今回も序章の続きなので幻想卿のキャラクターは出てきません。
あしからず
【】 は実際には喋ってなく通信で会話をしているという事です。
テレパシーのような物と考えてもらえると想像しやすいかもしれません
ではどうぞごゆっくり!
―――――スキマの中
何もない空間の中 二人と゛何か゛の会話だけが聞こえる
「それにしても涼しくなく熱くなく低温ってやつだね。」
『それを言うなら゛適温゛だな
唯斗のそれでは寒いということになってしまうぞ』
「そうだったそうだった。ところでここでならこっちに出てきてもいいんじゃないか?
奇襲とか不意打ちの心配も無いし。」
『それもそうだな 私も外の空気を吸いたいと思っていたところだ』
「ん?それどういうこと?」
『気にするな』
唯斗の服の中から ニュ~と黒い炊飯器に耳が生えたような物体が出てきた
これが本来のレプリカの姿らしい
「何回見てもゾクゾクするわ…それ…。
こそばゆかったりはしないの?」
「ん~かゆいと言うよりはなんかスッキリしますね。」
『私もだ』
「そ、そうなの……。」
普段は利便性を重視して唯斗の服の一部としてくっついているようだ
「意外と時間かかるんですね。幻想卿まで。」
「ええ。だからゆかりんとても苦労したわ…。
労わって頂戴」
『老介護と言うわ「何か言ったかしら?」
【「早く謝れ……レプリカ」】
『なにも言っていないぞ』
「そうよね~老介護とかこんな可愛い
゛女の子゛に言わないわよね~」
「ハハハ……当たり前じゃないですか!」
【「紫さんの前で歳に関する事言ったらやばいって忘れたのか!?
次言ったら多分タダじゃすまんぞ……。」】
【『肝に銘じておこう』】
-通信会話機能- 主に戦闘におけるコミュニケーションをより安易に行うために開発された機能 これによりさらに高度な連携を取ることが出来る。
唯斗とレプリカもそれを使用し紫にバレることなく会話をした。
「まぁ帰りはいい方よ。幻想卿に向けて空間を走らせるだから。
行きなんて本当途方に暮れますわ。空間に亀裂を入れるだけでも一苦労。」
「そんな中わざわざ来ていただき
誠にありがとうございます。」
「いいわよ。全て貴方のため。
貴方が帰ってくるのだったらお安い御用よ。」
唯斗はその言葉を聞いて嬉しそうだった。
顔にこそ出してはいないが、それでも分かる
「霊夢と魔理沙、元気にしてますか?」
「……あの子達は貴方がこなくなった日からドンドン元気が無くってしまったわ。
それでも無理に取り繕ってるみたいに見えて・・なんていったらいいのでしょうね。」
「す、すいませんでした……。
帰ったら謝っておかないと。」
「貴方が謝る必要はないわよ。一番苦しかったのは貴方。そんなこと私は痛いほど分かっている。貴方のことを攻めよう者がいるなら私が黙らせますわ。必ず。」
「……っ。ありがとうございます……。」
『唯斗言っただろう 誰も悪くないと
気に病む必要は無い』
「………ああ。」
それから少し時間がたったあと紫が口を開いた
「さぁついたわよ!とりあえず落下ポイントは
神社の近くでいいわよね。」
「えっ? 落下?」
「今は夜だから気をつけて、
っと貴方には不要な言葉でしたわ。」
「え?紫さん。落下って?」
「あ!これを言うのを忘れていたわ!」
紫が一息つき、レプリカは何かを察したかのように服に戻る
「おかえりなさい神威唯斗!
ようこそ幻想郷へ!」
その言葉と同時に空にほうり落とされた
「うわああああああああ!」
『紫なりの歓迎ということだな』
「こんな歓迎いらないってええええ!!」
間もなく絶叫と共に地面に激突した。
ズッドーーーン!!
これは少し不思議な物語
神の力を受け継ぐ少年 神威唯斗 と
その相棒 レプリカ が幻想卿で生きていく物語
ということで序章はおしまいです!
次回も読んでくれると嬉しいです
それでは~~