今回の話は前話の続きになっております、
お手数をおかげしますが前話を読んでいただくとより内容が分かると思います!!
が、正直そんなめんどくさい事してらんないよって人が多いと思いますので 軽くあらすじをつけてみました笑
それではごゆっくり!
―――前回のあらすじ―――
神社で一人のんびりする唯斗
↓
上から来るぞ、気をつけろ!
↓
幻想の伝統ブン屋登場
↓
霊夢に取材しにきた? まぁ挙がってよ←今ココ!
唯斗「ん、何これ?」
レプリカ『あらすじと書いてあるな 恐らく前回次話の更新を早めると虚偽を言っていた作者が誤魔化すために編み出した苦肉の策なのだろう』
唯斗「作者、つまんない嘘は良くないな?」
レプリカ『それはそうと唯斗そろそろ物語が始まるぞ 直ちに準備だ』
唯斗「おーけーおーけー、
それじゃーいっちょやるか!!」
――――――博霊神社、居間
ズズッ ゴクン
ほどよく冷めてきたお茶を啜りながら、一息つく
この緑茶独特のほろ苦さと飲んだあと味がまた何ともいえない美味しさだ
「そういえば唯斗さん、神社で何をしてたんですか?」
手に持った湯のみをテーブルに置き、文はそう尋ねてきた
「んー…空眺めてたかな」
特に何かをしていた訳でも無いので適当にそう答える、
俺のその答えを聞いた彼女は少し困ったよな顔をして、
「あやや……質問が悪かったですね……では改めて……
何故神社に居たんですか?」再び尋ね直す
「ああ、俺少し前から
「へー…そうだったんd―――――えええっ!?」
文は声を張り上げて大きなリアクションを取った
それはもう〝おーばーりあくしょん〝そのもので、後ろに両手をついて腰が抜けてしまったかのような態勢になった彼女
それはそうとこの流れ……何か使い回してる気がしなくもないけど、気のせいか…?
文は崩れた態勢を戻して、今度はテーブルをまたいでこっちに身を乗り出してきた、
「ここには誰もが恐れる゛鬼巫女゛の霊夢さんが住んでるんですよ!?」
「だからその誰もが恐れる鬼巫女さんって奴に許可もらったって事」
「あややや……とても信じ難い話ですが……先程の様に騙していたりという訳では…?」
「無いってば。それにさっきも騙したつもり無いし」
「騙したじゃないですか………」
「何より俺、意味の無い嘘はつかないよ」
「……そうですか」
文は俺の言葉を聞いて少しの間黙りこくる
手を顎の下に持っていき、いかにも何かを考えている風。
鴉天狗って言ってたもんだから、てっきり頭が弱い種族なのかと思ってたんだけど‥‥‥‥後でそれとなく謝っておかなくちゃな
そして文は一呼吸を置いた後に「うん」っと小さく頷き、また口を開く
「唯斗さん! 少し取材をさせてもらってもいいでしょうか?」
「取材…? 霊夢にしに来たんじゃないの?」
「この際、唯斗さんでも変わらないと思いまして! それで、どうですか?」
「ふむ……別にいいよ、丁度暇してたし俺」
「貴方ならそう言ってくれると思いましたよ!!
ありがとうございます!!」
そう言って文は服の小物入れから、ペンとメモ帳を取り出した。
メモ帳にはビッシリと今までの取材内容が書き込まれており、彼女の新聞記者としての熱心な心構えが目に見て分かる。
先程からの態度といい、恐らく彼女は〝新聞記者〝というものに並々ならぬ情熱を注いでいるのだろう。
「まず最初に、唯斗さんご本人の事を簡単に聞かせてもらっても宜しいでしょうか?」
「どんどこい」
「それでは遠慮なく! 」
文はそういって指の上を滑らすようにクルクルとペンを回しながら取材を始めた
「唯斗さんは人里の住人では無いですよね? いつから
「そうだよ、ん〜と…一週間位前だったかな」
「おお、それはそれは! どうですか? 幻想郷での生活は?」
「面白いね、まだ日は浅いけど色んな事があったし」
「好印象って事ですね!」
「物騒なのは相変わらずだけど」
文の質問に対して嘘偽りなく思ったとおりに返答する。
「失礼ですが、年齢の方は?」
「ん〜、14くらいにはなったのかな…」
「あやや……あやふやな答えなんですね」
「ハッキリとは分かんないんだよね、申し訳ない」
「いえいえ、幻想郷では自分の年齢をしっかり数えてるほうが珍しいですからね! お気になさらずに」
自分の曖昧な答えにも、柔軟な対応をする文。
今までの取材経験を活かし、回答側の機嫌を損ねないように上手く話をしているのだろう。彼女の巧みな取材技術には思わず敬意を払ってしまう程だ。
「なぜ幻想郷に来たんですか?」
「昔の知り合いに誘われたからかな」
「なるほどなるほど〜」
手際よく次々に質問を投げかけてくる彼女。
俺が答える度に文は何か書きこんでるみたいだけど、特段面白い回答をしてるってわけじゃないから返って申し訳ない気もするな……
「さて、それではこれから幻想郷絡みの質問に入りますね!!」
「どうぞどうぞ」
「唯斗さんが博麗神社の居候になった理由を教えてください!」
「理由……?ん〜…」
その質問を聞いて思わず首を傾げてしまう。
元々俺、紫さんが住む所見つけてくれるまでは野宿するつもりだったし……。 そもそも寝なくても活動できる俺に果たして居住が必要かと言われるといらない気もするしね
「あややや……特に思い当たる節は無いと?」
「うむ、まぁ強いていえば神社が俺を呼んでいた……なんちゃって」
「おお!! そのコメント使えますね!!」メモメモ
文はそういってスラスラとペンを滑らせ、メモ帳に書き込んでいく
軽い冗談でいったつもりなんだけど、新聞記者も色々と大変そうだ……
「それじゃードンドン行きましょう!」
「ほいほい、何でも聞いていいよ」
「何でも……ですか……!」
俺の言葉を聞いた途端に、文は目の色を変えた。
心なしか場の雰囲気というか流れが変わったかのようにも思える。
「では次の質問は―――ずばりお二人はどういった関係なんですか!?」ズイッ
まるで「待ってました」と言わんばかりの顔で、テーブルに両手をバンッとつき、身を乗り出しながら彼女はそう言った。
「関係?」
「そーです! 居候って事はすなわちそれは同居しているということですよね?」
「そ、そうだけど」
「いくら霊夢さんといえどやはり思春期の女の子!! 何か特別な関係でなければ同居なんかしないものですっ!! 」
「ちょっと文、落ち着いてってば――――
「落ち着いて何かいられますか!! これは幻想郷中を騒がせる゛ビックスクープ゛になるかもしれないんですよ!? それほどまでに人の恋事情というものは誰しも興味をそそられる物なんです!! ましてや博霊の巫女の色恋沙汰!! とんでもないネタじゃないですか!!」
喋り続けるにつれてどんどんヒートアップしていく幻想郷のブン屋。鬼気迫るとは新聞記者というものはみんなこうゆうものなのだろうか。熱心を通り越して少し恐怖を覚えてしまう程に食い入られる。
「唯斗さんもそう思いませんか!?」
「あ、文の言う通りだと思うよ……うん」
「でしょうでしょう!! で、実際のところはどういった関係なのでしょうか!?」
「いやまぁ…小さい頃からの友達だけど」
「おお! なんというおいしい設定! いいですね〜」カキカキ
「設定って……」
「ちなみにおいくつの時で?」
「ん〜?10年くらい前だったかな」
「10年前……と」
「………あやや?」
ペンを走らせていた手をピタリと止め、彼女は首を傾げた
「ということは唯斗さんは以前、幻想郷に来たことがあるということですか?」
「あれ、言ってなかったっけ?」
「あやや…初耳ですよ」
文は少し苦笑をしながら会話を続ける。
「なんで言ってくれなかったんですか?」
「だって聞かれてないし」
「いやそんな大切な事は普通最初に言うもんですよ…全く」
「?」
「いえ…まだ出会ってから間もないのですが、唯斗さんという人間が分かったような気がします」
「おお、取材の効果がもう出たって事か?」
「…違いますよ、それはそうと取材の続きをしましょう」
「何で呆れ顔なの」
「そんな顔してないです」ズズッ
「今もしてるって……」
文は少し納得の言ってなさそうな表情で、湯のみを手に取り一息つく。
「それで、霊夢さんとは本当に何も無いんですか?」
「だから何も無いってば」
「本当の本当に?」
「本当の本当に」
「……あやや…そうですか」
溜め息まじりに肩を落とす彼女、おそらく期待していた答えとは違った返答をしてしまったのだろう。だけど霊夢とはほんと何にもないし、有る事無い事いって取り返しがつかない事になったらたまったもんじゃないし
そんなことを考えている内に
「