っている学校にいるのでしょう?いくら協定が決まりかけているとはいえ危険なのでは?」

 

カラワーナというスーツをきた美女は心配するがレイナーレはそれを宥める。

 

「それにしてもドーナシークはまだ帰ってないんすか?アーシアちゃんを早く保護しないと悪魔たちに殺されるかもしれないっすよ」

 

レイナーレたちは他の仲間が帰還するのを待った。

 

 

 

 

 

 

「ここだな…………」

 

イッセーは夜遅くに一人で出掛けていた。イッセーの目の前に映るのは物騒な噂が広がっている廃墟だ。

 

この廃墟には人が入ると二度と出てこられないという噂が駒王学園で持ちきりになっておりクラスの話題となっていた。

 

「臭いな………この様子だと相当人を!!」

 

イッセーは憤りながらも歩みを進め目的の前まで行った。立ち止まるとそこには

 

「ハァ、ハァ、ハァ…………」

 

そこにはボロボロの姿の美女がいた。何かに逃げているようでイッセーを見つけたら喜んだ表情になりイッセーに近づいた。

 

「助けに来てくれたんですね!?お願いします!助けて下さい!」

 

「大丈夫です。俺は味方です」

 

イッセーは先ほどの怒りがなかったかのように笑い安心させるように美女の頭を撫でた。

 

「あり………ガハッ!?」

 

「ただし正義の味方だ」

 

イッセーは光の弾を美女に当てると同時に戦闘体勢になり次の攻撃に備えた。

 

「クソッ!何故分かった!?演技も魅了も完璧だったはず!」

 

「完璧じゃなかったからバレたんだろ」

 

「バレたんだったらもう容赦はしない!私の真の姿でお前を喰らってやるわぁぁぁぁ!」

 

先ほどの美女の姿から醜い姿となった。上半身は先ほどの美女だが下半身は四つ足の化け物へ姿を変えた。

 

「さぁて、お前をどうやって喰ろうてやろうか」

 

はぐれ悪魔バイザーは気付いていなかった。イッセーはバイザーをすぐに殺すことができるほど力を溜めていたことを。

 

「ここはやはり先ほど騙して攻撃をしてくれた痛みを何百倍にして返してくれ………グボォォ!」

 

イッセーは濃密な光の弾を発射しバイザーの体中心に風穴を開けた。

 

「この状態での戦いは大体慣れてきたな。問題はコイツ以外のカードを集めることか………」

 

イッセーは腰に掛けているホルスターから1枚のカードを取り出すと白紙のカードを見て息を吐く。

 

「さてと早くずらからないとな」

 

イッセーは用事が終わったのでその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「部長、ここが例の廃墟です」

 

「分かったわ。祐斗は中の様子を探って来て。黒歌、白音、何か感じとれ………2人ともどこへ行くの!?」

 

リアスは騎士(ナイト)の祐斗を偵察させて女王(クイーン)の黒歌と戦車(ルーク)の白音による仙術で人がいないか探知させようとしたが2人は顔色を変えて廃墟に入った。

 

「「イッセー(先輩)!!」」

 

2人はイッセーの名前を叫ぶがイッセーはすでに去っているのをこの2人は知る由もなかった。

 

「黒歌!白音!どうしたの!?」

 

「イッセー、イッセー…………」

 

「イッセー先輩………イヤだよぉぉ」

 

「イッセーってもしかしてあなたたちと朱乃が思いを寄せている兵藤くん?兵藤くんが一体どうしたの!?」

 

「イッセーの匂いが残っているにゃん……………」

 

「イッセー先輩イヤだよぉぉ………」

 

「大丈夫ですわ黒歌、白音ちゃん」

 

「「え?」」

 

「あの人ははぐれ悪魔なんかに負けないわ。だって私の王子様なんだもん」

 

朱乃はイッセーが死んでいると思っておらず、それどころか恋をする乙女の顔になった。

 

「そう……ですよね……姉様、私たちもイッセー先輩が生きているのを信じましょう!」

 

「そうにゃ!イッセーはちゃんと生きているにゃん!白音!あのカードを出してにゃん!」

 

ハイ!白音はナックルガードに仕込まれている猫の顔から1枚のカードを取り出した。

 

そこには赤と銀の人型が映されていた。

 

「それって私のカードと同じ?」

 

朱乃は懐からカードを取り出した。

 

 





カードの見た目を詳しく書くべきか悩みどころ
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