話の進行度が遅いのは勘弁してください!
なんでもしますから!
それではごゆっくり~
――――――――洞窟の中
俺と霊夢は今、薬草を求めて洞窟を探索している最中だ。
足を踏み入れてから幾分経った頃だろうか、
「ここ右と左に分かれてるな。」
右と左にそれぞれ大きな道が出来ている
「今まで一本道だったのが不思議なくらいよ。」
分かれ道の前で立ち止まる俺達。
「どうする?二手に別れるか?」
『二手に別れるのは得策とは言えないだろう 連絡手段が無い以上余計に時間がかかってしまうぞ』
俺の服から小さい、豆粒のようなレプリカが出てくる。ん?レプリカは二体いるのかだって?
違う違う。これはレプリカの機能の一つで、子機通信機能?だったかな。
レプリカ本体から小さいレプリカを出して、遠い所にいても連絡が取れる便利な機能だ。
「じゃ、左に進みましょ。」
霊夢は左の道に歩こうとする。
「……一応聞いとくけど、理由は?」
「んー。゛勘゛かしら。」
「そうか、じゃ左行くか。」
適当に決めてるように見えるけど、霊夢の勘は良く当たる。
勘といえば、聞こえこそ良くないけど博霊の巫女の勘は次元が違う。
現にそれで、今まで数々の問題を解決してきたのだ。
俺達は霊夢の勘を頼りに左に進むことにした。
―――――――洞窟 道中
「ねぇ。」
霊夢が声をかけてくる、
「なに?」
「あんた、あっちにいた三年間何していたの?」
あっちとは、向こうの世界のことだろう。
俺は、少し俯きながら
「何してたか?うーん…。何してたんだろうな…?」
「何よそれ。」
霊夢は少しはにかみながら答えた。
「あんまり上手く言えないけど…、その…あんたが帰ってきて嬉しかったわ……。」
「悪いね。心配かけて。」
俺がそういうと霊夢は顔を赤くし、
「べ、別に心配なんてしてなかったわよ!」
俺は笑いながら答える
「何言ってんだ。さっきまですごい泣いてたじゃん。それが何よりの証拠。」、
「……っ!忘れなさい!!///」
「忘れるもんか!あんな霊夢、めったに見れんしな。」
「……!!///」
霊夢は顔を真っ赤にして無言で圧をかけてくる。
久しぶりに見たな~、あんな顔。
霊夢は意識を逸らすかのように話を変える、
「そ、そんな事より、あんた、お師匠は?一緒じゃないの?」
(………!!)
俺は心を突き刺されたかのような気持ちになる
「師匠は……。……いや、今は別行動してる。向こうの世界にいるよ。俺だけ帰ってきたんだ。」
「そう。まぁ昔から結構あったし、珍しい事じゃないわね。」
「……ああ。」
「ずっと師匠師匠言ってたのは、今も変わらずなのかしら?」
霊夢はさっきの仕返しと言わんばかりに俺の事をからかう。
「……。そうだな……。あの頃から何も変わっちゃいないな。」
「へぇ、そう。男の子がそんなんでいいのかしら?まざこん?って奴じゃないの?」
話題を断ち切るかのようにレプリカが、
『二人とも そろそろお喋りしている時間はないぞ 敵が近い』
「そうね。妖力もすぐそこまで来てるわ。」
「………。ああ。気を引き締めて行かなくちゃな。」
敵の気配を感じ俺達はよりいっそう警戒心を強くする
【「ありがとな、レプリカ」】
【『礼を言われるほどのものではない 唯斗の痛みは私の痛みだ』】
俺はその言葉を聞いて少し嬉しくなる。
【『どんな事があろうと 私は唯斗の味方だ』】
【「……。もう敵も近い。やるぞ゛相棒゛」】
【『承知した』】
俺達は大きな妖力へどんどん近づいていく。
洞窟の最深部といえる所まできた所で妖怪の気配が消えた。
「霊夢。」
「分かってるわよ。油断なんかしないわ。」
おそらくこの洞窟の主が住みかにしているであろう、この空間は広い。
道中でさえ大きな道だったのに、ここはその何十倍もある。
またそれが、主の強さを表現しているようだった。
俺達は気配を消した妖怪に警戒しながら薬草を探す、
「おっ、もしかしてこれか?」
『そうだな ただちに脱出しよう 出来れば戦闘せずに洞窟から出たいものだが』
「それはどうやら無理みたいね。」
「シャァァァァァァァァ!!」
俺達が洞窟から出ようとした矢先に、
この空間の天井から大きな蛇、大蛇が襲いかかってこようとしていた。
「はぁ。早く終わらして寝たいものね。」
「疲れてるんだっけ?だったら俺が前で抑えるから援護してくれ。」
「はなからそのつもりよ。」
「さようですか。さて、来るぞ!!」
はたして、俺達は薬草を持って帰れるのだろうか!?
「とかいってみたり。」
「誰に言ってるのよ。」
はい。ということでいかがでしたでしょうか。
祈李ちゃんのストーリーはあと二話で完結します。
それが終わってからは唯斗が幻想卿中に挨拶しにいくという流れです!
それではよかったら次回も読みにきてください!
ばいび!!