ハイスクールU×O   作:あいーんチョップ

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ルーキー19位に入っていました!

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足りないピース

「イッセー君、イッセー君」

 

「目を開けるんだイッセー君」

 

「ん…………あなたたちたちは?」

 

はぐれ悪魔バイザーを斃したイッセーは明日も早いので帰ってすぐ寝たが目を開けて立ち上がると2人の男がいた。

 

「とりあえず初めましてイッセー君」

 

白髪の老人と

 

「こっちも初めましてイッセー君」

 

白い軍服のようなものを着た茶髪の男性だった。

 

「えっと、あなたたちは?」

 

イッセーは戸惑いながらも質問するが2人の男は首を振った。

 

「残念だが今は名乗ることは出来ない。だが私はハヤタとでも名乗っておこう」

 

「ハヤタさんと同じく名乗ることは出来ないが僕はダイゴ」

 

「どういうことですか?名乗ることは出来ないって」

 

ますます頭を悩めるイッセーだがハヤタはその疑問に答える。

 

「近々君は本当の私たちを知ることになる」

 

「それまで用心しておいた方がいい。いくら君が力を使えるとはいえ今の君はほんの僅かのカケラを使っているにすぎない」

 

ハヤタの言葉を理解出来ないイッセーだったがダイゴの言葉に少し気にかかった。

 

「あそこまで扱えるのに結構苦労したんですけど…………」

 

「ああ、ゴメンね。人の姿の状態だったらちゃんと使いこなしてるよ。ただ君はまだピースを揃えてないからなんだ」

 

イッセーは傷ついたのを察したのかダイゴは苦笑しながらフォローしつつも本題を言った。

 

「ピースが揃っていない?それって………」

 

「まずは私たちを手に入れてからだ」

 

「話はそれからだよ。まずはあの子たちに気をつけてね」

 

 

 

 

 

「なんだったんだあの人たちは……………」

 

イッセーは混乱しているがそれを加速させるほど嫌なことが襲った。

 

「なんでリアスがいねえんだよ!?本来だったらリアスは全裸で俺と一緒に寝ていたんだぞ!!何より悪魔になってないってどういうことだよ!?」

 

自分の兄が学園のお姉様の1人と寝ていると妄想をしているのを弟は息を吐くが兄の最後の言葉が気になった。

 

「悪魔になる?やれやれ兄さんは何考えてんだか」

 

イッセーはこれ以上付き合ってられないと思ったのか朝食を済ませて学校へ行った。

 

「「「イッセーェェェェェェ(先輩)(君)!!」」」

 

「うおっ!ちょっとどうしたんですか3人ともっ!?」

 

イッセーは抗議しようとするが黒歌の豊満な胸で口を塞がれ、右腕は朱乃の魅力的な体に絡まり、左腕は白音の妖精のような体に拘束された。

 

「良かった!イッセーの匂いだよぉぉぉ!!!」

 

「この感じイッセー君に抱かれたのと同じ感覚ですわぁ!」

 

「この手の温かさイッセー先輩のですぅぅ!」

 

本人たちからしてみれば安心と感動によるものだがイッセーからしてみれば魅力的な女性たちに抱きつかれ冷静でいられなかった。

 

(なんでイッセーばっかり!クソが!!)

 

遅れてやって来た一正は狙っていたヒロインたちの一部がイッセーに奪われたことに腹を立てていたがいつか奪っていくのを想像してなんとか無表情を保った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちくしょうが!悪魔になれなかっただけじゃなく時間にもズレが生まれちまった!これじゃあアーシアに好印象与えれねえじゃねえか!」

 

一正の予定は悪魔になって契約を取り、アーシアに出会って良い人を演じて惚れさせる予定だったがイレギュラーが多すぎて計画が大幅にズレた。

 

「さてと確かアーシアはこの辺りに………ヒヒッ、いたぜ」

 

一正はアーシアを原作知識を生かして発見し、コンタクトを試みようとしたが苛立つものを見た。

 

「アーシアの近くにいる男………確かドーナシークだったか?すでに話でもしてたのか?まあいいまずはアイツにわざと殺されてアーシアの気を引くとするか」

 

一正は黒い笑みを浮かべながら2人の近くに駆け寄った。

 

「おいそこのおっさん」

 

「なんだい坊や?悪いんだが私は人探しをしているのでね」

 

アーシアが一緒にいるのにドーナシークが人探しをしているのに疑問を感じた一正だったがドーナシークは一正を見ると表情を変えた。

 

「お前は…………もしや兵藤一正か?」

 

「そうだよ。それがどうか………ガッ!?」

 

一正が答えると同時にドーナシークは腹部を殴り気絶させた。

 

「ド、ドーナシーク様一体何を…………!?」

 

アーシアが驚いている隙にドーナシークは気絶の魔法を唱えアーシアを気絶させて魔法陣で退散しようとした。

 

「ハッ!」

 

「グッ!?」

 

「もう1人も離せ、今度は手加減しない」

 

イッセーは怯んだ隙に気絶したアーシアをドーナシークから奪い庇いながら次の弾を用意するが

 

「この場で何をしてるのかしら?」

 

「チッ!グレモリーか!小僧!貴様はこのドーナシークが殺してやる!首を洗って待っていろ!」

 

突然赤い魔法陣が出現しリアス・グレモリーが出現してイッセーは頭を傾げたが、ドーナシークはそれを知っているのかバツが悪い表情になった。

 

「待て!!」

 

ドーナシークは魔法陣を展開してそれを潜ってこの場を去った。

 

「グレモリー先輩どうしてここに?」

 

「朱乃から堕天使側に問題が生じたと連絡が来てね。白音と黒歌に頼んでみたらここに堕天使の反応があったのよ」

 

「何故そのことを俺に?言ってもいいことなのでしょうか?」

 

リアスは本来であれば一般人に教えてはいけないことを素直にイッセーに伝えた。それはイッセーは普通の人間でないことを察しているのだろう。

 

「とりあえず私と一緒に来てもらえるかしら?」

 

「…………分かりました。ちょうど時期を伺っていましたから」

 

イッセーは一刻も早く一正を助けに行こうとしたかったが敵の情報を持っていないので渋りながらもアーシアをお姫様抱っこして同行した。

 

 

 

 

 

 

「グレモリー先輩、堕天使側は一体どうなっているのですか?」

 

「それについては私が説明させてもらうわ」

 

イッセーはアーシアを目覚めさせてリアスに説明を求めると朱乃とは別の黒髪ロングの美女が現れた。

 

「あなたは確か」

 

イッセーは兄の一正が一緒に引き連れているのを目撃したので見知っていた。

 

「天野夕麻さん………でしたよね?兄さんの彼女だったんじゃあ」

 

「違うわ、私の名前はレイナーレ。私たちの本来の目的はあなたの兄の監視とあなたたちの家族の護衛よ」

 

イッセーが鸚鵡返しすると金髪のゴスロリ美少女とスーツを着た美女が現れた。

 

「私たちはバラキエル様に命じられて恩人のあなたを護衛するようこの町に来たのです」

 

「だけど仲間のドーナシークがなんでか連絡がつかず探していたんすけど見つからないままだったんす」

 

2人が補足するがイッセーの疑問が2つあった。

 

「レイナーレさん、なんで兄さんと接触を?本来だったら姿を見せるのは駄目なのでは?」

 

「本当は人間に化けて悪魔に狙われないよう監視したんだけど、あなたの兄が私を見たら急に近づいて名乗っていないのにも関わらず偽名とはいえ名前を当てたのよ」

 

「なんですって?」

 

兄が何故天野夕麻(レイナーレ)の名前を知っていたんだ?

 

「下手に対応出来ないし、もしも人間のあの子がこの世界に関わると危険すぎるのよ」

 

イッセーの疑問を解消させるようにレイナーレが説明した。しかしもう1つ疑問がある。

 

「アーシアを狙った理由は?」

 

「詳しくは言えないけどアーシアには貴重な神器を持っているからどの勢力も欲しがるわ」

 

「それと君の兄さんは調査によると強力な神器を宿しているかもしれないの。悪魔だったら無理矢理眷属にさせるかもしれない」

 

スーツの美女がイッセーに一正のことを説明するがイッセーは落ち着いていられなかった。

 

「待って兵藤くん!君はどこへ行こうとしてるんだい!?」

 

飛び出すイッセーを抑える木場だがイッセーの力が強いのか引きずられる。

 

「兵藤くん、落ち着いて頂戴。君のお兄さんは私たちが助けるから君はここで待っていて。朱乃、白音はアーシアとイッセーの護衛をお願い」

 

「「分かりました」」

 

イッセーはなんとか落ち着いてソファーに座るが未だに不安だらけだった。

 

 




次回はイッセーを変身させます!
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