「俺のこの手が光って唸る。お前を倒せと輝き叫ぶ。」byドモン・カッシュ
第三話
「くぁ~・・・」
「おはようございます
マスター」
「ん・・
おはよう、旋龍」
「現在時刻は6時30分です」
「ありがとう
・・・さて、朝食でも作るために起きますか」
由良は、布団から起き洗面台で顔と歯を磨き、キッチンで朝食の準備を始めた。
基本由良達の食事は和食が多いが、気分で由良が洋食を作る時もある。
今日の朝食を何を作るか考えていると、
「由良君、おはよう」
「おはようございます
焔さん今日は早いですね
まだ朝食が出来てないのに起きてくるなんて」
普段焔は、朝食が出来た後に由良に起こされるか、朝食の匂いに釣られて起きて来る事が多い。
「今日はなんか仕事場で事故があったらしくてね
それを調査しに行くから早いのよ」
「事故・・ですか
ひどいのですか?」
「う~ん
ちょっとだけかな?
由良君ごめんね
まだ朝食作ってないみたいで良かったのだけど、私今から行くから朝食は大丈夫よ
あとね、もしかすると今日の調査のまま出張が入ると思うからしばらく帰れなくなると思うのよ
だから、もし何かあったら一刀君を頼ってね
彼には伝えてあるから」
「分かりました
そうだ1分待ってください
昨日の残りでサンドイッチ作るので、それを途中で朝食代わりに食べてください」
「助かるわ」
由良が焔に伝えるのと同時に急いでキッチンに戻り簡単なサンドイッチをいくつか作り、それらをバスケットに詰めた。
他にも飲み物や先日作っていたお菓子をいくつか一緒に入れた。
「お待たせしました」
「いいえ、悪いわね
ありがとう
美味しくいただくわ
じゃぁ、行ってくるわね由良君」
「行ってらっしゃい、焔さん」
焔が行ったのを確認して由良は朝食を自分しかいないので、適当に作り学校に行く準備を始めた。
「さて、行きますか
旋龍行くよ」
「はい、マスター」
俺が声をかけると旋龍は普段と同じく凛として声で答えてくれた。
さて、ここから歩いて学校まで行くと少し時間がかかるからなるべく早く出ないといけないんだよな。
バスを使えばすぐなんだが、今俺が通っている学校は私立聖祥大附属小学校と言うのだが、簡単に言うとボンボンが行く様な場所だ。
最初はもちろん私立ではなく公立へ行こうとしたのだが、焔さんが「お金の事で遠慮しているのなら気にしなくていいのよ」と言われたのだが、元々は社会人である俺が今さら小学校で学ぶ事は無いと思っているのだが、焔さんには本当の事を伝える事が出来ず誤魔化す様に言っていたら、いつの間にかお金が問題であると勘違いをされた。
ちなみにここはボンボンが通うだけあって学費もそうだが、学力もかなり必要とされてはいたのだが、俺は一度知らない間にここの学校の過去の試験問題を解かされていて、満点を出してしまってるため、学力を言い訳にする事が出来なかった。
閑話休題
まぁそんなこんなで、俺は今の学校である聖祥大附属小学校に通っている。
正直、バカみたいに高い学費を払ってもらっているので、バス代まで頼むのは心が痛んだので修行の一環で歩いて行くと伝えて家から学校まで歩いて通学している。
もし、遅刻しそうになったら魔法で身体能力を上げて行けばすぐ着くんで逆にバスの方が遅い時なんかもあるのが歩く理由の一つであるが、焔さんには伝えられないよな。
由良が、色々と考えていると学校が見えてきたので、一旦考えるのをやめて門をくぐり、自分の教室を目指した。
由良は自分の教室である3年2組を目指して歩くと、隣のクラスである3年1組の教室の扉付近に何人か男子がいた。
どうやら彼らは「聖祥三大天使」を見ているのを彼らの会話から把握した由良は、軽くそちらに目をやると、そこに居たのは高町なのは・アリサ・バニングス・月村すずかの三名が居たのを確認した由良は納得し、足を止める事なく自分の教室に行った。
「由良君、おはよう」
「おはよう、
「うぃーす
今日もギリギリだな由良」
「うるせー
ギリギリまで家で寝てる派なんだよ、
由良が教室に入ると色々な人から声をかけられ、一人一人に対応しながら、由良は自分の席に行き、すぐに座ると周りに人が集まってきた。
「由良~
今日の国語の宿題を「自分でやらんか」見せ・・昨日サッカーの練習してて忘れちまったんだよ~
頼むから見せてくれ~」
「凱君、宿題は自分でやらないといけないのよ?」
「それは、分かってんだけどさ~」
「しょうがないな
今回だけだぞ」
「助かるぜ」
「由良君は甘いんだがら」
明日奈が少し頬を膨らませながら文句を言ってきた。
「まぁまぁ
今後苦労するのは凱だって分かってるのだが、今回は見逃してあげよう、な」
「も~
由良君はいつもそう言うんだから~」
「由良~
マジで、助かったよ
Thank You〜」
凱が静かにしていると思ったら俺の宿題を写していたのか、それにしても発音が流暢しすぎだろ。
「凱君は、なんで英語だけはそんなに綺麗に発音出来るか、不思議だよね」
「まったくだ
凱、今度英語の発音のコツ教えてくれよ」
「いいぞ~
まぁ将来は宇宙飛行士になるのが夢だから今から英語だけは勉強してただけさ」
ほぉ~凱は、宇宙飛行士を目指していたのか。
だから数学もある程度出来ているのか。
と関心していると隣を見ると、明日奈も同じく関心していると、チャイムがなり、一日の始まりを告げた。
学校も最後の授業が終わり放課後になった。
凱は、サッカー部に所属しているため放課後は練習するためグランドに走っていた。
明日奈は、趣味である料理が出来る家庭部に所属しており、活動日はそちらに顔出しており、今日は活動日のため放課後は調理室に行っていた。
「今日は二人とも忙しいみたいだし帰るか」
「(そうですね、本日は焔様はご帰宅なさらない様子ですので如何なさいますか?)」
旋龍が念話―魔法の一つ直接頭の中に話しかける事が出来る―をしてきた。
「(そうだな
少し遠回りしながら帰るか)」
「(分かりました)」
旋龍との会話を手短にすまし、学校のそばに公園があったのを思い出したので、そこを行ってから帰ろうと考えながら、学校を後にした。
今回は新しく二人登場!!
将来の夢と趣味で誰か分かるでしょうか?
多分一人は分かると思いますが、二人分かったら僕と一緒に後楽園で握手!!
今さらでありますが、評価をして下さった皆様ありがとうございます!
今後もっともっと精進して行くので長い付き合いなるかもしれませんがよろしくお願いしますね!!