魔砲使いになっちゃった☆ 一時休止   作:ORB21

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キングダム
「大将軍になりたいと言いましたね、童(わらべ)信。
ゆっくり目を開き、目にするモノをよォく見てみなさい。
敵の群れを。敵の顔を。そして味方の顔を。天を地を。
これが「将軍」の見る景色です。」
by王騎


第五話

由良は契約弾(アーモルだん)を撃った後、今晩の買い出しの為に自宅付近の商店街に向かっていた。

由良が商店街に入りしばらく歩いていると、

 

「よっ

由良君買い物かい?

今日は良い秋刀魚あるよ、どうだい?」

 

「秋刀魚ですか

いいですね

2匹ください」

 

「まいど

2匹でいいのかい?

焔ちゃんは、それじゃ足りないだろ?

大丈夫なのかい?」

 

由良が苦笑いしつつ魚屋の親父さんを見た。

いつもなら、由良が2匹で焔が4~6匹食べるのでそれに合った数を買わないので親父さんが心配になり理由を尋ねた。

 

「はい

今日は急な出張が入っちゃったみたいで、今日は帰ってこれないみたいなんです」

 

「そうなのかい

焔ちゃんも忙しいのは分かるが子供を一人で留守番させるな「あ!」んて・・ん?

どうした?」

 

「いえ、一人なんですが、もし困ったら師範を頼れて言われてるので」

 

由良が弁解をしていると親父さんが急に笑い始め、

 

「そうかそうか

一刀君に頼れて言ったのか

焔ちゃんも少しは一刀君との仲は進んだのかね~」

 

と一人で何かを納得した後ブツブツと何かを言い始めたので、少し気になったので由良が訪ねようとしたら、

 

「アンタ!

仕事をサボってんじゃないわよ!

ごめんね~由良君

この人こうゆう話になるとグイグイ首を突っ込みたくなる性格だから、どこかでストッパーしないとね~」

 

奥から親父さんの奥さんが出てきて親父さんを叱って店番に戻すと自分に話しかけてきた。

 

「そんな事ないですよ」

 

由良も奥さんの謝罪に対して特に気にしていた訳ではないので受け流した。

その後奥さんと少し話をしてその場を後にした。

 

自宅に帰り、すぐさま旋龍と今後どのようにするのかを、料理をしながら話し合いをした。

 

「旋龍、あの動物に化けている少年を今後どうするべきなんだ?」

 

「本来であれば、すぐ様に管理局に連絡をして、管理局に引き渡すのがよろしいと思いますが、今回は管理外世界なので、マスターが魔法を使える事自体が、この地球ではありえないので、もしかするとマスター自身管理局に何かしらの制限がかけられると予測されます」

 

「ふむ・・・ん?

待て、まさか管理局に見つかると、面倒な事になるのか?」

 

「はい

いくらリミッターで今がCランクであったとしても魔力、リンカーコアがある事自体が異常であるため、監視下におかれる可能性は高いですね

更にマスターの魔砲はレアスキルに相当されるため、確実に監視下もしくは入隊させられる可能性があります」

 

「じゃぁ何か?

管理局に見つかったら俺も監視がずっと付くようになるのか?

それは嫌だな」

 

旋龍の話を聞き、管理局に報告する事は自分にとっても得策ではないのでやめる事にした。

代案が無いか考えていると旋龍が自分を呼んでいたので、そちらに意識を向けた。

 

「マスター、案があります

管理局に報告しないのであれば、正体を隠して活動するのは如何ですか?

幸いにもマスターはリミッターを付ける事により魔力を自由に変える事が出来ます

正体を偽るのであれば、そうする事により、マスターがいつもCランク状態まで落としているので例え捜索されたとしても、リミッターを付けているマスターを探し出す事は難しいと考えます

付け加えて魔砲の使用も制限して使えば、隠し玉にもなるのではないかと思います」

 

いつに無く饒舌な旋龍に驚き、由良が動揺を抑えつつ、

 

「せ、旋龍

いつにましてかなり饒舌だな

それにいつの間にかに俺が介入する前提で話しているのは何でだ?」

 

「失礼しました

饒舌とは失礼ですね

本来私は必要な事だけを話しているにすぎないのです

物質は機械だとしても中には魂が入っているんです

あまり失礼な事を言わないでくださいね、マスター

介入する云々についてですが、マスターが桜花身弾(おうかみだん)などを使用した事で少年は確実にマスターの存在に気付いていると思いますよ」

 

「あ」

 

由良がやってしまったと思った。

もし、傍観をするのであれば、桜花身弾(おうかみだん)も使わなければ良かった事に初めて気付いた。

そんな由良に対し旋龍が、

 

「マスター・・諦めましょうか」

 

とてもとてもいい声で、そしてとても楽しそうな声で言った。

由良が項垂れている間に料理が完成し、もう今後の事を下手に考えるのをやめる事にした。

 

由良が夕飯を食べ、風呂に入り後は寝るだけになった時

 

「(タスケテ)」

 

「ッ!

旋龍、アイツか?」

 

「はい

行かれますか?」

 

「行くしかないだろ

一応誤認魔法と魔力遮断を頼む」

 

「はい」

 

「さて、行きますか

セットアップ」

 

光輝き始め収まるのと同時にそこには、片目が黒い羽根が生えており、体全体が黒い服と首元には青いマフラーがあった。

自分の姿を見て変装している姿が・・・

 

「旋龍、この姿は・・・

悪くないな

この姿の時は『(ゼロ)』と名乗るか」

 

「はい、行きましょう」

 

「ああ」

 

答えるのと同時に窓から夜の街へ飛んで行った。

 




お気に入りが遂に100突破した!!
皆さんありがとうございます!!
読んでくれる人が少しずつ増えていくのとても嬉しいですね!
今後も週一ですが頑張って完結まで持っていきます!


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使い方が良く分かってないのでしばらくは情報発信源として使っていこうと考えてますww
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