「うんっっまぁぁい」byリムル
突如始まった私が好きな言葉を勝手に言っていくコーナーww
分かりづらい所や分かりやすい所をチョイスして行くんでもし分かったら私と握手をしよう
「一本!!」
スパーン!といい音がなるのと、同時に審判が勝者側の旗を挙げるのと同時に宣言をした。
「由良君、少しは手加減をしてくれないか・・」
「いえいえ
手加減なんかしたら僕が負けてしまいますよ」
今、俺と戦っていた相手はここの「北郷道場」の師範である「
彼は北郷流という剣術の使い手であり、なるべく実戦を想定して創られた剣術の師範。
時に一人を相手にする時、時には複数を相手にする時など色々な場面を想定して創られた流派なのが、「北郷流」なのだ。
彼の体は細身のわりにはかなり筋肉が引き締まっている体をしている。
なんでも、昔女の子と約束をしたらしい。
「必ず君の元に帰る」とすぐに行けばいいのでは?と思って聞いてみたが、どうにも、こちらから会いに行くことが出来ないみたいなのだ。
それでなんとなく察しは付いたのでその後はその女の子の思い出を聞いてみたら何とも女の子”達”らしいなんとも羨ま・・ゲフンゲフンけしからん。
まぁその女の子達は異常に強いみたいで、今度会った時に驚かしてやるために体を鍛えてるみたいだ。
歳は20代半ばぐらいと聞いたが、20代にしては完成された体をしてると思った。
そして、何故俺がこんな道場を知っているのかと言うと、ここの師範と焔さんが知り合いらしく焔さんが紹介してくれた。
「師範、何で急に模擬戦を?」
「うん
それはなお前が俺から一本取れるかを確認したくてな」
一刀は由良に笑顔で答えた。
由良にはその笑顔がいつもと違う笑顔である事はすぐに察していた。
それもそのはず、由良がこの道場に来てからすでに一年が過ぎた。
そう、この道場にきてたったの一年で師範である一刀を超えたのだ。
そう異常な成長速度と、いくら一刀自身に才能に恵まれずに努力だけで鍛えあげた体でも今年小学生3年生になる子供にやられてしまうなど、彼が知っている彼女らが聞いたら酒を飲みながら笑う奴や剣を振り回しながら「だらしないぞ北郷!鍛えなおしてやる!!」なんて言いながら恐怖の鬼ごっこが思い浮かべながら苦笑してると目の前の弟子が
「師範?」
と、少し心配そうにこちらを見ていた。
それもそうだ、急に苦笑なんか浮かべれば誰でもどうしたのかと心配にもなるもんだと一刀は考えながら由良へ真剣な目を向けながら
「由良君、免許皆伝だよ
俺が君に教えられる事は無くなったよ
君は凄いな
そんな歳で俺を超えるなんて・・
君には彼女らと同じなのかもね」
「彼女ら?
とか言いつつも師範、手加減してましたよね?
何度か僕に打たせるための隙を何度も作ってましたよね?
あれが無ければ何も出来ませんでしたよ」
「ははは
逆だよ、あの隙に気付かなかったら由良君に免許皆伝はまだまだ渡せなかったよ」
由良は納得しない様な顔しながらこちらを見ていたが、審判をしてくれていた焔が由良達に近づきながら
「由良君、おめでとう
よく一刀から一本取れたわね
彼若いけど多分この町でも5本のうち入る剣士なのよ」
「そ、そうなんですか
北郷さん凄い人なんですね」
焔が言った事実に驚きつつ、一刀と同じもしくはそれ以上の人がまだいる事に由良は驚いた。
何故なら、由良が一刀に勝てたのは一刀が手加減したのも要因の一つではあるが、全てではない。
もう一つの要因は魔力による補助が由良の身体能力を上げており、本来小学3年生が出来ない動きをしたのが一番の要因だと由良は考えている。
もし魔力の補助が無ければ由良は、一刀の動きを追うだけでいっぱいいっぱいなのだ。
そんな事を考えながらもう一つの事実を知った。
焔が何故そんな事を知っているのか疑問になったが、今は困った顔をしている自分の師範が気になっていた。
「焔ちゃん、そんな事言ってると士郎さんが来るからやめてくれ」
「あらあら、また私を『ちゃん』呼びしたわね
桃子さんにある事ない事言わないと」
「本当にやめてくれ
桃子さんに言うと自動で士郎さんに伝わるから」
「フフフ
どーしようかしら」
普段凛々しい焔であるが、一刀の前では年齢相応になっているが本人は気付いて無かった。
「士郎さんの事は、今は置いと「逃げたわね」いて・・・
由良君、君の手の中には他人を傷つける事が出来る力がある
使い方次第では人を殺めてしまう力をだ」
一刀が真剣な顔と声に今まで茶化していた焔も真剣な顔つきになった。
「由良君、俺と約束してくれ
その力を間違った使い方をしないで欲しい
その力を使うのは本当に君が守りたい者を守る時か君の信念を守る時だけに使って欲しい」
そう、北郷流には一つのだけ絶対守らなければならない掟がある。
『自分の心と大切な人を守れ』
これが、ここの道場でのたった一つの掟である。
俺は師範の顔とそのすぐ傍にいる焔さんの顔を見て、最後に師範の顔を見て笑いながら
「師範、いまさらそんな事を言わずとも分かっていますとも」
「そうか・・いやそうだな、今さらであったな」
一刀がホッとしていると焔が
「なら、今日はご馳走作らないと」
「え!?」
焔の爆弾発言に由良は驚いていると一刀は気配を消してこの場から離れようとすると
「一刀も来るよね?」
肩を掴みながらいい笑顔で聞いてくる焔の顔があった。
普段であれば一刀は照れる距離ではあるが今はそんな事を考える暇などないほど切羽が詰まっていた。
「え、いや、あの~」
「来ないの?」
少し悲しみを纏った表情で問われたので一刀はすぐ様に
「いやいや!!
ご招待を受けようかな!!」
「そう、待ってるわね
由良君、私は先に帰ってるわね」
「ハイ、ワカリマシタ」
こうなった焔を止める事は無理である事を知っている由良は諦めの極地に達していた。
そんな二人を置いて焔は道場を出ていった。
「由良君、今日が命日にならないように頑張ろうな」
「はい、師範もお気をつけて」
道場には項垂れている男が二人いた。
その後、白目を剥いた男が二人病院運ばれたのはまた別のお話。
三国志、性転換、種馬・・・・うっ頭が
もう師範が誰かは皆さん分かりましたよね
次かその次あたりから原作スタート出来そうです
な、長かったww
更新自体は週一で遅いですが、完結までお付き合いおねがいします。